成田三樹夫

五昨日の1本♪
再考☆森一生 『ある殺し屋』 O(≧∇≦)O

03月16日(吐)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、

闘兇(とぉきょぉ)地方から、帰省すてた、けん象と、
 84分の、本作を、一気に、観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

ずっと前に、飼って持ってた、廉価DVDなのす (・∀・)

コレで、2回目なのす (・∀・)

以前のレヴュは、→ココなのす (≧∇≦)

本作は、1967年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、森一生は、
 『怪談 蚊喰鳥』→ココ)や、『暴れ犬』→ココ)も、撮ってる人 (・∀・)

脚本は、映画監督増村保造と、石松愛弘なのす (・∀・)

前回は、初めて、市川雷蔵の演技を、観た訳だけも、
 ソレから、3年もの時が過ぎ、新たに、5本くらい観たのす (≧∇≦)

例えば、市川崑 『破戒』→ココ)の、瀬川丑松と、
 本作の、塩沢さんが、同じ役者とは、到底、思えナい訳デス Σ( ̄□ ̄;)

そこに、市川雷蔵の、「巧さ」が、あるのかな???

市川雷蔵は、1969年に、37歳で、亡くなってるから、
 かなり晩年の本作では、体調も悪かったと、想像されるのす (ノд`)

でも、そんなことを、感じさせナい、「強さ」が、あるのす Σ( ̄□ ̄;)

で、成田三樹夫が、前田と云う、例によって、ヤクザの役で、出てるけも、
 塩沢さん凄さに、ビビッてみせる演技など、絶妙で、

ソレが、ラストの、前田の台詞に、つながってる訳デス (≧∇≦)

また、本作を観てて、ふと、気づいたのだけも、
 塩沢さんは、必要のナい殺しは、しナいのす Σ( ̄□ ̄;)

つまり、前田を、返り討ちにするのでも、ナく、
 捕まえたヤクザも、殺さず、縛っておく訳デス (・∀・)

あと、22歳の、野川由美子が、演じた、圭子は、
 ふざけた女だけも、「美人」だし、

小池朝雄が、演じた、組長も、胡散臭くて、面白いぞ (〃ノ∇ノ)

なお、序盤に、塩沢さんに、腕を折られる、
 サングラスのチンピラ・健次を演じた、千波丈太郎は、

『仮面ライダーV3』の、ドクトルGとして、知られた人 Σ(@∀@)

本作を、初めて観た、けん象も、
 「良かったですぞ。」と、云っておった O(≧∇≦)O

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三昨日の1本♪
島耕二 『怪談おとし穴』 O(≧∇≦)O

03月06日(焔)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 78分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、飼ったばかりの、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1968年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、島耕二は、
 『十代の性典』→ココ)も、撮ってる人 (・∀・)

脚本の、舟橋和郎は、
 三隅研次 『処女が見た』→ココ)も、書いてる人 (・∀・)

で、まだ寒い、春の夜に、本作を選んだのは、

成田三樹夫が、主演で、
 しかも、ヤクザの役ぢゃナいことに、惹かれたのす (・∀・)

以前、アマツォンのレヴュで、
 「どう見てもヤクザ」と、書かれてて、吹いてすまったけも、

実際、観てみると、
 成田が演じる、エリートサラリーマン・倉本治夫は、

フランケンテクノカットを、ミックスすたよぉな、特異な髪型も、斬新で、
 いつもの、ヤクザには、見えンかったし Σ( ̄□ ̄;)

実相寺昭雄 『歌麿 夢と知りせば』→ココ)でも、
 春画の版元・蔦屋重三郎を、好演すてたし、

深作欣二 『柳生一族の陰謀』→ココ)の、
 強すぎる公家・烏丸少将文麿も、比類ナク、面白かった (*´∀`)

これ等の2本は、本作の、約10年後の作品だけも、
 本作で、若くても、上手い、成田実力を、見た気がしるし (〃∇〃)

あと、失踪したOL・西野悦子渚まゆみ)の、の役で、
 怪優・船越英二が、出てるのも、気になってたけも、

特別な「怪演」をしてる訳では、ナかったのす (・∀・)

コレはつまり、増村保造 『盲獣』→ココ)なんかが、
 破格しゅぎるのだろぉ Σ( ̄□ ̄;)

で、本作だけも、渚まゆみは、三隅研次 『斬る』→ココ)の、
 主人公の役からは、想像できナいくらい、変貌すておる Σ( ̄□ ̄;)

ところが、モノクロのせぇか、
 頻発しる、女の幽霊の出現は、あんまし、怖くナいのす ( ゚∀。|||)

怖いと云えば、殺人の場面と、運ばれる死体の方が、怖い (・ω・。)。。

ソレから、倉本に、棄てられまいとすた、西野悦子も、
 別の意味で、怖かったかも痴れナい ( ̄□ ̄;)

死んだ人間より、生きてる人間の怖さを、描いてみせた、
 森一生 『怪談 蚊喰鳥』→ココ)も、殺人の場面が、怖かったし (ノд`)

『怪談 蚊喰鳥』は、船越英二が、怪演しるので、
 ヘンな映画を、観たい人には、強力に、オススメ~ (〃∇〃)

で、最後に、本作だけも、
 モノクロ・フィルムで、撮った、意図は、何だったのかすら???

倉本成田)の、
 暗く、あまり抑揚がナい独白とは、マッチすてたけも (*´∀`)

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三昨日の1本♪
深作欣二 『柳生一族の陰謀』 O(≧∇≦)O

02月10日(吐)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 130分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

本作は、1978年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、深作欣二は、ヤクザ映画とかの大物だけも、
 アタシには、未知の人だったりしる (・∀・)

脚本は、野上龍雄松田寛夫深作欣二共同なのす (・∀・)

誰も、痴らナい‥‥ ( ゚∀。|||)

そもそも、本作を観たのは、強すぎる公家・烏丸少将文麿を演じた、
 成田三樹夫が、気になったからなのす (〃ノ∇ノ)

で、そこそこ、見せ場も、あったのだけも、
 案外、あっさり、倒されて、ガッカリ (・ω・。)。。(・ω・。)。。

TV版のDVD化が、待たれるな ( ゚∀。)

ちょと気になったけも、
 三樹夫くん眉を剃らずに、白塗りしてるのす Σ( ̄□ ̄;)

ホントは、黒澤明 『羅生門』に主演すた、京マチ子みたいに、
 剃り剃りしるのが、正しいんぢゃナいかすら ( ゚∀。)

あと、気の小さい、別の公家・三条大納言実条を、
 脇役の王者・梅津栄が、愚かしく、好演すてた ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

そして、特筆すべきは、柳生茜を演じた、
 アクション女優・志穂美悦子の、比類ナい、カッコ良さよ (〃ノ∇ノ)

個人的には、中性的女子(ぢょぴ)とか、男装の麗人とか、
 何故か、しゅごく、好きなので、

(女子(ぢょぴ)が、腐ったよぉな女っぽさを見せると、白ける♪)

何時の日か、『キカイダー01』で、再会すたいと、思うのす (*´∀`)

あと、出雲の阿国を演じた、
 31歳の、大原麗子の美しさが、反則(販促でも可)なのす Σ(@∀@)

前年に、公開された、市川崑 『獄門島』→ココ)でも、
 美しかったにゃあ (〃∇〃)

ソレから、「誰を演じても、原田芳雄」な、原田芳雄が、
 ちょと違う雰囲気で、笛吹き・名護屋山三郎を、演じてた (≧∇≦)

でも、原田芳雄の、嵐のよぉな声は、健在~ (^∇^)

そんな訳で、大スタァを集結すた、この、歴史的大作を、
 脇役中心に、検討すてみマスたぁ d(⌒o⌒)b

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一昨日の1本♪
村野鐵太郎 『ごろつき犬』 O(≧∇≦)O

01月11日(杢)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 88分の本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

去年の暮れ、
 或る人物から、格安で、ゲッ吐すた、廉価DVDなのす (*´∀`)

本作は、1965年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

で、田宮二郎「犬シリーズ」、第3弾~ (〃ノ∇ノ)

監督の、村野鐵太郎は、
 『月山』→ココ)も、撮ってる人 (・∀・)

脚本は、藤本義一なのす (・∀・)

ついに、カラァになって、ギラギラ感、ア~ップ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

本シリィヅは、カラァの方が、絶対、合ってると思うので、

いつか、第1&2作も、『総天然色ウルトラQ』みたいに、
 カラァ化すて欲すいな (・∀・)

で、天知茂の演ずる、ショボクレ(木村準太刑事)が、
 復活すたぁ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

本作から、晴れて、「ショボクレ刑事」などと、呼びまくる、
 鴨井大介田宮二郎)だし (〃ノ∇ノ)

その、鴨井と、ショボクレ掛け合いは、極上のギャグで、

とくに、肺病で、もぉ、自分は長くナいのだと、同情を引く、ショボクレが、
 サイコォしゅぎるのす (///ω///)

モンタージュを作る場面も、可笑ししゅぎるし、
 どぉすて、こんな面白い脚本が、書けるのだろぉ (^∇^)

で、今回は、マドンナが、二人~ Σ( ̄□ ̄;)

鴨井に、仕事を依頼しる、三沢葉子水谷良重)と、
 ヤクザ・辺見山下洵一郎)の女・柴田まゆみ江波杏子)なのす (・∀・)

ただ、水谷良重って、どこか、安っぽくて、
 個人的には、全くタイプぢゃナいし、ミス・キャストな感ぢ ( ゚∀。|||)

江波杏子の演技は、迫力が、ありしゅぎて、
 見開いた眼が、まるで、トカゲのよぉに、怖いし (・ω・。)。。

鴨井は、底抜けに明るくて、元気だけも、
 ストウリィは、シリアスで、かにゃり重いのす Σ( ̄□ ̄;)

また、出てきたよ、腐れヤクザの、成田三樹夫~ (・∀・)

ちなみに、役名は、川勝(かわかつ)だけも、
 もはや、誰を演じても、成田三樹夫、っつう感ぢ ( ゚∀。)

でも、本作の、最凶の悪役は、41歳根上淳が、演じる、
 早撃ちの拳銃使いにして、知性派の、稲取修次だし Σ( ̄□ ̄;)

白浜温泉(和歌山県)の旅館の女中・玉子坂本スミ子)も、
 鴨井に、惚れちって、元気に、ドタバタ~ ( ^∀^)

第1作が、サイコォと、云う人も、いるけも、
 アタシは、豪華絢爛な本作の方が、さらに、面白かったな (^∇^)

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二昨日の1本♪
村山三男 『喧嘩犬』 O(≧∇≦)O

01月08日(有)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 89分の本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

去年の暮れ、
 或る人物から、格安で、ゲッ吐すた、廉価DVDなのす (*´∀`)

本作は、1964年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

で、田宮二郎「犬シリーズ」、第2弾~ (〃ノ∇ノ)

監督の、村山三男は、
 『樺太1945年夏 氷雪の門』→ココ)も、撮ってる人 (・∀・)

脚本は、藤本義一なのす (・∀・)

第1作で、ヤクザを、5~6人、射殺すたけも、
 あっさり、出所しる、鴨井大介田宮二郎)だし ( ^∀^)

鴨井が、刑務所で、仲良くなった、小吉海野かつを)は、
 頼りナいけも、何とも、イイヤツなのす (〃∇〃)

第1作に、しき続き出演の、坂本スミ子は、
 第1作とは、別人で、小吉の妻・町子の役なのす (・∀・)

30歳で、女子高生のコスプレをさせられてる、売春婦町子だけも、
 帰らヌ、小吉を待ってるシインとか、泣かせるぅ (ノд`)

坂本スミ子は、本シリィヅの全作に、出演してるみたい (≧∇≦)

で、今回のマドンナ・毬沢ゆかり浜田ゆう子)の、
 序盤の「冷たさ」も、味~なのす (^∇^)

ゆかりは、昼間、銀行の窓口に、出てて、
 私語は、禁じられております、とか云うのす (≧∇≦)

ちなみに、本作には、天知茂の演ずる、ショボクレ(木村準太刑事)が、
 出て来ナいのす Σ( ̄□ ̄;)

思うに、ショボクレは、
 当初、第1作のみのキャラだったのだろぉ (・∀・)

その代わりに、活躍するのが、二枚目で、ケンカも強い、
 新聞記者の、佐々木敬明山下洵一郎)なのす (≧∇≦)

あと、成田三樹夫は、イイ役者だと、思うのだけも、
 (性根の腐った、)ヤクザばっかし演ってて、

にゃかにゃか、好きになれナいな (ノд`)

全体としては、第1作を、超えられナかった印象〜 (・∀・)

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一昨日の1本♪
森一生 『ある殺し屋』 O(≧∇≦)O

12月10日(杢)のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 82分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、DVDを借りたのすぅ ( ^∀^)

1967年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督は、森一生だし (〃∇〃)

実は、市川雷蔵の、演技を観るのは、
 コレが、「初めて」だったのすぅ (〃ノ∇ノ)

塩沢さんと、呼ばれる、小料理屋の主人を、演じてて、
 一見、しゅごく、「平凡」なのだけも、

実は、凄腕の殺し屋で、
 チムピラとのケンカも、強い強い Σ( ̄□ ̄;)Σ( ̄□ ̄;)

ネタバレになるので、詳細は、伏せるけも、

自分を裏切って、拳銃を向けた男に対して、

 若いな‥‥

と云う辺りの、脚本の素晴らしさと、
 市川雷蔵の、抑えた演技が、圧巻なのす (〃ノ∇ノ)

ちなみに、脚本は、
 増村保造と、石松愛弘だし Σ(@∀@)

組員の、成田三樹夫、組長の、小池朝雄も、 ←暴力団の
 十分、ひと癖あるのだけも、

塩沢さんの前では、しどく、かすんで見えるのす Σ( ̄□ ̄;)

一方、ヒロインの、圭子野川由美子)の、
 いい加減さと、ヌルい生き方も、ある意味、しゅごいし ( ゚∀。|||)

で、「現在」と、「過去」を、かにゃり複雑に、行き来しるのが、
 観る方にも、集中力を、要求し、秀逸〜 o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

あと、「江戸川乱歩の美女シリーズ」でも、活躍すた、
 鏑木創の音楽が、

単純なカットでも、飽きさせず、秀逸〜 o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

また、この作品の、レヴュを読んでたら、
 「フィルム・ノワール」と云う言葉が、出てきて、

コレは、「暗い映画」と云う、意味で、
 ある種の、犯罪映画を、指すらすいのだけも、

何だか、気になるのす ( ^∀^)( ^∀^)

ともかく、しゅごく面白い、映画だったのす (〃ノ∇ノ)

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