2017年12月

二昨日の1本♪
市川崑 『野火』 O(≧∇≦)O

12月05日(焔)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 105分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、DVDを借りたのすぅ ( ^∀^)

本作は、1959年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、市川崑は、
 『炎上』→ココ)や、
 『悪魔の手毬唄』→ココ)や『獄門島』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本の、和田夏十は、市川崑なのす (・∀・)

体重を12kgも減量して、役作りをしたと云う、船越英二の演じる、
 主役の、田村一等兵だけも、

終始、魂が抜け落ちてるよぉな、不思議な、
 それこそ、今までに、見たことのナい表情を、見せるのす Σ( ̄□ ̄;)

船越英二は、
 増村保造 『盲獣』→ココ)でも、強烈な「怪演」で、魅せてたけも、

本作のは、「怪演」と云うより、
 もっと、何か、得体が痴れナい感ぢなのす Σ( ̄□ ̄;)

そぉ云えば、怪優・浜村純が、発狂した兵士の役で、出て来て、
 黒い、異様な物体を、もしゃもしゃ、喰うのだけも、 ←うんこ???

田村のは、もっと、静かな狂気なのす ( ゚∀。|||)

一見、優しげでありながら、原住民を、撃ったりもする、
 そして、フラフラで、今にも、倒れそぉで、

関川秀雄 『日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声』→ココ)で見た、
 ビルマ日本兵と、そっくりなのす Σ( ̄□ ̄;)

生きながらに、死んでる感ぢなのかな???

で、コレにて、「戦場」映画を、続けて2本、観た訳だけも、
 すこぶる汚くて、「悪夢」のよぉだったな (ノд`)

今井正 『ひめゆりの塔』→ココ)なんかも、同じだけも、
 「戦場」映画は、繰り返して観たくは、ナいモニョだし ( ゚∀。|||)

時に、新月である、今月の18日の未明、
 米軍が、北朝鮮を、空爆する可能性が、あるらすいけも、

「報復攻撃」を受けると云う、日本韓国は、
 戦場のよぉになって、飢える人も、出るだろぉな (ノд`)

そんな事態になったら、日本人は、
 先の戦争から、何も、学ばナかった、という訳だ ( ゚∀。|||)

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一昨日の1本♪
関川秀雄 『日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声』 O(≧∇≦)O

12月03日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 109分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

少し前に、飼った、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1950年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、関川秀雄は、未知の人だったけも、
 なんと、アタシの生まれた町の、隣町の出身~ Σ( ̄□ ̄;)

全然、痴らんかった ( ゚∀。|||)

脚本の、舟橋和郎も、未知の人だと思ったら、
 昔、『雁の寺』1962年)を、観たことがあったのす (・∀・)

そもそも、本作を観たのは、

『ウルトラQ』1966年)の『ガラモンの逆襲』→ココ)で、活躍すた、
 沼田曜一の演技を、観たかったからなのす (〃∇〃)

そしたら、本作、信欣三花沢徳衛佐野浅夫原保美も、出てて、
 かにゃり、見応えがあったのすぅ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

特に、信欣三の演じる、大木二等兵は、
 元、東大(???)の、フランス語の教師だったりしるのす Σ(@∀@)

その、大木は、冒頭、泥まみれで、花沢徳衛の演ずる、鶴田上等兵と、
 ヨロヨロ、歩いてるのす Σ( ̄▽ ̄|||)

本作に、出てくる、
 ビルマ日本兵は、ほとんどが、空腹で、フラフラだし (ノд`)

傷病兵は、アルコホルもナく、
 映像では、出て来ナいけも、傷に、ウジが、わいてると云う (ノд`)

で、アメリカ軍(???)による、
 投降を呼びかける、日本語の放送が、聴こえてくる Σ( ̄□ ̄;)

戦闘になれば、なす術ナく、全滅~ (ノд`)

「戦争」って、こんなモノだ (・ω・。)。。

こんな風に、我々の、おぢいさん達が、死んでいったんだ Σ( ̄□ ̄;)

少しも、カッコよくは、ナいぞ ( ゚∀。|||)

昨今、国家間の対話を拒み、戦争を待望する、
 「美しい国」とやらの、アホな総●大臣が、いるけも、

商業価値こそ低いけも、繊細な芸術が、まるで、分からナい、
 粗暴な人間が、増殖してナいかすら (σω-)。

本物の戦争を知る人々が、作った、
 このよぉな作品を、闇に葬っては、ならナいのす (* `Д´)ノ

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一昨日の1本♪
本多猪四郎 『マタンゴ』 O(≧∇≦)O

12月01日(盆)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 89分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、 ←あまりに、ダメダメぢゃん

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

本作は、1963年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、本多猪四郎は、『帰ってきたウルトラマン』の、
 『怪獣総進撃』→ココ)や『タッコング大逆襲』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本の、木村武は、怪獣映画が、メインっぽいけも、
 『世界大戦争』→ココ)も、書いた人 (・∀・)

アタシの、特撮への傾倒は、『ウルトラQ』1966年)に始まり、
 それ以前の作品は、大昔に1回、『ゴジラ』を、観ただけなので、

このよぉに、人間ドラマとしても秀逸な、特撮作品が、
 60年代の前半に、既に、存在すたことに、ビックリ Σ(@∀@)

本作には、7人の若者が、出て来るのだけも、
 各人各様に、面白く、

特に、佐原健二の演じる、雇われ漁師の小山は、意外にも「悪党」で、
 サングラスをかけ、前歯を抜いて、役作りしてるのす Σ( ̄□ ̄;)

個人的に、佐原健二と云えば、
 『Q』万城目淳『セブン』タケナカ参謀の印象が、強いから、

本作での「活躍」は、興味深い訳デス (〃∇〃)

社長の笠井土屋嘉男)も、半分、悪党みたいな感ぢ (・∀・)

いや、作家の吉田太刀川寛)も、艇長の作田小泉博)も、
 みんな、悪党ぢゃナいか Σ( ̄□ ̄;)

「極限状態」になると、誰でも、自分がカワイイのかも ( ゚∀。|||)

そんな中で、
 必死に、理性を保つ、心理学者の村井久保明) Σ( ̄□ ̄;)

本多猪四郎は、人間ドラマも、実に、巧いなあ (〃∇〃)

ただ、二人の女仔(ぢょぴ)、
 歌手の麻美水野久美)と、村井の教え子の明子八代美紀)は、

終盤まで、あんまし主張せず、「かくし味」みたいな役割~ (・∀・)

その、男女の描き分けも、興味深いし (≧∇≦)

あと、7人が居住する、難破船のセットが、素晴らしいな Σ(@∀@)

壊れた、本物の船を、改修すたのかすら (・∀・)

よく、「カルト作品」と、云われる本作だけも、
 案外、丁寧に、キチンと、作られてるのす Σ( ̄□ ̄;)

後年の、TV特撮の方が、ヘンなのがある印象~ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

ちなみに、本作の主役の、久保明は、『Q』の、
 『南海の怒り』→ココ)でも、熱演で、魅せてたのす (〃∇〃)

また、久保明は、1953年公開の、島耕二 『十代の性典』→ココ)にも、
 男子高校生役で、出演すてたぁ (・∀・)

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三昨日の1本♪
吉田喜重 『情炎』 O(≧∇≦)O

11月27日(有)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 98分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、飼ったばかりの、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1967年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、吉田喜重は、『女のみづうみ』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本も、吉田喜重なのす Σ(@∀@)

ずっと独身の、アタシには、ムヅしゅぎるのだけも、
 「性と分かち難い、愛」が、語られてるのかすら Σ( ̄□ ̄;)

今を生きる、人間としての営みが、モノクロ・フィルムに、
 熱く、焼き付けられてるのす Σ( ̄□ ̄;)

織子岡田茉莉子)を、愛してナいくせに、
 嫉妬だけはする、古畑隆志菅野忠彦)とか、

恋人の彫刻家・能登光晴木村功)を棄てて、労務者に走った、
 織子繁子南美江)とか、

ネガティヴな愛が、語られ、迷走しる、ヒロインの織子 ( ゚∀。|||)

終盤は、意外な展開に‥‥ Σ( ̄□ ̄;)

実は、ストウリィの解釈に、難渋し、
 「Movie Walker」と云うサイトを、見たのだけも、

ソコに、いりくんだ、あらすぢが、明晰に、書いてあり、
 なるほど~と、納得しつつも、

別の解釈も、あるんぢゃナいかと、思ったりしちった ( ゚∀。)

で、洋館の、労務者を演じた、高橋悦史は、
 ちょと、カッコ良すぎる気もしるけも、ハマってるし ( ^∀^)

あと、時々、挿入される、「母の死」か、何かを象徴する、
 幻想的なシィンも、決まってるし (〃∇〃)

ちょと、サスペンスの色合いのある、不思議~な1本なのす Σ(@∀@)

っつう訳で、後日、観直して、再考しることとし、
 今宵は、ココまでに、いたしとぉございマスる (・∀・)

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