玉川伊佐男

五昨日の1本♪
今井正 『真昼の暗黒』 O(≧∇≦)O

03月17日(焔)の、ことであった (・∀・)

デイ・サァヴィスに、行った、老母のブラインドを突いて、
 125分の、本作を、初めて、一気に、観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、購入すた、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1956年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、今井正は、
 『あゝ声なき友』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本の、橋本忍は、
 黒澤明『羅生門』→ココ)も、共同で、書いた人 (・∀・)

全く、退屈させること無く、最後まで、駆け抜ける、本作は、

1964年公開の、熊井啓『帝銀事件 死刑囚』→ココ)に、
 多大な影響を、与えてるんぢゃナいかすら Σ( ̄□ ̄;)

ソレが、熊井啓の、初監督作品でありながら、超絶の完成度だったのは、
 本作が、あったからかも、痴れナいのす (・∀・)

ちなみに、本作の主役、植村清治を演じた、草薙幸二郎は、
 『帝銀事件 死刑囚』では、冤罪を作る、検事の役だった ( ̄□ ̄;)

近藤弁護士を演じた、内藤武敏は、
 『帝銀事件 死刑囚』では、ロマンスもある、新聞記者の役だった ( ̄□ ̄;)

取り調べ主任を演じた、加藤嘉は、
 『帝銀事件 死刑囚』では、顔は見せナいけも、真犯人の役だった ( ̄□ ̄;)

両作品の重要な役が、共通の役者の入れ替わりで、演じられてるのは、
 実に、興味深い訳デス (≧∇≦)

で、最初に逮捕された、小島武志松山照夫)の、
 人生に何の希望も無いよぉな、ステバチの態度も、良かった ( ̄□ ̄;)

この人物は、前半の主役と、云うベキか (・∀・)

また、ポリによる、冤罪の作られ方も、実に、分りやすく、
 もはや、恐怖を感ぢるほどであった (ノд`)

一方、法廷での、近藤弁護士の反論は、まるで、マンガのよぉで、
 簡単な「特撮」も、駆使すて、笑えたし (・∀・)

だから、裁判長が、判決を云いわたす場面は、
 容疑者の家族と、一体になって、ドキドキすたを (≧∇≦)

本作は、八海事件と云う、当時、審議中だった「実話」による、
 正木ひろしの、ノンフィクションを元に、制作されたのす d(⌒o⌒)b

そのタイトルは、
 『裁判官―人の命は権力で奪えるものか』と、云うのす Σ( ̄□ ̄;)

どの辺りが、橋本忍脚色かは、不明だけも、
 脚本は、よく出来ておる (〃ノ∇ノ)

で、主犯とされた、植村清治には、前科が、あったのだけも、
 終戦直後の困窮のためだったのす Σ( ̄□ ̄;)

その後も、家は貧しく、妻となった、カネ子左幸子)と、
 一人用の、狭い布団の中で、一緒に、寝てたのす Σ( ̄□ ̄;)

植村清治の一家の、つましさに、涙が出そぉになるけも、
 今のニホンも、もはや、決して、豊かな国では、ナいのす (ノд`)

ソレから、脇役では、後に、『シルバー仮面』のレギュラァとなる、
 33歳(?)で、いたづらに精悍な、玉川伊佐男が、

被告人・清水の兄の役で、
 台詞は、あまり無いけも、ちょこちょこ、出てくるのす (≧∇≦)

さらに、終盤、看守の役で、
 怪優・浜村純が、ちょろっとだけ、出てくるのす (≧∇≦)

この映画、オススメなのすぅ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

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異色のドラマ 『シルバー仮面』 (≧∇≦) そにょ01
 第1話 『ふるさとは地球』

今日のお昼すぎ、『シルバー仮面』の
 第1話 『ふるさとは地球』を観たのす (〃∇〃)

初めて観たのは、(今年の)06月22日だけど、なかなか手強く、
 このショォト・レヴュを書くため、ついに、3回目を観たのす (*´∀`)

で、『ウルトラマン』のジャミラの回のタイトルが『故郷は地球』で、
 監督は実相寺昭雄、脚本は佐々木守だった ( ̄□ ̄;)

この、『ふるさとは地球』も、
 監督は実相寺、脚本は佐々木なのだ ( ̄□ ̄;)

が、ライトの前に逆光で立つ人物など、類似の表現はあるけど、
 ストーリーは、全く別物なのす (*´∀`)

で、シルバー仮面に変身する能力を与えられた、
 次男の春日光二(柴俊夫)は、寡黙な性格なのか、台詞も少ない ( ̄□ ̄;)

だから、
 この第1話の実質的な主役は、三男の光三(篠田三郎)なのだ (*´∀`)

篠田は、本作の直前に撮影されたと想像される、
 実相寺の『哥(うた)』(ATG、1972年公開)に、主演しているが、

その濁りのナい、正統的な美青年っぷりは、
 実相寺昭雄の奇抜なカメラ術と相容れナい面白さがある (*´∀`)

逆に、清水紘治などは、よく映えるのだが… (〃∇〃)

で、光三は、宇宙人に父を殺され、ひとり熱くなってるのだが、
 篠田の涼しい雰囲気も手伝って、極めて「非情」な感じがする ( ̄□ ̄;)

対照的に、長男の光一(亀石征一郎)には、
 まるで、キリヤマ隊長のような、落ち着きと風格がある (〃∇〃)

長女のひとみ(夏純子)は、副隊長のような存在で、
 ほぼオマケの、末っ子はるか(松尾ジーナ)の子供っぽさと好対照 (*´∀`)

父が銃を与えたのは、分別のある、光一とひとみであり、

それ故、「得意の空手」で、宇宙人に挑んでしまう光三は、
 観ててもハラハラドキドキの「問題児」だ (ノд`)

単身、宇宙人を追いかける光三のBGMが、
 どこかの家で弾いてる、下手くそなピアノなのが、技ありだし (≧∇≦)

そして、春日兄弟が、路上でパンなどを食ってるシーンは、
 70年代の若者の、貧乏くさい雰囲気が漂い、何気に秀逸だ ( ̄□ ̄;)

わたにゃんは長男で、弟がひとりいるだけだが、
 5人兄弟とかで、妹もいたら、面白かったに違いナい (*´∀`)

で、何故か、兄弟たちに付きまとう、
 叔父・大原(玉川伊佐男)も、胡散くさく、気になる存在 (≧∇≦)

実相寺の『歌麿 夢と知りせば』(1977年公開)で、
 極悪な材木問屋をヤッてた、知的な悪役だし (*´∀`)

チグリス星人の誇張された怪しさは、実相寺のユーモアだと思うが、
 2人いたハズなのに、倒されたのは1人だけなのが、やや気になる ( ゚∀。)

実相寺が監督しただけに、「破格」のところもありすぎるが、
 今後の展開が気になる、第1話であった (*´∀`)

やはり「宣弘社」が制作し、全ての脚本を佐々木が担当した、
 『アイアンキング』を、少し前に、第10話まで観たのだが、

『シルバー仮面』のストーリーは、
 よく言われるように、その暗さで、際立っている (〃∇〃)

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