桃猫のブログ Drama今日 昨日
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2012年12月 『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ12
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2012年12月31日 23:55 | カテゴリー:ウルトラQ、スゥパァ・ショォト・レヴュ♪ | コメント (0)
今日の昼頃、『24年目の復讐』を観たのす (≧∇≦)
ちょうど「DVD−BOX 下巻」も発売されてるので、
「販促」として、このショォト・レヴュを描いてるのす d(⌒o⌒)b
『あけてくれ!』(ウルトラQ)で、
一気に、怪優・天本英世のファンになり、
つい先日、久々に、本作を観たのだけも、
ひそかに期待すた、
岸田 vs.天本の「怪演対決」は、ここにはナく、
黙々と火薬を準備する木村二等水兵(天本)と、
それを見つめる牧(岸田森)の「独白」と云う形で、
非常に手堅く、虚飾を廃し、
まるで、「心理劇」のような「対決」に仕上がってるのす (〃ノ∇ノ)
むしろ、観どころは、
物憂い顔で、横須賀の街や猿島を歩く、牧の方である ( ̄□ ̄;)
しかも、ヒロインの吉村千恵子(夏珠美)に、淡い気持ちを寄せ、
(この点は、解釈が分かれるであろうが…)
もう一つの『京都買います』とでも云うべき、
「叙情」にあふれている (〃ノ∇ノ)
夏珠美は、本作の少し後に制作された、
『夜が明けたら』(恐怖劇場アンバランス)でも、
アバズレ(死語)っぽい女を演じていたが、
本当に冷たい女ではナいことが、巧みに表現され、
岸田の熱演を支えているのす (〃∇〃)
そして、二人の心をつなぐ小道具、柿の枝が、
「季語」のようで、見事なのす (*´∀`)
強いて云えば、「水棲人間」と云う設定が、ほとんど生きてナいし、
助さんとノムの実験も、取ってつけたよぉな感ぢだ ( ゚∀。)
木村二等水兵の最期は、牧の言葉の通りなのか、
あるいは「事故」なのか、別の解釈が可能な気もする (σω-)。
神奈川県警の刑事(山本廉)は、
姓が鬼田で、実は、イカルス星人だったりするハヅはナいけも、
そう云えば、
『怪しい隣人』(ウルトラセブン)も、鈴木俊継監督であった ( ̄□ ̄;)
が、本作では、トリッキィな表現を廃し、
結果的に、地味な印象が強くなったとは云え、
なかなか味わい深い秀作に仕上がっておる o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o
DVDをゲッ吐して、みんなで観よう♪ ←岸田森のマネ
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2012年12月21日 17:22 | カテゴリー:スゥパァ・ショォト・レヴュ♪、怪優・天本英世、怪奇大作戦 | コメント (0)
作品の放映順にレヴュしるツモリだったけも、
何故か、それを許さナい、何でもありの『ウルトラQ』なのす (≧∇≦)
昨日(12月13日)の深夜、
第24話 「総天然色」版『ゴーガの像』を観たのす (〃∇〃)
ちなみに、オリジナル・モノクロ版を初めて観たのが、
今年の10月24日(氷)なのだけも、
「探偵もの」と「怪獣もの」が、
映画的スケィルで、絶妙に融合した傑作なので、
ビビってすまった ( ̄□ ̄;)
つまり、美術品密輸組織をハァドに描きつつ、
呪いの怪獣の不気味さも、見事な構成感で、表現してるのす (〃ノ∇ノ)
サングラスの男がバックで車を疾走させると、
前方の倉庫が爆発するオォプニングから、もぉ比類がナい (≧∇≦)
人間ドラマではナいが、
これほど、「面白い作品」もナいだろぉ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ
とくに、ゼロと呼ばれる殺し屋を演じる、日恵野晃が、
抜群の存在感で、好演している (〃∇〃)
例えば、心中に蘇った「ボスの声」に従い、
ガレキの中から立ち上がる場面が怖ひ (ノд`)
しかし、本作には、致命的とも云える欠陥がある ( ̄▽ ̄|||)
つまり、ジープに乗った、万城目、一平君、由利ちゃん、リャン・ミンらが、
ゴーガに「接近戦」を挑むのが、どぉ考えてもあり得ナい ( ゚∀。)
既に、自衛隊(?)が動いているのに、
何故、「民間人」が、最前線で戦うのか???
また、そのリャン・ミンを狙うゼロの出現も、
あまりに、ご都合主義だ ( ゚∀。)
だが、それらに眼をつぶれば、
やっぱし、スリル満点、極上の作品に違いナい (≧∇≦)
吊るしてるワイヤが時々見えるが、
生き物のように動く、ゴーガの「操演」も見事 (〃ノ∇ノ)
『ペギラが来た!』、『バルンガ』、『南海の怒り』と肩を並べる、
野長瀬三摩地監督の傑作だ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ
ただ、本作の「総天然色」版は、
人物の肌の質感が今今(いまふたつ)だし、
全体的に暗めの画面は、
オリヂナル・モノクロ版の方が、逆にリアルかも知れナい ( ゚∀。)
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2012年12月14日 13:40 | カテゴリー:ウルトラQ、スゥパァ・ショォト・レヴュ♪、野長瀬三摩地 | コメント (1)
作品の放映順にレヴュしるツモリだったけも、
何故か、それを許さナい、何でもありの『ウルトラQ』なのす (≧∇≦)
一昨日(12月09日)の夕方、
第28話 「総天然色」版『あけてくれ!』を観たのす (〃∇〃)
ちなみに、オリジナル・モノクロ版を初めて観たのが、
今年の11月15日(杢)なのだけも、
これまで観た、他の特撮作品のすべての座標が、微妙に揺らぐよぉな、
乾いた衝撃を受けた (〃ノ∇ノ)
初回の放映時、「怪獣も出て来ナいし、難解すぎる」と、
お蔵入りしただけに、 およそ、子供向けの内容ではナい (≧∇≦)
少しも難解ではナいが、普通の子供には、まづ、分からナい ( ̄□ ̄;)
で、SF作家・友野健二を演じる、
怪優・天本英世が、カッコ良すぎ (〃ノ∇ノ)
頭頂部が薄かったり、前歯がボロボロだったりしるのが、
何故か、カッコ良いのが、怪優の証 ( ̄□ ̄;)
よくある、小細工の怪演などは、すぐにバレるのだが、
岸田森とか、清水糸宏治とか、天本の場合は、
恐ろしく「板についてる」のす (〃∇〃)
黒い封筒(「総天然色」版では、濃い緑)に浮かび上がる、
天本の恐ろしげな顔は、ちょっとやりすぎだが、
終盤の、現実のくだらなさに疲れた表情と独白が、
どうにも比類ナい (≧∇≦)
やはり、現実に疲れきった中年男・沢村を演じる、
柳谷寛のコミカルな「絶望」の表現も、
実は、ぞくっとするような秀演であり、
すべてが「逆」のような、天本とのコントラストが鮮烈だ ( ̄□ ̄;)
本作のタイトルは、
柳谷の最後の台詞の方が「本質的」だと思うが、
その結末(つれて行ってもらえたのか???)を描かナかったのは、
まるで、アッバス・キアロスタミの『桜桃の味』のよぉに、
つき放してる ( ̄□ ̄;)
物語としての「完結性」を放棄しつつ、
観る者の心を試すと云う、理不尽な大技である ( ̄▽ ̄|||)
円谷一監督は、やっぱりすごいのであった (〃ノ∇ノ)
で、「脱出」のほのかな甘さは、分からナい人には分からナいから、
このエンディングに、何も感ぢナい人もいるだろぉ ( ゚∀。)
わたにゃんは、残念ながら、「選ばれてる」らしい ( ̄□ ̄;)
昨今、柳谷のようなサラリィマンは、
本作の制作時よりも、殖えている可能性が高いのだが、
そのような人を「誘惑」してしまうと云う意味で、
極めて「危険」な作品である ( ̄□ ̄;)
では、電車に乗ると、どぉなるのか???
『銀河鉄道の夜』のような不思議な旅をするのか、
一切が消え去るのか、
それは、「あの世(死後の世界)」のように謎である ( ゚∀。)
『ウルトラQ』では本作だけの、小山内美江子による脚本は、
エ)
万城目と由利ちゃんが、いつもより「仲良し」だったり、
ロ)
一ノ谷博士が、キ〇ガイ病院もやってたり、
ハ)
警視庁での、少しブッ飛んだやり取りが、
「意味深」なよぉで、まったく「無意味」だったり、
ニ)
最後に、よ~く見ると、一平君が出てて、
(飛行機のドアを)「あけてくれ!」と云わんとしてたり、
「こだわり感」の漂う、独特の味がある (≧∇≦)
ちなみに、わたにゃんは、
本作の総天然色&ステレオ版も、気に入ってるのす (〃ノ∇ノ)
より現代的&日常的に見えるから、かも痴れナい (*´∀`)
文句ナしに、
【あ、こいつぁ傑作だ (≧∇≦) ←堀木正雄談】と云う、
作品研究シリィヅへ、ノミネィトなのす (≧∇≦)
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2012年12月11日 22:05 | カテゴリー:ウルトラQ、スゥパァ・ショォト・レヴュ♪、円谷一、怪優・天本英世、柳谷寛 | コメント (0)
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