加藤武

七昨日の1本♪
浦山桐郎 『私が棄てた女』 O(≧∇≦)O

10月13日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 116分の、本作を、一気に、観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

本年09月03日の発売の直後に、
 秒殺で購入すた、非廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1969年に、公開された、
 モノクロ映画(一部、カラァ)なのす (・∀・)

監督の、浦山桐郎は、
 『青春の門』も、撮った人 (・∀・) ←大昔に観た

脚本の、山内久は、鈴木敏郎の名で
 今村昌平 『果しなき欲望』→ココ)も、書いた人 (・∀・) ←共同脚本

ちなみに、助監督の、斉藤光正は、
 『横溝正史シリーズI』『獄門島』→ココ)を、撮った人 (・∀・)

本作は、20年位前に、VHSのレンタルで、観て以来、
 ずっとずっと、DVD化を待ち望んでた、幻の作品だったのす (≧∇≦)

劇中、何回も、「おかめ」の、能面みたいなのが、出てくるけも、
 コレは、「乙(おと)」と呼ばれる、狂言の面らすいのす Σ( ̄□ ̄;)

で、ご想像の通り、醜女(しこめ)を演じるための、面なのす Σ( ̄□ ̄;)

棄てられた女仔(をんな)、森田ミツを演じた、小林トシエは、

DVDジャケットの解説によると、
 浦山桐郎の厳しい演出で、自殺未遂に、追い込まれたらすい (ノд`)

でも、出来たのは、小林トシエの代表作かも知れナい、
 極上の「恋愛」映画だったのす (〃ノ∇ノ)

かつて、ミツを棄てた、吉岡努河原崎長一郎)は、
 偶然、街で見かけた、ミツに、声をかけたりするのだけも、

その時には、美人の婚約者がいて、
 結局、また、ソレっきりに、なっちうのす ( ゚∀。|||)

これ以上、描くと、ネタバレるので、止めるけも、

棄てたハズの女仔(をんな)への、未練とも違う、憐憫とも違う、
 もっと、熱い思いは、何だろうか???

アタシの恋愛経験が、乏しいせぇか、
 分かるよぉで、分からナいのす ( ゚∀。|||)

助演では、ホントは、情に厚いのかも知れナい、
 粗暴な漢(をとこ)、森田八郎を演じた、加藤武が、良かった (〃ノ∇ノ)

ちなみに、森田ミツと、森田八郎は、
 何故、苗字が同じなのかすら??? 親戚???

ともかく、分かりきるまで、何度も観たい、「恋愛」映画の傑作~ (≧∇≦)

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HMVジャパン ♪♪HMVで、チェ~ック♪♪
DVD
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 ★待望の初DVD化!! ←画質良好

一昨日の1本♪
市川崑 『犬神家の一族』(2006年) O(≧∇≦)O

12月22日(盆)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 134分の本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

本作は、2006年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、市川崑「遺作」であり、
 1976年『犬神家の一族』→ココ)の、リメイクなのす (・∀・)

脚本は、1976年版と、ほぼ同じで、
 市川崑日高真也長田紀生の、共同なのす (・∀・)

1976年版より、12分短く、いくつかのシィンが、カットされてるけも、

那須ホテル女中・はる1976年版は、坂口良子)が、
 金田一耕助石坂浩二)の後を追うシィンのカットは、残念~ ( ゚∀。)

金田一が、50代、と云う設定(???)のため、
 恋心は、発生しナかった、と云う、一抹の淋しさが、あるな (ノд`)

で、60年代の作品が、観賞の中心である、アタシには、
 最近(21世紀)の、若手俳優は、全然、分からンのだけも、

犬神佐清を演じた、尾上菊之助が、 
 犬神松子を演じた、富司純子の、実子だと知って、ビックリ Σ( ̄□ ̄;)

似てネぇな ( ゚∀。)

太宰治 『人間失格』に、どんな名優も、故郷の劇場では、演じ難い
 と云うよぉな記述が、あるけも、

ホントの親子だと、演じ難くナいのかな???

で、富司純子だけも、前面に、「庶民的」な匂いがあり、
 熱演を見せては、いるのだけも、

気品とか、貫禄とかの点で、
 1976年版の、高峰三枝子には、敵わナい ( ゚∀。)

それから、古谷一行のシリィヅの『犬神家の一族』→ココ)に出てた、
 京マチ子にも、同様に、敵わナい ( ゚∀。)

三姉妹では、犬神竹子を演じた、松坂慶子が、
 あくまで、アタシの好みだけも、美しく、決まってたし (〃ノ∇ノ)

ソレから、老いたな、と思われ、ちょと痛々しかったのが、
 その名も、等々力署長を演じた、77歳の、加藤武なのす (・ω・。)。。

全般的に見ると、脚本を、下手にいじらナかったのが、良くて、
 例えば、1996年の、『八つ墓村』→ココ)より、ハルカに面白いぞ (^∇^)

1976年版と、大きく異なる、ラスト・シィン、
 去って行く、金田一に、市川崑が、重なって見えた気がすた Σ( ̄□ ̄;)

最近、少しずつ観てる、初期の作品も、凄いのだろぉけも、
 市川崑の代表作が、金田一シリィヅなのは、ほぼ間違ナい d(⌒o⌒)b

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三昨日の1本♪
市川崑 『犬神家の一族』(1976年) O(≧∇≦)O

12月17日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 146分の本作を、20数年ぶりに、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

本作は、1976年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、市川崑は、
 『野火』→ココ)や、
 『悪魔の手毬唄』→ココ)や『獄門島』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本は、
 長田紀生日高真也市川崑の、共同なのす (・∀・)

長田紀生は、『キャプテンウルトラ』の脚本でも、活躍し、
 傑作『ゆうれい怪獣キュドラあらわる』などを、書いてるし (〃∇〃)

以前、観た時には、
 その「魅力」が、今(イマシトツ)、分からンかった本作だけも、

ハッキシ云って、その「面白さ」に、震撼すた ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

特別出演の、横溝正史の演技こそ、薄ら寒いけも、

シリィヅの第1作でありながら、
 後の作品の、美味しい部分を、既に、確立してるのが、しゅごい (〃∇〃)

シリィヅの常連となる、脇役俳優たちが、既に、バツグンに面白く、

例えば、旅館・柏屋の亭主三木のり平)と、沼田カズ子)が、
 可笑しすぎるのだけも、

特に、本職は、スタッフで、
 役者としては素人な、沼田カズ子「破壊力」が、しゅごい (≧∇≦)

そのを、確信すて作ってる、市川崑が、やっぱししゅごい (〃∇〃)

で、橘警察署長加藤武)も、お馴染みのギャグを、連発~ (≧∇≦)

かにゃりシリアスな本編に、コレでもかと、ギャグを、詰め込んで、
 ソレでも、やっぱし、シリアスが、勝ってるのだけも、

観終わった後の、充実感が、半端ではナいのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

なるほど、古館弁護士小沢栄太郎)が、震えながら読み上げた、
 犬神佐兵衛三國連太郎)の遺言状は、

コレらの「惨劇」を、引き起こすべく、
 周到に、計算されたモノだったのかも痴れナい Σ( ̄□ ̄;)

ちなみに、三國連太郎は、53歳と、爺さんを演じるには、若く、
 なんと、犬神松子を演じた、高峰三枝子より、年下だったのす (・∀・)

ふと、気になったけも、
 犬神佐兵衛遺産は、結局、どぉなったのだろぉ???

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四昨日の1本♪
今村昌平 『果しなき欲望』 O(≧∇≦)O

10月30日(有)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 101分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

オフロで助けた、ムカデの幼女はんが、
 「恩返し」に、置いていったらすい、DVD−BOXの中の1本 d(⌒o⌒)b

本作は、1958年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、今村昌平は、
 『西銀座駅前』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚色は、鈴木敏郎と、今村昌平の、共同なのす Σ(@∀@)

鈴木敏郎は、『盗まれた欲情』→ココ)の、脚色も、ヤッてた人 (・∀・)

本作は、ショッキングな部分もある、コメディなのす Σ( ̄□ ̄;)

とにかく、比類ナいほど、面白いのす (〃ノ∇ノ)

コレほど、単純に、面白い作品は、ナいだろぉ Σ(@∀@)

例えば、「ガスもれ」のクダリが、可笑しすぎる o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

でも、ギャグだけでナく、ストウリィ自体、ワクワクものなのす Σ(@∀@)

今村昌平の作品では、注目度が低く、
 Wikipediaにも、記述が、ナいけも、まさに、隠れた傑作だぁ (^∇^)

それぞれ、ひと癖ある、問題の、五人組
 大阪のラァメン屋・大沼殿山泰司)、薬剤師・中田西村晃)、
 チンピラ・山本加藤武)、中学校教師・沢井小沢昭一)、
 そして、死んだ、橋本中尉の妹・志麻渡辺美佐子)の、
「活躍」は、観ての、お楽しみ~ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

濃い役者を、揃え、誰が、主役と、云うのでもナく、
 まるで、「戦隊モノ」みたいに、女が、一人ってのが、面白いのだけも、

ともかく、想像を超えた、エンディングが、待っておる (〃ノ∇ノ)

ちょこちょこ、出てくる、滝爺高品格)が、また、面白い (≧∇≦)

極力、ネタバレ・ナいよぉ、記述すてみたけも、
 面白いから、絶対、観てねっ d(⌒o⌒)bd(⌒o⌒)b

っつう訳で、
 今宵は、ココまでに、いたしとぉございマスる (^∇^)

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四昨日の1本♪
『悪魔の手毬唄』名探偵・金田一耕助シリーズ:第11作) O(≧∇≦)O

03月19日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 93分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

1990年10月に、放映された、
 「名探偵・金田一耕助シリーズ」:第11作〜 (≧∇≦)

で、レンタルが、ナいので、

「横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション」を、
 ゲッ吐しちったのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

監督の、関本郁夫は、
 本シリィヅの、『死神の矢』→ココ)を、監督すてた人 (〃ノ∇ノ)

で、金田一耕助古谷一行は、46歳で、まだまだ、若いぞぉ (≧∇≦)

横溝正史「代表作」であろぉ、本作だけも、

市川崑の、1977年の映画や、
 同じ、1977年の、「横溝正史シリーズ」:第6作(→ココ)が、素晴らしく、

93分すかナい、本作には、あまり、期待すてナかったけも、

由良敦子江波杏子)、仁礼嘉平加藤武)、磯川警部藤岡琢也)ら、
 ひと癖ある、名優たちが、火花を散らし、

かなり、見応えがある、仕上がりだったのす Σ(@∀@)

特に、トカゲのよぉな顔が、大迫力の、江波杏子が、凄いし ( ^∀^)

それから、多々羅放庵を、演ずるは、『仮面ライダースーパー1』で、
 テラーマクロを、怪演すた、汐路章だ (≧∇≦)

あと、歌手・大空ゆかり伊藤つかさ)が、
 異様に、ひなびてて、華がナく、ミス・キャストとも、云えるけも、

演技は、上手いのす Σ(@∀@)

で、青池リカを、演じた、有馬稲子が、58歳なのが、痛いのす (ノд`)

せめて、あと、10歳、若かったら‥‥ ( ゚∀。)

ちなみに、市川崑版の、岸惠子は、44歳
 「横溝正史シリーズ」版の、佐藤友美は、何と、36歳だったのす Σ( ̄□ ̄;)

惚れられる女・青池リカは、カワイくナければ、イカンのす (ノд`)

そんな訳で、よくデキてるけも、ベストではナい、と云う感ぢ (・∀・)

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