若尾文子

二昨日の1本♪
木村恵吾 『瘋癲老人日記』 O(≧∇≦)O


あっけまつて、おめでとぉございマス

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01月12日(焔)の、ことであった (・∀・)

99分の、本作を、初めて、一気に、観たぁ (≧∇≦)

ちちなみに、老母は、昨年11月14日(吐)に、腸雨家を、去ったにょれ、
 もぉ、ブラインドを突く必要は、失くなったのす (・ω・。)。。

本作は、1962年10月に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

「ふうてんろうじんにっき」と、読むのす (・∀・)

英訳しると、「Diary of a Mad Old Man」と、なるらすい Σ( ̄▽ ̄|||)

最近、購入すた、廉価DVDなのす (・∀・)

監督の、木村恵吾は、
 『痴人の愛』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本も、木村恵吾なのす (・∀・)

ちなみに、原作は、谷崎潤一郎なのす Σ( ̄□ ̄;)

本作の主役の、おじいちゃんを演じたのは、

『必殺仕掛人』で、元締の、音羽屋半右衛門を演じてた、
 名優・山村聰 o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

で、本作は、『必殺仕掛人』の10年前に、制作されたから、
 山村聰は、52歳 Σ( ̄□ ̄;) ←アタシと、同じぢゃん

一方、ヒロインの、颯子(さつこ)を演じた、
 若尾文子は、28歳 (〃∇〃)

何故、颯子が、
 半身不随の、おじいちゃんに、脚を触らせたりしるのかと、思ったら、

おじいちゃんは、お金持ち Σ( ̄▽ ̄|||)

実に、分かり易い設定ら (*´∀`)

で、おじいちゃん可笑しさを、終始、巧みな演技で、魅せてくれる、
 山村聰が、しゅごい Σ( ̄□ ̄;)

ちょと、かわいくすらある (〃∇〃)

しかし、終盤、死期が近い事を悟った、おじいちゃんの、
 狂気に近い「執念」を、

構図を変えナい、回しっぱなしのカメラで、延々と、見せられるのが、
 観る方にも、「忍耐」を要求し、一分の妥協も無い Σ( ̄□ ̄;)

で、無数の、拓本の紙が、風に舞うシィンは、
 『3億年超獣出現!』ウルトラマンA→ココ)のよぉら Σ( ̄□ ̄;)

登場人物が、多くて、困惑しるけも、
 ストウリィは、割りと単純で、狙ったよぉな難解さは、無い (・∀・)

ソレから、仔供のラクガキのよぉな、オウプニング・クレジットも、
 破壊力抜群であった (≧∇≦)

最近は、2回、観てから、ショォト・レヴュを、描いてたけも、
 また、観るのが、本作の場合、ちょと、シンドイにょれ、

一発勝負で、描いてみたのす d(⌒o⌒)b

本作が、面白くナいと云う意味では、決してナいのす (・∀・)

まぁ、夫婦そろって、不倫とか、

真面目な人なら、怒り出すよぉなシチュエイションが、
 満載だけも‥‥ Σ( ̄▽ ̄|||)

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瘋癲老人日記 [ 若尾文子 ]

価格:2,200円
(2021/01/15 19:44時点 )

三昨日の1本♪
富本壮吉 『妻の日の愛のかたみに』 O(≧∇≦)O

01月11日(盆)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 89分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

先日、或る人物から、格安で、ゲッ吐すた、廉価DVDなのす (*´∀`)

本作は、1965年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、富本壮吉は、
 『花実のない森』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本木下惠介は、
 大昔に観た、『破れ太鼓』や、『善魔』を、撮った人 (・∀・)

木下惠介の監督作品は、まだ、ほとんど観てナい、アタシなのす ( ゚∀。)

また、単調にならず、叙情豊かに、映像を支える、
 木下忠司音楽も、素晴らしい (〃∇〃) ←木下惠介の弟

ちなみに、若尾文子の主演で、同年公開の、『花実のない森』とは、
 全く、異なる作品なのす Σ( ̄□ ̄;)

天体望遠鏡と、クラシック・ギターくらい、違うのす Σ( ̄□ ̄;)

病魔に冒される、千枝子若尾文子)が、小学校の教師なのも、
 何だか、文芸的 (〃∇〃)

で、病床の、千枝子が詠む、「短歌」が、凄絶だし (σω-)。

ちなみに、原作の、池上三重子は、歌人で、
 本作は、「実話」に、基づいてるみたいら (・ω・。)。。

また、の、正之怪優・船越英二)は、中学校の教師 (・∀・)

二人とも、自転車で、通勤~ (≧∇≦) ←良き昭和

千枝子同僚の、秋元先生藤村志保)も、
 健康的で、妙に、美しいぞ (〃∇〃) ←良き昭和

思わず、藤村志保の、ファンに、なっちった o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

だが、「鍵」となるのは、親の世代かも、痴れ~ヌ Σ( ̄□ ̄;)

すなわち、正之の父怪優・浜村純)、正之の母怪優・原泉)、
 千枝子の母瀧花久子)など (・∀・)

ちなみに、さっきから、怪優怪優と、書いてるけも、
 本作では、ほぼ直球勝負に、演じてて、怪演は、ナいのす ( ^∀^)

その、親たちと云うか、地域柄福岡県柳川市)と云うか、
 結婚や、夫婦の、「理想像」のよぉなものが、存在し、

ソレが、この、良き夫婦を、苦しめてるらしいのが、悲劇的だし (ノд`)

かと云って、今村昌平的な、ドロドロした重喜劇とも、異なる、
 もっと、澄みきった悲劇性なのす Σ(@∀@)

で、実に、意外な結末を、迎えたのであった Σ( ̄□ ̄;)

この映画は、ぢわぢわと、効いて来るかも~ (・∀・)

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二昨日の1本♪
富本壮吉 『花実のない森』 O(≧∇≦)O

[ああっ2019]

あっけまつて、おめでとぉございマス♪

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12月31日(有)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 89分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

先日、或る人物から、格安で、ゲッ吐すた、廉価DVDなのす (*´∀`)

本作は、1965年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、富本壮吉は、
 「横溝正史シリーズII」の、『女王蜂』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本舟橋和郎は、三隅研次 『剣』→ココ)も、書いた人 (・∀・)

で、池野成による音楽が、トチ狂ってて、
 まづ、オウプニングのクレヂットが、なかなか怖いし ( ゚∀。|||)

予備知識ナシで、観たのだけも、
 途中、唐突に、殺人事件が、起こって、ビックリ~ Σ( ̄□ ̄;)

この処、明智小五郎とか、金田一耕助とは、ご無沙汰だったので、
 殺人現場や、殺人シィンが、怖いし (・ω・。)。。

ちなみに、原作は、あの、松本清張だったりしるけも、
 そのことも痴らずに、観た訳デス ( ゚∀。)

つまり、ヒロインの、江藤みゆきを演じた、
 31歳の、若尾文子が、お目当てだったのだけも、

まさに、反則(販促でも可)の、美しさであった Σ( ̄□ ̄;)

主役の、梅木隆介を演じた、園井啓介は、未知の人で、
 時々、独白が、入るけも、地味と云うか、渋い感ぢだし (〃∇〃)

しかし、何と云っても、しゅごいのが、
 ヒロインの兄、楠尾英通「怪演」すた、田村高廣~ Σ( ̄□ ̄;)

「くそお」と聞こえるけも、多分、「くすお」なのだろぉ、
 楠尾英通の、異常な挙動を、見事に、演じきったし (〃ノ∇ノ)

その他、江波杏子船越英二浜村純などが、競演し、
 にゃかにゃか、豪華な感ぢ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

決して、長い作品ではナいけも、
 全く、退屈することナく、一気に、観られたし (〃ノ∇ノ)

やや、忘れられてるけも、
 もっともっと、評価されてイイ、「傑作」だと、思うのす d(⌒o⌒)b

恋に落ちた者が、狂気のよぉになることを、
 まざまざと、見せてくれる、かなり、強烈なドラマだし (・∀・)

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五昨日の1本♪
井上梅次 『わたしを深く埋めて』 O(≧∇≦)O

12月21日(盆)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 94分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、飼ったばかりの、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1963年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督脚本の、井上梅次は、
 後に、「江戸川乱歩の美女シリーズ」で、活躍する人 (〃ノ∇ノ)

ほとんど、語られることのナい、本作に、注目すたのは、

妖しげなタイトルと、豪華な出演者と、井上梅次の作品なのと、
 アマツォンで、49%オフ(当時)に、惹かれたからなのす (・∀・)

で、DVDのジャケットの裏に、キャッチコピィや、短い解説が、あるのだけも、
 はっきし云って、ムチャクチャだし Σ( ̄▽ ̄|||)

「若尾文子が、悪女ぶりを発揮」など、全くのウソだし ( ゚∀。|||)

青いモノを、「赤い」と、云ってる感ぢ (ノд`)

この作品は、推理ドラマだけも、「愛欲スリラー」などでは、ナく、
 もっと、ハルカに高く、詩的抒情的なのす (〃∇〃)

ただ、個人的には、多すぎる容疑者の、名前や立場が、覚えきれず、
 難しくて、ついて逝けナかったのも、事実~ (・ω・。)。。

娯楽作品のよぉで、
 実は、体調の良い時に、観るべき、かなり手強い作品だし ( ゚∀。)

また、若尾文子の出演作品は、今まで、あまり、観てナいのだけも、

本作によって、初めて、その美しさと、抑えた演技魅力を、
 理解すた、気がしるのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

ちなみに、若尾文子は、29歳と、推定されるのす Σ(@∀@)

以前、観た、三隅研次 『処女が見た』→ココ)は、モノクロ作品で、
 若尾文子も、映像的に、もっと、「抽象的」だったし (・∀・)

ソレから、主役の、弁護士・中部京介を演じた、27歳の、田宮二郎が、
 生き生きしてて、実に、良いのす ( ^∀^)

容疑者のひとり、徳丸めぐみを演じた、20歳の、江波杏子も、
 明るい性格で、大胆なのす ( ^∀^)

ただ一人、千津夫人若尾文子)だけが、
 「憂い」を含んで、際立ってるのす Σ( ̄□ ̄;)

井上梅次と云えば、
 「美女シリーズ」『浴室の美女』→ココ)が、超・傑作だったけも、

何だか、本作に、似てるし (≧∇≦)

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三昨日の1本♪
田中重雄 『永すぎた春』 O(≧∇≦)O

02月14日(氷)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 94分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

先日、或る人物から、格安で、ゲッ吐すた、廉価DVDなのす (*´∀`)

本作は、1957年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、田中重雄は、未知の人だけも、
 「女賭博師シリーズ」で、将来、お馴染みになるかも (^∇^)

脚本の、白坂依志夫は、
 増村保造 『盲獣』→ココ)も、書いた人 Σ( ̄□ ̄;)

で、先日観た、市川崑 『処刑の部屋』→ココ)が、とても酷く
 特に、主演の川口浩は、ミスキャストだと思ったので、

『処刑の部屋』の主演の二人、
 若尾文子川口が、主演の、本作を、観たくなったのす (・∀・)

で、結論から云うと、実に、イイのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

婚約期間が、永く(=長く)なってすまった、
 若い男女に、起こる、「危機」などを、描いてるのす Σ( ̄□ ̄;)

ちょと意志の弱い宝部郁雄を、川口浩が、好演~ (〃∇〃)

しかし、それ以上に、
 ヒロイン・木田百子若尾文子)の兄・東一郎を演じた、船越英二が、

やや、怪演がかってて、サイコォしゅぎるぞ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

妹のために、自分の幸福放棄すた、東一郎のオフザケと、
 真相を見抜いた、郁雄が、百子に教える場面が、白眉~ (〃ノ∇ノ)

あと、郁雄に助言する、年配の大学生、宮内一平北原義郎)も、
 まさに、真剣勝負な感ぢで、素晴らしい (〃ノ∇ノ)

クソ真面目で、実に、深いことを云ってる、脚本(原作通り?)が、
 秀逸しゅぎるぞ Σ(@∀@)

ちなみに、原作は、三島由紀夫で、明るい、コメディ・タッチは、
 三隅研次 『剣』→ココ)とは、全く、異質だったのす Σ( ̄□ ̄;)

で、シャンソン歌手の役で、丸山明宏が、出演し、歌も歌うけも、
 モニョしゅごいカリスマが、あるぞ Σ( ̄□ ̄;)

ドイチュ歌曲を、20年も、勉強してるアタシだけも、
 ふと、シャンソンに、浮気すたくなったくらいだし ( ゚∀。)

なお、Wikipediaでは、99分ある、と云う本作だけも、
 DVDは、94分しかナく、

場面が、不自然に、切り替わるケイスが、散見されたので、
 非常に、残念だけも、フィルムに、欠落があるみたいら (ノд`)

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二昨日の1本♪
市川崑 『処刑の部屋』 O(≧∇≦)O

01月30日(焔)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 96分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

先月、或る人物から、格安で、ゲッ吐すた、廉価DVDなのす (*´∀`)

本作は、1956年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、市川崑は、
 『野火』→ココ)や、『犬神家の一族』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本は、和田夏十と、長谷部慶治の、共同なのす (・∀・)

長谷部慶治は、後に、
 今村昌平 『神々の深き欲望』や、熊井啓 『忍ぶ川』→ココ)にも、
共同脚本で、参加すた人 Σ( ̄□ ̄;)

ソレで、けっこぉ、期待すてたのす (≧∇≦)

ところが、本作、全然、面白くネぇし Σ( ̄▽ ̄|||)

少しも、wakuwakuしネぇし Σ( ̄▽ ̄|||)

女仔(ぢょぴ)大生のビイルに、睡眠薬を入れ、眠らせて犯す、
 クソ野郎の大学生川口浩)が、出て来て、イライラすた (* `Д´)ノ

こんなクソ野郎に、「感情移入」しるのは、到底、ムリで、
 すさまぢく、つまらナい映画だった訳デス (ノд`)

しかも、本作の公開後、模倣犯が、多発すたらすい (・ω・。)。。

原作は、(売国奴の)石原慎太郎だし Σ( ̄▽ ̄|||)

市川崑は、何故、こんな映画を、作ったんだ???

昨今、伊藤詩織さんの、「準強姦事件」の事も、あり、
 罪を問われナい、卑劣な「犯罪者」が、許せナいのであった (* `Д´)ノ

ちなみに、『野火』も、今思うと、面白くナかったし ( ゚∀。|||)

感情移入し難い人物を描く、(初期の)市川崑や、和田夏十とは、
 ちょと、相性が、悪いのかも、痴れ~ヌ (ノд`)

若尾文子は、島耕二 『十代の性典』→ココ)の頃より、
 ずっと、巧くなってたけも (・∀・)

ちなみに、DVDヂャケットの、二人の表情は、よくデキてるけも、
 本編の内容とは、やや異質な感じ ( ゚∀。|||)

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