2015年12月

五昨日の1本♪
市川崑 『炎上』 O(≧∇≦)O

N型(いぬがた)市の病院へ、老母の付き添いに、行ったりすてて、
 すっかり、遅れちった ( ゚∀。|||)

12月24日(杢)のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 99分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、DVDを借りたのすぅ ( ^∀^)

1958年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督は、市川崑だし (〃∇〃)

本作は、26歳の、市川雷蔵の、完璧な演技で、
 激しく、話題に、なったのだけも、

今回は、足が悪い、大学の同級生、戸刈仲代達矢)について、
 描いてみるのす ( ^∀^)

ちょと、ネタバレるけも、

この戸刈は、溝口雷蔵)に、尺八をプレゼントし、
 「心からの友情」を、示したかと思ったら、

オモチャにしてる、女たちと同様に、
 実は、蔑んでいた、と云う、残忍で、恐ろしい漢(をとこ)なのす (σω-)。

ソレが、分かった瞬間、大写しになる、戸刈の不敵な顔が、
 溝口「驚き」「絶望」を、写し出し、熾烈〜 Σ( ̄□ ̄;)Σ( ̄□ ̄;)

で、25歳の、仲代の演技は、やや大げさだけも、
 奇怪なカメラ・アングルも、手伝って、実に、気味が悪いし ( ゚∀。|||)

太宰治 『人間失格』で、

世間知らずの、葉蔵に、いけナいことを教え、
 「人間失格」への遠因を作った、悪友・堀木以上に、

世の中の「仕様」を、知り尽くし、しかも、大胆なのす Σ( ̄▽ ̄|||)

そぉ云えば、仲代が、全編、朗読した、
 『人間失格』のCDを、何度も、聴いたけも、

やっぱり、大げさなのだけも、面白かったのす (〃∇〃)

で、本作は、信欣三浜村純と云った、ひと癖ある脇役俳優の、
 「持ち味」をも、生かしきってて、スキがナいのす ( ̄□ ̄;)

今まで、金田一シリィヅしか、市川崑を、知らんかったけも、
 文学作品の、暗いエナヂィに、圧倒されたし o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

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八昨日の1本♪
森一生 『ある殺し屋の鍵』 O(≧∇≦)O

N型(いぬがた)市へ、声楽レスンに、行ったりすてて、
 すっかり、遅れちった ( ゚∀。|||)

12月12日(吐)のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 80分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、DVDを借りたのすぅ ( ^∀^)

1967年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督は、森一生だし (〃∇〃)

同じく、1967年公開の、『ある殺し屋』(S・S・レヴュは、→ココ)の、
 「続編」であり、

市川雷蔵が、演じる、「殺し屋」の、本名や、表の仕事が、違ってて、
 同一人物なのかは、不明だけも、

畳針を使った、殺しのテクは、同じなのす Σ( ̄□ ̄;)

「殺し屋」市川雷蔵)が、殺しの依頼を、引き受ける時、
 戦死した、友のことを、思い出すのは、前作と同じで、

「殺人」と云う行為を、
 個人的に、正当化し、同時に、「厳粛」にすておる Σ( ̄□ ̄;)

前作で、面白かった、現在と過去が交錯する、凝った構成を、廃し、
 ストウリィは、ほぼ、一本道 ( ゚∀。)

また、踊り(日本舞踊???)の音楽が、頻繁に、流れるため、
 鏑木創の音楽は、あんまし、活躍しぃひんのす (ノд`)

で、名優・西村晃が、重要な役で、出てるけも、
 役柄上、ソレほど、凄みのある演技をしる訳でも、ナいのす (・∀・)

それから、ヒロインの、佐藤友美が、大人しすぎて、

ほぼ、ギャグだった、
 前作の、野川由美子「毒味」は、ナいのす (・∀・)

本作は、本作なりに、良くデキてるのだけも、
 前作を、先に、観てると、かにゃり、モノ足りナいのす (ノд`)

シリィヅとしては、2本で終わり、「不発」だった感ぢ ( ̄▽ ̄|||)

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一昨日の1本♪
森一生 『ある殺し屋』 O(≧∇≦)O

12月10日(杢)のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 82分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、DVDを借りたのすぅ ( ^∀^)

1967年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督は、森一生だし (〃∇〃)

実は、市川雷蔵の、演技を観るのは、
 コレが、「初めて」だったのすぅ (〃ノ∇ノ)

塩沢さんと、呼ばれる、小料理屋の主人を、演じてて、
 一見、しゅごく、「平凡」なのだけも、

実は、凄腕の殺し屋で、
 チムピラとのケンカも、強い強い Σ( ̄□ ̄;)Σ( ̄□ ̄;)

ネタバレになるので、詳細は、伏せるけも、

自分を裏切って、拳銃を向けた男に対して、

 若いな‥‥

と云う辺りの、脚本の素晴らしさと、
 市川雷蔵の、抑えた演技が、圧巻なのす (〃ノ∇ノ)

ちなみに、脚本は、
 増村保造と、石松愛弘だし Σ(@∀@)

組員の、成田三樹夫、組長の、小池朝雄も、 ←暴力団の
 十分、ひと癖あるのだけも、

塩沢さんの前では、しどく、かすんで見えるのす Σ( ̄□ ̄;)

一方、ヒロインの、圭子野川由美子)の、
 いい加減さと、ヌルい生き方も、ある意味、しゅごいし ( ゚∀。|||)

で、「現在」と、「過去」を、かにゃり複雑に、行き来しるのが、
 観る方にも、集中力を、要求し、秀逸〜 o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

あと、「江戸川乱歩の美女シリーズ」でも、活躍すた、
 鏑木創の音楽が、

単純なカットでも、飽きさせず、秀逸〜 o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

また、この作品の、レヴュを読んでたら、
 「フィルム・ノワール」と云う言葉が、出てきて、

コレは、「暗い映画」と云う、意味で、
 ある種の、犯罪映画を、指すらすいのだけも、

何だか、気になるのす ( ^∀^)( ^∀^)

ともかく、しゅごく面白い、映画だったのす (〃ノ∇ノ)

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三昨日の1本♪
吉村公三郎 『夜の河』 O(≧∇≦)O

12月05日(吐)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 104分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、

「SHITAYA DISCAS」(仮名)にも、
 レンタルDVDが、ナく、

マンを侍して、
 廉価版を、新品で、購入すたのすぅ d(⌒o⌒)b

1956年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督は、吉村公三郎だし (〃∇〃)

ヒロインの、きわ山本富士子)は、
 家業で、ろうけつ染めを、ヤッてるのだけも、

彼女の、ステキな作品が、
 カラァ画面に、映えてるのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

それから、竹村上原謙)と、二人っきりになった部屋の、
 赤い、薄明かりも、雰囲気バッチリだし (〃ノ∇ノ)

ただ、きわと、竹村の恋は、

例えば、成瀬巳喜男 『浮雲』(1955年)のよぉな、
 悲劇的な「勝利」では、ナく、

むしろ、「敗北した」と云う、感ぢなのす Σ( ̄□ ̄;)

そして、きわの気持ち、と云うか、真意は、

わたにゃんが、男だからかも痴れんけも、
 もぉ一つ、分からんのす (ノд`)

案外、手強い作品だと、思うのす Σ(@∀@)

で、きわの父を演じた、東野英治郎が、職人のリアリティを漂わせ、
 何気に、名演だったし (〃ノ∇ノ)

ちなみに、翌1957年の、黒澤明 『どん底』では、
 赤貧の職人を、演じてたけも、まるで、別人なのす (・∀・)

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六&五昨日の1本♪
大島渚 『日本春歌考』 O(≧∇≦)O

11月26日の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 103分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

さらに、11月27日の、夜にも、
 またぞろ、一気に、観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

1967年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督は、大島渚だし (〃∇〃)

もちろん、ストウリィは、意味不明だけも、
 非現実な、台詞や、シチュエイションに、しびれるのす (〃ノ∇ノ)

ソレで、2日連続で、観た訳なのす ( ^∀^)

まづ、『美女と花粉』(1969年、怪奇大作戦)の、タイトルロウル、
 田島和子の、「冷たい美しさ」が、素晴らしいのす (〃ノ∇ノ)

最初、下の名前が、不明で、469番(=受験番号)と、呼ばれてるのが、
 比類ナく、面白いと、思うのす ( ^∀^)

大竹先生伊丹一三)の、恋人、谷川高子を演じた、小山明子も、
 32歳だけも、実に、美しいにゃあ (〃ノ∇ノ)

この時、すでに、大島渚の、妻なのす Σ( ̄□ ̄;)

林光の、明晰な音楽も、イイのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

吉田喜重 『秋津温泉』(S・S・レヴュは、→ココと、→ココ)の、音楽も、
 衝撃的で、とても、良かったのは、内緒の手紙〜 ( ^∀^)

で、4人組の男達荒木一郎岩淵孝次佐藤博串田和美)が、
 何を、暗示すてるのかは、秀逸な謎〜 d(⌒o⌒)b

しかも、中村荒木一郎)だけが、他の3人と、違うのす Σ(@∀@)

本作の、脚本は、

4人の男達(田村孟佐々木守田島敏男大島渚)によって、
 書かれてるのだけも、

この、「男の数の一致」は、偶然かすら???

ちなみに、大好きな怪優、清水紘治も、出演すてるらすいけも、
 何処に、いるのか、今の処、分からんのす ( ゚∀。)

実相寺昭雄 『宵闇せまれば』(ディィプ・レヴュは、→ココ)で、
 清水紘治と、共演すた、斎藤憐は、

「ベトナム戦争に反対の署名」を募ってる、
 年配の大学生(教師か???)の、役だったのす (〃∇〃)

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