2017年1月

一昨日の1本♪
熊井啓 『日本の熱い日々 謀殺・下山事件』 【再】 O(≧∇≦)O

01月29日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 131分の、本作を、一気に、観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

コレで、2回目だったのす (・∀・)

以前のレヴュは、→ココなのす d(⌒o⌒)b

本作は、1981年に、公開された、モノクロ(!)映画なのす (・∀・)

『帝銀事件 死刑囚』→ココ)や、『日本列島』→ココ)では、
 一人で、脚本(脚色)も、やってた、熊井啓だけも、

本作では、菊島隆三に、脚本を、委ねてるのす (・∀・)

矢田喜美雄による原作は、『謀殺 下山事件』(1973年)と、云い、
 本作の、「日本の熱い日々」は、熊井啓が、追加すたのかすら???

なるほど、下山事件が、起こった、1949年から、
 同事件が、時効になる、1964年まで、

国内では、様々な事件や、安保闘争などが、あったのす Σ( ̄▽ ̄|||)

それらを、まるで、森田童子の後期のアルバムのよぉに、
 学生運動も、収束すた、80年代から、振り返ってるのす ( ̄□ ̄;)

本作を、この時期に、制作し、公開すた意図は、不明~ ( ゚∀。)

しかし、我らは、「日本の熱い日々」を、忘れてはならナい、
 真実を追求することを、止めてはならナい、と、思うのす (≧∇≦)

ところが、昨今、日本の、大手マスコミは、
 あへ独裁政権の「顔色」を、伺ってばかり Σ( ̄▽ ̄|||)

このままでは、アタシも、真実を知らナい、
 無力な一国民として、生きながら殺されそうだ (・ω・。)。。

誰が、どんな目的で、下山総裁を、殺したのか、
 結局、何も、分からんのだけも、

感動も、何もナい、不気味な映画だったな Σ( ̄□ ̄;)

矢代記者仲代達矢)と、仲間たちの、エナヂィだけが、
 (空転しつつも、)輝いておった (・∀・)

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昨日の1本♪
『1/8計画』総天然色ウルトラQ:第17話) O(≧∇≦)O

01月28日(吐)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 25分の、本作を、一気に観たぁ (≧∇≦)

最初だけ、観よぉ、と思ってたけも、
 面白くて、止められナくなった訳デス (〃ノ∇ノ)

ずっと昔に、飼って、持ってた、DVDなのす (・∀・)

監督は、円谷一だし (〃∇〃)

DVDが出る以前から、「お気に入りの1本」だったけも、
 まだ、レヴュして、ナかったみたい Σ( ̄□ ̄;)

まづ、巨大なカメラや、鉛筆、電話機、遺影などが、
 作り込まれてて、面白しゅぎるのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

で、由利ちゃん桜井浩子)の入った箱が、
 風船で、飛んで行くのが、童話みたいで、素晴らしい (〃∇〃)

鉄格子の中にいる、巨漢のオヂサンも、何だか、不条理(へんちくりん)だし、
 ちょと、『不思議の国のアリス』を、意識してるんぢゃナいかすら (・∀・)

ちなみに、S13地区では、名前は全て、「番号」で、呼ばれるらすいけも、
 まるで、昨今の、「マイナンバー」みたいだ Σ( ̄□ ̄;)

ただ、1/8に、縮小されても、生かされてれば、まだ、良い方で、

国や、役人に、甘言を、並べられて、
 「戦場」や、「ガス室」に、送られる未来が、来ナいとも限らんし ( ゚∀。|||)

ともかく、本作のよぉに、「生産力の低い人間」が、縮小されるとしたら、
 ソレは、明るい未来だろうか、暗い未来だろうか???

で、終盤の、万城目佐原健二)の台詞、

 一平、もう一度、医者、呼んでこい

は、かにゃり、笑えるし Σ(@∀@)(@∀@)

実は、「夢」だった、と云っておきながら、
 最後の語り(石坂浩二)で、「謎」を、吹っかけてくるのも、憎いぞ (≧∇≦)

ただ、白黒フィルムへの着色は、鮮烈さを、決定的に、欠いてて、
 まるで、セピアっぽく、今今(イマフタツ)のデキ (ノд`)

コレは、「デジタルウルトラシリーズ」で、復刻された、
 『ウルトラマン』や、『ウルトラセブン』と、比較しれば、一目瞭然だし ( ゚∀。)

よって、「総天然色」と云いながらも、
 モノクロと、カラァの、「中間」みたいな感ぢ Σ( ̄□ ̄;)

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三昨日の1本♪
『香水心中』名探偵・金田一耕助シリーズ:第6作) O(≧∇≦)O

01月24日(焔)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 97分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

1987年5月に、放映された、
 「名探偵・金田一耕助シリーズ」:第6作〜 (≧∇≦)

で、レンタルが、ナいので、

「横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション」を、
 ゲッ吐しちったのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

監督の、斎藤光正は、
 『獄門島』横溝正史シリーズ→ココ)を、監督すてた人 (〃ノ∇ノ)

この、『獄門島』は、良くデキてて、世評も高く、
 『香水心中』にも、大いに、期待すてた訳デス (・∀・)(・∀・)

結果から云うと、期待は、裏切られナかったし o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

コレまで、本シリィヅは、6本観たけも、
 まさに、ザ・ベストとも、云える傑作なのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

で、43歳の、金田一耕助古谷一行)の髪は、また、短くなったけも、
 もはや、ソレは、どぉでも良く、

「深み」を増した、大人の金田一が、圧倒的な存在感で、
 魅せるのす (〃∇〃)

で、上原省三河原崎建三)の「地味さ」が、これまた、素晴らしく、
 本作の、成功を、決定づけてる訳デス Σ(@∀@)

ちなみに、河原崎健三も、43歳だったのす (・∀・)

ソレから、へんてこりんな女子大生・常磐松子日下由美)と、
 その下僕・市介ストロング金剛)の、凸凹コムビが、

何とも、おかしくて、ワクワクしるのす (〃ノ∇ノ)

特に、ストロング金剛の演技は、初めて観たのだけも、
 その、怪優っぷり、一発で、ファンに、なっちった (〃∇〃)

原作通りなのか、読んでナいので、分からんのだけも、
 事件の真相も、顛末も、秀逸な仕上がりで、うなってしまうのす (≧∇≦)

斎藤光正の、トリッキィなカメラ・ワァクも、冴え渡ってて、
 実に、イイのす (〃∇〃)

この、「名探偵・金田一耕助シリーズ」で、
 斎藤光正が、監督したのは、本作のみなのが、ちょと、残念〜 (ノд`)

本作、(プロレス・ファンの、)けん象が、帰省すた時、
 一緒に、観よぉかな ( ^∀^)

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三昨日の1本♪
山本弘之 『蜘蛛男』 O(≧∇≦)O

01月20日(盆)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 109分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

本作は、1958年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

レンタルも、あるかも、痴れ~ヌけも、

明智小五郎を演じた、藤田進を、「応援」すべく、
 廉価DVDを、ゲッ吐しちったのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

監督の、山本弘之は、未知の人なのす (@∀@)

46歳から、「美女シリーズ」を始めた、天知茂と比べると、
 同じく46歳の、藤田進は、驚くほど、色気が、ナい Σ( ̄□ ̄;)

しかし、「実質的な主役」は、畔柳(くろやなぎ)博士岡譲司)であり、
 明智小五郎を、色っぽくしる発想自体、ナかったのだろぉ (・∀・)

本作で、「怪演」を魅せた、岡譲司は、
 1930~40年代に、多くの主演作を持つ、名優のよぉだ (〃∇〃)

つまり、本作は、
 藤田進ではナく、岡譲司を観る、映画だったのす Σ(@∀@)

で、『殺人鬼 蜘蛛男』と、『蜘蛛男の逆襲』の、二部構成になってて、
 日常の延長のよぉな最初の犯行から、カオスな終盤まで、
なかなか面白く、魅せてくれるのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

なお、『化粧台の美女』(江戸川乱歩の美女シリーズ、→ココ)は、
 江戸川乱歩 『蜘蛛男』を、大胆に、アレンヂすた作品だけも、

本作『蜘蛛男』は、同名原作に、どの程度、忠実なのか、
 原作を、読んでナいので、不明なのす ( ゚∀。) ←ダメぢゃん

ただ、コレら、2つの映像化作品には、
 似たよぉなトリックが、出てくるのす (・∀・)

ちなみに、畔柳博士の助手・野崎三郎を、好演すた、舟橋元は、
 『無限へのパスポート』(ウルトラマン、→ココ)に、
ダンディな、中年の科学者の役で、ゲスト出演すてた人 (≧∇≦)

ソレから、明智小五郎の妹河上敬子)も、登場しるけも、
 特に、目立った、活躍は、ナかったのす (ノд`)

みんなも、岡譲司を、「応援」すべく、
 廉価DVDを、ゲッ吐しよぉ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

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一昨日の1本♪
『死仮面』名探偵・金田一耕助シリーズ:第5作) 【再】 O(≧∇≦)O

01月18日(氷)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 97分の、本作を、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

ちょと、宮川一郎の、入りくんだシナリヲが、
 1度では、理解デキず、2度目を、観たのす (・∀・)

前回のレヴュは、→ココなのす d(⌒o⌒)b

ちょと、ネタばれるけも、
ちょと、ネタばれるけも、
ちょと、ネタばれるけも、
ちょと、ネタばれるけも、

最後に、出てくる、灰色のデスマスクの、「経緯」が、
 結局、理解不能だったのす ( ゚∀。|||)

妹の、山内君子イヴ)が、死んだ時、
 川島夏子加茂さくら)が、取ったのかすら???

それとも、生のコンクリに、顔をつけて、殺しちったのかな???

監督の西村昭五郎は、ロマンポルノも、作ってた人なので、
 一瞬だけ映る、セッカンのシィンは、迫力があるのす Σ( ̄□ ̄;)

でも、本作は、音楽の使い方なども、趣味が良く、
 叙情的な仕上がりに、なってるのす (〃∇〃)

ちなみに、音楽は、『砂の器』(1974年)の『宿命』の、菅野光亮だけも、
 1983年に、亡くなってて、

選曲を、山川繁が、担当してるのす (・∀・)

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一昨日の1本♪
中川信夫 『女吸血鬼』 O(≧∇≦)O

01月14日(吐)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 78分の、本作を、一気に、観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

本作は、1959年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、中川信夫は、未知の人だったけも、
 コレから、お世話になる予定なのす (〃ノ∇ノ)

そもそも、岸田森が、本格的な吸血鬼を、怪演した、
 山本迪夫 『呪いの館 血を吸う眼』→ココ)より、12年も昔に、

このよぉな、怪奇映画が、作られてたことに、ビックリ Σ(@∀@)

吸血鬼役は、我らの、天知茂だったりしる (〃∇〃)

本作の、ネタバレだけも、核心に迫った、レヴュが、
 鹿島茂 『昭和怪優伝 帰ってきた昭和脇役名画館』に、収録され、

天知茂ふぁんの、アタシも、コレを、読んで、
 にわかに、本作が、観たくなった、訳なのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

ちなみに、「女の吸血鬼」の話では、ナく、
 「女しか襲わナい吸血鬼」の話なので、ややこしいのす ( ゚∀。)

鹿島茂が、描いてるよぉに、

一応、主役っぽい、新聞記者の、大木民夫和田桂之助)は、
 ニヤニヤしてて、如何にも、ボンクラっぽいのす (・ω・。)。。

なのに、終盤、吸血鬼の剣を、かわすかわす Σ( ̄▽ ̄|||)

全く、カスリも、しナいのは、
 確かに、納得が、行かナいぞ ( ゚∀。|||)( ゚∀。|||)

で、サァカスのよぉな、吸血鬼の子分たちも、使えナい (ノд`)

さらに云うと、ちょと、掘っただけで、
 簡単に、崩落しる地下城の天井も、解せナい (・ω・。)。。

確かに、終盤は、ハチャメチャだし Σ( ̄▽ ̄|||)

「新東宝」の後期の映画って、こんな感ぢらすいけも、
 すさまぢい、B級感だし Σ(@∀@)

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