2012年4月

『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ-01
 『宇宙からの贈りもの』 ←『ウルトラセブン』の原点

04月28日(吐)の午後、『ウルトラQ』の
 第3話 『宇宙からの贈りもの』を観たのす (〃∇〃)

地球の調査用のロケットを侵略とカン違いしたのか、
 宇宙怪獣を送り込んできた火星人 ( ̄□ ̄;)( ̄□ ̄;)

設定が『ウルトラセブン』の『ウルトラ警備隊西へ(前・後編)』にそっくりだが、
 脚本は、同じく、金城哲夫なのだ (〃∇〃)

で、万城目たちを襲う宇宙怪獣(いわゆる、ナメゴン)が、
 大迫力で光学合成されている (≧∇≦)

しかし、見どころは終盤かも知れナい (〃∇〃)

戦争人種差別人身売買をしている人類は、
 進歩した文明を持つ星々の仲間には加えてもらえナいだろうと言う、
かなり皮肉っぽい雑談(実は、制作者の理念を語っている)の途中、

夜の闇に、再び現れる宇宙怪獣の不気味さ ( ̄□ ̄;)

ちなみに、宇宙怪獣が玉子から孵る場面も、
 殻のヒビが妙に気色悪く、良くデキてる (ノд`)

そんな、『ウルトラセブン』の原点を見るような1本 (≧∇≦)

しかも、事件の解決シーンを見せずに終わるところに、
 藤子不二雄Fの短編のような、強烈なインパクトがある ( ̄□ ̄;)

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『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ-02
 『五郎とゴロー』 ←『ウルトラQ』を代表する一本

04月14日(吐)の午後、『ウルトラQ』の
 第2話 『五郎とゴロー』を観たのす (〃∇〃)

猿と一緒に育った、オシ(?)の青年、
 「エテキチ」こと、五郎(怪優・鈴木和夫)が最高だ (〃ノ∇ノ)

『ウルトラセブン』の第2話 『緑の恐怖』で、
 怪しい郵便物を届ける、陰気な郵便配達人を演じていたが、

 小包です…。

とだけ言う、滑舌の悪い、暗い声が超絶に怪しく、
 侵略者の送り出した刺客と考えるより手立てがナかった ( ̄□ ̄;)

実相寺昭雄の『青い沼の女』の冒頭、 ←火曜サスペンス劇場
 降りしきる雨の中、因縁の手紙を持ってくる郵便配達人(寺田農)級に、

激しく意味深なようで、
 実は、全く意味がナいのである (ノд`) ←単なる演出

この郵便配達人の「味」を中学生にして見抜いてしまった、 ←鈴木和夫の方
 自称ペシミストのわたにゃんは、
やがて、怪優のコレクションを始めてしまうのである ( ゚∀。) ←ダメぢゃん

で、本作の五郎は、台詞はナく、口笛を吹き、おどおどし、唸るだけなのだが、
 その表情は、喜びや悲しみを表現しきっていて、完璧だ ( ̄□ ̄;)

ラスト近く、巨大猿ゴローからの視点で、
 ひとり、絶叫する五郎に、否応ナく胸をえぐられる (ノд`)(ノд`)

そんな怪優・鈴木和夫おそらく唯一のタイトルロール作品が、
 本作なのだ (〃ノ∇ノ)

「第2話の漢(をとこ)・鈴木和夫」は、 ←わたにゃんの命名
 「Wikipedi屋」(仮名)によると、既に故人らしい (ノд`)

清水紘治や寺田農のような彫りの深い容貌を持つが、
 優しさも同居してるステキな俳優だ (///ω///)

他にも、ワイルド星人に撃たれる巡査など、端役の出演はあるが、
 もっと活躍して欲しかった (ノд`)

金城哲夫のシナリオは、例によって、ツッコミどころ満載であるが、
 円谷一の鋭い演出で、25分を闘い抜いた濃密な仕上がり (≧∇≦)

今回は、レギュラーも、ゲストも、充実していて、
 印象こそ地味だが、
シリーズを代表する一本であることは、疑いナい ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

DVDをゲッ吐して、みんなで観よう♪ ←岸田森のマネ

~~~~ 05月13日の追加

心優しき怪優・鈴木和夫には、
 『怒りの孤島』(1958年)と言う幻の主演映画もあるが、

製品化されてナいので、
 観ることは極めて困難なようだ ( ゚∀。) ←特に、田舎では

わたにゃんも観たことがナいのす (ノд`)

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『帰ってきたウルトラマン』 第33話 『怪獣使いと少年』 ( ̄□ ̄;)
いっそ駄目になってしまえたら…… ( ゚∀。)

ちょっとイヤなことがあったので、早く寝ようと思ったけど、
 04月06日(盆)の夜、

わたにゃんが知ってる範囲で、
 最高に重量級の作品である『怪獣使いと少年』を観てしまった (ノд`)

これで、3回目かな???

出口のナい凄絶なストーリー
 疎外される少年への妥協なき演出凝りに凝った映像表現

25分で、ここまでデキるんだな ( ̄□ ̄;)

東條昭平、恐るべし ( ̄□ ̄;)( ̄□ ̄;)

社会から疎外された人間が、宇宙人の星に行こうとする作品には、
 『ウルトラセブン』の『ひとりぼっちの地球人』『円盤が来た』があるし、

『ノンマルトの使者』も、そのヴァリアントと言えるかも知れナい (≧∇≦)

いわゆる、ヒーロー物において、
 このような作品は、絶対に許されない反則技なのは言うまでもナい ( ̄□ ̄;)

普通の人間の普通の生活を ←いわゆる、マジョリティ
 真っ向から否定してしまうからだ ( ゚∀。)

これらの作品が心地よくなった時、
 真のペシミストになれるのかも知れナい ( ̄□ ̄;)

つげ義春の『やなぎ屋主人』の言葉を借りれば、
 いっそ駄目になってしまえたら、楽なのだ ( ̄□ ̄;)

中途半端は、苦しい (ノд`)

DVDをゲッ吐して、みんなで観よう♪ ←岸田森のマネ
 と、言いたいところだけど、普通の人には分からナい作品デス (*´∀`)

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『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ-03
 『ゴメスを倒せ!』

04月05日(杢)の夜、『ウルトラQ』の
 第1話 『ゴメスを倒せ!』を観たのす (〃∇〃)

このブログでは、第5話から、鑑賞記録を描き始めたけど、
 第1~4話を観直すことにしたのす (*´∀`)

『ウルトラQ』の放送順は、制作順ではナいので、
 「第1話として、本作が選ばれた理由」を想像してみよう d(⌒o⌒)b

東海弾丸道路建設作業員として、
 怪優・大村千吉や ←「アル中」と言う設定 ←お約束
 怪優・山本廉が、 ←実は、イカルス星人
惜しげもナく起用されてるが、多分、これが理由ではナい (*´∀`)

万城目淳(佐原健二)と、 ←後に、地球防衛軍の参謀になる
 江戸川由利子(桜井浩子)が、 ←後に、岸田森の教団に犯されまくる
不用意に飛び込んだ洞窟の中で、妙に仲良しだったり、

わりと出番の少ない戸川一平(西條康彦)が、 ←後に、ガソリンスタンドに就職
 口数の多いガキンチョになめられつつも、少し活躍したり、
レギュラーの見せ場が多いのが、理由だったりしそうだ (*´∀`)

また、前述のガキンチョの活躍が、
 わたにゃんは、ガキンチョが活躍する作品は、あまり好きではナいけど、
 (例外:『悪魔と天使の間に‥‥』『怪獣使いと少年』
幼い視聴者にウケると考えられたのだろう (*´∀`)

そして、最大の理由は、
 怪獣同士の闘いが、なかなかの迫力で描かれていたからではナいか???

が、口数の多いガキンチョは、タイプではナいし、

洞窟の中を逃げ回る場面も、やや冗長だし、

サナギ(玉子じゃナいらしい???)からかえったばかりのリトラが、
 ゴメスと闘うのが、妙に腑に落ちナいし、

個人的には、
 あまり好きではナい作品だったりする (ノд`)

でも、DVDをゲッ吐して、みんなで観よう♪ ←岸田森のマネ

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