04月14日(吐)の午後、『ウルトラQ』の
第2話 『五郎とゴロー』を観たのす (〃∇〃)
猿と一緒に育った、オシ(?)の青年、
「エテキチ」こと、五郎(怪優・鈴木和夫)が最高だ (〃ノ∇ノ)
『ウルトラセブン』の第2話 『緑の恐怖』で、
怪しい郵便物を届ける、陰気な郵便配達人を演じていたが、
小包です…。
とだけ言う、滑舌の悪い、暗い声が超絶に怪しく、
侵略者の送り出した刺客と考えるより手立てがナかった ( ̄□ ̄;)
実相寺昭雄の『青い沼の女』の冒頭、 ←火曜サスペンス劇場
降りしきる雨の中、因縁の手紙を持ってくる郵便配達人(寺田農)級に、
激しく意味深なようで、
実は、全く意味がナいのである (ノд`) ←単なる演出
この郵便配達人の「味」を中学生にして見抜いてしまった、 ←鈴木和夫の方
自称ペシミストのわたにゃんは、
やがて、怪優のコレクションを始めてしまうのである ( ゚∀。) ←ダメぢゃん
で、本作の五郎は、台詞はナく、口笛を吹き、おどおどし、唸るだけなのだが、
その表情は、喜びや悲しみを表現しきっていて、完璧だ ( ̄□ ̄;)
ラスト近く、巨大猿ゴローからの視点で、
ひとり、絶叫する五郎に、否応ナく胸をえぐられる (ノд`)(ノд`)
そんな怪優・鈴木和夫のおそらく唯一のタイトルロール作品が、
本作なのだ (〃ノ∇ノ)
「第2話の漢(をとこ)・鈴木和夫」は、 ←わたにゃんの命名
「Wikipedi屋」(仮名)によると、既に故人らしい (ノд`)
清水紘治や寺田農のような彫りの深い容貌を持つが、
優しさも同居してるステキな俳優だ (///ω///)
他にも、ワイルド星人に撃たれる巡査など、端役の出演はあるが、
もっと活躍して欲しかった (ノд`)
金城哲夫のシナリオは、例によって、ツッコミどころ満載であるが、
円谷一の鋭い演出で、25分を闘い抜いた濃密な仕上がり (≧∇≦)
今回は、レギュラーも、ゲストも、充実していて、
印象こそ地味だが、
シリーズを代表する一本であることは、疑いナい ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ
DVDをゲッ吐して、みんなで観よう♪ ←岸田森のマネ
~~~~ 05月13日の追加
心優しき怪優・鈴木和夫には、
『怒りの孤島』(1958年)と言う幻の主演映画もあるが、
製品化されてナいので、
観ることは極めて困難なようだ ( ゚∀。) ←特に、田舎では
わたにゃんも観たことがナいのす (ノд`)
2012年4月15日 15:11 |
カテゴリー:ウルトラQ、スゥパァ・ショォト・レヴュ♪、円谷一、金城哲夫、鈴木和夫 |
コメント (2)
コメント
mixyの怪奇コミュから来ました。よろしくです。ウルトラQは実はリアルで見ていた世代です。五郎とゴローはあまり印象になかったのですが、再度見てみたくなりました。怪優、渋い脇役は大好きです。しかし五郎役の男優の主役映画があったなんて、深い。凄すぎです。
2014年2月22日 11:03 | いっちょん
いっちょんさん、こにちは♪
『五郎とゴロー』は、
「傑作」だけも、やや地味デスね ( ^∀^)
後に、イデ隊員を演じる、二瓶正也も出演してて、
ますます、美味しいのだけも (≧∇≦)
2014年2月22日 17:20 | わたにゃん(男の仔)