吉田喜重

六昨日の1本♪
吉田喜重 『さらば夏の光』 O(≧∇≦)O

07月16日(有)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 96分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、飼ったばかりの、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1968年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、吉田喜重は、『樹氷のよろめき』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

また、本作の次の作品が、
 大作『エロス+虐殺』→ココ)だったりしる Σ(@∀@)

脚本は、山田正弘長谷川竜生吉田喜重共同なのす (・∀・)

山田正弘は、『炎と女』→ココ)や、『エロス+虐殺』にも、
 共同脚本で、参加すた人 Σ(@∀@)

ちなみに、本作の配給は、ATGだし (≧∇≦)

本作が、ちょと「異色」なのは、

モノクロ作品が多い、吉田喜重が、カラァ・フィルムで、撮ってるのと、
 全編、ヨーロッパ各国で、ロケをしてる点なのす Σ( ̄□ ̄;)

比較的、短期間で、恐らく、低予算で、撮ったらすく、

街を歩くシインなど、通行人が、カメラの方を見てたりすて、
 実に、ライヴっぽい仕上がり (・∀・)

ノルマンディーの教会とかは、その外観が、厳粛で、魅せるけも、

他のシィンは、ベストなスポットが、選ばれてる感はナく、
 特に、オランダとかは、今(イマシトツ)な画に、なってるし ( ゚∀。)

主役の二人、直子岡田茉莉子)と、川村横内正)の、
 独白会話は、文学的で、実にイイのだけも、

台詞の変更が、あったりすたのか、
 アフレコが、けっこぉズレてたりしるのも、ライヴっぽいのす (・∀・)

で、決して、長い作品でもナいのだけも、
 途中、やや、退屈しちったのも、事実~ ( ゚∀。)

例えば、『炎と女』や、『樹氷のよろめき』なんかは、
 もっと、凝縮されてたと、思うのだけも、

すでに、『エロス+虐殺』の、晦渋なテンポ感に、
 接近してるのかも Σ( ̄□ ̄;)

個人的には、将来、ドイチュへ、移住したいので、
 本作の、登場人物の心理は、興味深かったし (〃∇〃)

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五昨日の1本♪
吉田喜重 『樹氷のよろめき』 O(≧∇≦)O

03月17日(吐)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 97分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、飼ったばかりの、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1968年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、吉田喜重は、『炎と女』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本は、石堂淑朗吉田喜重共同なのす Σ(@∀@)

石堂淑朗は、『水で書いた物語』→ココ)や、『女のみづうみ』→ココ)にも、
 共同脚本で、参加すた人 Σ( ̄□ ̄;)

タイトルは、やや、意味不明だけも、
 本作は、三角関係な物語なのす Σ( ̄□ ̄;)

ヒロインの、安西百合子を演じた、岡田茉莉子は、
 撮影当時、34歳だったと、推測されるのす (・∀・)

現在の恋人の、高校教師・杉野の役で、演出家の、蜷川幸雄が、
 32歳で、出演しておる (・∀・)

また、かつての恋人・今井の役の、木村功は、44歳だし (・∀・)

木村功は、『情炎』→ココ)や、『炎と女』→ココ)でも、
 岡田茉莉子の、相手役で、出演すてるのす Σ( ̄□ ̄;)

しかも、不妊症だったり、性的不能だったり、
 妙に、屈折すた、変化球な役ばかりなのす Σ( ̄▽ ̄|||)

そんな、木村の、独特な、乾いた響きを持った声が、
 印象深いのす (〃∇〃)

で、一緒に、旅に出た、杉野とは、
 何故か、別れたくてしかたナい百合子なのす Σ( ̄□ ̄;)

波が立ち、つながれたボウトも揺れてる、支笏(しこつ)湖のシィンとか、
 2人の、愚かしい会話とともに、実に、印象深いのす Σ( ̄□ ̄;)

ソレから、今井が登場し、駆け引きで、電車に、乗ったり降りたりし、
 結局、3人で、ニセコ温泉に、向かってしまうのも、愚かだし ( ゚∀。)

ちなみに、今井には、が、あるのす Σ( ̄▽ ̄|||)

そんな、恋愛の愚かさを、煮詰めたよぉな映画だけも、
 何か、惹きつけられるモノがある、不思議な1本なのす ( ^∀^)

で、本作、冬の北海道で、ロケを敢行すてて、
 実際の撮影が、何月だったのかは、不明だけも、

雪山とかも、わりと、天気が良く、
 道標や、山小屋を頼りに、歩いて行ける訳デス (・∀・)

山小屋は、無人であっても、鍵をかけナい約束なのか、
 中に、「侵入」すて、暖を取ったり、デキるみたいデス (・∀・)

そう云う、背景も、不思議だけも、
 百合子心理が、とにかく、分からナい ( ゚∀。|||)

でも、この時期の、吉田の作品の中では、
 前作、『炎と女』の次くらいに、面白かったな ( ^∀^)

池野成による、妙に、親しみやすい音楽も、良かったし (〃ノ∇ノ)

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二昨日の1本♪
吉田喜重 『炎と女』 O(≧∇≦)O

02月07日(氷)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 101分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、飼ったばかりの、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1967年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、吉田喜重は、『情炎』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本は、山田正弘田村孟吉田喜重共同なのす Σ(@∀@)

山田正弘は、後に、『エロス+虐殺』→ココ)にも、
 共同脚本で、参加すた人 Σ( ̄□ ̄;)

田村孟は、大島渚 『日本春歌考』→ココ)にも、
 共同脚本で、参加すた人 Σ( ̄□ ̄;)

で、本作だけも、2組の夫婦が、出て来て、
 まるで、「迷宮」に入ったよぉに、複雑に、もつれ合うのす Σ( ̄□ ̄;)

伊吹真五木村功)と、立子岡田茉莉子)の夫婦には、
 鷹士小川出)と云う、幼い仔供が、いるのだけも、

実は、人工授精で、生まれた子供で、
 生殖能力のナい、真五は、本当の父親ぢゃナいのす ( ゚∀。)

父親で、あろうとする、真五だけも、

 鷹士は、あたしの子供よ、あなたの子供じゃないわ

などと、何故か、酷く冷たい立子なのす (ノд`)

一方、坂口健日下武史)と、シナ小川真由美)の夫婦には、
 まだ、仔供が、無く、

は、(一風、変わってる)シナが、全然、分からナい
 と云うのす ( ゚∀。)

現在、妻も、恋人すらも、いナいアタシには、
 かなり、理解し難いハヅの、本作だけも、

有って、無いよぉな、特異なストウリィが、なかなか面白く、
 けっこぉ、しき込まれたのす (≧∇≦)

(完全には)脱がナいし、(おっぱい要員による)吹き替えもナいけも、
 34歳の、岡田茉莉子の、際どいシィンが、多々、あり、

恋人の、ソフィー・マルソーを駆使すて、官能大作を、撮りまくった、
 鬼才・アンジェイ・ズラウスキを、「先取り」してるし、

実際、多分に、フランス映画みたいな仕上がり Σ( ̄□ ̄;)

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三昨日の1本♪
吉田喜重 『情炎』 O(≧∇≦)O

11月27日(有)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 98分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、飼ったばかりの、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1967年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、吉田喜重は、『女のみづうみ』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本も、吉田喜重なのす Σ(@∀@)

ずっと独身の、アタシには、ムヅしゅぎるのだけも、
 「性と分かち難い、愛」が、語られてるのかすら Σ( ̄□ ̄;)

今を生きる、人間としての営みが、モノクロ・フィルムに、
 熱く、焼き付けられてるのす Σ( ̄□ ̄;)

織子岡田茉莉子)を、愛してナいくせに、
 嫉妬だけはする、古畑隆志菅野忠彦)とか、

恋人の彫刻家・能登光晴木村功)を棄てて、労務者に走った、
 織子繁子南美江)とか、

ネガティヴな愛が、語られ、迷走しる、ヒロインの織子 ( ゚∀。|||)

終盤は、意外な展開に‥‥ Σ( ̄□ ̄;)

実は、ストウリィの解釈に、難渋し、
 「Movie Walker」と云うサイトを、見たのだけも、

ソコに、いりくんだ、あらすぢが、明晰に、書いてあり、
 なるほど~と、納得しつつも、

別の解釈も、あるんぢゃナいかと、思ったりしちった ( ゚∀。)

で、洋館の、労務者を演じた、高橋悦史は、
 ちょと、カッコ良すぎる気もしるけも、ハマってるし ( ^∀^)

あと、時々、挿入される、「母の死」か、何かを象徴する、
 幻想的なシィンも、決まってるし (〃∇〃)

ちょと、サスペンスの色合いのある、不思議~な1本なのす Σ(@∀@)

っつう訳で、後日、観直して、再考しることとし、
 今宵は、ココまでに、いたしとぉございマスる (・∀・)

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六昨日の1本♪
吉田喜重 『女のみづうみ』 O(≧∇≦)O

09月28日(杢)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 98分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、飼ったばかりの、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1966年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、吉田喜重は、
 『秋津温泉』→ココ)や、『水で書いた物語』→ココ)、

そして、『エロス+虐殺』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

ちなみに、本作も、加えた、この4本で、カラァなのは、
 一番古い、『秋津温泉』(1962年)のみだったりしる Σ( ̄□ ̄;)

脚本は、石堂淑朗大野靖子吉田喜重の、共同なのす (・∀・)

有夫の女仔(ぢょぴ)、水木宮子岡田茉莉子)は、
 美しいのだけも、モノクロのせぇか、妙に、色気がナくて、

漢(をとこ)を、心からは、愛せナい、乾いた女仔(をんな)に、
 見えるのす ( ゚∀。|||)

まるで、自分の恋人である、ソフィー・マルソーに、
 際どい演技をさせた、アンジェイ・ズラウスキの、一連の映画のよぉに、

吉田喜重も、の、岡田茉莉子から、
 多彩なキャラクタァを、つむぎ出して行ったのす (〃ノ∇ノ)

例えば、前作・『水で書いた物語』で、描いてみせた、「母」とは、
 全く異なる、本作の、水木宮子~ Σ( ̄□ ̄;)

で、劇中、名前は、出ナかったと、思うけも、
 「問題のネガ」を、奪った、桜井銀平露口茂)が、

声も、小さく、物静かで、ちょと挫折した、インテリっぽいのだけも、
 終盤の、怒りの表出には、注目〜 (〃ノ∇ノ)

ちなみに、「代●木ゼミナール」の看板が、
 長々と、写ってるシィンがあって、妙に、気になったのだけも、

桜井銀平は、ココの講師と云う設定で、イイのかすら???

あと、温泉街の、写真屋のオヤヂを、演じた、梅津栄が、
 胡散くさくハマってて、サイコォしゅぎるし o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

で、ストウリィ自体は、決して、複雑ぢゃナいのに、
 登場人物の、心理を、読みきれナい、ムツカシサが、あるけも、

DVDの映像特典の、「予告編」を観ると、
 まるで、種明かしのよぉで、ずいぶん、スッキリしるのす (・∀・)

本作、ちょと、心理劇っぽく、
 かにゃり、芸術的な造りの、傑作だったのす (〃ノ∇ノ)

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二昨日の1本♪
吉田喜重 『水で書かれた物語』 O(≧∇≦)O

03月11日(盆)のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 120分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

1965年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

吉田喜重 『秋津温泉』(1962年)は、カラァだったけも、
 本作は、何故か、モノクロ Σ( ̄□ ̄;)

そぉ云えば、
 吉田喜重 『エロス+虐殺』(1969年)も、モノクロ Σ( ̄□ ̄;)

ワザとヤッてるのは、明白〜 ( ^∀^)

で、本作だけも、若き日の、怪優・岸田森が、
 幼年時代の主人公の、「父親」の役で、出ていて、

下手くそと云う訳でも、ナいけも、未完成で、
 妙に浮いた(声も、上ずって)、不思議な演技を魅せてて、

岸田森のファンには、必見なのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

脚本ではナく、「脚色」は、
 石堂淑朗高良留美子吉田喜重により、

ほぼ、心理劇の様相だけも、いたずらに、凝ってはいナいので、
 取り残されることナく、最後まで、行けるのす (・∀・)

岡田茉莉子)の、日傘が、

山中貞雄 『人情紙風船』の、悲しい紙風船のように、
 強く、印象に残るのす Σ(@∀@)

ちなみに、ヘッドフォンだと、
 常時、コポコポコポコポと、お湯が沸いてるよぉな音が、聴こえ、

効果音なのか、ノイヅなのか、不明だけも、
 案外、「前者」だったり、しるのかも (〃ノ∇ノ)

オフロとか、湖とか、重要な場面で、
 「水」が、出てくるのも、何やら、意味深〜 Σ(@∀@)

『エロス+虐殺』に、通ずる、前衛的な映像表現も、散見され、
 長くは感ぢるけも、飽きナいのす ( ^∀^)

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