怪優・小池朝雄

四昨日と二昨日の1本♪
『仕掛られた仕掛人』必殺仕掛人:第3話) O(≧∇≦)O

07月06日(有)の、ことであった (・∀・)

デイ・サァヴィスに、行った、老母のブラインドを突いて、
 48分の本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

さらに、07月08日(氷)の、ことであった (・∀・)

デイ・サァヴィスに、行った、老母のブラインドを突いて、
 48分の本作を、一気に観たぁ (≧∇≦)

1972年09月に、放映された、
 『必殺仕掛人』:第3話~ (≧∇≦)

最近、飼った、『必殺シリーズDVDコレクション』なのす (・∀・)

監督の、三隅研次は、
 『剣』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本の、安倍徹郎は、
 『本陣殺人事件』(名探偵・金田一耕助シリーズ、→ココ)も、
描いた人 (・∀・)

前作に、続き、本作の主役も、藤枝梅安緒形拳)なのす (・∀・)

で、女好き描写で、再び、軽くなった、梅安 Σ( ̄□ ̄;)

まるで、ルパン三世のよぉだ (・∀・)

でも、手負いの、梅安の、仕掛(=殺し)の場面は、
 まるで、今村昌平 『復讐するは我にあり』のよぉな、 ←主演:緒形拳

凄まじい迫力なのす Σ( ̄□ ̄;)

初めて観た時は、この、仕掛の場面以外、印象に残らず、
 「三隅研次にしては、ショボいな」とか、思ったのらけも、

繰り返して観たら、西村左内林与一)と、音羽屋半右衛門山村聡)の、
 そして、途中から、梅安を加えた、アンサムブルが、絶妙で、

実に、面白いのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

特に、セリフは、無くても、話者のトォクを、聴き、反応する、
 山村聡が、上手しゅぎるぞ Σ( ̄□ ̄;)

ソレから、左内の、仕掛「導入」に、登場しる、
 音羽屋の、粋なトォクと、柔道殺法が、痛快しゅぎ (〃ノ∇ノ)

山村聡62歳なんだけも (・∀・)

で、今回、何故か、岬の千蔵津坂匡章)は、
 全く、登場しナいけも、

その分、櫓の万吉を、演じる、太田博之が、縦横に活躍し、
 にゃかにゃか、上手い役者であることが、判明〜 (〃ノ∇ノ)

女優陣は、お照弓恵子)に、スポットを、当てたのか、
 おくら中村玉緒)も、おぎん野川由美子)も、登場しナい Σ( ̄□ ̄;)

長屋の娘、お初西山恵子)は、登場しるぞ (・∀・)

で、御座松の孫八を、演じた、怪優・小池朝雄が、妙に、怪しいし、
 その、死にっぷりも、ステキ (*´∀`)

で、若干、ネタバレるけも、 ←注意
 つまり、若干、ネタバレるけも、 ←注意

音羽屋の、仕掛人グルゥプは、悪い盗賊団を、壊滅させた訳で、
 孫八の絶命と、同時に流れる、爽やか音楽に、驚くし、

エンディングの、
 梅安と、長屋の女たちの、コントが、ちょと、楽しいのす (*´∀`)

やや、凄惨な部分も、あったけも、
 底抜けに明るく、シメたのが、技ありだと、思うのす (≧∇≦)

本作は、池波正太郎の、短編『殺しの掟』を、脚色すたらすいけも、
 ちょと、読んでみたくなったのす (・∀・)

〜〜〜〜

必殺シリーズ DVDコレクション 創刊号 デアゴスティーニ

価格:898円
(2020/08/17 19:32時点 )

五昨日の1本♪
再考☆森一生 『ある殺し屋』 O(≧∇≦)O

03月16日(吐)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、

闘兇(とぉきょぉ)地方から、帰省すてた、けん象と、
 84分の、本作を、一気に、観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

ずっと前に、飼って持ってた、廉価DVDなのす (・∀・)

コレで、2回目なのす (・∀・)

以前のレヴュは、→ココなのす (≧∇≦)

本作は、1967年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、森一生は、
 『怪談 蚊喰鳥』→ココ)や、『暴れ犬』→ココ)も、撮ってる人 (・∀・)

脚本は、映画監督増村保造と、石松愛弘なのす (・∀・)

前回は、初めて、市川雷蔵の演技を、観た訳だけも、
 ソレから、3年もの時が過ぎ、新たに、5本くらい観たのす (≧∇≦)

例えば、市川崑 『破戒』→ココ)の、瀬川丑松と、
 本作の、塩沢さんが、同じ役者とは、到底、思えナい訳デス Σ( ̄□ ̄;)

そこに、市川雷蔵の、「巧さ」が、あるのかな???

市川雷蔵は、1969年に、37歳で、亡くなってるから、
 かなり晩年の本作では、体調も悪かったと、想像されるのす (ノд`)

でも、そんなことを、感じさせナい、「強さ」が、あるのす Σ( ̄□ ̄;)

で、成田三樹夫が、前田と云う、例によって、ヤクザの役で、出てるけも、
 塩沢さん凄さに、ビビッてみせる演技など、絶妙で、

ソレが、ラストの、前田の台詞に、つながってる訳デス (≧∇≦)

また、本作を観てて、ふと、気づいたのだけも、
 塩沢さんは、必要のナい殺しは、しナいのす Σ( ̄□ ̄;)

つまり、前田を、返り討ちにするのでも、ナく、
 捕まえたヤクザも、殺さず、縛っておく訳デス (・∀・)

あと、22歳の、野川由美子が、演じた、圭子は、
 ふざけた女だけも、「美人」だし、

小池朝雄が、演じた、組長も、胡散臭くて、面白いぞ (〃ノ∇ノ)

なお、序盤に、塩沢さんに、腕を折られる、
 サングラスのチンピラ・健次を演じた、千波丈太郎は、

『仮面ライダーV3』の、ドクトルGとして、知られた人 Σ(@∀@)

本作を、初めて観た、けん象も、
 「良かったですぞ。」と、云っておった O(≧∇≦)O

~~~~

十九昨日+十八昨日+十七昨日+十六昨日、四昨日+三昨日+二昨日の1本♪
『三つ首塔』横溝正史シリーズ:第3作) O(≧∇≦)O

07月27日(氷)、28日(杢)、29日(盆)、30日(吐)の、
 ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 全4回、各回46分の、本作を、初めて、観たぁ (≧∇≦)

登場人物が、多しゅぎ(←後述)て、細部が、分かり難かったので、

08月11日(杢)、12日(盆)、13日(吐)に、
 全て、観直したぁ d(⌒o⌒)b ←12日は、2本、観たし

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

1977年05月から06月にかけて、TBS系で、土曜日の夜に、放映された、
 「横溝正史シリーズ」:第3作〜 (≧∇≦)

ちなみに、出目昌伸と云う監督、記憶には、ナかったし、
 その作品を、何も、観たことがナかったのす ( ゚∀。|||)

本作は、アクの強い、性格俳優を、コレでもかと、集結し、
 ものしゅごい「魔力」を放つ、怪作に、仕上がってるのす Σ(@∀@)

軽く、名を挙げると、脇役に、
 小松方正小池朝雄米倉斉加年ピーター加藤和夫殿山泰司

ちなみに、弁護士役の、加藤和夫は、『吸血鬼ゴケミドロ』→ココ)で、
 危ない精神科医を、怪演すてた人 (〃ノ∇ノ)

ソレから、主役級の人物に、
 佐分利信黒沢年男、と、実に、豪華絢爛〜 Σ(@∀@)

女優は、良く知らナいのだけも、
 おっぱい要員大関優子(=佳那晃子)が、妖しくて、ステキ (〃∇〃)

結局、フツゥの人物は、
 ヒロインの、宮本音禰真野響子)だけだし Σ(@∀@)

際どいカッコの女子の、アクロバット(???)が、あったり、
 宮本音禰が、謎の男黒沢年男)に、何度も、犯されたり、

SMショウ(???)が、あったり、おっぱい要員が、いたり、

また、豪快に、血を吐いて、悶死しる人物も、いて、
 まさに、エログロ全開〜 ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

まるで、「江戸川乱歩の美女シリーズ」を、観てるよぉな、
 「錯覚」を、覚えたし Σ( ̄□ ̄;)

で、(アタシのよぉな)普通の人は、真犯人が、誰なのか、
 さっぱり、分からナいので、終盤の急展開には、ビックリ Σ(@∀@)

やや、ネタバレるけも、
 最後に、燃やしたのは、実寸大のセットだろぉか???

かにゃりの、「気合い」を、感じるぞ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

シリィヅ中でも、「異色作」だと云われる、本作だけも、

「江戸川乱歩の美女シリーズ」のノリが、大好きな人には、
 たまらナい1本に、違いナいのす (・∀・)

何時か、ディィプなレヴュを、描いてみたいな O(≧∇≦)O

~~~~

一昨日の1本♪
森一生 『ある殺し屋』 O(≧∇≦)O

12月10日(杢)のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 82分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、DVDを借りたのすぅ ( ^∀^)

1967年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督は、森一生だし (〃∇〃)

実は、市川雷蔵の、演技を観るのは、
 コレが、「初めて」だったのすぅ (〃ノ∇ノ)

塩沢さんと、呼ばれる、小料理屋の主人を、演じてて、
 一見、しゅごく、「平凡」なのだけも、

実は、凄腕の殺し屋で、
 チムピラとのケンカも、強い強い Σ( ̄□ ̄;)Σ( ̄□ ̄;)

ネタバレになるので、詳細は、伏せるけも、

自分を裏切って、拳銃を向けた男に対して、

 若いな‥‥

と云う辺りの、脚本の素晴らしさと、
 市川雷蔵の、抑えた演技が、圧巻なのす (〃ノ∇ノ)

ちなみに、脚本は、
 増村保造と、石松愛弘だし Σ(@∀@)

組員の、成田三樹夫、組長の、小池朝雄も、 ←暴力団の
 十分、ひと癖あるのだけも、

塩沢さんの前では、しどく、かすんで見えるのす Σ( ̄□ ̄;)

一方、ヒロインの、圭子野川由美子)の、
 いい加減さと、ヌルい生き方も、ある意味、しゅごいし ( ゚∀。|||)

で、「現在」と、「過去」を、かにゃり複雑に、行き来しるのが、
 観る方にも、集中力を、要求し、秀逸〜 o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

あと、「江戸川乱歩の美女シリーズ」でも、活躍すた、
 鏑木創の音楽が、

単純なカットでも、飽きさせず、秀逸〜 o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

また、この作品の、レヴュを読んでたら、
 「フィルム・ノワール」と云う言葉が、出てきて、

コレは、「暗い映画」と云う、意味で、
 ある種の、犯罪映画を、指すらすいのだけも、

何だか、気になるのす ( ^∀^)( ^∀^)

ともかく、しゅごく面白い、映画だったのす (〃ノ∇ノ)

~~~~

一昨日の1本♪
『天国と地獄の美女』(江戸川乱歩の美女シリーズ:第17作) O(≧∇≦)O

05月15日のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 142分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナくて、

取り寄せてもらって、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b ←1本308マン

実は、入荷が、(何故か、)遅れに遅れ、
 にゃかにゃか、観られナかったのすぅ (ノд`)

1982年のお正月に、「土曜ワイド劇場」で、放映された、
 いわゆる、「江戸川乱歩の美女シリーズ」、第17作〜 (≧∇≦)

しかも、破格の「3時間枠」で、放映されたと云う、
 「シリィヅ最長」の、1本なのす Σ(@∀@)

明智天知茂)の、渋しゅぎる声で、

 あけましておめでとうございます。明智小五郎です。

と、始まるのが、斬新しゅぎて、ステキ〜 (〃ノ∇ノ)

で、お正月には、とっても、ふさわしくナい、
 グロテクスで、奇っ怪な事件なのす Σ( ̄▽ ̄|||)

ちなみに、原作は、『パノラマ島奇談』だし (≧∇≦)

実質的な主役は、人見広介伊東四朗)であり、

その演技は、
 緩急のコントロウルにおいて、まさに、完璧だけも、

無表情な、「薔薇密教」の教祖・大野雄三小池朝雄)の
 不気味な存在感(=怪演)も、秀逸〜 Σ( ̄□ ̄;)

タイトルロウルの、菰田千代子叶和貴子)が、吹き替えではナく、
 ホントに、脱いでるのが、かにゃり、話題になってるけも、

明智との、「純愛」的交流が、何より、イイのす (///ω///)

「いつまでも、結婚しナい、明智さん」と云う、やる瀬ナい設定が、
 素晴らしく、生きてるのも、本作〜 (≧∇≦)

その明智に、「うっとりしてましたよ」と、因縁をつけ、

「直感」で、ヂェラスィ・ストウムを、発動しちう、
 文代五十嵐めぐみ)がまた、サイコォしゅぎるし ( ^∀^)

相変わらず、ジェームス三木の脚本は、気が利いておる (≧∇≦)

一方、本作の、「おっぱい要員」の数は、半端では、ナく、
 まるで、田舎ホテルのショウのよぉな、「エロスの園」は、

シュウルさに加え、チィプな「場末」感までもが、漂って、
 何とも、棄て難い「味」が、あるのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

この、「超純愛」「超低俗」とを、両立させる技を持つ、
 井上梅次監督って、しゅごい気がしる (〃∇〃)

そして、終盤の、明智の変装解除(=おまえは誰だ!)こそ、
 相変わらず、深い意味は、ナいのだけも、

お約束の、衝撃のエンディングは、必見〜 Σ(@∀@)

~~~~