石堂淑朗

五昨日の1本♪
吉田喜重 『樹氷のよろめき』 O(≧∇≦)O

03月17日(吐)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 97分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、飼ったばかりの、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1968年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、吉田喜重は、『炎と女』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本は、石堂淑朗吉田喜重共同なのす Σ(@∀@)

石堂淑朗は、『水で書いた物語』→ココ)や、『女のみづうみ』→ココ)にも、
 共同脚本で、参加すた人 Σ( ̄□ ̄;)

タイトルは、やや、意味不明だけも、
 本作は、三角関係な物語なのす Σ( ̄□ ̄;)

ヒロインの、安西百合子を演じた、岡田茉莉子は、
 撮影当時、34歳だったと、推測されるのす (・∀・)

現在の恋人の、高校教師・杉野の役で、演出家の、蜷川幸雄が、
 32歳で、出演しておる (・∀・)

また、かつての恋人・今井の役の、木村功は、44歳だし (・∀・)

木村功は、『情炎』→ココ)や、『炎と女』→ココ)でも、
 岡田茉莉子の、相手役で、出演すてるのす Σ( ̄□ ̄;)

しかも、不妊症だったり、性的不能だったり、
 妙に、屈折すた、変化球な役ばかりなのす Σ( ̄▽ ̄|||)

そんな、木村の、独特な、乾いた響きを持った声が、
 印象深いのす (〃∇〃)

で、一緒に、旅に出た、杉野とは、
 何故か、別れたくてしかたナい百合子なのす Σ( ̄□ ̄;)

波が立ち、つながれたボウトも揺れてる、支笏(しこつ)湖のシィンとか、
 2人の、愚かしい会話とともに、実に、印象深いのす Σ( ̄□ ̄;)

ソレから、今井が登場し、駆け引きで、電車に、乗ったり降りたりし、
 結局、3人で、ニセコ温泉に、向かってしまうのも、愚かだし ( ゚∀。)

ちなみに、今井には、が、あるのす Σ( ̄▽ ̄|||)

そんな、恋愛の愚かさを、煮詰めたよぉな映画だけも、
 何か、惹きつけられるモノがある、不思議な1本なのす ( ^∀^)

で、本作、冬の北海道で、ロケを敢行すてて、
 実際の撮影が、何月だったのかは、不明だけも、

雪山とかも、わりと、天気が良く、
 道標や、山小屋を頼りに、歩いて行ける訳デス (・∀・)

山小屋は、無人であっても、鍵をかけナい約束なのか、
 中に、「侵入」すて、暖を取ったり、デキるみたいデス (・∀・)

そう云う、背景も、不思議だけも、
 百合子心理が、とにかく、分からナい ( ゚∀。|||)

でも、この時期の、吉田の作品の中では、
 前作、『炎と女』の次くらいに、面白かったな ( ^∀^)

池野成による、妙に、親しみやすい音楽も、良かったし (〃ノ∇ノ)

~~~~

六昨日の1本♪
吉田喜重 『女のみづうみ』 O(≧∇≦)O

09月28日(杢)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 98分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、飼ったばかりの、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1966年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、吉田喜重は、
 『秋津温泉』→ココ)や、『水で書いた物語』→ココ)、

そして、『エロス+虐殺』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

ちなみに、本作も、加えた、この4本で、カラァなのは、
 一番古い、『秋津温泉』(1962年)のみだったりしる Σ( ̄□ ̄;)

脚本は、石堂淑朗大野靖子吉田喜重の、共同なのす (・∀・)

有夫の女仔(ぢょぴ)、水木宮子岡田茉莉子)は、
 美しいのだけも、モノクロのせぇか、妙に、色気がナくて、

漢(をとこ)を、心からは、愛せナい、乾いた女仔(をんな)に、
 見えるのす ( ゚∀。|||)

まるで、自分の恋人である、ソフィー・マルソーに、
 際どい演技をさせた、アンジェイ・ズラウスキの、一連の映画のよぉに、

吉田喜重も、の、岡田茉莉子から、
 多彩なキャラクタァを、つむぎ出して行ったのす (〃ノ∇ノ)

例えば、前作・『水で書いた物語』で、描いてみせた、「母」とは、
 全く異なる、本作の、水木宮子~ Σ( ̄□ ̄;)

で、劇中、名前は、出ナかったと、思うけも、
 「問題のネガ」を、奪った、桜井銀平露口茂)が、

声も、小さく、物静かで、ちょと挫折した、インテリっぽいのだけも、
 終盤の、怒りの表出には、注目〜 (〃ノ∇ノ)

ちなみに、「代●木ゼミナール」の看板が、
 長々と、写ってるシィンがあって、妙に、気になったのだけも、

桜井銀平は、ココの講師と云う設定で、イイのかすら???

あと、温泉街の、写真屋のオヤヂを、演じた、梅津栄が、
 胡散くさくハマってて、サイコォしゅぎるし o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

で、ストウリィ自体は、決して、複雑ぢゃナいのに、
 登場人物の、心理を、読みきれナい、ムツカシサが、あるけも、

DVDの映像特典の、「予告編」を観ると、
 まるで、種明かしのよぉで、ずいぶん、スッキリしるのす (・∀・)

本作、ちょと、心理劇っぽく、
 かにゃり、芸術的な造りの、傑作だったのす (〃ノ∇ノ)

~~~~

五&二昨日の1本♪
大島渚 『太陽の墓場』 O(≧∇≦)O

06月23日(盆)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 88分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

大好きな、黒澤明 『どん底』みたいで、 ←1957年公開
 しゅごく、気に入ったのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

で、06月26日(有)の、ことであった (・∀・)

またぞろ、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、飼ったばかりの、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1960年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、大島渚は、
 『青春残酷物語』→ココ)、『日本春歌考』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

で、脚本は、大島渚と、
 後年、「特撮」でも、活躍しる、石堂淑朗との、共同だぁ (≧∇≦)

実は、黒澤明 『用心棒』→ココ)でも、活躍すた、 ←1961年公開
 羅生門綱五郎が、観たくて、本DVDを、飼ったのす (・∀・)

ちなみに、本作のクレヂットでは、ただの「羅生門」なのす Σ( ̄□ ̄;)

羅生門は、日本統治下の台湾生まれの、台湾人だけも、
 大相撲やプロレスも、ヤッてたし、日本語は、巧みなのす (・∀・)

ただ、本作では、大阪弁に、戸惑ったのか、
 役者として、途上だったのか、ちょと、台詞が、不明瞭だし (ノд`)

でも、意外に、出番は多く、とても、味のある演技をしてるので、
 もすかしると、羅生門「代表作」なのかも (〃ノ∇ノ)

何より、貧乏くさい、破れた、ランニングシャツが、 ←特注サイヅ
 異様に、似合ってたのす Σ( ̄□ ̄;)

それから、主役の、佐々木功)が、
 心が、優ししゅぎて、ワルになれナいのが、イイのす (〃∇〃)

そんな、を、放っておけナくて、好意すら抱いてるのが、
 津川雅彦)と、ヒロインの花子炎加世子)なのす Σ( ̄□ ̄;)

が、に、逆らって、朗々と、歌を歌い続けるシィンなど、
 実に、素晴らしい ( ^∀^)

も、歌ってみるのだけも、甲高い声で、下手くそなのす ( ゚∀。)

実は、18歳の、佐々木功は、本作で、俳優デヴュすたのだけも、
 すでに、歌手として、活動すてたのす (≧∇≦)

で、終盤、「世の中、ほんまに変わるんか?」と、
 動乱屋小沢栄太郎)に、問う、花子叫びが、鮮烈〜 Σ( ̄□ ̄;)

にわかに、『どん底』の、巡礼左卜全)と、重なる、動乱屋 (・∀・)

ちなみに、左卜全は、本作にも、
 出番は、少ないけも、バタ屋の役で、怪演すてるのす (〃∇〃)

元衛生兵・村田を演じた、浜村純も、ずいぶん、若いけも、

百戦錬磨の、ベテランたちや、程ナく大成する、若き日の名優たちが、
 惜しげもナく、投入されてるのが、圧巻だし (≧∇≦)

例えば、やたらと暑い、伴淳三郎も、イイぞ (〃∇〃)

悲劇的に、貧乏くさいけも、
 実は、しゅご〜く、ゴォヂャスな映画だった訳なのす ( ^∀^)

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二昨日の1本♪
吉田喜重 『水で書かれた物語』 O(≧∇≦)O

03月11日(盆)のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 120分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

1965年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

吉田喜重 『秋津温泉』(1962年)は、カラァだったけも、
 本作は、何故か、モノクロ Σ( ̄□ ̄;)

そぉ云えば、
 吉田喜重 『エロス+虐殺』(1969年)も、モノクロ Σ( ̄□ ̄;)

ワザとヤッてるのは、明白〜 ( ^∀^)

で、本作だけも、若き日の、怪優・岸田森が、
 幼年時代の主人公の、「父親」の役で、出ていて、

下手くそと云う訳でも、ナいけも、未完成で、
 妙に浮いた(声も、上ずって)、不思議な演技を魅せてて、

岸田森のファンには、必見なのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

脚本ではナく、「脚色」は、
 石堂淑朗高良留美子吉田喜重により、

ほぼ、心理劇の様相だけも、いたずらに、凝ってはいナいので、
 取り残されることナく、最後まで、行けるのす (・∀・)

岡田茉莉子)の、日傘が、

山中貞雄 『人情紙風船』の、悲しい紙風船のように、
 強く、印象に残るのす Σ(@∀@)

ちなみに、ヘッドフォンだと、
 常時、コポコポコポコポと、お湯が沸いてるよぉな音が、聴こえ、

効果音なのか、ノイヅなのか、不明だけも、
 案外、「前者」だったり、しるのかも (〃ノ∇ノ)

オフロとか、湖とか、重要な場面で、
 「水」が、出てくるのも、何やら、意味深〜 Σ(@∀@)

『エロス+虐殺』に、通ずる、前衛的な映像表現も、散見され、
 長くは感ぢるけも、飽きナいのす ( ^∀^)

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二昨日の1本♪
『美女と花粉』(怪奇大作戦:第21話) O(≧∇≦)O

09月06日のことであった (・∀・)

本作を観るのは、3回目くらいかすら (〃∇〃)

闘兇(とぉきょぉ)地方から、帰省すた、けん象と、
 「夜の映写会」を敢行し、

『サラリーマンの勲章』(恐怖劇場アンバランス)と、
 同時上映で、観たのす ( ^∀^)

本作は、
 脚本の石堂淑朗の、初登場作品なのす (@∀@)

サー坊が、ほぼ主演で、大活躍しるのす ( ^∀^)

19歳と云う設定だけも、
 小橋玲子サンは、当時、15歳で、

特に、赤い帽子がカワイイ、本作では、
 とても、19歳には、見えナいな (・∀・)

タイトルに、「美女」と謳われた、田島和子サンは、

笑顔を忘れた女、大山伸子を ←どっかで聞いたよぉな名前
 静かに、熱く、好演しておる (≧∇≦)

終盤、哲学的になる本作だけも、

輝くような「これからの人生」を持ってる、
 サー坊と、

すでに詰んでる、大山伸子との、
 鮮烈なコントラストが、見事なのす (@∀@)

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昨日の1本♪
『魔神 月に咆える』(帰ってきたウルトラマン) O(≧∇≦)O

05月26日のことであった (・∀・)

本作は、大昔に、1回だけ、観てるハヅだけも、
 グロテス星人の両手の機関砲くらいしか印象がナかったのす ( ゚∀。)

最近、中古DVDを飼って、
 まだ、観てナかったので、dokidoki~と、観たのすぅ ( ^∀^)

で、コダイゴンの黒鉄色の質感が、素晴らしいのす (〃ノ∇ノ)

脚本は、いかにも石堂淑朗の味が出てて、

星人に拉致され、覚悟を決めた、伊吹夫人の台詞もしゅごいし、

伊吹隊長と隊員たちの掛け合いも面白く、
 最後の、後ろを向いてしまう神様と云うユゥモアも、憎いぞ (≧∇≦)

ちょっと風変わりな、特撮ファン必見の1本なのす (〃ノ∇ノ)

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