2016年11月

二昨日の1本♪
野口晴康 『大巨獣ガッパ』 O(≧∇≦)O

11月25日(盆)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 84分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

本作は、1967年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、野口晴康は、未知の人なのす (@∀@)

ほぼ、『ウルトラマン』『ウルトラセブン』と、同時期の、
 特撮・怪獣映画な訳デス Σ( ̄□ ̄;)

普段は、怪獣映画は、まづ、観ナいのだけも、
 本作を、観た知人が、ひどく「B級」だった、と云ったので、

観たくなった訳なのす (・∀・)

本作は、作り手の「気合い」は、伝わって来たけも、

ストウリィが、怪獣モノとしては、ありがち「原型」なのかも)で、
 やや、退屈だったし ( ゚∀。)

30分枠の特撮ドラマ、3話分の長さでもあり、
 しゅごく、長く感じたし (ノд`)

つまり、

 人間が、子供を、連れ去ったので、親の怪獣が、追いかけてくる

と云うのは、

約1年前に、放映された、『海底原人ラゴン』(ウルトラQ、→ココ)と、
 同ぢネタなのす (・∀・)

また、南洋の島や、原住民が、出てくるのは、
 『南海の怒り』(ウルトラQ、→ココ)とも、比べてすまうのす Σ( ̄□ ̄;)

で、『南海の怒り』の方が、
 変人の言語学者(???)を、通訳として、同行させるなど、

ストウリィに、ヒネリ深み味わいが、あり、
 『大巨獣ガッパ』が、負けてるのは、否めナいのす (ノд`)

また、『死骸(しかばね)を呼ぶ女』(恐怖劇場アンバランス、→ココ)の、
 やんちゃガイ・和田浩治や、

大島渚 『愛のコリーダ』の、藤竜也が、
 脇役で、出てるけも、特別な活躍は、ナいのす ( ゚∀。)

でも、取りわけ良かったのは、
 オベリスク島の長老を、フレンドリィに演じた、加原武門かすら (〃∇〃)

この人、今村昌平の映画にも、出てるみたい Σ(@∀@)

次回は、ヒロインの、小柳糸子山本陽子)に、もっと、注目すて、
 観てみよぉ (*´∀`)

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三昨日+二昨日+一昨日の1本♪
『仮面劇場』横溝正史シリーズII:第8作) O(≧∇≦)O

11月21日(有)、22日(焔)、23日(氷・祝)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 全4回、各回46分の、本作を、初めて、観たぁ (≧∇≦)

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

1978年09月から10月にかけて、TBS系で、土曜日の夜に、放映された、
 「横溝正史シリーズII」:第8作〜 (≧∇≦)

監督の、井上芳夫は、未知の人なのす (@∀@)

さて、本作、

大道寺家の運転手・源三役の柳谷寛と、同家の女中・キヨ役の菅井きんが、
 実に、イイのす (〃∇〃)

二人は、夫婦らすく、
 キヨが、「求める」のだけも、つれナく断る、源三〜 Σ( ̄□ ̄;)

この辺りの、二人の「呼吸」が、完璧しゅぎて、
 このシィンだけでも、本作を、観る価値が、あるのす (〃ノ∇ノ)

特に、柳谷寛は、『ウルトラQ』の、下記の、2本の傑作の、
 秀演っつうか、怪演が、忘れられナいのだけも、

 『2020年の挑戦』→ココ
 『あけてくれ!』→ココ

この、『仮面劇場』でも、
 迫真の演技で、○んで魅せるのす Σ( ̄□ ̄;) ←ネタバレっぽい

そして、若い頃の作品は、観てナいのだけも、
 60歳の、池部良が、「抜群の存在感」なのす (〃ノ∇ノ)

それにすても、
 本作は、たくさん、人が死ぬのす Σ( ̄▽ ̄|||)

で、出発点が、誤ってるため、最後まで、犯人のトリックに、気づかナい、
 情けナい、金田一耕助古谷一行)だったりしる ( ゚∀。|||)

そんな訳で、前半〜中盤は、かにゃり、面白いのだけも、
 コロンブスの玉子の如き、終盤の、急展開には、脱力〜 (σω-)。

結局、大義のナい殺しの多い、不条理な展開と、なってすまい、
 傑作には、なり損ねちった Σ( ̄▽ ̄|||)

それでも、金田一耕助の、「片思い」は、観ておきたい、
 もすかしると、「B級の王道」を逝く、1本なのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

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三昨日の1本♪
山本迪夫 『血を吸う薔薇』 O(≧∇≦)O

11月17日(杢)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 83分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

本作は、1974年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

個人的には、怪優・岸田森の、大ファンなので、
 本作を、観るのも、長年の「夢」だったのす (〃ノ∇ノ)

で、レンタルが、ナいので、
 廉価DVDを、ゲッ吐しちったのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

コレで、山本迪夫の監督による、
 「三部作」の、『血を吸う』シリィヅを、全て、観た訳デス (≧∇≦)

 『幽霊屋敷の恐怖 血を吸う人形』→ココ
 『呪いの館 血を吸う眼』→ココ

ちなみに、一番、怖かったのは、第1作 『血を吸う人形』なのす (・∀・)

後に、岸田森が、演じた、「吸血鬼」と違い、
 「殺人鬼」の正体が、よく分からンのが、怖い訳デス (ノд`)

第1&2作は、「詩」のよぉな幻想性が、あったけも、
 本作は、ドラマとして、面白いのす (・∀・)

オカルトとは、縁のナさそぉな、黒沢年男の起用も、
 本作では、成功してると、思うのす (≧∇≦)

ただ、田中邦衛は、医者には、見えナいな ( ゚∀。|||)

ソレから、本作は、女子大生役の、麻理ともえ(=阿川泰子)が、
 「おっぱい要員」を、ヤッてたり、

学長岸田森)が、女子(ぢょぴ)しか、襲わず、
 しかも、胸から、吸血しるなど、娯楽性が、際立ってるのす (〃∇〃)

眞鍋理一郎による、音楽も、
 第1&2作は、チェンバロを使った、禍々しいモニョだったけも、

本作は、ガラリと、違う雰囲気に、仕上がってるのす (・∀・)

ちなみに、「三部作」、全てに、出演した、二見忠男は、

今回は、かにゃり怪しい、駅員(駅長???)の役で、
 5秒くらいしか、出番が、ナいのす Σ( ̄□ ̄;)

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二昨日の1本♪
荒戸源次郎 『人間失格』 O(≧∇≦)O

11月14日(有)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 134分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

本作は、2010年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督は、10日前の、11月07日に、亡くなった、
 荒戸源次郎なのす Σ( ̄□ ̄;)

荒戸源次郎は、鈴木清順 『ツィゴイネルワイゼン』の、
 「製作」を、してた人として、一応、知ってたのす (・∀・)

奇しくも、本作DVDを、観よぉ、と思ってたら、亡くなったので、
 すぐ、借りてきた訳デス Σ( ̄□ ̄;)

ただ、本作は、太宰治「原作」を、良く知ってるので、
 いろいろと、気になる点が、あったのす ( ゚∀。|||)

つまり、大庭葉蔵生田斗真)の、「独白」が、ほとんどナいため、
 葉蔵が、何を思ってるのかが、よく分からんのす ( ゚∀。)

で、個人的には、原作にあった「独白」で、「補完」しつつ、
 観てすまったのす Σ( ̄▽ ̄|||)

もしも、原作を、読んでナければ、
 常人よりも、ややこしい、葉蔵の心理は、理解不能なハヅ (ノд`)

しかも、生田斗真、すましすぎ Σ( ̄▽ ̄|||)

終始、作品(=原作)を、彩る、葉蔵「道化」が、見えナいのは、
 もはや、致命的とも、云えるのす ( ゚∀。|||)

それから、「共産主義の読書会」が、
 まるごと、カットされてるのは、ともかくとすて、

「淫売婦」との一夜の場面が、あっても、良かったのでは???

もっと、エログロであっても、良かった、とさえ、思うのす (・∀・)

そして、最も、泣ける、
 バーのマダムによる、回想の台詞の、カットも、痛いのす (ノд`)

何だか、

 言葉には、頼らず、映像で、見てくれ

と、云われてるみたい Σ( ̄□ ̄;)

一方、原作には、ナい、
 中原中也森田剛)との、交流が、幻想的に、描かれてるのは、

いささか、「脱線」してる感じ〜 Σ( ̄▽ ̄|||)

ちなみに、1960年代の映画や、1970年代のTVドラマが、
 最近の鑑賞の、メインのため、

主演の、生田斗真をはじめ、本作の、若手俳優は、
 男も、女も、ほとんど、知らナいのであった (ノд`)(ノд`)

つまり、思ってたよりも、楽しめナかった、
 「21世紀の映像作品」だった訳デス ( ゚∀。)

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三昨日+二昨日の1本♪
『黒猫亭事件』横溝正史シリーズII:第7作) O(≧∇≦)O

11月06日(旦)、07日(有)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 全2回、各回46分の、本作を、初めて、観たぁ (≧∇≦)

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

1978年09月に、TBS系で、土曜日の夜に、放映された、
 「横溝正史シリーズII」:第7作〜 (≧∇≦)

監督の、渡邊祐介は、「必殺シリーズ」を、ヤッてた人らすいけも、
 おそらく、観たことはナいのす ( ゚∀。)

さて、本作では、シャア・アズナブルの声で、名高い、
 池田秀一が、日兆と云う、坊さんを、演じてるのす Σ( ̄□ ̄;)

で、かにゃり、面白い人物に、仕上がってる感じ (〃∇〃)

また、『犬神家の一族』(横溝正史シリーズ、第1作)でも、活躍すた、 →ココ
 井上聡子が、お君と云う、目撃者として、登場しるのす (〃ノ∇ノ)

この女子(ぢょぴ)、美人ぢゃナいかも、痴れんけも、
 好きだにゃあ (///ω///)

それから、金田一耕助古谷一行)が、視聴者に、

 謎を解くのは、あなたです!

などと、話しかけてくるのが、けっこぉ、新鮮〜 (〃ノ∇ノ)

『侵略者を撃て』(ウルトラマン、第2話)みたいで、 →ココ
 dokidokiしちった o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

結局、解けナかった、アタシだけも (ノд`) ←ダメぢゃん

ちなみに、本作は、1977〜78年の、連続ドラマなシリィヅ中で、
 最も短く、かにゃり、シムプルなのす (・∀・)

今後、2時間枠にて、1話完結で、放映された、
 「名探偵・金田一耕助シリーズ」も、観る予定だけも、

おそらく、前・後篇の本作より、ちょと長いくらいなので、
 ずいぶん、コムパクトだな、と、少し、不安になる訳デス Σ( ̄□ ̄;)

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三昨日の1本♪
市川崑 『女王蜂』 O(≧∇≦)O

11月02日(氷)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 139分の、本作を、20数年ぶりに、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

本作は、1978年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督は、市川崑だけも、スケヂュゥルが、キツかったらすく、

ロケのパァトは、松林宗恵が、「協力監督」とすて、
 演出すてるのす (・∀・)

先日、観た、古谷一行の金田一耕助シリーズ版→ココ)との、
 簡単な比較を、してみると、

古谷版で、一番、問題なのは、
 速水(=大道寺)欣造の、「過去」の描写が、ナいことなのす ( ゚∀。)

原作にも、ナいのかも、痴れ〜ヌけも、 
 ソコから、神尾秀子との関係も、見えて来ナいのが、致命的〜 (ノд`)

市川版の、神尾秀子岸惠子)と、大道寺銀造仲代達矢)の会話、

 あなたが、遠い眼をする時、何を見ているの?

 海だ。暗い海だ。

もはや、サイコォしゅぎる o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

大げさな演技をしるので、仲代達矢の、個人的な評価は、微妙だけも、
 本作は、ハマりまくってて、実に、イイのす (〃∇〃)

ソレから、ど真面目で、ありながら、「喜劇的」な、
 山本巡査伴淳三郎)も、実に、味わい深いのす (〃ノ∇ノ)

ただ、金田一耕助は、石坂浩二より、古谷一行の方が、好きだし、

新人の、中井貴恵が、演じる、大道寺智子は、
 演技も、稚拙だし、あまりに、華がナいのが、痛いし (ノд`)

それでも、本作は、かにゃり、好きな映画なのす (〃ノ∇ノ)

隠し持った拳銃の、発射の際、小さく、「紙吹雪」が、舞ったり、
 小技が、素晴らしく、効いてるのす ( ^∀^)

繰り返し、映し出される、「紅葉」の美しさも、比類ナく、
 実に、「美しい映画」に、仕上がっておる (〃∇〃)

ちなみに、本作は、『仮面ライダー』一文字隼人役の、
 佐々木剛も、出演すてるよ (≧∇≦)

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