根上淳

二昨日と、昨日の1本♪
『この怪獣は俺が殺る』帰ってきたウルトラマン:第22話) O(≧∇≦)O

03月27日(氷)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 25分の本作を、一気に観たぁ (≧∇≦)

さらに、03月29日(盆)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 25分の本作を、一気に観たぁ (≧∇≦)

1971年09月に、放映された、
 『帰ってきたウルトラマン』:第22話~ ( ^∀^)

ずっと昔に、飼って、持ってた、非廉価DVDなのす (・∀・)

監督は、山際永三だぁ (≧∇≦)

脚本は、市川森一だぁ (≧∇≦)

ツッコミ処の多さでは、最強クラスの「怪作」だと思うのす Σ( ̄□ ̄;)

まづ、登場の理由が、皆目、分からナい、
 ピエロのサンドイッチマン(三谷昇)が、来てる Σ( ̄□ ̄;)

ゴミが、舞い踊る中に、立つピエロは、

『ウルトラマンA』『3億年超獣出現!』→ココ)の、
 劇画家・久里虫太郎への演出の、プロトタイプかも Σ( ̄□ ̄;)

ちなみに、『3億年超獣出現!』も、
 監督は、山際永三、脚本は、市川森一だったのす (・∀・)

で、本作をもって「降板」する、加藤隊長役の塚本信夫が、
 短いけも、最後の、熱い表情を、見せてくれるのす Σ( ̄□ ̄;)

ソレから、坂田アキ榊原るみ)のミニ・スカァトが、
 かにゃり、際どいのも、山際永三の、シュミっぽいのす (〃ノ∇ノ)

で、ウルトラマンピンチに、満を持して登場しる、伊吹隊長根上淳)の、
 怪獣の攻撃を、冷静にかわす、何やら凄いヤツ感は、

『ウルトラセブン』『V3から来た男』の、
 クラタ隊長を、思い出させるのす Σ( ̄□ ̄;)

その、『V3から来た男』の脚本も、市川森一だったのす (・∀・)

ちなみに、47歳の、根上淳は、
 歴代の隊長の中でも、ずば抜けた「凄み」が、あるのす Σ( ̄□ ̄;)

例えば、後年の「江戸川乱歩の美女シリーズ」
 『神戸六甲まぼろしの美女』(1989年、→ココ)では、

すでに、くたびれすぎて、貫禄もナかった、根上淳だけも、
 『帰ってきたウルトラマン』は、まだ、絶頂期の作品なのす (〃∇〃)

そして、殺(や)る気マンマンタイトルと、
 怪獣ゴキネズラの、凄惨な最期~ Σ( ̄▽ ̄|||)

初めて観た時は、泣きそぉになったけも、
 頭部が爆裂しる様が、克明に、撮られてる訳デス (・ω・。)。。

そんな、悲劇性も、そこはかとナく漂い、
 不思議なほど、いろんな挑戦をしてる、「怪作」だったのす (≧∇≦)

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五昨日の1本♪
増村保造 『暖流』 O(≧∇≦)O

03月23日(盆)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 94分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、飼ったばかりの、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1957年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、増村保造は、
 トラウマ必至の怪作、『盲獣』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本の、白坂依志夫は、『盲獣』も、描いた人 (・∀・)

先代の院長の息子、志摩泰彦怪優・船越英二)は、一応、医者だけも、
 「バカ息子」と云うことに、なってて、

粋な口ひげを生やし、シャガールの画集を持ち歩き、
 シャンソンやダンスなど、芸能関係の副業に、手を染めるなど、

歯医者を、ドロップアウトすた、アタシなどから見ると、
 実に、魅力的な人物~ (〃ノ∇ノ)

ただ、残り少なくなった、志摩家の財産を、使い込むので、

志摩家志摩病院の、立て直し中の、
 主人公・日疋根上淳)からすれば、最要注意人物~ (・∀・)

先代の院長の後妻らすい、志摩滝子村田知英子)と、
 義理の息子になる、泰彦との、軽妙なやり取りも、面白いぞ (〃ノ∇ノ)

劇中の滝子は、45歳だと云ってるけも、
 演じた村田は、42歳で、妙に、かわいいのす (〃∇〃)

そして、妙に元気な、看護婦・石渡ぎん左幸子)も、
 実に面白く、その、自然な笑い声は、超絶技巧かも Σ(@∀@)

案外、本作は、「喜劇」なんぢゃナいかすら???

志摩啓子野添ひとみ)の婚約者の、医師・笹島品川隆二)に、
 愛人がいたりしるのも、何だか、可笑しいし (・∀・)

でも、14年後には、『帰ってきたウルトラマン』で、活躍しる、根上は、
 まだ、34歳で、かにゃり、かっくイイのであった (〃∇〃)

本作が、にゃかにゃか、面白かったので、
 同年公開の、増村デヴュ作『くちづけ』も、観たくなったし (*´∀`)

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一昨日の1本♪
村野鐵太郎 『ごろつき犬』 O(≧∇≦)O

01月11日(杢)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 88分の本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

去年の暮れ、
 或る人物から、格安で、ゲッ吐すた、廉価DVDなのす (*´∀`)

本作は、1965年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

で、田宮二郎「犬シリーズ」、第3弾~ (〃ノ∇ノ)

監督の、村野鐵太郎は、
 『月山』→ココ)も、撮ってる人 (・∀・)

脚本は、藤本義一なのす (・∀・)

ついに、カラァになって、ギラギラ感、ア~ップ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

本シリィヅは、カラァの方が、絶対、合ってると思うので、

いつか、第1&2作も、『総天然色ウルトラQ』みたいに、
 カラァ化すて欲すいな (・∀・)

で、天知茂の演ずる、ショボクレ(木村準太刑事)が、
 復活すたぁ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

本作から、晴れて、「ショボクレ刑事」などと、呼びまくる、
 鴨井大介田宮二郎)だし (〃ノ∇ノ)

その、鴨井と、ショボクレ掛け合いは、極上のギャグで、

とくに、肺病で、もぉ、自分は長くナいのだと、同情を引く、ショボクレが、
 サイコォしゅぎるのす (///ω///)

モンタージュを作る場面も、可笑ししゅぎるし、
 どぉすて、こんな面白い脚本が、書けるのだろぉ (^∇^)

で、今回は、マドンナが、二人~ Σ( ̄□ ̄;)

鴨井に、仕事を依頼しる、三沢葉子水谷良重)と、
 ヤクザ・辺見山下洵一郎)の女・柴田まゆみ江波杏子)なのす (・∀・)

ただ、水谷良重って、どこか、安っぽくて、
 個人的には、全くタイプぢゃナいし、ミス・キャストな感ぢ ( ゚∀。|||)

江波杏子の演技は、迫力が、ありしゅぎて、
 見開いた眼が、まるで、トカゲのよぉに、怖いし (・ω・。)。。

鴨井は、底抜けに明るくて、元気だけも、
 ストウリィは、シリアスで、かにゃり重いのす Σ( ̄□ ̄;)

また、出てきたよ、腐れヤクザの、成田三樹夫~ (・∀・)

ちなみに、役名は、川勝(かわかつ)だけも、
 もはや、誰を演じても、成田三樹夫、っつう感ぢ ( ゚∀。)

でも、本作の、最凶の悪役は、41歳根上淳が、演じる、
 早撃ちの拳銃使いにして、知性派の、稲取修次だし Σ( ̄□ ̄;)

白浜温泉(和歌山県)の旅館の女中・玉子坂本スミ子)も、
 鴨井に、惚れちって、元気に、ドタバタ~ ( ^∀^)

第1作が、サイコォと、云う人も、いるけも、
 アタシは、豪華絢爛な本作の方が、さらに、面白かったな (^∇^)

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六昨日の1本♪
『悪魔が来りて笛を吹く』名探偵・金田一耕助シリーズ:第14作) O(≧∇≦)O

04月20日(杢)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 93分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

1992年04月に、放映された、
 「名探偵・金田一耕助シリーズ」:第14作〜 (≧∇≦)

で、レンタルが、ナいので、

「横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション」を、
 ゲッ吐しちったのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

監督の、藤井克彦は、
 本シリィヅの、『殺人鬼』→ココ)、『薔薇王』→ココ)も、
監督すてた人 (〃ノ∇ノ)

で、脚本は、短篇アレンヂの鬼才江連卓だぁ (≧∇≦)

原作(読んだことナい)は、短篇ぢゃナいけも、
 本作には、けっこぉ、大胆な「改変」が、あるみたいなのす (・∀・)

1977年の、「横溝正史シリーズ」:第4作(→ココ)と比べると、
 細部が、かにゃり、違ってるのす Σ( ̄□ ̄;)

例えば、椿家の書生のハヅの、三島東太郎が、
 椿東太郎と名のり、椿家の長男だったりしるのす (・∀・)

この、改変は、嫌いぢゃナいぞ (〃∇〃)

で、金田一耕助古谷一行は、48歳で、
 ついに、アタシと同じ歳だけも、まだまだ、若いぞぉ (≧∇≦)

ソレから、本シリィヅ初登場の、金田一が滞在すてる、割烹の女将、
 松山節子鷲尾真知子)が、すっとぼけてて、面白いのす (〃ノ∇ノ)

しかし、メインとなる女優陣は、今(イマシトツ)なのす (ノд`)

椿美禰子西村知美)は、
 致命的に、活舌が、悪くて、イライラしるし、

椿秋子役の、金沢碧は、「江戸川乱歩の美女シリーズ」にも、出てたけも、
 個人的に、タイプでは、ナいし、

玉虫公丸根上淳)の愛人の、菊江志水季里子)も、
 かにゃり、影が、薄いのす (ノд`)

原作では、「蟇仙人(がませんにん)」などと、揶揄される、
 目賀重亮立川三貴)は、

「横溝正史シリーズ」版の、
 観世栄夫の方が、ハマりまくってて、面白かったな ( ̄□ ̄;)

同様に、(根上淳は、名優だけも、)玉虫公丸も、

「横溝正史シリーズ」版の、
 加藤嘉の方が、ヴィジュアル的に、面白かった ( ̄□ ̄;)

15年ぶりのリメイクは、
 キャストに、ちょと、面白味が、欠けるのが、残念〜 (・ω・。)。。

でも、劇中曲の『悪魔が来りて笛を吹く』を始め、
 津島利章による、洗練された音楽は、凄くイイぞ (〃∇〃)

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一昨日の1本♪
森一生 『日露戦争勝利の秘史 敵中横断三百里』 O(≧∇≦)O

10月10日(有・祝)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 83分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

大昔に、新品で、飼ったけも、ずっと、眠ってた、DVDを、
 ついに、観た訳デス ( ^∀^)

本作は、1957年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

脚本は、「戦前」に、黒澤明小国英雄によって、書かれ、

「脚本が、黒澤明」、と云うことで、
 わりと最近、日の目を、見た訳なのす (・∀・)

監督は、
 『ある殺し屋』(1967年、→ココ)や、
 『悪魔の手毬唄』(1977年、→ココ)や、『不死蝶』(1978年、→ココ)の、
名匠・森一生なのす (≧∇≦)

日露戦争中の満州が、舞台の、本作は、
 冬の北海道で、大規模なロケを、敢行すた訳なのだけも、

例えば、市川雷蔵とか、大映の大スタァが、出演すてる訳でもナく、
 いささか、地味な訳デス ( ゚∀。)

個人的には、馬賊の親玉になってる、橋口特務機関長を演じた、
 根上淳の出演で、満足だし、

主役の、建川斥候隊長を、熱演すた、
 菅原謙二も、バッチシ、しゅごいと、思うのだけも (・∀・)

そして、斥候隊長と、
 沼田斥候隊員石井竜一)の会話が、味わい深いのす (≧∇≦)

自分の馬を、「べっぴんさん」と呼ぶ、
 豊吉斥候隊員北原義郎)も、イイ感ぢだし (〃∇〃)

で、斥候隊は、全部で、6人だけも、
 残りの3人は、台詞も、ほとんどナく、影が薄いのす (・∀・)

戦前の脚本だから(???)、反戦のメッセイヂなどは、ナく、

まさに、敵中を横断しる、斥候隊の、過酷な任務を、
 淡々と、描いてるのす Σ( ̄□ ̄;)

フィルムの状態が、良いのか、修復を、すたのか、
 映像は、キレイなのだけも、

一つ、困ったのは、中国語や、ロシア語での会話時、
 背景が、明るすぎて、白字の、字幕が、読めナかったのす (ノд`)

ただ、重要な会話は、ナいみたいで、致命傷では、ナいと、思うのす (・∀・)

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一昨日の1本♪
佐伯幸三 『続十代の性典』 O(≧∇≦)O

10月02日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 94分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

少し前に、けん象氏より、若尾文子特集な、「大映」の復刻DVDを、
 何枚か、もらったら、

その中に、本作があり、
 若尾文子にも、興味があったし、面白そぉなので、

その「前作」に当たる、『十代の性典』の、新品DVDを、
 ゲッ吐すて、鑑賞し、S・S・レヴュ(→ココ)を描き、

マンを侍して、本作を、観た訳なのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

本作は、1953年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

ちなみに、監督の、佐伯幸三も、また、未知の人なのす (@∀@)

結論から云うと、前作とは、全く異なって、
 実に、引き締まった展開で、完成度が、高いのす (〃ノ∇ノ)

ただ、「実質的な主役」は、滋野夏子若尾文子)ではナく、
 悲劇的な、安富秋子南田洋子)なのす Σ( ̄□ ̄;)

それでも、(乗馬で、)ハイキングのシィンなど、鮮やかで、
 「前作」よりは、若尾文子役に立ってる感じ (・∀・)

で、何より、忘れられナいのが、
 医学生・三木真人を、熱演する、根上淳なのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

後年、『帰ってきたウルトラマン』(1971〜72年)でも、
 真剣勝負の演技で、魅せてた、名優なのす (〃ノ∇ノ)

あと、「前作」で、ヒロインの恋人役だった、長谷部健の、
 悪役っぷりも、見もの Σ( ̄□ ̄;)

ちなみに、脚本は、「前作」と同じ、須崎勝弥だし (・∀・)

この人、『連合艦隊司令長官 山本五十六』(1968年)の脚本を、
 書いた人だぁ (≧∇≦)

昔、テレヴィで、観たぞ (・∀・)

っつう訳で、
 つい最近(2016年)、よぉやく、初DVDされた、本作だけも、

まだ、ヴァァジニティが、尊かった、「50年代」を伝える、傑作とすて、
 みんなに、観てもらいたい、1本なのす O(≧∇≦)O

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