山際永三

四昨日の1本♪
『大怪鳥テロチルスの謎』『怪鳥テロチルス 東京大空爆』帰ってきたウルトラマン:第16&17話) O(≧∇≦)O

11月13日(有)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 前後編、各回25分の、本作を、一気に観たぁ (≧∇≦)

1971年07月に、放映された、
 『帰ってきたウルトラマン』:第16&17話~ ( ^∀^)

ずっと昔に、飼って、持ってた、非廉価DVDなのす (・∀・)

監督の、山際永三は、
 『怪獣少年の復讐』→ココ)も、撮った人 (〃ノ∇ノ)

脚本は、上原正三だぁ (≧∇≦)

『帰マン』には、全部で、5本の前後編が、あるのだけも、
 最も、「破格」で、子供番組としては、「異常」な1本なのす ( ゚∀。|||)

本作の「主役」は、ウルトラマンでも、テロチルスでも、MATでも、
 そして、郷秀樹団次郎)でも、ナいのす Σ( ̄□ ̄;)

本作は、ヨット爆破事件容疑者・松本三郎石橋正次)と、
 その、幼なじみ・小野由起子服部妙子)の、悲しい恋物語なのす (σω-)。

22歳の、石橋正次は、翌年の、『アイアンキング』でも、活躍する、
 辛口の(っつうか、苦み走った)、青春スタァなのす (〃ノ∇ノ)

で、手持ちカメラだけでナく、バイクに、カメラを乗せて、市街地を走らせたり、
 かなり、危険な撮影にも、挑戦してるのす Σ( ̄□ ̄;)

ちょと、刑事ドラマみたいだけも、怪獣や、ナマハゲ(回想)が、出てくるあたり、
 まさに、類を見ナい、ぶっ飛び方なのす Σ( ̄□ ̄;)

「青春残酷物語」としても、かにゃり、秀逸で、
 小学生には、ほとんど、理解不能の世界だと、思うのす Σ( ̄□ ̄;)

後編の、三郎由起子の、クライマックスでは、
 確かに、「奇跡」が、起ってるのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

で、森田童子 『球根栽培の唄』(1983年???)を、思い出すたけも、
 「球根栽培」って、「爆弾作り」の隠喩だったりすて、

1ヶ月かけて、ダイナマイトを作った、と云う、
 松本三郎は、まさに、森田童子の、そんな気持ちで、作ってた訳で、

同じ、1971年公開の、ATG映画、実相寺昭雄 『曼陀羅』でも、
 学生運動らしきものが、描かれてたけも、

この時期は、まさに、(貧しい)若者が、権力や体制に、牙をむく、
 暗いけも、熱い時代だったみたいなのす (〃∇〃)

『セブン』や、『怪奇大作戦』や、『帰マン』や、『シルバー仮面』辺りを、
 理解するには、

60年代70年代空気を、もっともっと、知らナければ、ダメだと、
 「痛感」すた次第なのす ( ゚∀。|||)

批判を恐れずに、云えば、本作は、実に、「70年代的」なのでは、
 ナいかすら???

~~~~

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一昨日の1本♪
『怪獣少年の復讐』帰ってきたウルトラマン:第15話) O(≧∇≦)O

11月11日(吐)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 25分の、本作を、一気に観たぁ (≧∇≦)

1971年07月に、放映された、
 『帰ってきたウルトラマン』:第15話~ (≧∇≦)

ずっと昔に、飼って、持ってた、非廉価DVDなのす (・∀・)

監督は、『シルバー仮面』や、後に、『A』で、活躍する、
 山際永三が、初登板〜 Σ( ̄□ ̄;) 

脚本の、田口成光は、
 『怪獣時限爆弾』→ココ)なども、書いた人 (〃ノ∇ノ)

「一番好きな怪獣は、エレドータス、
 一番嫌いな怪獣も、エレドータス」
と、云う、

ウソつき少年・史郎くん高野浩幸)の台詞が、何気に、深く、

父を殺した、憎むべき、エレドータスは、
 冷たい人間社会に、「復讐」をしてくれる、エレドータスでもある、

彼の足をも、不自由にしてる、彼の「屈折」が、
 劇中、怪獣以上に、大きな「怪獣」と、なってるのす Σ( ̄□ ̄;)

後に、『タロウ』で、活躍する、田口成光の脚本は、
 少年と怪獣の、不条理な関係を、巧みに描き、

郷秀樹を演じた、団次郎と、天才子役・高野浩幸の、
 サイコォの熱演を得て、

小品ながら、侮り難い、傑作となってるのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

また、史郎くんのおじいさんを、極めて自然に、演じきった、
 今村源兵の、好演もあり、

昭和期の、下町の「生活感」が、巧く出てるのも、イイのす (〃∇〃)

が、史郎くんを、張り倒すのも、昭和っぽいぞ ( ̄▽ ̄|||)

~~~~ 11月18日の追加

ちなみに、史郎くんが、得意な、
 カチカチ云う、おもちゃは、「アメリカンクラッカー」っつうて、

まさに、放送当時、短いブゥムがあった、アイテム (・∀・)

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異色のドラマ 『シルバー仮面』 (≧∇≦) そにょ04
 第4話 『はてしなき旅』

昨日の夕方、『シルバー仮面』の
 第4話 『はてしなき旅』を観たのす (〃∇〃)

初めて観たのは、(今年の)07月22日で、
 このショォト・レヴュを書くため、2回観たのす (*´∀`)

監督は、傑作の第3話に引き続き、山際永三 (〃∇〃)

脚本は、『シルバー仮面』+『シルバー仮面ジャイアント』の全26話中、
 8本を執筆した、市川森一だぁ (≧∇≦)

わたにゃんは、現段階で、第10話までを観終えてるのだが、
(第11話から、『シルバー仮面ジャイアント』になる!)

第3話が、春日兄弟の「目的」「宿命」が提示される、
 大エピソード的な作品であったのに対し、

この第4話は、旅の途中の「事件」が描かれ、
 小エピソード的である d(⌒o⌒)b

で、極めて後味の悪い、ツラい作品だ (ノд`)

実質的な主役は、
 オトリに志願した、末っ子はるか(松尾ジーナ)である ( ̄□ ̄;)

 ダメだ、はるかにはムリだ!

と言う、光三(篠田三郎)の台詞に愛を感じるが、

ピースサインを作ったりして、余裕をこいて見せる、はるかの
 ビーバーみたいに愛くるしい笑顔が最高すぎて、

ハッキリした理由は不明だが、
 シリーズ半ばでの降板が悔やまれる (ノд`)

で、ねらってヤッたのか分からナいが、

宇宙人とシルバーの格闘で、セットが壊れてゆき、
 ベニア板で作られた「虚構」であるのが分かってしまうのだ ( ̄□ ̄;)

画面に写るテレヴィ・カメラや照明装置も、
 特撮ドラマの「虚構」を語っているかのようである ( ̄□ ̄;)

また、第1&2話では、極端に口数が少なかった光二(柴俊夫)だが、
 宇宙人を倒すと、

 血のないものが、血の罠をかけ、そして、血にやぶれたんだ!

などと、意味深なことを言うのである (〃∇〃)

初めの2つの「血」は、「血液」の意味に他ならナいが、
 3つ目の「血」は、春日兄弟の「絆」のことに違いナい (≧∇≦)

ただ、光二は、長ゼリフが苦手らしい (*´∀`)

しかし、湯浅博士と、その妻は、残念な大人だ (ノд`)

家族や子供を持つと、
 人間は、かえって弱くなってしまう「場合がある」のだ ( ̄□ ̄;)

テロリストは、急所をねらってくるから、テロリストなのだ (ノд`)
本作では、「悪魔」と呼ばれている ( ̄□ ̄;)

ラストの京子ちゃん(女児)は、ささやかな「救い」である (・∀・)

初めに、ひとみ&はるかが、湯浅博士の車に同乗し、
 京子ちゃんから、オモチャをもらうのが、見事な伏線となってる (〃∇〃)

なるほど、『帰ってきたウルトラマン』の『悪魔と天使の間に‥‥』を書いた、
 市川森一の味がする (*´∀`)

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異色のドラマ 『シルバー仮面』 (≧∇≦) そにょ03
 第3話 『父は炎の中に』

今日の夕方、『シルバー仮面』の
 第3話 『父は炎の中に』を観たのす (〃∇〃)

初めて観たのは、(今年の)07月05日で、
 このショォト・レヴュを書くため、3回観たのす (*´∀`)

監督は、けっこう凝った演出をする、山際永三 (〃∇〃)

脚本は、『シルバー仮面』+『シルバー仮面ジャイアント』の全26話中、
 11本を執筆した、上原正三なのだ (≧∇≦)

わたにゃんは、現段階で、第10話までを観終えてるのだが、
(第11話から、『シルバー仮面ジャイアント』になる!)

この第3話は、春日兄弟の「目的」「宿命」をあらためて提示し、
 役者やスタッフの熱いエナヂィをも感じさせる点で、

最高に観応えのある作品であるのは、間違いナい (≧∇≦)

で、実質的な主役は、
 やはり、斬り込み隊長の三男、光三(篠田三郎)である (*´∀`)

今回は、トランペットも吹いてみせ、実にカッコいいが、
 そのメロディは、妙にもの悲しい (ノд`)

末っ子はるか(松尾ジーナ)も、
 お荷物になってるのだが、その存在感が見事 (〃∇〃)

『シルバー仮面』は、春日兄弟の「旅」の物語であり、

例えば、アニメの『銀河鉄道999』のように、
 壮大な冒険譚となる可能性を秘めていた (〃ノ∇ノ)

が、視聴率との戦いに負け、挫折してしまうのである (ノд`)

美しい朝焼けとともに始発駅を発ったのだが、
 残念ながら、当初の目的地とは違う路線に入ってしまったのだ (ノд`)

それはともかく、

 死ぬ時くらい、5人一緒にいたいよ! (光三)

 不思議だな、
  一番来てはいけないところに、みんな集まってしまった
(光二)

など、「兄弟の絆」を感じさせる、秀逸な台詞が出てくるし、

暗い宙を舞いながら、異形の宇宙人と戦う、不思議なランプなど、
 映像表現としても、非常に面白い (≧∇≦)

しかし、冒頭の主題歌で、福本博士(変死体)のアップに、

 シルバー仮面
 春日光二
  柴 俊夫

と言うクレジットが重なり、
 ねらってヤッたのか、何も考えてナかったのか、悩むところだが、

基本的には、おそろしく真面目に作られた作品であり、
 実相寺昭雄がトリッキーな演出をした、第2話とのギャップが凄い ( ̄□ ̄;)

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