実相寺昭雄

二昨日の1本♪
実相寺昭雄 『歌麿 夢と知りせば』 O(≧∇≦)O


あっけまつて、おめでとぉございマス♪

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12月31日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 140分の本作を、5~6年ぶりに、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

2017年に観る、最後の映画は、「よく知ってる作品」に、したかったので、
 熊井啓 『忍ぶ川』→ココ)と、迷って、コッチにすたぁ (〃∇〃)

ずっと昔に、飼って、持ってた、非廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1977年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、実相寺昭雄は、
 『宵闇せまれば』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本は、実相寺昭雄武末勝の、共同なのす (・∀・)

武末勝は、山本迪夫 『呪いの館 血を吸う眼』→ココ)も、
 書いてるみたいら Σ( ̄□ ̄;)

喜多川歌麿を演じた、怪優・岸田森は、1971年『曼陀羅』では、
 怪演こそ、際立ってたけも、濡れ場は、ナかったのす (・∀・)

ところが、本作では、非常にレアだと思われる、岸田森濡れ場が、
 見られるのすぅ Σ( ̄□ ̄;)

ただ、相手役が、緑魔子と、
 濃すぎて、アタシ的に、タイプではナいのが、残念~ (・ω・。)。。

栗原小巻とかだったら、良かったのだけも (〃ノ∇ノ)

緑魔子と云えば、増村保造 『盲獣』→ココ)での怪演が、
 激しく、トラウマになってるけも‥‥ (ノд`)

その他にも、岡田英次成田三樹夫内田良平中丸忠雄菅貫太郎など、
 個性的な役者をそろえ、

知的な悪役として、桧前屋玉川伊佐男や、
 バカを装ってる切れ者、赤石丹後守東野英心を起用し、

実に、豪華なのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

ただ、既に、40年以上前の作品でもあり、
 特に、男優のほとんどは、故人だったりしるのす (・ω・。)。。

そんなことを想いながら、観ると、
 とりわけ、終盤など、実に、感慨深いモニョが、あるのす Σ( ̄□ ̄;)

で、予告篇より、本作を見事に語るナレイションを、ここに引用~ (・∀・)

 だが、いつの世にも、
  夢の嫌いな男がいて、洒落の分からぬ男がいて、
(以下、略)

昨今、「金のなる木」にしか、興味のナいのが、いるなぁ (ノд`)

AK●だの、EX●LEだの、ホントに、しゅごいのかね???

ともかく、薄暗いの中で、しとり、歌麿が、小野小町の和歌、

 思ひつつ寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば覚めざらましを

を、引用しるシィンが、圧巻~ (〃∇〃)

ちなみに、「寝ればや」は、「ぬればや」と、読むらしく、
 一瞬、「濡れ場」の事かと、思ったを ( ゚∀。)

実相寺昭雄らしい、
 エッチな映画だけも、云ってることは、深いなあ (〃ノ∇ノ)

こぉ云う作品が、「退廃芸術」とすて、規制され始めたら、
 もはや、そんな国で、生きてゆく価値は、ナいと思うを ( ゚∀。|||)

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四昨日の1本♪
『怪獣墓場』(ウルトラマン:第35話) O(≧∇≦)O

遅れた、遅れた〜 ( ゚∀。)

01月04日のことであった (・∀・)

早めに寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 25分の本作を、ちょろっと観たぁ (≧∇≦)

前話に、しき続き、本作も、
 実相寺昭雄と、佐々木守(脚本)の、最強タッグだし (〃∇〃)

やはり、ずぅぅっと昔、

テレヴィで放映すた、
 『実相寺昭雄監督作品ウルトラマン』で、

編集された本作を、観てるのす (・∀・)

で、本作も、何故か、スカイドンの前話と同様に、

シーボーズを、宇宙へ帰す、
 可笑しな、「努力」の噺(はなし)なのす Σ(@∀@)

痛切な音楽に乗せて、詩的な表現を観せるも、
 何処か、ひどく、「不真面目」で、「ナンセンス」で、

前話に比べると、ギャグも、シュゥルなのす ( ゚∀。)

「月ロケットセンター」所員の、美しくナい、田村奈巳も、
 不条理な「オブジェ」でしか、ナいのす ( ̄□ ̄;)

そして、まるで、『ウルトラマンA』以降のよぉに、
 人間的な所作をする、ウルトラマンも、異色〜 ( ̄□ ̄;)

シリィヅ終盤となり、「破格」の作品が、続くのが、
 美味ししゅぎて、死む〜 (〃ノ∇ノ)

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昨日の1本♪
『空の贈り物』(ウルトラマン:第34話) O(≧∇≦)O

12月30日のことであった (・∀・)

飼いモニョに出かけた、老母のブラインドを突いて、
 25分の本作を、ちょろっと観たぁ (≧∇≦)

また、実相寺昭雄が、出たのす ( ^∀^)

よく覚えてナいけも、ずぅぅっと昔、

テレヴィで放映すた、
 『実相寺昭雄監督作品ウルトラマン』で、

編集された本作を、観てるのす (・∀・)

で、全編、ギャグの嵐〜、ツッ込み処の嵐〜 Σ(@∀@)

そもそも、超重い怪獣を空に浮かべて、
 宇宙に帰そぉ、と云う「努力」が、間違ってるのす ( ^∀^)

でで、腑に落ちナいのが、2点 (・∀・)

ベーターカプセルの代わりに、
 カレェ・スプゥンを使ってすまう、ハヤタだけも、

よく観てると、自分のスプゥンは、
 カレェ皿に、置き忘れて行くのす Σ( ̄□ ̄;)

別のスプゥンを、携帯すてたのかすら???

それから、ウルトラマンの体当たりで、
 四散すた、スカイドンだけも、

重量級の肉片が、降りそそいで、
 街は、大変なことになるハヅ Σ( ̄▽ ̄|||)

いや、ソレ以前に、宇宙へ帰す計画だったのす (ノд`)

時間が足りナかったのか、実相寺昭雄によくある、
 腑に落ちナい、幕切れだし ( ゚∀。)

まぁ、かなり「異色」だけも、
 シリィヅ後期の、充実した傑作と、云えるだろぉ (〃∇〃)

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昨日の1本♪
『京都買います』(怪奇大作戦) O(≧∇≦)O

06月26日のことであった (・∀・)

本作は、けっこぉ、何回も観てるのす (〃∇〃)

で、「Wikipedia」による「制作No.」が、

以前は、「中期の制作」であるかのよぉな記述だったと、
 記憶してたけも、

何か、「新しい事実」が、判明すたのか、
 放送順と同じく、「最後から2番目」となってたし ( ̄□ ̄;)

ともかく、本作は、
 シリィヅ中、最大の「異色作」であり、

(役者としての、)岸田森最高傑作、と云う人も、
 いるのす ( ^∀^)

監督は、実相寺昭雄なのす ( ̄□ ̄;)

牧さんが、美弥子さん(斉藤チヤ子)に、心ときめかすと、
 ロック風の音楽が、流れてくるあたり、

(実は、次のディスコのシィンの前奏なのだけも、)

『歌麿 夢と知りせば』(1977年)でも、使われてた、
 ささやかだけも、グッと来る、「巧みの技」なのす (≧∇≦)

25分の枠の中で、全てを語りきった
 まさに、「散文詩」のよぉな、傑作~ (〃ノ∇ノ)

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異色のドラマ 『シルバー仮面』 (≧∇≦) そにょ02
 第2話 『地球人は宇宙の敵』

今日の夕方、『シルバー仮面』の
 第2話 『地球人は宇宙の敵』を観たのす (〃∇〃)

初めて観たのは、(今年の)06月22日だけど、第1話同様に手強く、
 このショォト・レヴュを書くため、3回観たのす (*´∀`)

第1話に続き、本作も、
 監督は実相寺昭雄、脚本は佐々木守なのだ ( ̄□ ̄;)

『ウルトラセブン』などと同様に、
 2本同時進行で、制作したのかも (*´∀`)

で、また、主役が誰なのか分からナい ( ゚∀。)

例えば、『ウルトラセブン』なら、
 ダン(=セブン)が、謎解きをし、闘い、時に、悩んだりした訳だが、

シルバー仮面に変身する能力を与えられた、
 次男の春日光二(柴俊夫)は、かなり影が薄い ( ̄□ ̄;)

三男の光三(篠田三郎)の方が、ずっと強烈な存在感があるが、

優しげな笑顔を浮かべて、人間の言い分の可笑しさを指摘する、
 キルギス星人(岡村春彦)こそが主役ではナいか、
とすら、思えてしまう異色っぷりだ ( ̄□ ̄;)

ちなみに、岡村は、実相寺の『無常』(ATG、1970年公開)で、
 重要な役である、若い僧侶・荻野を演じていた (*´∀`)

初めは、イタズラ・ガスで、村人を驚かしていたキルギス星人だが、
 嬉々として毒ガスをまき散らしたため、結局、倒されてしまった ( ゚∀。)

が、

 とうとう、あのキルギス星人が言ってた通り、
  私たち、あの人をやっつけてしまったわね
(ひとみ)

 しかし、これで良かったのかな (光一)

 …… (光二) ←台詞ナシ

などと、「疑問」が残ってしまう兄弟たち ( ゚∀。)

タカ派の光三は、

 当たり前じゃないか、ヤツが悪いんだ

 当然だよ、ヤツは光子ロケットを盗みに来たんだ

と言うのだが、やや浮いてしまっている感じがする ( ゚∀。)

今回の光三は、文献でキルギス星人を見つけた時、
 裏返った奇声を発してみせるが、

それにしても、実相寺の奇異なカメラとは、
 やはり相容れず、逆に、面白かったりする (〃∇〃)

前半はミニスカートの(見えナいが…)末っ子はるか(松尾ジーナ)の、
 愛くるしいマスコットっぷりもステキで、

村人も、妙にギャグっぽく、
 第1話に比べれば、ずいぶん明るい雰囲気に仕上がってる (*´∀`)

DVDをゲッ吐して、みんなで観よう♪ ←岸田森のマネ

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異色のドラマ 『シルバー仮面』 (≧∇≦) そにょ01
 第1話 『ふるさとは地球』

今日のお昼すぎ、『シルバー仮面』の
 第1話 『ふるさとは地球』を観たのす (〃∇〃)

初めて観たのは、(今年の)06月22日だけど、なかなか手強く、
 このショォト・レヴュを書くため、ついに、3回目を観たのす (*´∀`)

で、『ウルトラマン』のジャミラの回のタイトルが『故郷は地球』で、
 監督は実相寺昭雄、脚本は佐々木守だった ( ̄□ ̄;)

この、『ふるさとは地球』も、
 監督は実相寺、脚本は佐々木なのだ ( ̄□ ̄;)

が、ライトの前に逆光で立つ人物など、類似の表現はあるけど、
 ストーリーは、全く別物なのす (*´∀`)

で、シルバー仮面に変身する能力を与えられた、
 次男の春日光二(柴俊夫)は、寡黙な性格なのか、台詞も少ない ( ̄□ ̄;)

だから、
 この第1話の実質的な主役は、三男の光三(篠田三郎)なのだ (*´∀`)

篠田は、本作の直前に撮影されたと想像される、
 実相寺の『哥(うた)』(ATG、1972年公開)に、主演しているが、

その濁りのナい、正統的な美青年っぷりは、
 実相寺昭雄の奇抜なカメラ術と相容れナい面白さがある (*´∀`)

逆に、清水紘治などは、よく映えるのだが… (〃∇〃)

で、光三は、宇宙人に父を殺され、ひとり熱くなってるのだが、
 篠田の涼しい雰囲気も手伝って、極めて「非情」な感じがする ( ̄□ ̄;)

対照的に、長男の光一(亀石征一郎)には、
 まるで、キリヤマ隊長のような、落ち着きと風格がある (〃∇〃)

長女のひとみ(夏純子)は、副隊長のような存在で、
 ほぼオマケの、末っ子はるか(松尾ジーナ)の子供っぽさと好対照 (*´∀`)

父が銃を与えたのは、分別のある、光一とひとみであり、

それ故、「得意の空手」で、宇宙人に挑んでしまう光三は、
 観ててもハラハラドキドキの「問題児」だ (ノд`)

単身、宇宙人を追いかける光三のBGMが、
 どこかの家で弾いてる、下手くそなピアノなのが、技ありだし (≧∇≦)

そして、春日兄弟が、路上でパンなどを食ってるシーンは、
 70年代の若者の、貧乏くさい雰囲気が漂い、何気に秀逸だ ( ̄□ ̄;)

わたにゃんは長男で、弟がひとりいるだけだが、
 5人兄弟とかで、妹もいたら、面白かったに違いナい (*´∀`)

で、何故か、兄弟たちに付きまとう、
 叔父・大原(玉川伊佐男)も、胡散くさく、気になる存在 (≧∇≦)

実相寺の『歌麿 夢と知りせば』(1977年公開)で、
 極悪な材木問屋をヤッてた、知的な悪役だし (*´∀`)

チグリス星人の誇張された怪しさは、実相寺のユーモアだと思うが、
 2人いたハズなのに、倒されたのは1人だけなのが、やや気になる ( ゚∀。)

実相寺が監督しただけに、「破格」のところもありすぎるが、
 今後の展開が気になる、第1話であった (*´∀`)

やはり「宣弘社」が制作し、全ての脚本を佐々木が担当した、
 『アイアンキング』を、少し前に、第10話まで観たのだが、

『シルバー仮面』のストーリーは、
 よく言われるように、その暗さで、際立っている (〃∇〃)

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