春川ますみ

十昨日の1本♪
再々考♪ 今村昌平 『赤い殺意』 O(≧∇≦)O

09月21日(吐)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、

闘兇(とぉきょぉ)地方から、帰省すてた、けん象と、
 150分の、本作を、一気に、観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

ずっと前に、飼って持ってた、非廉価DVDなのす (・∀・)

コレで、3回目なのす (・∀・)

以前のレヴュは、→ココなのす (≧∇≦)

本作は、1964年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、今村昌平は、
 怪作・『果しなき欲望』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本は、
 長谷部慶次と、今村昌平の、共同なのす (・∀・)

以前の、2回のスゥパァ・ショォト・レヴュで、
 だいたい、云いたい事は、描いてしまってるので、

平岡露口茂)の、或る台詞の面白さを、検討してみるのす (≧∇≦)

すなわち、作品中で、少なくとも2回は、出て来た、

 あんた、俺の思ったとおりの女だった♪

と云う、台詞なのす (・∀・)

いささか、興奮気味に、云うのが、何だかステキ (≧∇≦)

で、どぉ云う女仔(ぢょぴ)だと、云いたいのであろぉか???

恐らく、自分(=平岡)に、よろめいてしまう女仔(ぢょぴ)だった、と、
 云ってるのでは、ナいかすら???

ぢっさい、高橋貞子春川ますみ)は、よろめいたのすらか???

ソレが、「微妙」な処が、
 本作の奥深さであり、面白さなのす (〃ノ∇ノ)

以下、ネタバレるけも、 ←注意
以下、ネタバレるけも、 ←注意
以下、ネタバレるけも、 ←注意

平岡を、毒殺して、自分も、何処かで死のぉと、
 思いつめてる貞子は、十分、よろめいてると、思うのす Σ( ̄□ ̄;)

夫の、吏一西村晃)を、愛していれば、
 平岡の事は、忘れ、「生きよぉ」としるんぢゃナいかすら???

喜劇っぽいけも、実は、悲劇なのかも痴れナい本作は、
 孤高の、「比類ナさ」があり、ハマると、異様に面白いのす ( ^∀^)

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四昨日の1本♪
木村恵吾 『痴人の愛』 O(≧∇≦)O

11月08日(杢)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 88分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、飼ったばかりの、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1960年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、木村恵吾は、未知の人 ( ゚∀。)

実は、1949年にも、宇野重吉京マチ子主演で、
 同名タイトルの映画を、監督してるのす Σ(@∀@) ←観てナい

「Wikipedia」によれば、戦前から、活躍してたけも、
 1965年に、監督した、『狸穴町0番地』が、最後の作品なので、

本作は、ほぼ、キャリア後期の作品なのす (・∀・)

脚本も、木村恵吾なのす (≧∇≦)

或る本に、主演の船越英二「鬼気迫るM演技」と、書かれてたので、
 どぉしても、観たくなったのす (〃ノ∇ノ)

怪優・船越英二は、徹底的に、役作りをするので、

森一生 『怪談 蚊喰鳥』→ココ)、増村保造 『盲獣』→ココ)など、
 「特異な役」を、演じるほど、その凄さが、際立つのだけも、

本作でも、美少女に翻弄される、「痴人」を、
 努力の跡などは、見せず、ごく自然に、演じきっておる Σ( ̄□ ̄;)

個人的には、譲治船越英二)が、ナオミ叶順子)に、
 英語を、教えるシィンが、好きだし (・∀・)

あと、一人で、部屋にいる、譲治が、詩を朗読するシィン、
 あるいは、ラヂオから流れてるのかも、痴れんけも、

監督のセンスを感ぢ、とても、好きだし (〃ノ∇ノ)

時代のせぇか、際どいシィンは、ほとんど、観せず、
 譲治と、ナオミの、スレ違いドラマに、集中デキるのす (・∀・)

脇役で、田宮二郎江波杏子春川ますみらが、出演してて、
 なかなか、豪華な感ぢ~ (≧∇≦)

それから、隣家の、初老の医者を演じた男優も、味があるのだけも、
 残念ながら、名前が、分からンのす ( ゚∀。)

ともかく、
 全く、退屈することナく、最後まで、観られたのすぅ (≧∇≦)

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九昨日の1本♪
再考♪ 今村昌平 『赤い殺意』 O(≧∇≦)O

04月29日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 150分の本作を、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

コレで、2回目なのす ( ^∀^)

ずっと昔に、飼って、持ってた、非廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1964年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、今村昌平は、
 『にっぽん昆虫記』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本は、
 長谷部慶次と、今村昌平の、共同なのす (・∀・)

長谷部慶次は、今村昌平 『にっぽん昆虫記』『神々の深き欲望』や、
 熊井啓 『忍ぶ川』→ココ)も、監督と共同で、書いた人 (≧∇≦)

本作の、以前のレヴュは、→ココなのす d(⌒o⌒)b

とにかく、面白くて、長いけも、飽きナいのす (〃ノ∇ノ)

個人的には、春川ますみ可愛さで、
 『にっぽん昆虫記』よりも、好きだな (*´∀`)

平岡露口茂)に、強姦され、その後も、つきまとわれる
 貞子春川ますみ)だけも、

夫の吏一西村晃)に、

 アタシが、よろめいたら、どうする?

とか、云ってみたり、
 平岡に対する、微妙な、愛情と憎しみが、ある訳デス Σ( ̄□ ̄;)

ちなみに、出演時、春川ますみは、28歳露口茂は、32歳
 西村晃は、41歳、だったハヅで、

劇中の、登場人物の年齢も、そのぐらいかな、と思うのす (・∀・)

貞子独白は、前作の『にっぽん昆虫記』に、ソックリだけも、
 「アタシは、不幸だ」と、嘆いてるのに、妙に、笑ってしまうのは、

アタシ(=筆者)の人権意識に、欠陥が、あるからかすら ( ゚∀。|||)

首を吊ると、紐が切れて、転倒したり、この可笑しさは、
 6年前の、『果しなき欲望』→ココ)にも、比肩しるのす (≧∇≦)

まだ、全ての作品を観てナいけも、
 もすかしると、今村昌平最高傑作かすら???

以下、ネタバレるけも、 ←注意
以下、ネタバレるけも、 ←注意
以下、ネタバレるけも、 ←注意

互いに、愛人を失って、普通の夫婦に戻る、吏一貞子のラストが、
 静かな感動を、呼ぶのす (〃ノ∇ノ)

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二昨日の1本♪
今村昌平 『にっぽん昆虫記』 O(≧∇≦)O

12月27日(氷)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 123分の本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

ずっと昔に、飼って、持ってた、非廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1963年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、今村昌平は、
 『豚と軍艦』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本は、
 今村昌平長谷部慶次の、共同なのす (・∀・)

長谷部慶次は、今村昌平 『赤い殺意』→ココ)、『神々の深き欲望』や、
 熊井啓 『忍ぶ川』→ココ)も、監督と共同で、書いた人 (≧∇≦)

で、本作だけも、或る売春斡旋業の女子(ぢょぴ)をモデルにすた、
 「実話」、と云う説もあるのす Σ( ̄□ ̄;)

宗教に頼ったり、男のになったり、
 違法な、売春の斡旋などをしながらも、

東北の農村から、出てきた、
 特別な能力も、学歴もナい、一人の女子(ぢょぴ)が、

故郷に、仕送りをしながら、
 東京で、生きていくのは、偉大なことなのかも Σ( ̄□ ̄;)

そんな女子(ぢょぴ)、松木とめ左幸子)の生命力を、
 「昆虫」に、例えてる訳なのす Σ(@∀@)

アタシ的には、そのよぉな女子(ぢょぴ)よりも、

朝鮮人の内縁の夫小沢昭一)を、愛してるが故、
 売春に身が入らナい、谷みどり春川ますみ)の方が、

(弱くて、)イイな、とは思うのだけも‥‥ ( ゚∀。)

とは云え、そんな、とめも、愛人の唐沢河津清三郎)に、
 愛がナい訳では、ナいのす (・∀・)

しかし、今村昌平の作品は、
 もぉ少し後に、活躍する、吉田喜重の作品などと比べると、

いかにも、写実的で、泥くさいな Σ( ̄□ ̄;)

特に前半、
 東北弁が、リアルしゅぎて、半分くらいしか、理解デキ・ナいし ( ゚∀。)

で、あか抜けナい、とめや、娘の信子吉村実子)を、
 岡田茉莉子と比べれば、作品の方向性の違いは、一目瞭然~ (^∇^)

その辺りが、今村昌平「味」なのす (〃∇〃)

ただ、アタシ的には、本作より、
 次に制作された、『赤い殺意』の方が、好きかな (・∀・)

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二昨日の1本♪
再考♪ 今井正 『あゝ声なき友』 O(≧∇≦)O

08月12日(吐)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母と、けん象のブラインドを突いて、
 103分の、本作を、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

コレで、2回目なのす (・∀・)

以前のレヴュは、→ココなのす (≧∇≦)

ちょと前に、飼って持ってた、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1972年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、今井正は、社会派の巨匠などと、云われる人 (〃∇〃)

で、原作は、有馬頼義 『遺書配達人』で、
 脚本は、鈴木尚之なのす (・∀・) ←未知の人

以前のレヴュでは、

 ただ、西山民次とは、交流がナかった人々の物語(=裏話)も、
  随所に、織り込まれてて、

と、描いたのだけも、実は、「遺書の受取人」で、ありながら、
 西山と、時間的、または、空間的に、すれ違ってしまった人々の物語が、

「種明かし」のよぉに、丁寧に、描かれてる訳デス Σ( ̄□ ̄;)

何度も観ると、もっと色々と、「発見」が、ありそぉ ( ^∀^)

ちなみに、西山民次こと、主演の、渥美清は、44歳なのす (・∀・)

その他、『ウルトラセブン』の、森次浩司を始め、
 小川真由美加藤嘉長門裕之大滝秀治春川ますみなど、

60〜70年代の映画やドラマで、活躍すた名優たちが、
 ぞろぞろ出て来て、激しく、ゴウヂャスなのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

ほとんど、ギタァ1本の、小室等による音楽も、
 ひとり旅、あるいは、さすらいを感じさせ、秀逸〜 (〃ノ∇ノ)

奇しくも、今日は、「終戦記念日」だけも、
 「終戦」で、戦争が終わった訳では、ナかったのす Σ( ̄□ ̄;)

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二昨日の1本♪
今村昌平 『赤い殺意』 O(≧∇≦)O

02月19日のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、

オフロに入ってから、遅くなるのを承知で、
 150分の、長〜い本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

実は、大昔に、DVD−BOXを、飼い、
 『神々の深き欲望』だけを観て、他の数本は、眠ってたのす ( ゚∀。)

で、春川ますみへの憧れと、怖いモノ観たさとで、
 本作に、挑んだ訳なのす (〃∇〃)

陰惨な作品、と云う、先入観が強かった、本作だけも、

確かに、
 (人が、死にユく、)ショッキングな場面も、あったけも、

登場人物が、妙に、可笑しいのす (・∀・)

ヒロイン、貞子春川ますみ)も、
 その、恋のライヴァル、ど近眼の、義子楠侑子)も、

貞子の、ケチな夫、吏一西村晃)も、

いや、最も悲劇的な、平岡露口茂)すらも、
 みんなが、笑えるのす Σ( ̄□ ̄;)

途中から、

 あ、コレは、「喜劇」なんだ Σ(@∀@)

と、気づいたのす (〃∇〃)

恐ろしく、「庶民的」とも、云えるのす ( ^∀^)

以前、観た、『神々の深き欲望』や、『復讐するは我にあり』は、

明らかに、「非庶民的」で、
 それ故、ほとんど、笑えナかったけも、

本作の、貞子の、
 あんまし、知的でナい東北訛りの独白(=心の声)には、

かにゃり、
 心ときめくモニョが、あったのす (〃ノ∇ノ)

カメラ・ワァクも、なかなか、トリッキィだったけも、

あの、実相寺昭雄ほどでは、ナく、
 それでも、十分、面白かったし ( ^∀^)

雪の降る山道を、黙って歩いて行く、平岡と、
 それを追いかける、貞子のシインは、

映画ならではの、素晴らしい「画」だったし (〃∇〃)

ちなみに、本作のDVDは、現在、廃盤で、
 激しく、プレミア状態だったりしるのす Σ( ̄▽ ̄|||)

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