藤村志保

三昨日の1本♪
田中徳三 『怪談雪女郎』 O(≧∇≦)O

04月08日(有)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 79分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、飼った、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1968年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、田中徳三は、
 『宿無し犬』→ココ)も、撮った人 (≧∇≦)

脚本の、八尋不二は、未知の人 ( ゚∀。)

タイトルロールの、雪女ゆきを、演じるのは、
 29歳の、藤村志保なのす (〃∇〃)

雪女モード時の、迫力が、しゅごいけも、
 ゆきモードの時は、うって変わって、カワイイのす (≧∇≦)

ただ、仏師与作石浜朗)と、結婚すてからは、
 何故か、まゆを剃ってるので、微妙なルックス ( ゚∀。)

軽く、ネタバレるけも、

ゆきを、捕まえて、犯そうとした、ちょっと権力のある、卑劣な男が、
 雪女モードに変じた、ゆきに、返り討ちにされるのが、

強姦事件無罪が、続く、昨今の、日本の司法の状況を、憂うに、
 何だか、「痛快」だったのす (・∀・)

同時に、ゆきが、いかに、
 正しい心を持つ、与作を、愛していたか、分かるエピソード (〃∇〃)

で、与作の作る仏像が、物語の進行とともに、
 「完成」に近づいて行く、緻密な脚本が、秀逸~ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

あと、ゆきの正体を、見破る、巫女のばあさんを、演じた、
 女の怪優・原泉の、強い意志が刻まれた表情が、圧巻~ (〃ノ∇ノ)

ほとんど初めて、原泉を、「凄い」と、思ったのす (*´∀`)

アヤカシと云うか、魔物に、魅入られた男は、
 だんだん、弱っていったりしるのが、お約束だけも、

与作は、そんなことは、無く、
 子供も生まれて、幸せになってるのが、イイのす (≧∇≦)

あと、二人が、出会った初め、
 お互いに、パートナーが、いナいことを、確認し合ったのが、

しゅごく、印象的であった (・∀・)

「特撮」も、よく出来てて、
 体に、雪が、はり付いていく様子とか、素晴らしいのす (≧∇≦)

全体としては、やや、「狂気」が、足りナい気が、しるけも、
 丁寧に作られた、良作だと、思うのす (〃∇〃)

ぜひ、真冬の夜に、観たい映画 (・∀・)

特に、藤村志保のファンには、絶対のオススメだし ( ^∀^)

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♪♪TOWER RECORDSで、チェ~ック♪♪
比較的廉価なDVD

四昨日の1本♪
市川崑 『破戒』 O(≧∇≦)O

02月14日(杢)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 119分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

本作は、1962年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、市川崑は、
 『犬神家の一族』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本和田夏十は、
 『炎上』→ココ)も、書いた人 (・∀・)

島崎藤村原作(読んだこと無い)が、良いのか、
 和田夏十脚本が、良いのか、実に、文学的な、格調高い仕上がりで、

主役の、瀬川丑松市川雷蔵)にも、感情移入デキたし、
 終始、引き込まれ、退屈しナかったのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

『処刑の部屋』→ココ)とか、『野火』→ココ)とか、
 感情移入し難い人物を、描いてたので、

(初期の)市川崑と、和田夏十には、苦手意識を持ってたけも、
 ちょと、見直したな ( ^∀^)

もっともっと、彼らの作品を、観ナきゃ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

で、市川雷蔵は、時代劇のヒーローやら、殺し屋やら、
 様々な人物を、実に、器用に、演じ分けるにゃあ (≧∇≦)

本作では、被差別部落出身であることを、ひた隠している、
 若い、小学校教師の役 Σ( ̄□ ̄;)

被差別部落と云えば、アタシの、中学校の同級生、
 Uたんのお母さんが、そぉだったんだって ( ̄▽ ̄|||)

現在も、そのよぉな差別が、あるのかは不明~ ( ゚∀。)

ちなみに、Uたんは、かわいくて、活発で、
 男子にも、女仔(ぢょぴ)にも、人気があったにゃあ (〃∇〃)

で、ヒロインの、お志保を演じた、23歳の、藤村志保は、
 本作で、デヴューすたのだけも、しゅごく、美しいにゃあ (///ω///)

貧乏くさいとは、云わナいけも、素朴な、藤村志保は、
 お寺の養女の、ちょと不幸な娘が、画になってたし ( ^∀^)

そもそも、本作を観たのは、藤村志保が、気になったから (≧∇≦)

それから、静かに燃える眼が、ただならヌ、猪子蓮太郎を演じた、
 三國連太郎の、巧みな演技が、比類ナいのす (〃ノ∇ノ)

猪子は、結核を患ってるらしく、時々、咳をするのだけも、
 全く、ワザとらしさが、無いのす Σ(@∀@)

特に、あなたを知らナいと、丑松に、告げられるシィンなど、
 ヤル瀬無くて、圧巻~ Σ( ̄□ ̄;)

丑松の父を演じた、56歳の、怪優・浜村純も、
 怪演ではナいけも、独特の、枯れた味があったにゃあ (〃ノ∇ノ)

『炎上』でも、市川雷蔵オヤジの役だったハヅ (・∀・)

アル中の小学校教師、風間敬之進を演じた、怪優・船越英二は、
 いかにもな、怪演~ (〃ノ∇ノ)

丑松の親友・同僚、土屋銀之助を演じた、長門裕之は、

何を演じても、長門裕之な感ぢだけも、
 誠実な親友・同僚に、なり切ってたし ( ^∀^)

同年公開の、吉田喜重 『秋津温泉』→ココ)も、必見~ (〃∇〃)

あと、子役たちの演技も、全く、隙が無かったにゃあ Σ( ̄□ ̄;)

大好きな役者たちが、そろってて、dokidokiすたし、
 エンディングも、ステキで、とても、良かった訳デス (〃ノ∇ノ)

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三昨日の1本♪
富本壮吉 『妻の日の愛のかたみに』 O(≧∇≦)O

01月11日(盆)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 89分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

先日、或る人物から、格安で、ゲッ吐すた、廉価DVDなのす (*´∀`)

本作は、1965年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、富本壮吉は、
 『花実のない森』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本木下惠介は、
 大昔に観た、『破れ太鼓』や、『善魔』を、撮った人 (・∀・)

木下惠介の監督作品は、まだ、ほとんど観てナい、アタシなのす ( ゚∀。)

また、単調にならず、叙情豊かに、映像を支える、
 木下忠司音楽も、素晴らしい (〃∇〃) ←木下惠介の弟

ちなみに、若尾文子の主演で、同年公開の、『花実のない森』とは、
 全く、異なる作品なのす Σ( ̄□ ̄;)

天体望遠鏡と、クラシック・ギターくらい、違うのす Σ( ̄□ ̄;)

病魔に冒される、千枝子若尾文子)が、小学校の教師なのも、
 何だか、文芸的 (〃∇〃)

で、病床の、千枝子が詠む、「短歌」が、凄絶だし (σω-)。

ちなみに、原作の、池上三重子は、歌人で、
 本作は、「実話」に、基づいてるみたいら (・ω・。)。。

また、の、正之怪優・船越英二)は、中学校の教師 (・∀・)

二人とも、自転車で、通勤~ (≧∇≦) ←良き昭和

千枝子同僚の、秋元先生藤村志保)も、
 健康的で、妙に、美しいぞ (〃∇〃) ←良き昭和

思わず、藤村志保の、ファンに、なっちった o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

だが、「鍵」となるのは、親の世代かも、痴れ~ヌ Σ( ̄□ ̄;)

すなわち、正之の父怪優・浜村純)、正之の母怪優・原泉)、
 千枝子の母瀧花久子)など (・∀・)

ちなみに、さっきから、怪優怪優と、書いてるけも、
 本作では、ほぼ直球勝負に、演じてて、怪演は、ナいのす ( ^∀^)

その、親たちと云うか、地域柄福岡県柳川市)と云うか、
 結婚や、夫婦の、「理想像」のよぉなものが、存在し、

ソレが、この、良き夫婦を、苦しめてるらしいのが、悲劇的だし (ノд`)

かと云って、今村昌平的な、ドロドロした重喜劇とも、異なる、
 もっと、澄みきった悲劇性なのす Σ(@∀@)

で、実に、意外な結末を、迎えたのであった Σ( ̄□ ̄;)

この映画は、ぢわぢわと、効いて来るかも~ (・∀・)

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