2016年6月

四昨日の1本♪
三隅研次 『処女が見た』 O(≧∇≦)O

06月23日(杢)にょことで、あった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 83分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

実は、このDVD、腸(わた)の、誕生祝いに、
 けん象氏から、プレゼントされた、1枚なのす (〃∇〃)

「若尾文子特集」として、つい最近、発売された、
 貴重な、初DVD化作品〜 (≧∇≦)

若尾文子は、大昔、川島雄三 『雁の寺』を、観たくらいで、
 個人的には、ほとんど、未知の女優だったのす (・∀・)

本作は、1966年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督は、『座頭市物語』→ココ)や、『斬る』→ココ)の、
 三隅研次なのす (〃ノ∇ノ)

ちなみに、1962年公開の、『斬る』は、カラァだったけも、
 本作が、モノクロである理由は、不明だし ( ゚∀。)

本作の実質の主役は、タイトルの「処女」でもある、
 不良少女・和恵を演じた、大楠道代(安田道代)なのす (〃∇〃)

大楠道代は、1980年公開の、鈴木清順 『ツィゴイネルワイゼン』で、
 何度も、観てるけも、全く、「別人」なのす ( ^∀^)

役柄も、演出も、違えば、当然だけも、
 本作でも、終始、実に、存在感ある演技を、決めておる (〃∇〃)

つまり、和恵の行動は、
 衝動的な訳ではナく、何時も、「理由」が、見えてるのす Σ(@∀@)

本作、最後の、サイレン(???)が、謎かけっぽいけも、
 起承転結は、ハッキリしておる ( ^∀^)

で、「エロティック・ミステリー」などと、云われてるけも、
 情事の現場は、導入しか、観せず、かにゃりストイックだし (≧∇≦)

ちょっと、フランス映画に、ありそぉな、現代劇だけも、

モノクロ描写の、お寺が、まるで、時代劇を、思わせ、
 その、ミスマッチが、ステキ Σ(@∀@)

現代の喧騒に、破壊されて(犯されて)行く、
 禁欲的で、静謐な世界への、「哀悼」が、テイマかすら Σ( ̄□ ̄;)

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十昨日+九昨日+八昨日+七昨日+六昨日の1本♪
『犬神家の一族』横溝正史シリーズ:第1作) O(≧∇≦)O

06月06日(有)、07日(焔)、08日(氷)、
 09日(杢)、10日(盆)のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 全5回、各回46分の、本作を、初めて、観たぁ (≧∇≦)

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

1977年04月に、TBS系で、土曜日の夜に、放映された、
 「横溝正史シリーズ」:第1作〜 (≧∇≦)

先日、森一生による、2作(→ココと、→ココ)を観て、
 古谷一行の演じる、金田一耕助が、好きになったので、

取りやえず、初めから、観ることにすた訳デス d(⌒o⌒)b

本作の監督は、まだ、観たことナいけも、
 映画上級者向けの、大傑作とされる、『十三人の刺客』(1963年)の、

工藤栄一なのす (〃∇〃)

基本的に、かにゃり、真面目な作りで、
 橘署長を演じた、ハナ肇も、特別なギャグは、やらナいのす (・∀・)

で、軽いギャグを、ヤッて魅せるのは、
 ホテル(=旅館)の娘、キヨちゃん井上聡子)なのす (〃ノ∇ノ)

この娘(こ)、全然、美人ではナいけも、

金田一事務所の、かねさん野村昭子)に、
 「年上の彼女〜っ」と、妬いたりすて、妙に、カワイイし (*´∀`)

ついでに、金田一も、
 「金欠」をネタに、軽いギャグを、ヤッてるのす (〃ノ∇ノ)

せめて、こぉ云う、軽いギャグが、ナいと、
 本作などは、陰惨過ぎて、ツラいと、思うのす (・∀・)

原作を、読んだことは、ナいのだけも、
 この辺、どぉなってるのかすら??? (@∀@)

人生は、金持ちならば、幸せ、と云う訳では、ナく、
 庶民「気楽さ」は、格別のモニョなのす (〃∇〃)

で、よく覚えてナいけも、
 大昔に観た、市川崑 『犬神家の一族』(1976年)と、

ずいぶん、演出などが、違ってて、興味深いのす (〃∇〃)

むしろ、シリアスな演技を、得意としる印象の、西村晃は、
 ちょと、トボけた、古館弁護士を、好演〜 (〃ノ∇ノ)

今村昌平 『赤い殺意』の、ヒロイン(春川ますみ)の夫を、
 彷彿させる、少し、ズルく、軽妙な味なのす ( ^∀^)

云ってみれば、本作も、「重喜劇」なのかも、痴れ〜ヌ (@∀@)

そして、犬神松子を、演じた、
 52歳の、京マチ子の貫禄が、しゅごい Σ( ̄□ ̄;)

妖艶で、厳粛な、終盤の演技が、圧巻なのす (〃ノ∇ノ)

全6回の『悪魔の手毬唄』には、やや、及ばナいけも、
 かにゃり、良くデキた、連続ドラマに、なっておる (≧∇≦)

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九昨日の1本♪
松林宗恵 『世界大戦争』 O(≧∇≦)O

05月27日(盆)のことで、あった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 110分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

1961年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督は、松林宗恵と云う人で、
 どっかで、見た、と思って、調べたら、

大好きな『帰ってきたウルトラマン』(1971〜72年)の、
 大昔に、1回観た、ミステラー星人の回と、
 おそらく、まだ、観たことナい、キングボックルの回の、
監督だったのす Σ(@∀@)

この、『世界大戦争』は、云わば、SFなのだけも、
 SFや特撮専門の人では、ナいよぉだ (・∀・)

で、「核戦争による、人類の危機」を、 ←ちょっと、曖昧な表現
 描いた点で、

スタンリー・クレイマー 『渚にて』(1959年)と、 ←アメリカ映画
 比較されることも、あるけも、

どちらも、観ておいて、ソンは、ナいのす ( ^∀^)

今回は、ネタバらさナいよぉに、描くけも、
 本作は、最後まで、希望を棄てずに、観て欲すいのす d(⌒o⌒)b

本作には、戦闘シィンなども、あって、
 当時の最先端の技術と、気合いで、撮影されてるのだけも、

DVD程度の解像度でも、
 やっぱし、模型の兵器や、都市は、模型に見えるし、

また、庶民の生活を描いた、メロドラマ部分も、
 やや、時代がかってて、

その点で、半ば、「忘れられた作品」に、甘んじてるのす (ノд`)

物語としての、面白さも、
 前述の、『渚にて』の方が、一枚上手だったりしるのす ( ゚∀。)

でも、でも、本作は、「観て欲すい」のす Σ(@∀@)

特に、昨今の、中学生高校生に、観て欲すいのす (≧∇≦)

本作に、出演すた、宝田明も、
 昨今、反戦を、訴えてるけも、その声を、聴いて欲すいのす (≧∇≦)

それから、上手く、アレンヂすて、
 最新のCGなど、使っても、いっそ、アニメでも、良いから、

リメイクすて欲すいな ( ^∀^)

アタシが、リメイクを、希望しるのは、
 実のところ、例外中の例外だったり、しるのだけも‥‥ Σ( ̄□ ̄;)

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