2013年9月

再び、『風立ちぬ』を観たのす (≧∇≦)
まさに、「宝の山」だけも、やっぱし、エンディングが疑問だし ( ゚∀。)

09月25日(氷)、海を渡り、
 N型(いぬがた)市の映画館で、『風立ちぬ』を観たのす d(⌒o⌒)b

2回目なのす ( ^∀^)

前回は、「宮崎駿には、呑まれまい」と、警戒しつつ観たのだけも、
 今回は、ずっとリラックスしておった (*´∀`)

不思議なことに、メロドラマ・パァトの「分量」が足りナい、とは、
 今回は、思わナかったのす (・∀・)

よく観ると、
 実に、きめ細かく、恋愛の「記号」が散りばめられ、

これで、十分だったんぢゃナいかすら ( ^∀^)

ただ、仔供の恋愛っぽいのは、否めナいけも、
 恋の駆け引きなどは、一切ナくて、

(強いて云えば、二郎と菜穂子と絹の夢想的な三角関係♪)

そこが良い、と云うファンも、少なくはナいだろぉ (・∀・)

本作は、細部を観ると、まさに、「宝の山」だけも、

問題は、やはり、エンディングが、消化不良と云うか、
 アッサリしすぎだと云う点なのす (ノд`)

「意図的」にやったのかも痴れナいけも、

前半の関東大震災の描写と比べても、
 先の戦争の恐ろしさは、ほとんど伝わってこナいのす ( ゚∀。)

つまり、二郎が、ゼロ戦のプロトタイプを作りあげたところで、
 物語が終わっているのに、

後日談っぽく、しかも、「夢」の中で、エンディングを取り付けてるのが、
 いかにも、中途半端で、カッコ悪く、

「前編」「後編の予告編」だけで、
 前・後編の物語が終わってしまったよぉな感ぢなのす (ノд`)

二郎が、「終わりはズタズタでしたが」と云った、
 その後半戦が、バッサリと「省略」されてるのす ( ̄▽ ̄|||)

昔、『哀愁のトロイメライ』と云う、
 ロベルト・シューマンの伝記映画があって、

その凄惨な晩年を描くことナく、

第1交響曲『春』を作曲したところで、物語が終わり、
 全然、「哀愁」ぢゃナかったのだけも、

(オリジナル・タイトルは、『春の交響曲』だったハヅ♪)

それに、似てる ( ̄▽ ̄|||)

この『風立ちぬ』も、『風去りぬ』ではナく、その名の通り、
 「風が吹き始めた頃」を切り取った、云わば「散文詩」であり、

個人的には、かなり納得がいかナいけも、
 宮崎駿「不思議な哲学」で作られてる作品なのす ( ̄□ ̄;)

ちなみに、絵コンテを飼ってみたけも、
 エンディング周辺に、大幅なカットなどは、ナかったのす ( ゚∀。)

もちろん、コンテの前段階で、カットした可能性は、
 残るのだけも…… ( ̄▽ ̄|||)

あと一言 (・∀・)

おじさんの「いいワインがあるんだ」と云う最後の台詞は、
 うわすべりで、まったく、いただけナい (ノд`)

~~~~ 10月18日の追加

ラストのワインの件、
 「うわすべり」と云うか、「唐突」すぎると思うのす ( ゚∀。)

 ☆☆ 絵コンテを飼って研究するのも一興 ☆☆

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