小川真由美

二昨日の1本♪
増村保造 『陸軍中野学校』 O(≧∇≦)O

03月28日(吐)の、ことであった (・∀・)

デイ・サァヴィスに、行った、老母のブラインドを突いて、
 96分の、本作を、初めて、一気に、観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、購入すた、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1966年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、増村保造は、
 『盲獣』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本の、星川清司は、
 まだ、観てナいけも、『眠狂四郎』シリィヅで、活躍すた人 (・∀・)

辛口で、笑う処こそ、ほとんど無いけも、
 あまりに面白く、最後まで、夢中になって、観たを (〃ノ∇ノ)

でも、良く分からン部分が、少なからず、あったのす Σ( ̄□ ̄;)

本物のスパイを、たった1年間で、育てられるのか???
 と云うのが、本作への、最大の疑問〜 ( ゚∀。|||)

ソレから、スパイを養成する学校に、秘密裏に集められた若者たちが、
 名前や、将来の夢や、家族をも、棄て、

影のような存在の、スパイになる事を、選んだ、その理由とは???

彼らを、突き動かしていたモノとは、何なのか???

アタシは、「愛社」とか「愛国」の、精神とか使命とか、
 あるいは、「武士道」とかも、よく分からナい人なのれ、

正確なことは、云えナいのらけも、

学校の創始者である、草薙中佐加東大介)の、情熱カリスマに、
 みんな惹かれちったのかも、痴れンのす Σ( ̄□ ̄;)

加東大介は、黒澤明『用心棒』→ココ)での、
 マンガの様なヤクザの印象が、あまりに、強かったせぇか、

本作での、一部のスキも無い、シリアスな演技には、
 驚いてすまったのす Σ( ̄□ ̄;)

とは云っても、途中、マンガの様な宴会部長に、扮して見せたり、
 全く、侮れナいのす Σ( ̄□ ̄;)

増村保造演出が、巧みだったのかも痴れンけも、
 役者とすての、加東大介凄さが、分かった気がすた (≧∇≦)

加東大介は、『陸軍中野学校』シリィヅ全5作に、全て出演してるのれ、
 残りの作品を観るのが、楽しみになってすまった (*´∀`)

一方、主役の、椎名次郎市川雷蔵)は、
 途中、生徒の一人として、台詞も、少なくなるのらけも、

終盤は、バッチシ、決めてくれるのす (〃ノ∇ノ)

他の生徒たちは、残念ながら、痴らナい役者ばかりだったのれ、
 3回くらい、観ナいと、何とも云えナい訳デス ( ゚∀。)

ソレから、ヒロインの、布引雪子を演じた、
 27歳(?)の、小川真由美が、切なげで、美しかった (〃∇〃)

たった一人で、戦争の命運を、決めてしまったり、
 他国の人々と一緒になって、民族の独立を、果たしたりと云う、

スパイ「理想」も、語られるけも、
 それらは、愚かな戦争指導者「詭弁」とも、重なる処があり、

学生運動などが、吹き荒れてた、60年台に、
 このよぉな作品を、制作すた意図は、何だったのだろぉか???

〜〜〜〜

二昨日の1本♪
吉田喜重 『炎と女』 O(≧∇≦)O

02月07日(氷)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 101分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、飼ったばかりの、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1967年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、吉田喜重は、『情炎』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本は、山田正弘田村孟吉田喜重共同なのす Σ(@∀@)

山田正弘は、後に、『エロス+虐殺』→ココ)にも、
 共同脚本で、参加すた人 Σ( ̄□ ̄;)

田村孟は、大島渚 『日本春歌考』→ココ)にも、
 共同脚本で、参加すた人 Σ( ̄□ ̄;)

で、本作だけも、2組の夫婦が、出て来て、
 まるで、「迷宮」に入ったよぉに、複雑に、もつれ合うのす Σ( ̄□ ̄;)

伊吹真五木村功)と、立子岡田茉莉子)の夫婦には、
 鷹士小川出)と云う、幼い仔供が、いるのだけも、

実は、人工授精で、生まれた子供で、
 生殖能力のナい、真五は、本当の父親ぢゃナいのす ( ゚∀。)

父親で、あろうとする、真五だけも、

 鷹士は、あたしの子供よ、あなたの子供じゃないわ

などと、何故か、酷く冷たい立子なのす (ノд`)

一方、坂口健日下武史)と、シナ小川真由美)の夫婦には、
 まだ、仔供が、無く、

は、(一風、変わってる)シナが、全然、分からナい
 と云うのす ( ゚∀。)

現在、妻も、恋人すらも、いナいアタシには、
 かなり、理解し難いハヅの、本作だけも、

有って、無いよぉな、特異なストウリィが、なかなか面白く、
 けっこぉ、しき込まれたのす (≧∇≦)

(完全には)脱がナいし、(おっぱい要員による)吹き替えもナいけも、
 34歳の、岡田茉莉子の、際どいシィンが、多々、あり、

恋人の、ソフィー・マルソーを駆使すて、官能大作を、撮りまくった、
 鬼才・アンジェイ・ズラウスキを、「先取り」してるし、

実際、多分に、フランス映画みたいな仕上がり Σ( ̄□ ̄;)

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二昨日の1本♪
再考♪ 今井正 『あゝ声なき友』 O(≧∇≦)O

08月12日(吐)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母と、けん象のブラインドを突いて、
 103分の、本作を、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

コレで、2回目なのす (・∀・)

以前のレヴュは、→ココなのす (≧∇≦)

ちょと前に、飼って持ってた、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1972年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、今井正は、社会派の巨匠などと、云われる人 (〃∇〃)

で、原作は、有馬頼義 『遺書配達人』で、
 脚本は、鈴木尚之なのす (・∀・) ←未知の人

以前のレヴュでは、

 ただ、西山民次とは、交流がナかった人々の物語(=裏話)も、
  随所に、織り込まれてて、

と、描いたのだけも、実は、「遺書の受取人」で、ありながら、
 西山と、時間的、または、空間的に、すれ違ってしまった人々の物語が、

「種明かし」のよぉに、丁寧に、描かれてる訳デス Σ( ̄□ ̄;)

何度も観ると、もっと色々と、「発見」が、ありそぉ ( ^∀^)

ちなみに、西山民次こと、主演の、渥美清は、44歳なのす (・∀・)

その他、『ウルトラセブン』の、森次浩司を始め、
 小川真由美加藤嘉長門裕之大滝秀治春川ますみなど、

60〜70年代の映画やドラマで、活躍すた名優たちが、
 ぞろぞろ出て来て、激しく、ゴウヂャスなのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

ほとんど、ギタァ1本の、小室等による音楽も、
 ひとり旅、あるいは、さすらいを感じさせ、秀逸〜 (〃ノ∇ノ)

奇しくも、今日は、「終戦記念日」だけも、
 「終戦」で、戦争が終わった訳では、ナかったのす Σ( ̄□ ̄;)

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一昨日の1本♪
『悪魔のような美女』(江戸川乱歩の美女シリーズ:第8作) O(≧∇≦)O

03月15日のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 95分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナくて、

取り寄せてもらって、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b ←1本308マン

1979年に、「土曜ワイド劇場」で、放映された、
 いわゆる、「江戸川乱歩の美女シリーズ」、第8作〜 (≧∇≦)

もはや、冒頭から、
 黒蜥蜴小川真由美)と、そのアジトを映し出し、

犯人を推理しる楽しみなどは、完全に、放棄すておる ( ^∀^)

同時に、誘拐とかのトリックも、
 ほとんど、バレバレなモニョばかりで、

このドラマの核心は、
 黒蜥蜴と、明智天知茂)の「対決」に、あるのす Σ(@∀@)

しかも、魅せることに徹した、演出の数々 ( ^∀^)

で、セットが、異様に凝ってるのだけも、
 予算の都合なのか、結構、チイプな風合いだったりもしる (≧∇≦)

また、剥製にされた人体(ほとんど、裸)が、
 微妙に、動いてるのも、何だか、笑えるし (〃∇〃)

この辺り、B級の味わい〜 ( ^∀^)

でで、岩瀬早苗加山麗子)と、黒蜥蜴が、ピヤノで、
 シューベルト 「即興曲 作品90の2」を、弾くのだけも、

黒蜥蜴は、ミスタッチをすて、文代五十嵐めぐみ)に、
 怪しまれるたりしるのす (・∀・)

ココで、波越警部荒井注)が、「第九」とか、云ってるのが、
 かにゃり、笑える ( ^∀^)

そして、黒蜥蜴から、テルル・モスモスをもらって、
 心踊らせる、明智の態度に、

本シリィヅの名物、文代「ジェラスィ・ストウム」が、
 復活すたぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

本作の監督も、井上梅次だけも、

1962年に、『黒蜥蜴』と云う映画を、公開すてて、
 DVDにも、なってるので、

何時か、比較してみたいのすぅ ( ^∀^)

脚本は、本シリィヅ初登場の、ジェームス三木だけも、
 コレまでの設定を、踏襲し、違和感は、ナいのす (≧∇≦)

そして何より、天知茂と、小川真由美の、
 甲乙つけ難い、貫禄の演技が、サイコォしゅぎるのす Σ(@∀@)

犯人を推理しる楽しみは、ナいとは云え、
 映像作品として、あまりに、面白いのす (〃ノ∇ノ)

このシリィヅ、単品だと、もぉ、中古しかナいっぽいので、
 DVD−BOXが、欲すいにゃあ (≧∇≦)

小学6年生の頃、江戸川乱歩シリィヅを借りるため、
 足繁く、図書館に通ってた、あの興奮が、蘇るのすぅ (〃ノ∇ノ)

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