古谷一行の金田一耕助シリーズ

三昨日+二昨日の1本♪
再考♪ 『仮面舞踏会』横溝正史シリーズII:第3作) O(≧∇≦)O

01月04日(杢)、05日(盆)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 全4回、各回46分の本作を、1年ぶりに、観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

つい最近、購入すた、DVDブックなのす (・∀・)

以前のレヴュは、→ココなのす (・∀・)

初めて観た時、かなりの衝撃を受けた、作品だったのす Σ( ̄□ ̄;)

1978年06月に、TBS系で、土曜日の夜に、放映された、
 「横溝正史シリーズII」:第3作〜 (≧∇≦)

監督の、長野卓は、『怪奇大作戦』の終盤の異色作、
 『美女と花粉』→ココ)を、撮った人 (〃∇〃)

脚本の、椋露地桂子は、未知の人~ ( ゚∀。)

まづ、ヒロイン・笛小路美沙を演ぢた、18歳村地弘美が、
 異様に、かわいくて、笑ってしまうのだけも、

おばあちゃまと呼ばれてる、53歳乙羽信子までが、
 妙に、かわいらしいのす (・∀・)

で、意図があったのかも痴れンけも、全然、かわいくナい
 大女優・鳳千代子を演じた、44歳草笛光子は、

ミスキャストでは、ナいかすら???

更に悪いことに、今にも、市川崑の映画のよぉな、
 甲高い早口が、炸裂しるんぢゃナいかと、ヒヤヒヤしるし ( ゚∀。)

ソレもあって、千代子のマネヂャア役の、柳生博熱演が、
 今(イマシトツ)、生きてナいのす (ノд`)

草笛と、同年生まれの、例えば、岡田茉莉子だったら、
 作品に、「潤い」「深み」を与えたに、違いナい (〃∇〃)

ちょと、ネタバレるけも、

よそで殺して、運んだのなら、
 何故、並べたマッチ棒も、一緒に、持って来たのかすら???

この辺りが、やや疑問だし ( ゚∀。|||)

で、日和警部長門勇)に、度々、怒鳴られたり、
 金田一古谷一行)に、マッチ棒のヒントを与えたりすた、濃い顔の警官が、

役者の名前が、まだ、特定デキ・ンのだけも、 ←ダメぢゃん
 出番も多く、イイ仕事をすてたな ( ^∀^)

それに比べると、日和警部は、ひがみっぽいし、器が小さいので、
 (長門勇は、好きだけも、)どぉも、美しくナいな ( ゚∀。)

それから、どぉすても、忘れられナいのが、
 田代信吉を演じた、三ツ木清隆の、爽やかな熱演~ Σ(@∀@)

『犬神家の一族』や、『悪魔の手毬唄』や、『八つ墓村』に比べると、
 おどろおどろしさが、ナく、だいぶ地味だけも、

TVドラマとしては、かにゃりの力作だと、思うのす O(≧∇≦)O

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二昨日の1本♪
『神隠し真珠郎』名探偵・金田一耕助シリーズ:第32作) O(≧∇≦)O

11月06日(有)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 94分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

2005年07月に、放映された、
 「名探偵・金田一耕助シリーズ」:第32作~ (≧∇≦)

で、レンタルが、ナいので、

「横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション」を、
 ゲッ吐しちったのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

監督の、山本厚と、脚本の、石原武龍の、
 『白蝋の死美人』→ココ)に、続く、第4作目~ (・∀・)

で、22年、続いた、本シリィヅ、「最後」の作品~ Σ( ̄□ ̄;)

金田一耕助の、古谷一行は、61歳だけも、
 (体調が、悪かったのか、)、さかだちも、しるけも、疲れてる感ぢ ( ゚∀。)

1978年の「横溝正史シリーズII」『真珠郎』→ココ)とは、
 原作は、同じだけも、ほとんど、別のストウリィなのす Σ( ̄□ ̄;)

元々、金田一が、登場しナい、作品だけも、
 石原武龍は、いかにも、横溝正史っぽく、大胆に、改変~ (≧∇≦)

日本刀で、武装すた、金髪の、真珠郎山崎勝之)が、
 ほとんど、ヴィジュアル系の歌手みたいで、違和感を、感ぢるけも、

っつうか、狙ってるらすくて、
 いかにも、昭和っぽくナい、画に、仕上がってるのす ( ゚∀。|||)

一方、ヒロインの、鵜藤由美を、演じた、田中美里は、
 和風の美人で、少し、ひなびてて、好感度が、高いのす (〃∇〃)

田中美里は、金沢市の出身だから、関西系のアクセントのハヅで、
 ソレが、良いのかも痴れ~ヌ (≧∇≦)

あと、当主・鵜藤宗太郎を、演じた、神山繁が、
 妙に、可笑しい、味わい深い表情で、魅せ、良かったし (^∇^)

ちょと、気になったのが、日本刀で、人を斬る音だけも、
 「ズブシッ」と云う、娯楽時代劇なんかで、よくあるヤツだったので、

リアリティに、こだわった、もぉ、ひと工夫が、欲すかったし ( ゚∀。)

とは云え、おびえる、由美の、カワイさや、
 印象的な、エンディングなど、観どころも、あったりすて、

本物の、横溝ファンが、どぉ、感ぢるかは、不明だけも、
 テレヴィ・ドラマとすては、良くデキてると、思うのす (〃∇〃)

やっぱし、魅力あふれる、ヒロインが、生き生きと、活躍しると、
 面白くなるな ( ^∀^)

本シリィヅ後半は、デキが、悪い、と云う人も、いるけも、
 決して、そんなことは、ナいのすぅ (≧∇≦)

そんな訳で、去年の12月から、11ヶ月、かかって、
 本シリィヅ、22年の道のりを、走り抜けたぁ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

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一昨日の1本♪
『白蝋の死美人』名探偵・金田一耕助シリーズ:第31作) O(≧∇≦)O

11月04日(吐)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 94分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

2004年04月に、放映された、
 「名探偵・金田一耕助シリーズ」:第31作~ (≧∇≦)

で、レンタルが、あるかも痴れんけも、

「横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション」を、
 ゲッ吐しちったのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

監督の、山本厚と、脚本の、石原武龍の、
 『人面瘡』→ココ)に、続く、第3作目~ (・∀・)

金田一耕助の、古谷一行は、ついに、60歳だけも、
 (体調が、良かったのか、)、また、若返って、さかだちも、健在~ (〃∇〃)

本作は、登場人物が、非常に、多く、「盛りだくさん」な感ぢだけも、
 旅館「松月」の女将鷲尾真知子)の、再登場は、嬉しいな (〃ノ∇ノ)

ただ、普段、21世紀の映像作品を、観ることは、まづ、ナいので、
 知ってる俳優は、清水紘治と、岡田茉莉子と、杉本彩だけ ( ゚∀。)

で、法医学の畔柳(元)教授を、演じた、60歳の、清水紘治に関しては、

「演出」のせぇかも、痴れんけも、かつての、「怪優」らしい、迫力は、ナく、
 もはや、気のイイ、オヂサンにしか、見えンのであった (・ω・。)。。

例えば、1988年の、『殺人鬼』→ココ)に、出演した時は、
 激しく、凄みが、あったのだけも‥‥ ( ゚∀。|||)

同様に、伊沢家当主・伊沢加寿子を、演じた、71歳の、岡田茉莉子も、
 かつての、カリスマを、だいぶ、減ぢてるのであった (・ω・。)。。

岡田茉莉子に、関しては、1985年の、『霧の山荘』→ココ)を、
 ぜひ、観ていただきたい (〃∇〃)

一方、女優・立花マリを、演じた、35歳の、杉本彩は、
 予想に反し、かにゃり、演技が、巧みになってて、

「江戸川乱歩の美女シリーズ」
 1994年の、『みだらな喪服の美女』→ココ)に、出演すた時の、

素人っぽい、わざとくささは、もぉ、ナいのであった Σ( ̄□ ̄;)

その他の、若い役者たちは、やはり、「演出」なのか、

いかにも、みんな、個性が弱く、自己主張せず、
 落第点では、ナいけも、面白くナい演技を、しるのであった ( ゚∀。|||)

エログロ作家・伊沢信造新藤栄作)も、厚生大臣・伊沢徹郎岸本祐二)も、
 濃いヤツらなのに、少しも、面白くナいっ (* `Д´)ノ

ともかく、コレだけ、詰め込んだ、石原武龍の脚本は、しゅごいけも、
 恋人同士が、実は、兄妹だった的な、エピソォドは、蛇足っぽいな (ノд`)

それから、コンペイトウのクダリは、やや、デキしゅぎてるけも、
 「人情」ドラマを、作りたかったのかな (・∀・)

聖徳太子の、万札が、出てきたりすて、一応、「昭和期」の設定らすいけも、
 横幅が、拡がった、モダンな画面は、妙に、現代っぽいぞ ( ̄□ ̄;)

確かに、面白かったけも、
 悪い意味で、ツッコミ処も、多い、微妙な、1本であった (・∀・)

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二昨日の1本♪
『人面瘡』名探偵・金田一耕助シリーズ:第30作) O(≧∇≦)O

10月23日(有)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 94分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

2003年03月に、放映された、
 「名探偵・金田一耕助シリーズ」:第30作~ (≧∇≦)

で、レンタルが、あるかも痴れんけも、

「横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション」を、
 ゲッ吐しちったのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

監督の、山本厚と、脚本の、石原武龍の、
 『水神村伝説殺人事件』→ココ)に、続く、第2作目~ (・∀・)

金田一耕助の、古谷一行は、59歳で、
 (体調が、良かったのか、)少し、若返って、さかだちも、健在~ (〃∇〃)

唐突に、結論を云うと、本作は、実に、イイのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

「殺しの動機」が、分り易すぎたり、
 オカルトっつうか、超科学な要素も、強いのだけも、

ヒロインの、渡辺松代を演じた、36歳の、斉藤由貴の秀演が、光るし、

寛容さと、厳粛さが、同居する、
 ベテラン、69歳の、淡路恵子の貫禄の演技も、素晴らしい ( ^∀^)

余談だけも、若くすて、引退しる女優より、
 ばあちゃんに、なっても、ヤッてる人が、好きだな (〃ノ∇ノ)

演ぢることが、好きなんだろぉな Σ(@∀@)

イヤ~な女、会田麻美を、熱演すてた、三原じゅん子は、
 自民塔(ママ)、ヤッてるけも、女優は、辞めちったのかな???

ちょと、金田一の性格が、以前と、変わってる気も、しるけも、
 「財宝探し」の、要素なども、面白い (〃∇〃)

で、大きな瓜(うり)みたいなのを、川に流して、「実験」すたり、
 美味しい処は、押さえてる感ぢ ( ^∀^)

それから、人面瘡が、「発動」しる時の、不気味な効果音も、
 良くデキてると、思うのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

山本文勝「選曲」による、劇中音楽も、
 少し、地味になって、うるささが、ナくなったのが、イイぞ (^∇^)

ちょと、味が、変わったけも、
 古谷一行金田一シリィヅ、21世紀に、堂々の復活~ d(⌒o⌒)b

本シリィヅ後半は、デキが、悪い、と云う人も、いるけも、
 決して、そんなことは、ナいのすぅ (≧∇≦)

~~~~

五昨日の1本♪
『水神村伝説殺人事件』名探偵・金田一耕助シリーズ:第29作) O(≧∇≦)O

10月15日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 95分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

2002年04月に、放映された、
 「名探偵・金田一耕助シリーズ」:第29作~ (≧∇≦)

で、レンタルが、あるかも痴れんけも、

「横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション」を、
 ゲッ吐しちったのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

監督の、山本厚は、未知の人 ( ゚∀。)

脚本の、石原武龍も、未知の人 ( ゚∀。)

今回、初登場の、山本&石原のコムビは、
 本シリィヅの、残りの3作も、制作してるのす Σ( ̄□ ̄;)

本作の劇中で、金田一耕助古谷一行)が、河合警部谷啓)に、
 二年ぶりですね、とか、云ってるけも、

そもそも、2001年には、本シリィヅの制作は、ナく、
 コレで、終わりなのかな、と、思わせながらも、

新しいスタッフ(監督&脚本)で、
 21世紀に、「再開」された訳なのす Σ(@∀@)

で、古谷一行は、58歳で、
 走ったりしるのが、やや、ツラそぉだけも、さかだちは、健在~ (・∀・)

ヒロインっつうか、依頼者の、本位田鶴代を演じた、
 46歳の、坂口良子が、シブいオバタンに、なってた (・ω・。)。。

床屋の娘を、かわいらしく、弾けるよぉに、演じてた、
 市川崑『獄門島』→ココ)から、25年‥‥ Σ( ̄□ ̄;)

もぉ一人の、ヒロイン、秋月凛子を演じた、田中美奈子も、
 今(イマシトツ)、華がナい感ぢ ( ゚∀。)

でも、本位田慎吉石橋保)の、婚約者だった、
 川端梨絵佐藤友紀)は、憂いの色合いが、出てて、まづまづ (〃∇〃)

ただ、面白くなりそぉな要素も、ナい訳ではナいのだけも、
 全般に、地味~な仕上がり ( ゚∀。)

金田一が、偶然、「義眼」を拾うのも、
 意味深なよぉで、実は、あまり、重要ではナく、妙~な感ぢ ( ̄□ ̄;)

あと、山本文勝「選曲」による、劇中音楽が、いかにも、打ち込みっぽく、
 昭和は、既に遠く、21世紀の作品くさい、仕上がり ( ゚∀。)

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二昨日の1本♪
『トランプ台上の首』名探偵・金田一耕助シリーズ:第28作) O(≧∇≦)O

09月12日(焔)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 95分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

2000年10月に、放映された、
 「名探偵・金田一耕助シリーズ」:第28作~ (≧∇≦)

20世紀の、最後の作品デス Σ(@∀@)

で、レンタルが、あるかも痴れんけも、

「横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション」を、
 ゲッ吐しちったのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

監督の、吉田啓一郎は、本シリィヅの、
 『魔女の旋律』→ココ)、『悪魔の仮面』→ココ)も、撮った人 (〃ノ∇ノ)

で、脚本の、峯尾基三は、本シリィヅの、
 『悪魔の手毬唄』→ココ)、『悪魔の仮面』→ココ)も、書いた人 (〃ノ∇ノ)

金田一耕助の、古谷一行は、56歳だけも、
 声も、低く、顔も、くたびれてるけも、さかだちは、健在~ (・∀・)

で、ヒロイン・紅マヤを演じた、41歳の、古手川祐子が、
 まるで、岸惠子を、思わせる存在感で、サイコォなのす (〃ノ∇ノ)

一見、カワイイ、おばおねいさんだけも、
 ちょと、ハスキィな、意外に、太い声が、イイのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

古手川祐子、いつの間にか、大女優に、育ってた (〃ノ∇ノ)

で、カラァ・フィルムではナく、ヴィデオ・カメラで撮られた、本作、
 画面が、スッキリと、キレイすぎて、

「昭和の雰囲気」が、出てナいのが、「難」だけも、
 ソレを除けば、作品としての完成度は、極めて高いのす Σ(@∀@)

実は、あんまし期待しナいで、観たのだけも、
 横溝正史の、2つの原作を、統合すた脚本も、素晴らしいし、

役者たちも、のびのび~と、演じてる感ぢ ( ^∀^)

劇中劇では、ナいけも、「劇中のマヂック・ショウ」も、面白い (≧∇≦)

ただ、何人も殺した、犯人には、絞首台だけが、待っていて、
 もはや、未来への希望は、ナいのかと思うと、

アタシが、金田一耕助だったら、
 事件を、迷宮入りさせても、見逃してやるだろぉな (σω-)。

金田一耕助の、ホントは、ツラいよ、が、よく出てたし Σ( ̄□ ̄;)

あと、「選曲」の、合田豊による劇音楽は、
 うるさいくらい、ガンガン鳴ってるけも、悪くは、ナい (^∇^)

本シリィヅ後半は、デキが、悪い、と云う人も、いるけも、
 決して、そんなことは、ナいのすぅ (≧∇≦)

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