森一生

八昨日の1本♪
森一生 『陸軍中野学校 雲一号指令』 O(≧∇≦)O

04月17日(盆)の、ことであった (・∀・)

デイ・サァヴィスに、行った、老母のブラインドを突いて、
 81分の、本作を、初めて、一気に、観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、購入すた、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1966年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、森一生は、
 『ある殺し屋』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本の、今井ひろしは、未知の人 ( ゚∀。)

前作、『陸軍中野学校』→ココ)も、良かったけも、

やや小ぢんまりとすて、探偵ドラマみたいになっちった、本作も、
 かにゃり、面白いのす (・∀・)

本作は、舞台こそ、中野学校ではナいけも、
 草薙中佐加東大介)が、再登場し、

最初だけか、と思ったら、終盤にも、魅せどころが、あったし (〃ノ∇ノ)

また、中野学校の卒業生、杉本を演じた、仲村隆も、再登場し、
 準主役とすて、安定の演技を、魅せるのす (≧∇≦)

で、本作は、神戸が、舞台で、
 主役の、椎名次郎を演じた、市川雷蔵関西弁が、聴けるのす (・∀・)

ちなみに、市川雷蔵は、京都の生まれなのす ( ̄□ ̄;)

あと、大島渚『太陽の墓場』→ココ)にも出てた、
 佐藤慶と、戸浦六宏が、エラい憲兵の役で、活躍しる (≧∇≦)

怪優ではナいけも、
 独特の風貌に味のある、戸浦六宏が、好きだな (〃∇〃)

本作の2年後に、放映された、『死神の子守唄』怪奇大作戦)の、
 麻生博士が、妙にハマってて、しゅごく、お気に入り (≧∇≦)

で、前作でも、感ぢたけも、
 何が、椎名次郎を、ココまで、非情に、駆り立てるのかすら???

愛国心かすら???

サラリィマンとか、がむばってる、ニホン人には、
 たやすく理解できる心理かも、痴れンけも、

アウトサイダァなアタシには、まだ、良く分からナいな ( ゚∀。|||)

本作の3年後に、公開の、実相寺昭雄『宵闇せまれば』→ココ)での、
 男女の大学生の会話、

 それで、どうして、こんなにがんばれるの?

 何の期待も持ってないからさ。だから、逆にがんばるんだよ。それに、この遊びに何の期待も持ってないのと同時に、他の事にもなんの期待も持ってないのさ。だから、この遊びが、他の事に比べて、バカバカしいとも思わない。バカバカしいと思うのは、もっと素晴らしいことが他にあると思うからだ。(中略)ひとつひとつ、自分の目の前に来た事に、一生懸命になる以外、仕方がないじゃないか。

のよぉな、
 より良く生きるための、動機付けを、椎名次郎も、持ってたのかすら???

60年代の、映画やドラマは、もちろん、映像的には、地味だし、
 その脚本も、後の作品より、シムプルだけも、

人と人が、真剣を持って、ぶつかりあうよぉな、迫力があるな Σ( ̄□ ̄;)

で、現代のニホン人必死で働いてるのは、分かるけも、
 何か、「思考停止」すてナいかすら???

〜〜〜〜

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五昨日の1本♪
再考☆森一生 『ある殺し屋』 O(≧∇≦)O

03月16日(吐)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、

闘兇(とぉきょぉ)地方から、帰省すてた、けん象と、
 84分の、本作を、一気に、観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

ずっと前に、飼って持ってた、廉価DVDなのす (・∀・)

コレで、2回目なのす (・∀・)

以前のレヴュは、→ココなのす (≧∇≦)

本作は、1967年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、森一生は、
 『怪談 蚊喰鳥』→ココ)や、『暴れ犬』→ココ)も、撮ってる人 (・∀・)

脚本は、映画監督増村保造と、石松愛弘なのす (・∀・)

前回は、初めて、市川雷蔵の演技を、観た訳だけも、
 ソレから、3年もの時が過ぎ、新たに、5本くらい観たのす (≧∇≦)

例えば、市川崑 『破戒』→ココ)の、瀬川丑松と、
 本作の、塩沢さんが、同じ役者とは、到底、思えナい訳デス Σ( ̄□ ̄;)

そこに、市川雷蔵の、「巧さ」が、あるのかな???

市川雷蔵は、1969年に、37歳で、亡くなってるから、
 かなり晩年の本作では、体調も悪かったと、想像されるのす (ノд`)

でも、そんなことを、感じさせナい、「強さ」が、あるのす Σ( ̄□ ̄;)

で、成田三樹夫が、前田と云う、例によって、ヤクザの役で、出てるけも、
 塩沢さん凄さに、ビビッてみせる演技など、絶妙で、

ソレが、ラストの、前田の台詞に、つながってる訳デス (≧∇≦)

また、本作を観てて、ふと、気づいたのだけも、
 塩沢さんは、必要のナい殺しは、しナいのす Σ( ̄□ ̄;)

つまり、前田を、返り討ちにするのでも、ナく、
 捕まえたヤクザも、殺さず、縛っておく訳デス (・∀・)

あと、22歳の、野川由美子が、演じた、圭子は、
 ふざけた女だけも、「美人」だし、

小池朝雄が、演じた、組長も、胡散臭くて、面白いぞ (〃ノ∇ノ)

なお、序盤に、塩沢さんに、腕を折られる、
 サングラスのチンピラ・健次を演じた、千波丈太郎は、

『仮面ライダーV3』の、ドクトルGとして、知られた人 Σ(@∀@)

本作を、初めて観た、けん象も、
 「良かったですぞ。」と、云っておった O(≧∇≦)O

~~~~

三昨日の1本♪
森一生 『暴れ犬』 O(≧∇≦)O

02月28日(杢)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 92分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

先日、或る人物から、格安で、ゲッ吐すた、廉価DVDなのす (*´∀`)

本作は、1965年に、公開された、カラー映画なのす (・∀・)

で、田宮二郎「犬シリーズ」、第4弾~ (〃ノ∇ノ)

監督の、森一生は、
 『怪談 蚊喰鳥』→ココ)や、『ある殺し屋』→ココ)も、撮ってる人 (〃∇〃)

脚本の、藤本義一は、
 この、「犬シリーズ」全9作の脚本を、ひとりで、書いた人 (〃∇〃)

天知茂の演ずる、ショボクレ(木村準太刑事)は、今回、お休みで、
 同僚の、土井刑事大坂志郎)が、登場しる Σ( ̄□ ̄;)

土井刑事も、悪くはナいのだけも、ショボクレに、会いたかったな ( ゚∀。)

で、31歳の、草笛光子が、クラブの社長(???)の役で、出て来るけも、
 初めて、彼女を、「美しい♪」と、思ったのす (〃ノ∇ノ)

後年の、金田一シリーズとかの、オバチャンしか、知らナかったし ( ゚∀。)

今回のヒロインの、ダンサー、島ミユキを演じた、金井克子は、
 踊りも、も(あんまし、美声ぢゃナいけも)、上手い上手い Σ(@∀@)

長身(166cm)のせぇか、歌声が、ちょと野太い感ぢ (・∀・)

個人的には、あんまし、タイプでは、ナいな ( ゚∀。)

そして、抜群に、面白かったのが、
 ホステス、玉子を演じた、坂本スミ子なのす (*´∀`)

鴨井大介田宮二郎)との、関西弁での掛け合いが、
 ほとんど、「漫才」のよぉだ (〃ノ∇ノ)

ソレから、スリの、保っさん芦屋小雁)も、面白かった ( ^∀^)

身長155cmの、芦屋小雁と、身長180cmの、田宮二郎が、並ぶと、
 実に、味のある画に、なるのす Σ(@∀@)

カプセルホテルみたいな宿屋の女将、虎江ミヤコ蝶々)も、
 面白かった ( ^∀^)

(面白い、面白いぢゃ、レヴュに、ならンけも、)
 本作、ギャグ・パァトが、とりわけ、秀逸なのす (〃ノ∇ノ)

それから、ビール瓶を、何本も立てて、早撃ちを競うシィンが、
 あるのだけも、

実弾を使ったのか、火薬を仕掛けたのか、
 とにかく、迫力満点で、よく撮れてるのす Σ( ̄□ ̄;)

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四昨日の1本♪
森一生 『続・座頭市物語』 O(≧∇≦)O

03月11日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 73分の、本作を、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

25年くらい前に、1度だけ、観てるのだけも、
 ストウリィは、ほとんど、記憶に、残ってナいのす ( ゚∀。)

本作は、1962年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、森一生は、
 『怪談 蚊喰鳥』→ココ)や、『ある殺し屋』→ココ)も、撮ってる人 (・∀・)

脚本の、犬塚稔は、
 三隅研次 『座頭市物語 』→ココ)も、書いてる人 (・∀・)

前作の『座頭市物語』は、当初、続編を作る意図は、ナく、
 ちゃんと、「完結すてた」のだけも、

平手さんの一周忌に、墓参りに来る、と云う設定で、
 巧みに、前作の「後日談」となってるのす Σ(@∀@)(@∀@)

前作にも、出てた、おたねさん万里昌代)と、
 助五郎親分柳永二郎)の、再登場が嬉しいのす (・∀・)

欲を云えば、平手さん天知茂)にも、再登場すてもらって、
 ぜひ、回想シィンを、ヤッて欲しかった ( ゚∀。)

本作は、上映時間が、短いので、
 平手さん回想シィンで、あと5分でも、延長しれば、

かにゃり、ゼイタクな1本に、なってたのだけも‥‥ (*´∀`)

で、(タイプぢゃナいけも、)水谷良重の演じる、お女郎さん(?)・お節と、
 勝新太郎)の、別れの場面が、心にしみるのす (σω-)。

ただ、平手さんの、墓参りに来たら、
 ケンカ別れすた、兄・与四郎城健三朗)と、再会しると云うのは、

やや、突飛なのだけも、
 が、与四郎を、介抱しる場面は、濃密で、素晴らしい (〃ノ∇ノ)

短くて、ソコカシコに、ちょと、「恋愛」の匂いがしる、
 叙情詩のよぉな、本作なのす (〃∇〃)

全体の完成度では、前作に、及ばナいけも、
 タイトル通り、「続編」として、ぜひ、観ておきたい、1本~ (≧∇≦)

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二昨日の1本♪
森一生 『怪談 蚊喰鳥』 O(≧∇≦)O

01月26日(盆)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 78分の本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

去年の暮れ、
 或る人物から、格安で、ゲッ吐すた、廉価DVDなのす (*´∀`)

本作は、1961年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督は、
 『ある殺し屋』→ココ)や、
 『悪魔の手毬唄』→ココ)や、『不死蝶』→ココ)の、
名匠・森一生なのす (≧∇≦)

「脚色」の、国弘威雄は、
 『樺太1945年夏 氷雪の門』→ココ)も、書いた人 (・∀・)

ちなみに、橋本忍が、「監修」「構成」を、務めてるのす Σ(@∀@)

以前、トラウマになった映画、『盲獣』→ココ)で、
 怪演を魅せた、怪優・船越英二が、妙に気になって、

極めてマイナァな本作に、敢えて挑んでみたのす (≧∇≦)

38歳の、船越英二は、髪を刈り込んで、
 盲目の按摩・徳の市辰の市を、演じてたのす (〃∇〃)

で、森一生も、船越英二も、
 期待以上に、応えてくれたのすぅ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

倉嶋暢の、怖い音楽も、実に、素晴らしい (〃ノ∇ノ)

この人は、(古谷一行の)「横溝正史シリーズ」で、
 「音響効果」を、担当してたよぉだ (^∇^)

で、構造的に、ネタバレるけも、
 本作には、一応、幽霊も、出てくるとは云え、

死んだ人間よりも、「生きている人間の怖さ」が、物語の核心であり、
 『怪談』と云うタイトルは、フェイクなのす Σ( ̄□ ̄;)

本作を、「ミステリーの傑作」と云う人も、いるのす (・∀・)

とにかく、面白かったし (*´∀`)

忘れられた、マイナァな作品も含め、次々と、廉価DVDを発売しる、
 「KADOKAWA」に、大感謝なのすぅ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

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一昨日の1本♪
森一生 『日露戦争勝利の秘史 敵中横断三百里』 O(≧∇≦)O

10月10日(有・祝)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 83分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

大昔に、新品で、飼ったけも、ずっと、眠ってた、DVDを、
 ついに、観た訳デス ( ^∀^)

本作は、1957年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

脚本は、「戦前」に、黒澤明小国英雄によって、書かれ、

「脚本が、黒澤明」、と云うことで、
 わりと最近、日の目を、見た訳なのす (・∀・)

監督は、
 『ある殺し屋』(1967年、→ココ)や、
 『悪魔の手毬唄』(1977年、→ココ)や、『不死蝶』(1978年、→ココ)の、
名匠・森一生なのす (≧∇≦)

日露戦争中の満州が、舞台の、本作は、
 冬の北海道で、大規模なロケを、敢行すた訳なのだけも、

例えば、市川雷蔵とか、大映の大スタァが、出演すてる訳でもナく、
 いささか、地味な訳デス ( ゚∀。)

個人的には、馬賊の親玉になってる、橋口特務機関長を演じた、
 根上淳の出演で、満足だし、

主役の、建川斥候隊長を、熱演すた、
 菅原謙二も、バッチシ、しゅごいと、思うのだけも (・∀・)

そして、斥候隊長と、
 沼田斥候隊員石井竜一)の会話が、味わい深いのす (≧∇≦)

自分の馬を、「べっぴんさん」と呼ぶ、
 豊吉斥候隊員北原義郎)も、イイ感ぢだし (〃∇〃)

で、斥候隊は、全部で、6人だけも、
 残りの3人は、台詞も、ほとんどナく、影が薄いのす (・∀・)

戦前の脚本だから(???)、反戦のメッセイヂなどは、ナく、

まさに、敵中を横断しる、斥候隊の、過酷な任務を、
 淡々と、描いてるのす Σ( ̄□ ̄;)

フィルムの状態が、良いのか、修復を、すたのか、
 映像は、キレイなのだけも、

一つ、困ったのは、中国語や、ロシア語での会話時、
 背景が、明るすぎて、白字の、字幕が、読めナかったのす (ノд`)

ただ、重要な会話は、ナいみたいで、致命傷では、ナいと、思うのす (・∀・)

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