2012年5月

『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ01’
 『ペギラが来た!』 ←女と男のストイックな物語

05月21日(朋)の夕方、『ウルトラQ』の
 第5話 『ペギラが来た!』を観たのす (〃∇〃)

これで2回目だが、『ウルトラQ』は、
 噛めば噛むほど味が出るのが不思議だ (*´∀`)

1回目のショォト・レヴュは、ここなのす (≧∇≦)

モノクロ映像&モノラル音声は、多分に想像力で補完するらしく、

吹雪の吹き荒れる雪原の無限の拡がりと、
 その対極である、基地内の密室的な閉塞感に、
異様な臨場感がある ( ̄□ ̄;)

終始聴こえる風の音に秘密があるのかも知れない (〃∇〃)

で、25分の作品でありながら、その構成は完璧で、
 事件の発生、謎解き、ペギラとの闘い、エンディングが、
実に、緻密に描かれている ( ̄□ ̄;)

何かと「科学的に」反論していた、
 美声でヒゲの副隊長(黒木順)が、 ←内海賢二による吹き替え
ペギラとの闘いの土壇場で、あまりに度胸がナいのと対照的に、

初老の隊長(松本克平)は、「豪傑」である (≧∇≦)

美男ではナいが、
 キリヤマ(ウルトラ警備隊)や伊吹(MAT)を彷彿させる存在感だ (〃∇〃)

そして、主演の久原隊員(田村奈巳)の青い焔のように、
 静かに熱く燃えるまなざしが、圧巻だ ( ̄□ ̄;)

あえて、お調子者の由利子&一平を出さず、
 万城目と久原隊員の死と隣り合わせの男女の愛を匂わせつつも、
何も起こさナいところが、本物の大人のドラマなのだ (〃∇〃)

一方、久原隊員に迫る、錯乱した伊東隊員(伊吹徹)の変態的笑いは、
 まさに、あっちの表現であり、
子供番組でナかったら、もっと先まで観られたに違いナい (ノд`)

やはり、『プロジェクト・ブルー』野長瀬三摩地監督は、さすがだな (〃ノ∇ノ)

面白いのに、ストイックなところは、初期の黒澤明みたいじゃナいか (≧∇≦)

ちなみに、前半と後半で髪型を変える久原隊員だが、
 「女らしさ」を見せる後半が、カワイイぞ (〃∇〃)

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家族の大切さを描いてみせた『耳をすませば』 ( ̄□ ̄;)

結局、映画『耳をすませば』は、

「結婚」に関しては、世間一般の「通念」を参照せよっ、てな感じで、
 かなり無責任に終わってしまっているけど、

(つまり、言わナくても分かるだろっ、と…)

「家族」の大切さを描くことには、まずまず成功しているかも (・∀・)

そのことに、つい最近、気づいた ( ̄□ ̄;)

でも、一緒にご飯を食べなければならナい理由を
 「家族なんだからね」で、済ましてるあたり、

やはり、儒教的な臭いもする ( ゚∀。)

まだまだ、考える余地のある作品だ (*´∀`)

去年の夏に書いたレヴューは、ここデス (〃∇〃)

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『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ00
 『マンモスフラワー』 ←暑い血潮の制作第1話

05月08日(焔)の夕方、『ウルトラQ』の
 第4話 『マンモスフラワー』を観たのす (〃∇〃)

『ウルトラQ』の放送は、制作順ではナく、
 本作が、記念すべき「制作第1話」なのだ (≧∇≦)

マンモスフラワー(いわゆる、ジュラン)の成長によって、
 崩壊するビルのミニチュアは、かなり気合いが入ってて、

『怪奇大作戦』の傑作、『呪いの壺』のラストで、
 炎上するミニチュアの寺には、微妙に及ばナいが、

モノクロのマジックも手伝って、
 素晴らしいリアリティがある ( ̄□ ̄;) ←脳内補完してるかも

床で叩き割ったビール瓶を武器に、熱闘する万城目など、
 レギュラー陣は、素晴らしいテンションで魅せてくれるし、

一平くんと仲良しな、広告会社OLみっちゃん雨宮貞子)の
 いかにも60年代風の健康的なかわいさや、

事件解決の鍵となる源田博士高田稔)のダンディさなど、
 ゲストも、実に魅力的だ (≧∇≦)

そして、光学合成されたマンモスフラワーの幻想的な美しさが、
 まさに圧巻と言える ( ̄□ ̄;)

ほぼ、大人向けの内容だが、
 本作こそ、「放送第1話」に相応しかったのでは???

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