2012年10月

『ウルトラセブン』と云う故郷 (≧∇≦) そにょ02
 第3話 『湖のひみつ』

10月17日(氷)の夜、「〇かりTV」の2ヶ月間の無料体験で、
 『ウルトラセブン 太陽エネルギー作戦』(1994年)を観たのす (・∀・)

が、スカスカな内容で、凹んですまった (ノд`)(ノд`)

多少、「平成ウルトラセブン」にも期待してたのだが、
 これはナいだろぉ ( ゚∀。)

ウルトラシリーズ歴代の役者を実名で並べた、
 「地球温暖化の講義」もツマランし、

なにより、ウルトラ警備隊が、
 全然、魅力的ぢゃナいのが、最大の問題~ ( ̄▽ ̄|||)

防衛軍基地も、まったく出て来ナいし、
 フルハシ隊長(毒蝮三太夫)を含め、隊員も4人だけ ( ゚∀。)

ピット星人も、おすまし美人で、面白くナい (ノд`)
ある意味、最近のドラマ(よく知らナいけも)の色なのだ ( ゚∀。)

そんな訳で、「故郷」に帰りたくなり、ピット星人つながりで、
 第3話 『湖のひみつ』(1968年)を観たのす (〃∇〃)

少なくとも、256倍は、面白い (≧∇≦)

本作は、『ウルトラセブン』の「制作第1話」なのである ( ̄□ ̄;)

だから、アマギ隊員(古谷敏)の演技が、
 気合い入りすぎで、ガチガチだったり、独特の「味」がある (*´∀`)

が、特筆すべきは、
 ピット星人の人間態を演じた高橋礼子だ (≧∇≦)

劇中で、本人が云ったよぉに、本当に「かわいい女の子」なのかは、
 さまざまな議論があるけも、個人的には、悪くナい (〃∇〃)

彼女の楽しそうな表情から、
 ピット星人が、「レジャー」で、地球を侵略に来たのが分かる (*´∀`)

それ(=動機)が分かることが、極めて重要なのだが、

『太陽エネルギー作戦』のピット星人は、
 おそらく、何の記号も発していナい (ノд`)

この辺りの演出は、野長瀬三摩地監督の上手さだと思う (≧∇≦)

セブンの存在を知って、罠を仕掛け、
 ウルトラアイを盗むなど、実に手強いのだが、

 エレキング1匹で、地球防衛軍を制圧デキるのか???

はなはだ、疑問だし ( ゚∀。)

やっぱし、レジャー感覚なのは、否めナい (*´∀`)

だから、ピット星人の円盤が撃墜されたのは、
 可哀想だった (σω-)。

もっと強く、面白い怪獣を連れて来て欲しかった (ノд`)
26年ぶりに、仲間が来たけど、またエレキング ( ̄□ ̄;)

あと、妙に気になるのだが、

ホーク1号を撃墜された、ウルトラ警備隊員たちが、
 ゴムボートを操るのに使う「竹竿(たけざお)」だ ( ̄▽ ̄|||)

「現地調達」なのかも痴れ~ヌが、
 ホーク1号の標準装備だったら、ちょと凹むかも ( ゚∀。)

が、急流での決死の撮影に挑んだことは、
 評価して、しすぎることはナいのす (≧∇≦)

味のある釣り人(金井大)や、

ピット星人の怪光線で固まる、
 防衛隊員(勝部義夫)もステキだ (*´∀`) ←実質レギュラァの人

本作こそ、ストォリィと演出の面白さで、
 「シリィヅを代表する1本」であることは、ほぼ間違いナい (〃ノ∇ノ)

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『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ09
 『2020年の挑戦』 ←『プロヂェクトB』の殿堂入り♪

噛めば噛むほど味の出る『ウルトラQ』が、面白くて仕方ナい (≧∇≦)

昨日(09月29日)の夕方、
 第19話 『2020年の挑戦』を観たのす (〃∇〃)

大昔に、1回観たことがあって、

08月25日に、2回目をモノクロのオリジナル版で観て、
 今回は、話題の(???)「総天然色」版で観たのす d(⌒o⌒)b

ただ、わたにゃんの眼には、
 このカラー版は、「絵」のように見えるのす ( ゚∀。)

古いアルバムとかで見た、
 手作業で着色したモノクロ写真にそっくりな雰囲気なのだ ( ̄□ ̄;)

それ故、「総天然色」と云う名称が妥当であるとは、
 どうしても、思えナい ( ゚∀。)

だが、本作の「夜の遊園地」を観ていただきたい (〃∇〃)

何と云う美しさだろぉ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o
本物のカラー撮影で、こんな色は出ナい ( ̄▽ ̄|||)

つまり、この「着色」と云う作業は、「ファンタジー」だったのだ (〃ノ∇ノ)

で、本作の内容についてだが、
 ストーリーも、演出も、かなりイケると云える (〃ノ∇ノ)

千束北男名義で脚本にも参加した、飯島敏宏監督の良い味が出てて、

『侵略者を撃て』(ウルトラマン)と同様に、 ←バルタン星人の回

マニアの繰り返しの鑑賞に耐える、
 屈指のバカ・ドラマ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

その『侵略者を』で、イデ隊員がヤッてた「狂言回し」を務めるのが、
 本作では、一平くん(西條康彦)であり、

役者として、決して巧くはナいのだが、
 ノリにノッてて、ある種の「爽快感」を呼ぶのす (≧∇≦)

しかし、「キ〇ガイ」と云う言葉が執拗に連呼され、
 間接的にも、かなり「危険な表現」が多い、真の「怪作」なのだ ( ̄▽ ̄|||)

冒頭の

 空飛ぶ円盤の話をするやつなんか、
  俺とは関係のない人種だと思ってたよ。

と云う、天野二佐(小林昭二)の台詞からして、
 いきなり、本作の核心部分を貫いてる ( ̄□ ̄;)

宇宙人の存在を主張したがために、「キチ〇イ博士」と呼ばれた、
 あの『シルバー仮面』の春日博士と同様に、

本作の神田博士も、実は「本当のこと」を云ってたのだ ( ̄□ ̄;)

『ふるさとは地球』(シルバー仮面)のショォト・レヴュは、
 ココなのす d(⌒o⌒)b

この当時、宇宙人や怪獣の存在を信じることは、
 大人には、許されナかったのかしら???

霊を見ることがデキる人は「脳の病気」なのだと、
 「現代の精神医学」は云うのだが、事実はどうなのだろう???

そんな、シュールで、ファンタジックな作品に「クサビ」のように打ち込まれた、
 小林昭二の真剣勝負な演技が胸を打つ (≧∇≦)

宇田川刑事(柳谷寛)のとぼけた味も、「名人芸」の領域だ (〃∇〃)

ツッコミどころ満載御礼なので、『プロヂェクトB』と云う、
 作品研究シリィヅにノミネィト (≧∇≦)

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