2015年2月

二昨日の1本♪
『浴室の美女』(江戸川乱歩の美女シリーズ:第2作) O(≧∇≦)O

02月23日のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、

オフロに入ってから、
 72分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナくて、

取り寄せてもらって、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b ←ちょと、高い

1978年に、「土曜ワイド劇場」で、放映された、

いわゆる、「江戸川乱歩の美女シリーズ」の、
 レギュラァ俳優陣が、固まった、第2作〜 (≧∇≦)

本作から登場の、波越警部荒井注)が、
 バツグンに面白く、今後が、楽しみになってすまったけも、

本作には、西村晃高橋洋子と云った、
 腸(わた)の、大好きな、マニアック名優も、出演し、

第1作を、ハルカに超える、驚愕の完成度であり、
 チイプさも、ほとんど、感ぢナかったのす (〃ノ∇ノ)

ちなみに、監督は、第1作と同じく、
 井上梅次なのす (・∀・)

ヒロインは、日本人っぽくナい、
 不条理な美しさの、妙子夏樹陽子)だけも、

個人的には、綾子高橋洋子)の、
 庶民的な美しさの方が、好きなのすぅ (〃ノ∇ノ)

高橋洋子は、
 1974年の、『サンダカン八番娼館 望郷』にて、

海外売春婦の役で、凄絶な演技を観せてたけも、
 本作では、お色気シインは、全くナス (・∀・)

まるで、仔供のよぉな顔を、すておる (〃∇〃)

魔術師・奥村源造西村晃)も、

道化師のメイクをしたり、
 サイレント映画の、活動弁士のマネをしたりで、

その、コリかたが、実に、面白く、
 また、素顔の怖さも、比類ナいのす (〃∇〃)

天知茂の、このシリィヅ、「本作の完成度」で、ユくのなら、
 DVD−BOXは、絶対、「飼い」だし (≧∇≦)

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昨日の1本♪
『氷柱の美女』(江戸川乱歩の美女シリーズ:第1作) O(≧∇≦)O

02月22日のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、

オフロに入ってから、
 72分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナくて、

取り寄せてもらって、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b ←ちょと、高い

1977年に、「土曜ワイド劇場」で、放映された、

いわゆる、「江戸川乱歩の美女シリーズ」の、
 記念すべき、第1作 (≧∇≦)

かにゃり、面白かったし (〃ノ∇ノ)

硫酸で焼けた、と云う、
 「吸血鬼」の顔が、かにゃりグロいので、焦ったけも、

「低予算」なのか、随所に、激しいチイプさが、あり、
 ソレが、また、「味」なのす ( ^∀^)

で、倭文子三ツ矢歌子)が、美しいと云うより、 ←約41歳
 かわいいしゅぎるのが、問題〜 Σ(@∀@)

明智天知茂)が云うよぉな、「影」とか、「魔性」は、
 三ツ矢歌子には、ほとんど、感ぢられず、

ある意味、ミスキャストだったのす (・∀・)

ともかく、明智が、
 突如、倭文子に、気があるよぉな台詞を吐き、

バイト暮らしの、三谷松橋登)を、「挑発」しる場面、
 ワクワクすて、サイコォだったし (〃ノ∇ノ)

で、格闘になるのだけも、明智、強えぇ Σ( ̄□ ̄;)

ちなみに、(実質)主役の、
 狂気のイケメン松橋登の演技は、

個人的に、ソレほどしゅごいとは、思わナかったし ( ゚∀。)

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二昨日の1本♪
今村昌平 『赤い殺意』 O(≧∇≦)O

02月19日のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、

オフロに入ってから、遅くなるのを承知で、
 150分の、長〜い本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

実は、大昔に、DVD−BOXを、飼い、
 『神々の深き欲望』だけを観て、他の数本は、眠ってたのす ( ゚∀。)

で、春川ますみへの憧れと、怖いモノ観たさとで、
 本作に、挑んだ訳なのす (〃∇〃)

陰惨な作品、と云う、先入観が強かった、本作だけも、

確かに、
 (人が、死にユく、)ショッキングな場面も、あったけも、

登場人物が、妙に、可笑しいのす (・∀・)

ヒロイン、貞子春川ますみ)も、
 その、恋のライヴァル、ど近眼の、義子楠侑子)も、

貞子の、ケチな夫、吏一西村晃)も、

いや、最も悲劇的な、平岡露口茂)すらも、
 みんなが、笑えるのす Σ( ̄□ ̄;)

途中から、

 あ、コレは、「喜劇」なんだ Σ(@∀@)

と、気づいたのす (〃∇〃)

恐ろしく、「庶民的」とも、云えるのす ( ^∀^)

以前、観た、『神々の深き欲望』や、『復讐するは我にあり』は、

明らかに、「非庶民的」で、
 それ故、ほとんど、笑えナかったけも、

本作の、貞子の、
 あんまし、知的でナい東北訛りの独白(=心の声)には、

かにゃり、
 心ときめくモニョが、あったのす (〃ノ∇ノ)

カメラ・ワァクも、なかなか、トリッキィだったけも、

あの、実相寺昭雄ほどでは、ナく、
 それでも、十分、面白かったし ( ^∀^)

雪の降る山道を、黙って歩いて行く、平岡と、
 それを追いかける、貞子のシインは、

映画ならではの、素晴らしい「画」だったし (〃∇〃)

ちなみに、本作のDVDは、現在、廃盤で、
 激しく、プレミア状態だったりしるのす Σ( ̄▽ ̄|||)

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一昨日の1本♪
成瀬巳喜男 『女の中にいる他人』 O(≧∇≦)O

02月16日のことであった (・∀・)

海を渡って、声楽レスンを受けたりすて、
 夜中に、帰宅すたのす (・∀・)

オフロに入り、決して早くナい時間から、

遅くなるのを承知で、
 102分の本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

実は、大昔に、DVD−BOXを、飼い、
 『浮雲』だけを観て、他の数本は、眠ってたのす ( ゚∀。)

で、何やら、深そぉなタイトルに、惹かれ、
 今回、ついに、観ちった訳なのすぅ (≧∇≦)

成瀬巳喜男の、最後から3つ目の映画なのす Σ( ̄□ ̄;)

でで、「アマツォン」(仮名)の作品解説には、
 あらすじが、書いてあって、ネタバレを喰っちった ( ゚∀。)

始めは、サスペンスっぽいのだけも、
 しだいに、極めて緻密な、「心理劇」となるのす Σ(@∀@)

主役の、田代勲を演じる、小林桂樹の演技は、
 全く、大げさな処がナく、抜群のリアリティなのす (〃∇〃)

妻・雅子新珠三千代)、親友・杉本三橋達也)も、
 それぞれの役に、成りきってるのす (≧∇≦)

殺される、杉本の妻・さゆり若林映子)も、
 毒の花みたいな妖しさで、サイコォしゅぎるし Σ(@∀@)

さゆり火葬の煙を見る、田代
 温泉場のトンネルで、告白しる、田代

色のナい、花火大会、 ←モノクロ作品なのす

極めて、印象的で、
 極めて、悲劇的な、名カットに、彩られつつも、

会話や独白を主体に、ゆっくりと、進行しる、
 映画としては、激しく、ストイックで、激しく、「地味」な、

ソレでいて、退屈することのナい
 不思議な、1本なのす Σ( ̄□ ̄;) Σ( ̄□ ̄;)

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昨日の1本♪
藤田敏八 『修羅雪姫』 O(≧∇≦)O

02月08日のことであった (・∀・)

オフロに入り、決して早くナい時間から、

遅くなるのを承知で、
 97分の本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

実は、本作の続編(???)である、
 『修羅雪姫 怨み恋歌』に、怪優・岸田森が、出演しるので、

ソレを、ゼヒ、観たかった訳だけも、
 その「準備」とすて、本作を観た訳なのす ( ^∀^)

鈴木清順 『ツィゴイネルワイゼン』に、「出演」すてた、
 藤田敏八監督にも、大いに、興味が、あったのす (〃∇〃)

で、実に、良かったのすぅ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

ストウリィは、激しく暗いのだけも、

血ぃ、吹き出しまくりの、
 ヴァイオレンス・アクションが、マンガ的〜 Σ( ̄□ ̄;)

まさに、「成人向け仮面〇イダー」っつう感ぢ ( ^∀^)

でで、少女時代の雪前村麻由美)をシゴいた、
 異様な存在感の、道海和尚西村晃)が、観られただけでも、

DVDを飼って、良かったぁ、と思ったし、

藤田敏八の趣味なのか、少女・雪が、
 特訓中、「全裸」になったのは、焦った Σ(@∀@)Σ(@∀@)

ででで、明治のジャァナリスト、足尾龍嶺黒沢年男)も、
 カッコ良かったぞ ( ^∀^)

何と云っても、梶芽衣子)が、絶叫しる、エンディングが、
 極めて、秀逸であった (〃ノ∇ノ)

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二昨日の1本♪
再考♪ 吉田喜重 『秋津温泉』 O(≧∇≦)O

02月03日のことであった (・∀・)

オフロに入り、決して早くナい時間から、

遅くなるのを承知で、
 113分の本作の、2回目を、一気に観たぁ (≧∇≦)

前回、観た時(→ココ)、かにゃりのショックを受け、

昼間、ぼにゃり(BONYARI)してる日が、
 続いたのす ( ゚∀。)

すっかり、参ってすまった、訳なのす Σ( ̄□ ̄;)

この辺りから、「ネタバレ警報」が、出るので、
 まだ、観てナい人は、後で、読みまそぉ d(⌒o⌒)b

ネタバレ警報ネタバレ警報ネタバレ警報ネタバレ警報
 発令されマスた、発令されマスた Σ(@∀@) Σ(@∀@)

さて、

本作は、「純愛ドラマ」ではナく、むしろ、かにゃり濁ってて、
 成瀬巳喜男 『浮雲』に、似てるのだけも、

新子岡田茉莉子)の方は、一途で、悲壮で、
 『若きウェルテルの悩み』みたいに、憐れを誘うのす (〃∇〃)

また、かろぉぢて、周作長門裕之)の方にも、
 棄てられナい、「想い」があり、

それ故、だらしナい、周作が、新子「破滅」させるドラマと、
 斬り捨てることも、デキひんのす Σ( ̄□ ̄;)

周作は、5回、秋津温泉を訪ねてるのす (・∀・)

「ゐきぺでぃあ」(仮名)では、「四たび」と書いてあるけも、

戦争が終わり、体調も回復した頃、
 一旦、岡山に、戻ってるみたいなのす Σ(@∀@)

編集の都合で、「回想シィン」みたいに、見えるけも、

その時、後に妻となる、文学の先輩(宇野重吉)の妹と、
 デキちったのす ( ゚∀。)

ソレなのに、やっぱし、秋津に戻り、
 新子と、心中しよぉと、思ってたりしるのす ( ゚∀。)( ゚∀。)

で、しだいに、死を遠ざけ、汚れてユく、周作と、
 しだいに、生きてユく力を、失ってユく、新子とが、

「家庭を持った者」(=社会に、適応すた者)と、
 「孤独な者」(=社会から、離脱しる者)として、

結局は、結ばれナかった訳なのす (ノд`)

愛の勝利を、信じることがデキず、無残に死んだ、
 『浮雲』の、ゆき子高嶺秀子)よりも、

新子は、もっと、病んでいて、
 やっぱし、ウェルテルに、似てるのす Σ( ̄□ ̄;)

つかの間、肉体は、結ばれても、

その後に、やって来た、
 「魂の孤独」に、耐えられナかったのかも、痴れ〜ヌ (ノд`)

そして、しとりで、生きてユく力も、ナかったのす ( ゚∀。)

互いに、一度ずつ、「心中」を提案して、失敗し、
 破滅すた、二人だったけも、

後日談として、周作は、
 「死への憧憬」を、取り戻すのだろぉか???

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