2017年10月

三昨日の1本♪
大和屋竺 『荒野のダッチワイフ』 O(≧∇≦)O

10月26日(杢)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 85分の、本作を、数年ぶりに、一気に、観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

ずっと昔に、飼って、持ってた、非廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1967年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督・脚本は、大和屋竺なのす (〃ノ∇ノ)

難解なことで知られる、カルト映画なのす Σ( ̄□ ̄;)

主役の、殺し屋・ショウを演じた、港雄一の台詞が、
 活舌が悪いのか、声量がナいのか、異様に、聴き取りにくい訳で、

意図されたものかは、不明だけも、
 余計に、難易度を、上げてたりしるのす Σ( ̄▽ ̄|||)

このことは、あんまし、言及されてナいけも、
 アタシ以外の人は、ちゃんと、聴き取れてるのかすら???

一方、ショウの宿敵の、殺し屋・コウを演じた、山本昌平は、
 恐ろしい風貌の持ち主で、

『プロレスの星 アステカイザー』(1976~77年)の悪役、
 その名も、サタン・デモンが、印象深いのだけも、

古谷一行金田一シリィヅ 『不死蝶』(1978年、→ココ)の、
 矢部慎一郎が、意外にも、抒情的に、ハマってたのす (〃∇〃)

で、本作、途中から、ほとんど、理解不能に、なるのだけも、
 怪しいオブジェも、散見され、

歌も歌う、と云う、ダッチワイフが、出て来て、

時々、うにゅっと、回転速度の乱れる、『花』春のうららの隅田川‥‥)が、
 流れたりすて、

妙に、トラウマに、なっちったのす (・ω・。)。。

ちなみに、『花』のアイディアは、大和屋かも、痴れんけも、
 虚無的な、劇中音楽を、担当してるのは、山下洋輔なのす (・∀・)

何度、観ても、分からンかも、痴れンけも、分かるまで、観ナきゃ (≧∇≦)

以下、アタシと、奇才・大和屋竺接点を、描いてみるけも、

まづ、『恐怖劇場アンバランス』の、第1話 『木乃伊の恋』(1970年?)で、
 タイトルロウルの、俳優(つぅか、怪優)として (〃∇〃)

それから、アニメ 『ルパン三世』の、脚本では、
 『ルパンVS複製人間』が、実質、吉川惣司の作品らすいので、

1stTVシリィヅの、第2話 『魔術師と呼ばれた男』(1971年)辺りが、
 印象深いし (〃∇〃)

それからそれから、大昔に観た、松本俊夫 『ドグラ・マグラ』(1988年)で、
 脚本と、出演を、してたのす Σ( ̄□ ̄;)

ただ、残念ながら、桂枝雀「怪演」ばかりが、気になってたらすく、
 大和屋の演技は、記憶にナいのだけも‥‥ ( ゚∀。)

近々、『ルパン三世』や、『ドグラ・マグラ』を、また、観るツモリなので、
 再考デキるのが、楽しみだにゃあ (〃∇〃)

~~~~

二昨日の1本♪
『人面瘡』名探偵・金田一耕助シリーズ:第30作) O(≧∇≦)O

10月23日(有)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 94分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

2003年03月に、放映された、
 「名探偵・金田一耕助シリーズ」:第30作~ (≧∇≦)

で、レンタルが、あるかも痴れんけも、

「横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション」を、
 ゲッ吐しちったのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

監督の、山本厚と、脚本の、石原武龍の、
 『水神村伝説殺人事件』→ココ)に、続く、第2作目~ (・∀・)

金田一耕助の、古谷一行は、59歳で、
 (体調が、良かったのか、)少し、若返って、さかだちも、健在~ (〃∇〃)

唐突に、結論を云うと、本作は、実に、イイのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

「殺しの動機」が、分り易すぎたり、
 オカルトっつうか、超科学な要素も、強いのだけも、

ヒロインの、渡辺松代を演じた、36歳の、斉藤由貴の秀演が、光るし、

寛容さと、厳粛さが、同居する、
 ベテラン、69歳の、淡路恵子の貫禄の演技も、素晴らしい ( ^∀^)

余談だけも、若くすて、引退しる女優より、
 ばあちゃんに、なっても、ヤッてる人が、好きだな (〃ノ∇ノ)

演ぢることが、好きなんだろぉな Σ(@∀@)

イヤ~な女、会田麻美を、熱演すてた、三原じゅん子は、
 自民塔(ママ)、ヤッてるけも、女優は、辞めちったのかな???

ちょと、金田一の性格が、以前と、変わってる気も、しるけも、
 「財宝探し」の、要素なども、面白い (〃∇〃)

で、大きな瓜(うり)みたいなのを、川に流して、「実験」すたり、
 美味しい処は、押さえてる感ぢ ( ^∀^)

それから、人面瘡が、「発動」しる時の、不気味な効果音も、
 良くデキてると、思うのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

山本文勝「選曲」による、劇中音楽も、
 少し、地味になって、うるささが、ナくなったのが、イイぞ (^∇^)

ちょと、味が、変わったけも、
 古谷一行金田一シリィヅ、21世紀に、堂々の復活~ d(⌒o⌒)b

本シリィヅ後半は、デキが、悪い、と云う人も、いるけも、
 決して、そんなことは、ナいのすぅ (≧∇≦)

~~~~

五昨日の1本♪
『水神村伝説殺人事件』名探偵・金田一耕助シリーズ:第29作) O(≧∇≦)O

10月15日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 95分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

2002年04月に、放映された、
 「名探偵・金田一耕助シリーズ」:第29作~ (≧∇≦)

で、レンタルが、あるかも痴れんけも、

「横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション」を、
 ゲッ吐しちったのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

監督の、山本厚は、未知の人 ( ゚∀。)

脚本の、石原武龍も、未知の人 ( ゚∀。)

今回、初登場の、山本&石原のコムビは、
 本シリィヅの、残りの3作も、制作してるのす Σ( ̄□ ̄;)

本作の劇中で、金田一耕助古谷一行)が、河合警部谷啓)に、
 二年ぶりですね、とか、云ってるけも、

そもそも、2001年には、本シリィヅの制作は、ナく、
 コレで、終わりなのかな、と、思わせながらも、

新しいスタッフ(監督&脚本)で、
 21世紀に、「再開」された訳なのす Σ(@∀@)

で、古谷一行は、58歳で、
 走ったりしるのが、やや、ツラそぉだけも、さかだちは、健在~ (・∀・)

ヒロインっつうか、依頼者の、本位田鶴代を演じた、
 46歳の、坂口良子が、シブいオバタンに、なってた (・ω・。)。。

床屋の娘を、かわいらしく、弾けるよぉに、演じてた、
 市川崑『獄門島』→ココ)から、25年‥‥ Σ( ̄□ ̄;)

もぉ一人の、ヒロイン、秋月凛子を演じた、田中美奈子も、
 今(イマシトツ)、華がナい感ぢ ( ゚∀。)

でも、本位田慎吉石橋保)の、婚約者だった、
 川端梨絵佐藤友紀)は、憂いの色合いが、出てて、まづまづ (〃∇〃)

ただ、面白くなりそぉな要素も、ナい訳ではナいのだけも、
 全般に、地味~な仕上がり ( ゚∀。)

金田一が、偶然、「義眼」を拾うのも、
 意味深なよぉで、実は、あまり、重要ではナく、妙~な感ぢ ( ̄□ ̄;)

あと、山本文勝「選曲」による、劇中音楽が、いかにも、打ち込みっぽく、
 昭和は、既に遠く、21世紀の作品くさい、仕上がり ( ゚∀。)

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六昨日の1本♪
市川崑 『獄門島』 O(≧∇≦)O

10月08日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 141分の、本作を、20数年ぶりに、一気に、観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、 ←あまりに、ダメダメぢゃん

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

本作は、1977年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督は、市川崑なのす (〃ノ∇ノ)

脚本は、久里子亭
 すなわち、日高真也市川崑の、共同なのす (・∀・)

以前、観た時には、
 その魅力が、今(イマシトツ)、分からんかった本作だけも、

いわゆる、古谷一行の金田一シリーズ」の2本、
 1977年版→ココ)と、1997年版→ココ)で、ストウリィの面白さが、分かり、

その上で、本作(市川崑版)の、真の素晴らしさを、理解すたのす (〃∇〃)

で、了然を演じた、68歳の、佐分利信が、
 圧倒的な存在感で、グイグイ~と、魅せるのす (・∀・)

それから、鬼頭早苗を演じた、30歳の、大原麗子が、
 凛とした美しさで、素晴らすいのす (〃ノ∇ノ)

そして、床屋の娘・お七を演じた、21歳の、坂口良子の、
 反則(販促でも可)とも云える、可愛いさよ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

一方、鬼頭嘉右衛門を演じた、69歳の、東野英治郎の、
 比類ナい、醜悪さも、必見~ Σ( ̄▽ ̄|||)

ちなみに、この4人、全部、亡くなられてるのす ( ゚∀。)

他にも、名優が、多数、出演~ (〃ノ∇ノ) ←描ききれナい

個人的には、
 石坂浩二の、金田一耕助は、可もナし不可もナし、と云う感ぢ (・∀・)

若干、ネタバレるけも、終盤の「謎解き」の時間、
 片手が、使えナい犯人には、絞殺は、ムリだった、と云うので、

ぢゃあ、死体を吊るすのも、ムリなんぢゃナいか、と思ったりすたけも、
 この辺りは、ツッコミ処とでも、云うベキかすら Σ( ̄□ ̄;)

で、まるで、(ゲイムの)サウンド・ノヴェルみたいに、
 画面に、巨大な白文字が、表示されたり、

映画にしては、トリッキィな表現が、眼を引くのだけも、
 人間模様の描き方も、極めて緻密で、全く、侮れナいのす Σ(@∀@)

で、本作、公開直前に、テレヴィ放送された、古谷一行版とは、
 犯人が違うことを、映画館にて、貼り紙で、告知すたり、

劇場予告編に、横溝正史を出演させて、
 自分も、この映画の犯人を知らない、とか云わせたりすて、

よぉするに、原作どぉりぢゃナいのが、売りなのだけも、

個人的な「評価」は、本作や、古谷一行の2本を、
 もっと何度も、観直して、ゆっくり考えてみたい、と思うのす ( ^∀^)

原作を読むのも、イイのだけも、やや、活字が苦手~ ( ゚∀。)

ともかく、
 市川崑「金田一」の、最高傑作かも痴れナい、1本なのす (〃∇〃)

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二昨日の1本♪
今村昌平 『西銀座駅前』 O(≧∇≦)O

10月05日(杢)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 52分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

オフロで助けた、ムカデの幼女はんが、
 「恩返し」に、置いていったらすい、DVD−BOXの中の1本 d(⌒o⌒)b

本作は、1958年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、今村昌平は、
 『盗まれた欲情』→ココ)や、『赤い殺意』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本も、今村昌平なのす Σ(@∀@)

本作は、コメディなのす Σ( ̄□ ̄;)

しかも、やはり、喜劇である、『赤い殺意』と、比べても、
 相当に、「軽い」のす (^∇^)

フランク永井も、出てたりすて、「歌謡ショウ」みたいな作品かな、と、
 あんまし、期待すてナかったけも、実は、面白いのす (〃ノ∇ノ)

ふだん、25分に凝縮された、特撮ドラマを、観てるせぇか、
 時間の「短さ」は、ほとんど感ぢナかったし (・∀・)

で、主役の、大山重太郎を、可笑しく演じた、柳沢真一は、
 未知の人 ( ゚∀。)

大山の友人の、獣医・浅田康を、演じた、西村晃は、
 今村の常連で、個人的には、オナジミ~怪優なのす (〃∇〃)

とりわけ、浅田の、快速のギャグは、素晴らしいぞ Σ(@∀@)

それから、浅田の助手(???)の、栗田を演じた、神戸瓢介も、
 抜群の面白さだし o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

女優では、ヒロインの、万年筆屋店員・堀恭子と、
 全身を黒く染め、二役すた、サリーの、五十嵐ユリが、ステキ (〃∇〃)

ちなみに、フランク永井は、「歌とジョッキー」と云う役回りで、
 「ジョッキー」とは、騎手操縦手と云う、意味らすいのす (・∀・)

ともかく、想像を絶する、ストウリィ展開は、絶品~ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

一つ、残念だったのは、今村の、他の作品より、軽視されたみたいで、
 本DVD、フィルムのノイヅ取りが、今(イマシトツ)だし (ノд`)

今村が、このよぉな作品を、撮った理由は、不明だけも、
 その気になれば、何でも、デキてすまうのが、流石なのす Σ(@∀@)

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六昨日の1本♪
吉田喜重 『女のみづうみ』 O(≧∇≦)O

09月28日(杢)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 98分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、飼ったばかりの、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1966年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、吉田喜重は、
 『秋津温泉』→ココ)や、『水で書いた物語』→ココ)、

そして、『エロス+虐殺』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

ちなみに、本作も、加えた、この4本で、カラァなのは、
 一番古い、『秋津温泉』(1962年)のみだったりしる Σ( ̄□ ̄;)

脚本は、石堂淑朗大野靖子吉田喜重の、共同なのす (・∀・)

有夫の女仔(ぢょぴ)、水木宮子岡田茉莉子)は、
 美しいのだけも、モノクロのせぇか、妙に、色気がナくて、

漢(をとこ)を、心からは、愛せナい、乾いた女仔(をんな)に、
 見えるのす ( ゚∀。|||)

まるで、自分の恋人である、ソフィー・マルソーに、
 際どい演技をさせた、アンジェイ・ズラウスキの、一連の映画のよぉに、

吉田喜重も、の、岡田茉莉子から、
 多彩なキャラクタァを、つむぎ出して行ったのす (〃ノ∇ノ)

例えば、前作・『水で書いた物語』で、描いてみせた、「母」とは、
 全く異なる、本作の、水木宮子~ Σ( ̄□ ̄;)

で、劇中、名前は、出ナかったと、思うけも、
 「問題のネガ」を、奪った、桜井銀平露口茂)が、

声も、小さく、物静かで、ちょと挫折した、インテリっぽいのだけも、
 終盤の、怒りの表出には、注目〜 (〃ノ∇ノ)

ちなみに、「代●木ゼミナール」の看板が、
 長々と、写ってるシィンがあって、妙に、気になったのだけも、

桜井銀平は、ココの講師と云う設定で、イイのかすら???

あと、温泉街の、写真屋のオヤヂを、演じた、梅津栄が、
 胡散くさくハマってて、サイコォしゅぎるし o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

で、ストウリィ自体は、決して、複雑ぢゃナいのに、
 登場人物の、心理を、読みきれナい、ムツカシサが、あるけも、

DVDの映像特典の、「予告編」を観ると、
 まるで、種明かしのよぉで、ずいぶん、スッキリしるのす (・∀・)

本作、ちょと、心理劇っぽく、
 かにゃり、芸術的な造りの、傑作だったのす (〃ノ∇ノ)

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