夏純子

異色のドラマ 『シルバー仮面』 (≧∇≦) そにょ01
 第1話 『ふるさとは地球』

今日のお昼すぎ、『シルバー仮面』の
 第1話 『ふるさとは地球』を観たのす (〃∇〃)

初めて観たのは、(今年の)06月22日だけど、なかなか手強く、
 このショォト・レヴュを書くため、ついに、3回目を観たのす (*´∀`)

で、『ウルトラマン』のジャミラの回のタイトルが『故郷は地球』で、
 監督は実相寺昭雄、脚本は佐々木守だった ( ̄□ ̄;)

この、『ふるさとは地球』も、
 監督は実相寺、脚本は佐々木なのだ ( ̄□ ̄;)

が、ライトの前に逆光で立つ人物など、類似の表現はあるけど、
 ストーリーは、全く別物なのす (*´∀`)

で、シルバー仮面に変身する能力を与えられた、
 次男の春日光二(柴俊夫)は、寡黙な性格なのか、台詞も少ない ( ̄□ ̄;)

だから、
 この第1話の実質的な主役は、三男の光三(篠田三郎)なのだ (*´∀`)

篠田は、本作の直前に撮影されたと想像される、
 実相寺の『哥(うた)』(ATG、1972年公開)に、主演しているが、

その濁りのナい、正統的な美青年っぷりは、
 実相寺昭雄の奇抜なカメラ術と相容れナい面白さがある (*´∀`)

逆に、清水紘治などは、よく映えるのだが… (〃∇〃)

で、光三は、宇宙人に父を殺され、ひとり熱くなってるのだが、
 篠田の涼しい雰囲気も手伝って、極めて「非情」な感じがする ( ̄□ ̄;)

対照的に、長男の光一(亀石征一郎)には、
 まるで、キリヤマ隊長のような、落ち着きと風格がある (〃∇〃)

長女のひとみ(夏純子)は、副隊長のような存在で、
 ほぼオマケの、末っ子はるか(松尾ジーナ)の子供っぽさと好対照 (*´∀`)

父が銃を与えたのは、分別のある、光一とひとみであり、

それ故、「得意の空手」で、宇宙人に挑んでしまう光三は、
 観ててもハラハラドキドキの「問題児」だ (ノд`)

単身、宇宙人を追いかける光三のBGMが、
 どこかの家で弾いてる、下手くそなピアノなのが、技ありだし (≧∇≦)

そして、春日兄弟が、路上でパンなどを食ってるシーンは、
 70年代の若者の、貧乏くさい雰囲気が漂い、何気に秀逸だ ( ̄□ ̄;)

わたにゃんは長男で、弟がひとりいるだけだが、
 5人兄弟とかで、妹もいたら、面白かったに違いナい (*´∀`)

で、何故か、兄弟たちに付きまとう、
 叔父・大原(玉川伊佐男)も、胡散くさく、気になる存在 (≧∇≦)

実相寺の『歌麿 夢と知りせば』(1977年公開)で、
 極悪な材木問屋をヤッてた、知的な悪役だし (*´∀`)

チグリス星人の誇張された怪しさは、実相寺のユーモアだと思うが、
 2人いたハズなのに、倒されたのは1人だけなのが、やや気になる ( ゚∀。)

実相寺が監督しただけに、「破格」のところもありすぎるが、
 今後の展開が気になる、第1話であった (*´∀`)

やはり「宣弘社」が制作し、全ての脚本を佐々木が担当した、
 『アイアンキング』を、少し前に、第10話まで観たのだが、

『シルバー仮面』のストーリーは、
 よく言われるように、その暗さで、際立っている (〃∇〃)

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