『怪奇大作戦』 第15話 『24年目の復讐』 (≧∇≦)
もう一つの『京都買います』 (〃ノ∇ノ)

今日の昼頃、『24年目の復讐』を観たのす (≧∇≦)

ちょうど「DVD−BOX 下巻」も発売されてるので、
 「販促」として、このショォト・レヴュを描いてるのす d(⌒o⌒)b

『あけてくれ!』(ウルトラQ)で、
 一気に、怪優・天本英世のファンになり、

つい先日、久々に、本作を観たのだけも、

ひそかに期待すた、
 岸田 vs.天本「怪演対決」は、ここにはナく、

黙々と火薬を準備する木村二等水兵(天本)と、
 それを見つめる牧(岸田森)の「独白」と云う形で、

非常に手堅く、虚飾を廃し、
 まるで、「心理劇」のような「対決」に仕上がってるのす (〃ノ∇ノ)

むしろ、観どころは、
 物憂い顔で、横須賀の街や猿島を歩く、牧の方である ( ̄□ ̄;)

しかも、ヒロインの吉村千恵子(夏珠美)に、淡い気持ちを寄せ、
(この点は、解釈が分かれるであろうが…)

もう一つ『京都買います』とでも云うべき、
 「叙情」にあふれている (〃ノ∇ノ)

夏珠美は、本作の少し後に制作された、
 『夜が明けたら』(恐怖劇場アンバランス)でも、
アバズレ(死語)っぽい女を演じていたが、

本当に冷たい女ではナいことが、巧みに表現され、
 岸田の熱演を支えているのす (〃∇〃)

そして、二人の心をつなぐ小道具、柿の枝が、
 「季語」のようで、見事なのす (*´∀`)

強いて云えば、「水棲人間」と云う設定が、ほとんど生きてナいし、
 助さんとノムの実験も、取ってつけたよぉな感ぢだ ( ゚∀。)

木村二等水兵の最期は、牧の言葉の通りなのか、
 あるいは「事故」なのか、別の解釈が可能な気もする (σω-)。

神奈川県警の刑事(山本廉)は、
 姓が鬼田で、実は、イカルス星人だったりするハヅはナいけも、

そう云えば、
 『怪しい隣人』(ウルトラセブン)も、鈴木俊継監督であった ( ̄□ ̄;)

が、本作では、トリッキィな表現を廃し、
 結果的に、地味な印象が強くなったとは云え、

なかなか味わい深い秀作に仕上がっておる o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

DVDをゲッ吐して、みんなで観よう♪ ←岸田森のマネ

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