戦争映画

五昨日の1本♪
再考☆片渕須直 『この世界の片隅に』 O(≧∇≦)O

07月15日(有)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 129分の、本作を、一気に観たぁ (≧∇≦)

2016年11月12日に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

少し前に、飼って、持ってた、DVDなのす (*´∀`)

以前のレヴュは、→ココなのす d(⌒o⌒)b

観るのは、今回で、2度目だけも、

初めて観た時は、少し、退屈すたのに、
 今回は、ほぼ全てのシィンに、新鮮な驚きが、あったのす (〃ノ∇ノ)

なるほど、戦時中庶民の暮らしって、
 (例えば、)こんな風だったのか‥‥ Σ( ̄□ ̄;)

で、仔供時代の、すずのん)が、ばけもん三宅健太)に、さらわれて、
 その「籠」の中で、出会ったのが、

後に、となる、周作細谷佳正)だったと云う、
 虚実不明なエピソォドが、秀逸だったのす (〃ノ∇ノ)

初めて観た時は、そんな事に、気づかナかったから、
 面白みが、半減すてた訳なのす Σ( ̄□ ̄;)

以下、ネタバレしるけも、
 以下、ネタバレしるけも、

沖縄決戦を描いた、(実写の)『ひめゆりの塔』→ココ)とか、
 原爆投下を描いた、『はだしのゲン』→ココ)のよぉな「凄惨さ」は、

本作では、最小限にしか、描かれナいけも、

絵が得意右手を失った、すずの、混沌とした「怒り」が、
 鋭く、反戦を、訴えるのす Σ( ̄□ ̄;)

もし、戦争で、失ったのが、左手ではナく、右手だったら、
 水木しげると云う、巨人は、生まれナかったかも知れナいけも、

戦争は、多くの人々の命を奪い、また、傷つけたのす (・ω・。)。。

未来を、奪ったのす (・ω・。)。。

敗戦から、74年が過ぎ、リセット・ボタンを押したよぉに、
 日本とアメリカが、戦争した事すら知らナい若者がいる、昨今、

そして、
 馬鹿者どもに、平和憲法が、壊される瀬戸際の、昨今、

「戦闘のナい戦争映画」として、

本作と、渥美清主演の『あゝ声なき友』→ココ)は、
 観ておいて欲すいと、思うのす (・∀・)

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六昨日の1本♪
真崎守 (アニメ)『はだしのゲン』 O(≧∇≦)O

03月31日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 84分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

本作は、1983年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、真崎守は、未知の人 Σ( ̄□ ̄;)

脚本の、中沢啓治は、
 同名の「原作」を描いた、漫画家なのす (≧∇≦)

カラァでもあり、原爆投下後の「地獄」の描写が、なかなか強烈で、
 しばらく、食欲が、無くなったし ( ゚∀。|||)

戦争は、汚くて、人間が、血まみれウンコまみれになって、
 死んでゆくのす (ノд`)

コレを、悦ぶのは、
 ハエと、戦争で儲ける、人間のハエだけなのす Σ( ̄▽ ̄|||)

高畑勲 『火垂るの墓』みたいな、特別の映像美が、ある訳ではナく、
 もちろん、CGも、使ってナくて、アニメとしては、極めてシンプルだけも、

助け合う人々の美しさや、被爆者を疎んじる人々のイヤらしさを、
 リアルに、描いていて、見応えがあるのす O(≧∇≦)O

ただ、ゲンの顔は、もっと、「原作」に似てたら、良かったな ( ゚∀。)

なお、被爆者に対する、強烈な「差別」を、描いた作品としては、
 熊井啓 『地の群れ』→ココ)が、オススメ d(⌒o⌒)b

で、もし、「日本は、核武装すべき」と、思う人が、あれば、

原爆で、破壊された街が、どうなるのか、
 本作を観ながら、少しでも、想像してみるとイイのす (ノд`)

外交力で、戦争を回避デキ・ナい政治家なんか、いらナい (* `Д´)ノ

最近、片渕須直 『この世界の片隅に』→ココ)が、話題になったけも、

この、『はだしのゲン』は、もはや、忘れられているに等しく、
 個人的には、廉価盤DVDの発売が、待望されるのす (・∀・)

本作とは、関係ナいかも、痴れナいけも、

原爆を投下した、アメリカの爆撃機、「エノラ・ゲイ」には、
 カトリックの従軍牧師が、同乗していたらすい Σ( ̄▽ ̄|||)

もし、「神」に、慈悲が、あるのなら、
 こんな事を許すなんて、あり得ナいと、思うのだけも‥‥ (ノд`)

九昨日の1本♪
片渕須直 『この世界の片隅に』 O(≧∇≦)O

03月30日(盆)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 129分の、本作を、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

本作は、2016年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

普段、50~60年代の(日本)映画ばかり、観てるので、
 (声の)出演者も、スタッフも、誰一人、痴らナいぞ ( ゚∀。|||)

監督&脚本の、片渕須直は、もっと若いのらと、思ったけも、
 56歳の、ベテランだった Σ( ̄□ ̄;)

で、本作は、主に、すずのん)の独白で、進行しるのだけも、
 関西系の、優しげな声が、とても、心地イイな (〃∇〃)

ただ、非常に、のむびり~と、進行しるため、
 かにゃり、長く感じるのす ( ゚∀。)

今年(2018年)の末に、
 31分長い、160分版が、公開されるらすいけも、

ちょと、個人的には、キツいかも痴れ~ヌ ( ゚∀。)

でも、空襲とかの描写が、凄まぢく、
 また、同じ過ちを、繰り返さナいためにも、観ておきたい ( ̄□ ̄;)

本作は、「感動した」と云う人も、いるけも、

アタシが、第一に感じたのは、
 戦争の愚かさに対する、怒りだったのす Σ( ̄□ ̄;)( ̄□ ̄;)

「世界の真ん中で輝く日本」とか、寝言を云ってる、バカの権力者が、
 真っ先に、戦場へ逝け (* `Д´)ノ

アタシも、戦後の生まれだから、戦争の愚かさは、
 実は、全然、分からンのす ( ゚∀。|||)

だから、昨今
 こう云う作品が、作られたのは、実に嬉しいことだし (≧∇≦)

で、エンド・クレジットを観てて、
 自分が、こっち側にいることに、悔しさを覚えたし (・ω・。)。。

いつか、「作り手」の方に、なりたい訳デス (・∀・)

本作に関しては、クラウドファンディングとか云って、
 制作資金を、寄付した人の名前も、表示されるのだけも、

そんなことが、したい訳では、ナいのす ( ゚∀。)

監督や脚本が、ムリでも、原作者には、なれるかな???

「才能」と云う言葉は、嫌いだけも、

例えば、熊井啓とか、
 途方もナい、巨人で、真似デキるモニョでは、ナい (・ω・。)。。

誰でも、好きなことで、プロになれる訳ではナい、現実よ ( ̄□ ̄;)

で、アタシも、歳を取りすぎたかも、痴れ~ヌ (ノд`)

ともかく、アニメも、もっと、観ナいとダメらな Σ(@∀@)

きっと、素晴らしい宝物が、あるのす ( ^∀^)

~~~~

二昨日の1本♪
市川崑 『野火』 O(≧∇≦)O

12月05日(焔)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 105分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、DVDを借りたのすぅ ( ^∀^)

本作は、1959年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、市川崑は、
 『炎上』→ココ)や、
 『悪魔の手毬唄』→ココ)や『獄門島』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本の、和田夏十は、市川崑なのす (・∀・)

体重を12kgも減量して、役作りをしたと云う、船越英二の演じる、
 主役の、田村一等兵だけも、

終始、魂が抜け落ちてるよぉな、不思議な、
 それこそ、今までに、見たことのナい表情を、見せるのす Σ( ̄□ ̄;)

船越英二は、
 増村保造 『盲獣』→ココ)でも、強烈な「怪演」で、魅せてたけも、

本作のは、「怪演」と云うより、
 もっと、何か、得体が痴れナい感ぢなのす Σ( ̄□ ̄;)

そぉ云えば、怪優・浜村純が、発狂した兵士の役で、出て来て、
 黒い、異様な物体を、もしゃもしゃ、喰うのだけも、 ←うんこ???

田村のは、もっと、静かな狂気なのす ( ゚∀。|||)

一見、優しげでありながら、原住民を、撃ったりもする、
 そして、フラフラで、今にも、倒れそぉで、

関川秀雄 『日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声』→ココ)で見た、
 ビルマ日本兵と、そっくりなのす Σ( ̄□ ̄;)

生きながらに、死んでる感ぢなのかな???

で、コレにて、「戦場」映画を、続けて2本、観た訳だけも、
 すこぶる汚くて、「悪夢」のよぉだったな (ノд`)

今井正 『ひめゆりの塔』→ココ)なんかも、同じだけも、
 「戦場」映画は、繰り返して観たくは、ナいモニョだし ( ゚∀。|||)

時に、新月である、今月の18日の未明、
 米軍が、北朝鮮を、空爆する可能性が、あるらすいけも、

「報復攻撃」を受けると云う、日本韓国は、
 戦場のよぉになって、飢える人も、出るだろぉな (ノд`)

そんな事態になったら、日本人は、
 先の戦争から、何も、学ばナかった、という訳だ ( ゚∀。|||)

~~~~

一昨日の1本♪
関川秀雄 『日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声』 O(≧∇≦)O

12月03日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 109分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

少し前に、飼った、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1950年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、関川秀雄は、未知の人だったけも、
 なんと、アタシの生まれた町の、隣町の出身~ Σ( ̄□ ̄;)

全然、痴らんかった ( ゚∀。|||)

脚本の、舟橋和郎も、未知の人だと思ったら、
 昔、『雁の寺』1962年)を、観たことがあったのす (・∀・)

そもそも、本作を観たのは、

『ウルトラQ』1966年)の『ガラモンの逆襲』→ココ)で、活躍すた、
 沼田曜一の演技を、観たかったからなのす (〃∇〃)

そしたら、本作、信欣三花沢徳衛佐野浅夫原保美も、出てて、
 かにゃり、見応えがあったのすぅ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

特に、信欣三の演じる、大木二等兵は、
 元、東大(???)の、フランス語の教師だったりしるのす Σ(@∀@)

その、大木は、冒頭、泥まみれで、花沢徳衛の演ずる、鶴田上等兵と、
 ヨロヨロ、歩いてるのす Σ( ̄▽ ̄|||)

本作に、出てくる、
 ビルマ日本兵は、ほとんどが、空腹で、フラフラだし (ノд`)

傷病兵は、アルコホルもナく、
 映像では、出て来ナいけも、傷に、ウジが、わいてると云う (ノд`)

で、アメリカ軍(???)による、
 投降を呼びかける、日本語の放送が、聴こえてくる Σ( ̄□ ̄;)

戦闘になれば、なす術ナく、全滅~ (ノд`)

「戦争」って、こんなモノだ (・ω・。)。。

こんな風に、我々の、おぢいさん達が、死んでいったんだ Σ( ̄□ ̄;)

少しも、カッコよくは、ナいぞ ( ゚∀。|||)

昨今、国家間の対話を拒み、戦争を待望する、
 「美しい国」とやらの、アホな総●大臣が、いるけも、

商業価値こそ低いけも、繊細な芸術が、まるで、分からナい、
 粗暴な人間が、増殖してナいかすら (σω-)。

本物の戦争を知る人々が、作った、
 このよぉな作品を、闇に葬っては、ならナいのす (* `Д´)ノ

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二昨日の1本♪
熊井啓 『海と毒薬』 O(≧∇≦)O

01月06日(盆)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 123分の、本作を、一気に、観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

コレで、2回目だったけも、
 初めて観たのは、「VHSデッキ」の時代だったのす Σ(@∀@)

本作は、1986年に、公開された、モノクロ映画(!)なのす (・∀・)

熊井啓監督が、遠藤周作の同名小説を、映画化すたモニョで、
 脚本も、ひとりで、描いてるのす Σ( ̄□ ̄;)

で、本作、手術の場面を、撮るため、
 保健所の犬を、「生体解剖」すたらすいのす (σω-)。

まだ、観たことは、ナいのだけも、『地の群れ』と云う作品で、
 ネズミやニワトリを、焼き殺した熊井啓だから、

やりかねナい訳デス Σ( ̄▽ ̄|||)

「医学の進歩のために」と、捕虜を使って実験した、医師たちと、
 「良い画を撮るために」と、生きた犬を使った、熊井啓は、

本質的には、「同じ罪」を、犯してる訳だけも、

前者は、GHQによって、断罪され、
 後者は、ベルリン国際映画祭で、受賞してる訳デス Σ( ̄□ ̄;)

もっとも、昨今のことは、痴らナいけも、

アタシが、歯学生だった頃は、
 医学部でも、歯学部でも、バンバン、ヤッてたし、動物実験 (・ω・。)。。

で、日本で、一番しゅごい映画監督を、問われれば、
 個人的に、熊井啓だと、確信すてるし、

心マッサァジによって、再び、動き出した心臓に、
 ソプラノの歌声を重ねる場面など、もはや、神がかってる、と、思うけも、

デキれば、精巧な模型を作って、ヤッて欲しかったし ( ゚∀。)

アタシは、結局、歯科医には、なれんかったけも、
 「医学」って、「戦争」にも似て、気持ち悪いのす (ノд`)

そして、「医学」や、「戦争」を、模写してみせるのが、
 「映画」な訳デス Σ( ̄□ ̄;)

本作、『帰ってきたウルトラマン』の、岸田隊員役だった、
 西田健が、大活躍すてるのす (≧∇≦) ←濡れ場も、あるし

どの役者も、イイのだけも、誰が、主役と云う訳でも、ナく、
 もすかしると、「群像劇」とでも、云えるんぢゃナいかすら???

あと、劇中で、「ステる」と云う言葉が、多用されてるけも、
 コレは、ドイチュ語の「sterben(死ぬ)」のこと、だろぉな Σ( ̄□ ̄;)

こんな、重厚な映画に、出演しながらも、
 戦争を始めて、大儲けしたい、アヘ総理などを、応援してる、

奥田瑛二は、大馬鹿野郎か???

その点、渡辺謙は、素晴らしいな o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

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