2017年11月

三昨日の1本♪
今村昌平 『豚と軍艦』 O(≧∇≦)O

11月21日(焔)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 108分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

オフロで助けた、ムカデの幼女はんが、
 「恩返し」に、置いていったらすい、DVD−BOXの中の1本 d(⌒o⌒)b

本作は、1961年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、今村昌平は、『にあんちゃん』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本は、山内久だけも、実は、鈴木敏郎のペンネイムで、
 『盗まれた欲情』→ココ)、『果しなき欲望』→ココ)も、書いた人 (≧∇≦)

ふと、思ったけも、
 今村は、何故、カラァ・フィルムで、本作を、撮らナかったのかすら???

横須賀のネオンとか、実に、キレイに映ったと、想像されるのだけも ( ゚∀。)

ちょと、大島渚 『太陽の墓場』→ココ)に、類似点のある、本作だけに、
 カラァ・フィルムの、ギラギラ感が、欲すかったな (・∀・)

で、当時、高校二年生だった、新人・吉村実子が、
 ヒロイン・春子を、生き生きと、とても暑く、秀演~ (〃ノ∇ノ)

米軍の「パーテー」での、踊りの上手さも、必見~ ( ^∀^)

ソレから、今村作品の常連
 長門裕之殿山泰司小沢昭一西村晃らも、出てるけも、

主役の欣太を演じた、長門裕之以外は、わりと、出番が少ないのす (ノд`)

その代わり、ヤクザの兄貴分・鉄次を演じた、丹波哲郎が、
 ブラック・ユゥモア全開で、バツグンに、面白いのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

鉄次は、ガン・ノイローゼなのす Σ( ̄▽ ̄|||)

特に、走ってくる電車に、飛び込もぉとするシィンは、必見~ (〃ノ∇ノ)

本人は、必死なんだろぉけも、可笑しい訳デス (・∀・)

あと、欣太の親父・貫市を演じた、東野英治郎の、
 少ない台詞を、補うよぉな、沈黙の技巧も、サイコォだし (≧∇≦)

東野英治郎って、こんなに、演技が、上手かったかすら???

ほぼ、同時期に、黒澤明 『用心棒』→ココ)にも、出てたけも、
 コッチは、饒舌なオヤジの役だったのす (・∀・)

ビミョ~に、ネタバレるけも、

問題の、豚が、走り回るシィンは、豚が、あんまし大きくナいせぇか、
 迫力は、今(イマシトツ)かすら ( ゚∀。)

本作は、かにゃり、メヂャァな作品だけも、
 個人的には、『果しなき欲望』→ココ)の方が、面白いかも (*´∀`)

~~~~

一昨日の1本♪
今村昌平 『にあんちゃん』 O(≧∇≦)O

11月18日(吐)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 101分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

オフロで助けた、ムカデの幼女はんが、
 「恩返し」に、置いていったらすい、DVD−BOXの中の1本 d(⌒o⌒)b

本作は、1959年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、今村昌平は、『果しなき欲望』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本は、今村昌平と、池田一朗の、共同なのす (・∀・)

今村は、文部大臣賞をもらうよぉな、「まともな映画」を作っちったことを、
 「後悔」すてたらすい ( ゚∀。)

良くデキた映画だけも、確かに、文部省が、推しそぉな1本 (・∀・)

女児のハダカは、あるけも、
 エッチっぽいシィンとか、全く、ナいのす Σ( ̄□ ̄;)

朝鮮人の、坂田の婆北林谷栄)に、スケベだと、陰口を云われた、
 小学校の教諭・桐野先生穂積隆信)ですら、

悪いことは、何も、しナいのす (・∀・)

にあんちゃんは、二番目の兄さん、即ち、次兄と云う意味で、

その、にあんちゃんこと、安本高一を演じる、沖村武と、
 妹の、末子を演じる、前田暁子の、秀演が、光るのす (〃∇〃)

ただ、今村が、
 子役が主演の映画を、作りかったとも、思えんのす ( ゚∀。)

ソレでも、今村作品の常連
 長門裕之殿山泰司小沢昭一西村晃らの、

マンガのよぉな演技も、なかなか、棄て難いのす ( ^∀^)

西村晃は、比較的、出番が少ないのだけも、
 安本兄妹に、お米を貸してくれる時の、優しい表情が、イイな (〃∇〃)

浜村純も、怪演とまでは、云わナいけも、
 赤貧にあえぐ人物を、ごく自然に、演じきっておる Σ( ̄□ ̄;)

安心すて、家族一緒に、観て、「考え」られる映画だけも、

ほぼ全編、九州弁なうえ、録音も古いため、
 台詞が、かにゃり、聴き取りにくいのが、残念~ (ノд`)

~~~~

四昨日の1本♪
『大怪鳥テロチルスの謎』『怪鳥テロチルス 東京大空爆』帰ってきたウルトラマン:第16&17話) O(≧∇≦)O

11月13日(有)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 前後編、各回25分の、本作を、一気に観たぁ (≧∇≦)

1971年07月に、放映された、
 『帰ってきたウルトラマン』:第16&17話~ ( ^∀^)

ずっと昔に、飼って、持ってた、非廉価DVDなのす (・∀・)

監督の、山際永三は、
 『怪獣少年の復讐』→ココ)も、撮った人 (〃ノ∇ノ)

脚本は、上原正三だぁ (≧∇≦)

『帰マン』には、全部で、5本の前後編が、あるのだけも、
 最も、「破格」で、子供番組としては、「異常」な1本なのす ( ゚∀。|||)

本作の「主役」は、ウルトラマンでも、テロチルスでも、MATでも、
 そして、郷秀樹団次郎)でも、ナいのす Σ( ̄□ ̄;)

本作は、ヨット爆破事件容疑者・松本三郎石橋正次)と、
 その、幼なじみ・小野由起子服部妙子)の、悲しい恋物語なのす (σω-)。

22歳の、石橋正次は、翌年の、『アイアンキング』でも、活躍する、
 辛口の(っつうか、苦み走った)、青春スタァなのす (〃ノ∇ノ)

で、手持ちカメラだけでナく、バイクに、カメラを乗せて、市街地を走らせたり、
 かなり、危険な撮影にも、挑戦してるのす Σ( ̄□ ̄;)

ちょと、刑事ドラマみたいだけも、怪獣や、ナマハゲ(回想)が、出てくるあたり、
 まさに、類を見ナい、ぶっ飛び方なのす Σ( ̄□ ̄;)

「青春残酷物語」としても、かにゃり、秀逸で、
 小学生には、ほとんど、理解不能の世界だと、思うのす Σ( ̄□ ̄;)

後編の、三郎由起子の、クライマックスでは、
 確かに、「奇跡」が、起ってるのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

で、森田童子 『球根栽培の唄』(1983年???)を、思い出すたけも、
 「球根栽培」って、「爆弾作り」の隠喩だったりすて、

1ヶ月かけて、ダイナマイトを作った、と云う、
 松本三郎は、まさに、森田童子の、そんな気持ちで、作ってた訳で、

同じ、1971年公開の、ATG映画、実相寺昭雄 『曼陀羅』でも、
 学生運動らしきものが、描かれてたけも、

この時期は、まさに、(貧しい)若者が、権力や体制に、牙をむく、
 暗いけも、熱い時代だったみたいなのす (〃∇〃)

『セブン』や、『怪奇大作戦』や、『帰マン』や、『シルバー仮面』辺りを、
 理解するには、

60年代70年代空気を、もっともっと、知らナければ、ダメだと、
 「痛感」すた次第なのす ( ゚∀。|||)

批判を恐れずに、云えば、本作は、実に、「70年代的」なのでは、
 ナいかすら???

~~~~

HMVジャパン ♪♪HMVで、チェ~ック♪♪
廉価版DVD Vol.4
icon
廉価版DVD Vol.5
icon
Blu-ray BOX
icon

一昨日の1本♪
『怪獣少年の復讐』帰ってきたウルトラマン:第15話) O(≧∇≦)O

11月11日(吐)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 25分の、本作を、一気に観たぁ (≧∇≦)

1971年07月に、放映された、
 『帰ってきたウルトラマン』:第15話~ (≧∇≦)

ずっと昔に、飼って、持ってた、非廉価DVDなのす (・∀・)

監督は、『シルバー仮面』や、後に、『A』で、活躍する、
 山際永三が、初登板〜 Σ( ̄□ ̄;) 

脚本の、田口成光は、
 『怪獣時限爆弾』→ココ)なども、書いた人 (〃ノ∇ノ)

「一番好きな怪獣は、エレドータス、
 一番嫌いな怪獣も、エレドータス」
と、云う、

ウソつき少年・史郎くん高野浩幸)の台詞が、何気に、深く、

父を殺した、憎むべき、エレドータスは、
 冷たい人間社会に、「復讐」をしてくれる、エレドータスでもある、

彼の足をも、不自由にしてる、彼の「屈折」が、
 劇中、怪獣以上に、大きな「怪獣」と、なってるのす Σ( ̄□ ̄;)

後に、『タロウ』で、活躍する、田口成光の脚本は、
 少年と怪獣の、不条理な関係を、巧みに描き、

郷秀樹を演じた、団次郎と、天才子役・高野浩幸の、
 サイコォの熱演を得て、

小品ながら、侮り難い、傑作となってるのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

また、史郎くんのおじいさんを、極めて自然に、演じきった、
 今村源兵の、好演もあり、

昭和期の、下町の「生活感」が、巧く出てるのも、イイのす (〃∇〃)

が、史郎くんを、張り倒すのも、昭和っぽいぞ ( ̄▽ ̄|||)

~~~~ 11月18日の追加

ちなみに、史郎くんが、得意な、
 カチカチ云う、おもちゃは、「アメリカンクラッカー」っつうて、

まさに、放送当時、短いブゥムがあった、アイテム (・∀・)

~~~~

HMVジャパン ♪♪HMVで、チェ~ック♪♪
廉価版DVD Vol.4
icon
Blu-ray BOX
icon

二昨日の1本♪
『神隠し真珠郎』名探偵・金田一耕助シリーズ:第32作) O(≧∇≦)O

11月06日(有)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 94分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

2005年07月に、放映された、
 「名探偵・金田一耕助シリーズ」:第32作~ (≧∇≦)

で、レンタルが、ナいので、

「横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション」を、
 ゲッ吐しちったのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

監督の、山本厚と、脚本の、石原武龍の、
 『白蝋の死美人』→ココ)に、続く、第4作目~ (・∀・)

で、22年、続いた、本シリィヅ、「最後」の作品~ Σ( ̄□ ̄;)

金田一耕助の、古谷一行は、61歳だけも、
 (体調が、悪かったのか、)、さかだちも、しるけも、疲れてる感ぢ ( ゚∀。)

1978年の「横溝正史シリーズII」『真珠郎』→ココ)とは、
 原作は、同じだけも、ほとんど、別のストウリィなのす Σ( ̄□ ̄;)

元々、金田一が、登場しナい、作品だけも、
 石原武龍は、いかにも、横溝正史っぽく、大胆に、改変~ (≧∇≦)

日本刀で、武装すた、金髪の、真珠郎山崎勝之)が、
 ほとんど、ヴィジュアル系の歌手みたいで、違和感を、感ぢるけも、

っつうか、狙ってるらすくて、
 いかにも、昭和っぽくナい、画に、仕上がってるのす ( ゚∀。|||)

一方、ヒロインの、鵜藤由美を、演じた、田中美里は、
 和風の美人で、少し、ひなびてて、好感度が、高いのす (〃∇〃)

田中美里は、金沢市の出身だから、関西系のアクセントのハヅで、
 ソレが、良いのかも痴れ~ヌ (≧∇≦)

あと、当主・鵜藤宗太郎を、演じた、神山繁が、
 妙に、可笑しい、味わい深い表情で、魅せ、良かったし (^∇^)

ちょと、気になったのが、日本刀で、人を斬る音だけも、
 「ズブシッ」と云う、娯楽時代劇なんかで、よくあるヤツだったので、

リアリティに、こだわった、もぉ、ひと工夫が、欲すかったし ( ゚∀。)

とは云え、おびえる、由美の、カワイさや、
 印象的な、エンディングなど、観どころも、あったりすて、

本物の、横溝ファンが、どぉ、感ぢるかは、不明だけも、
 テレヴィ・ドラマとすては、良くデキてると、思うのす (〃∇〃)

やっぱし、魅力あふれる、ヒロインが、生き生きと、活躍しると、
 面白くなるな ( ^∀^)

本シリィヅ後半は、デキが、悪い、と云う人も、いるけも、
 決して、そんなことは、ナいのすぅ (≧∇≦)

そんな訳で、去年の12月から、11ヶ月、かかって、
 本シリィヅ、22年の道のりを、走り抜けたぁ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

~~~~

一昨日の1本♪
『白蝋の死美人』名探偵・金田一耕助シリーズ:第31作) O(≧∇≦)O

11月04日(吐)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 94分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

2004年04月に、放映された、
 「名探偵・金田一耕助シリーズ」:第31作~ (≧∇≦)

で、レンタルが、あるかも痴れんけも、

「横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション」を、
 ゲッ吐しちったのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

監督の、山本厚と、脚本の、石原武龍の、
 『人面瘡』→ココ)に、続く、第3作目~ (・∀・)

金田一耕助の、古谷一行は、ついに、60歳だけも、
 (体調が、良かったのか、)、また、若返って、さかだちも、健在~ (〃∇〃)

本作は、登場人物が、非常に、多く、「盛りだくさん」な感ぢだけも、
 旅館「松月」の女将鷲尾真知子)の、再登場は、嬉しいな (〃ノ∇ノ)

ただ、普段、21世紀の映像作品を、観ることは、まづ、ナいので、
 知ってる俳優は、清水紘治と、岡田茉莉子と、杉本彩だけ ( ゚∀。)

で、法医学の畔柳(元)教授を、演じた、60歳の、清水紘治に関しては、

「演出」のせぇかも、痴れんけも、かつての、「怪優」らしい、迫力は、ナく、
 もはや、気のイイ、オヂサンにしか、見えンのであった (・ω・。)。。

例えば、1988年の、『殺人鬼』→ココ)に、出演した時は、
 激しく、凄みが、あったのだけも‥‥ ( ゚∀。|||)

同様に、伊沢家当主・伊沢加寿子を、演じた、71歳の、岡田茉莉子も、
 かつての、カリスマを、だいぶ、減ぢてるのであった (・ω・。)。。

岡田茉莉子に、関しては、1985年の、『霧の山荘』→ココ)を、
 ぜひ、観ていただきたい (〃∇〃)

一方、女優・立花マリを、演じた、35歳の、杉本彩は、
 予想に反し、かにゃり、演技が、巧みになってて、

「江戸川乱歩の美女シリーズ」
 1994年の、『みだらな喪服の美女』→ココ)に、出演すた時の、

素人っぽい、わざとくささは、もぉ、ナいのであった Σ( ̄□ ̄;)

その他の、若い役者たちは、やはり、「演出」なのか、

いかにも、みんな、個性が弱く、自己主張せず、
 落第点では、ナいけも、面白くナい演技を、しるのであった ( ゚∀。|||)

エログロ作家・伊沢信造新藤栄作)も、厚生大臣・伊沢徹郎岸本祐二)も、
 濃いヤツらなのに、少しも、面白くナいっ (* `Д´)ノ

ともかく、コレだけ、詰め込んだ、石原武龍の脚本は、しゅごいけも、
 恋人同士が、実は、兄妹だった的な、エピソォドは、蛇足っぽいな (ノд`)

それから、コンペイトウのクダリは、やや、デキしゅぎてるけも、
 「人情」ドラマを、作りたかったのかな (・∀・)

聖徳太子の、万札が、出てきたりすて、一応、「昭和期」の設定らすいけも、
 横幅が、拡がった、モダンな画面は、妙に、現代っぽいぞ ( ̄□ ̄;)

確かに、面白かったけも、
 悪い意味で、ツッコミ処も、多い、微妙な、1本であった (・∀・)

~~~~