2018年1月

一昨日の1本♪
村野鐵太郎 『ごろつき犬』 O(≧∇≦)O

01月11日(杢)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 88分の本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

去年の暮れ、
 或る人物から、格安で、ゲッ吐すた、廉価DVDなのす (*´∀`)

本作は、1965年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

で、田宮二郎「犬シリーズ」、第3弾~ (〃ノ∇ノ)

監督の、村野鐵太郎は、
 『月山』→ココ)も、撮ってる人 (・∀・)

脚本は、藤本義一なのす (・∀・)

ついに、カラァになって、ギラギラ感、ア~ップ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

本シリィヅは、カラァの方が、絶対、合ってると思うので、

いつか、第1&2作も、『総天然色ウルトラQ』みたいに、
 カラァ化すて欲すいな (・∀・)

で、天知茂の演ずる、ショボクレ(木村準太刑事)が、
 復活すたぁ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

本作から、晴れて、「ショボクレ刑事」などと、呼びまくる、
 鴨井大介田宮二郎)だし (〃ノ∇ノ)

その、鴨井と、ショボクレ掛け合いは、極上のギャグで、

とくに、肺病で、もぉ、自分は長くナいのだと、同情を引く、ショボクレが、
 サイコォしゅぎるのす (///ω///)

モンタージュを作る場面も、可笑ししゅぎるし、
 どぉすて、こんな面白い脚本が、書けるのだろぉ (^∇^)

で、今回は、マドンナが、二人~ Σ( ̄□ ̄;)

鴨井に、仕事を依頼しる、三沢葉子水谷良重)と、
 ヤクザ・辺見山下洵一郎)の女・柴田まゆみ江波杏子)なのす (・∀・)

ただ、水谷良重って、どこか、安っぽくて、
 個人的には、全くタイプぢゃナいし、ミス・キャストな感ぢ ( ゚∀。|||)

江波杏子の演技は、迫力が、ありしゅぎて、
 見開いた眼が、まるで、トカゲのよぉに、怖いし (・ω・。)。。

鴨井は、底抜けに明るくて、元気だけも、
 ストウリィは、シリアスで、かにゃり重いのす Σ( ̄□ ̄;)

また、出てきたよ、腐れヤクザの、成田三樹夫~ (・∀・)

ちなみに、役名は、川勝(かわかつ)だけも、
 もはや、誰を演じても、成田三樹夫、っつう感ぢ ( ゚∀。)

でも、本作の、最凶の悪役は、41歳根上淳が、演じる、
 早撃ちの拳銃使いにして、知性派の、稲取修次だし Σ( ̄□ ̄;)

白浜温泉(和歌山県)の旅館の女中・玉子坂本スミ子)も、
 鴨井に、惚れちって、元気に、ドタバタ~ ( ^∀^)

第1作が、サイコォと、云う人も、いるけも、
 アタシは、豪華絢爛な本作の方が、さらに、面白かったな (^∇^)

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二昨日の1本♪
村山三男 『喧嘩犬』 O(≧∇≦)O

01月08日(有)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 89分の本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

去年の暮れ、
 或る人物から、格安で、ゲッ吐すた、廉価DVDなのす (*´∀`)

本作は、1964年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

で、田宮二郎「犬シリーズ」、第2弾~ (〃ノ∇ノ)

監督の、村山三男は、
 『樺太1945年夏 氷雪の門』→ココ)も、撮ってる人 (・∀・)

脚本は、藤本義一なのす (・∀・)

第1作で、ヤクザを、5~6人、射殺すたけも、
 あっさり、出所しる、鴨井大介田宮二郎)だし ( ^∀^)

鴨井が、刑務所で、仲良くなった、小吉海野かつを)は、
 頼りナいけも、何とも、イイヤツなのす (〃∇〃)

第1作に、しき続き出演の、坂本スミ子は、
 第1作とは、別人で、小吉の妻・町子の役なのす (・∀・)

30歳で、女子高生のコスプレをさせられてる、売春婦町子だけも、
 帰らヌ、小吉を待ってるシインとか、泣かせるぅ (ノд`)

坂本スミ子は、本シリィヅの全作に、出演してるみたい (≧∇≦)

で、今回のマドンナ・毬沢ゆかり浜田ゆう子)の、
 序盤の「冷たさ」も、味~なのす (^∇^)

ゆかりは、昼間、銀行の窓口に、出てて、
 私語は、禁じられております、とか云うのす (≧∇≦)

ちなみに、本作には、天知茂の演ずる、ショボクレ(木村準太刑事)が、
 出て来ナいのす Σ( ̄□ ̄;)

思うに、ショボクレは、
 当初、第1作のみのキャラだったのだろぉ (・∀・)

その代わりに、活躍するのが、二枚目で、ケンカも強い、
 新聞記者の、佐々木敬明山下洵一郎)なのす (≧∇≦)

あと、成田三樹夫は、イイ役者だと、思うのだけも、
 (性根の腐った、)ヤクザばっかし演ってて、

にゃかにゃか、好きになれナいな (ノд`)

全体としては、第1作を、超えられナかった印象〜 (・∀・)

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三昨日+二昨日の1本♪
再考♪ 『仮面舞踏会』横溝正史シリーズII:第3作) O(≧∇≦)O

01月04日(杢)、05日(盆)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 全4回、各回46分の本作を、1年ぶりに、観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

つい最近、購入すた、DVDブックなのす (・∀・)

以前のレヴュは、→ココなのす (・∀・)

初めて観た時、かなりの衝撃を受けた、作品だったのす Σ( ̄□ ̄;)

1978年06月に、TBS系で、土曜日の夜に、放映された、
 「横溝正史シリーズII」:第3作〜 (≧∇≦)

監督の、長野卓は、『怪奇大作戦』の終盤の異色作、
 『美女と花粉』→ココ)を、撮った人 (〃∇〃)

脚本の、椋露地桂子は、未知の人~ ( ゚∀。)

まづ、ヒロイン・笛小路美沙を演ぢた、18歳村地弘美が、
 異様に、かわいくて、笑ってしまうのだけも、

おばあちゃまと呼ばれてる、53歳乙羽信子までが、
 妙に、かわいらしいのす (・∀・)

で、意図があったのかも痴れンけも、全然、かわいくナい
 大女優・鳳千代子を演じた、44歳草笛光子は、

ミスキャストでは、ナいかすら???

更に悪いことに、今にも、市川崑の映画のよぉな、
 甲高い早口が、炸裂しるんぢゃナいかと、ヒヤヒヤしるし ( ゚∀。)

ソレもあって、千代子のマネヂャア役の、柳生博熱演が、
 今(イマシトツ)、生きてナいのす (ノд`)

草笛と、同年生まれの、例えば、岡田茉莉子だったら、
 作品に、「潤い」「深み」を与えたに、違いナい (〃∇〃)

ちょと、ネタバレるけも、

よそで殺して、運んだのなら、
 何故、並べたマッチ棒も、一緒に、持って来たのかすら???

この辺りが、やや疑問だし ( ゚∀。|||)

で、日和警部長門勇)に、度々、怒鳴られたり、
 金田一古谷一行)に、マッチ棒のヒントを与えたりすた、濃い顔の警官が、

役者の名前が、まだ、特定デキ・ンのだけも、 ←ダメぢゃん
 出番も多く、イイ仕事をすてたな ( ^∀^)

それに比べると、日和警部は、ひがみっぽいし、器が小さいので、
 (長門勇は、好きだけも、)どぉも、美しくナいな ( ゚∀。)

それから、どぉすても、忘れられナいのが、
 田代信吉を演じた、三ツ木清隆の、爽やかな熱演~ Σ(@∀@)

『犬神家の一族』や、『悪魔の手毬唄』や、『八つ墓村』に比べると、
 おどろおどろしさが、ナく、だいぶ地味だけも、

TVドラマとしては、かにゃりの力作だと、思うのす O(≧∇≦)O

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昨日の1本♪
田中徳三 『宿無し犬』 O(≧∇≦)O

01月03日(氷)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 91分の本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

つい最近、購入すた、廉価DVDなのす (・∀・)

去年の暮れ、或る人から、「犬シリーズ」第2~5作のDVDを、
 格安で、ゲッ吐すたので、

第1作を購入し、始めから観ることに、決めたのすぅ d(⌒o⌒)b

本作は、1964年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、田中徳三は、古谷一行金田一シリィヅの、
 『獄門岩の首』→ココ)と、『女怪』→ココ)を、撮ってるけも、

どちらも、今(イマシトツ)の作品だったのす (ノд`)

(本作の、)脚本は、藤本義一なのす (・∀・)

で、あんまし、期待すてナかったのだけも、
 少年時代を回想しる、冒頭から、もはや面白いし (≧∇≦)

主役の鴨井大介を演じる、田宮二郎も、イイのだけも、

後の作品では、ショボクレと呼ばれる、木村準太刑事を演じた、
 天知茂の、軽い演技が、サイコォしゅぎるぞ (///ω///)

天知茂は、シリアスな面しか、観たことがナかったので、
 素晴らしい「収穫」だったのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

ソレから、ヒロイン・麻子を演じた、21歳江波杏子が、
 ちょと、キツくて、大人っぽいけも、美しいのす (〃ノ∇ノ)

で、始めは、コメディなのかな、と思ってたら、
 死者も出て、だんだん、危険な雰囲気に、なってきたぁ Σ( ̄□ ̄;)

藤本義一脚本が、よくデキてる感ぢ (〃ノ∇ノ)

終盤の展開が、マカロニ・ウェスタンを、思わせる、本作は、
 ラスト・シィンが、しゅごくイイのす (≧∇≦)

続編を観るのも、楽しみだぁ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

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二昨日の1本♪
実相寺昭雄 『歌麿 夢と知りせば』 O(≧∇≦)O


あっけまつて、おめでとぉございマス♪

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12月31日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 140分の本作を、5~6年ぶりに、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

2017年に観る、最後の映画は、「よく知ってる作品」に、したかったので、
 熊井啓 『忍ぶ川』→ココ)と、迷って、コッチにすたぁ (〃∇〃)

ずっと昔に、飼って、持ってた、非廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1977年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、実相寺昭雄は、
 『宵闇せまれば』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本は、実相寺昭雄武末勝の、共同なのす (・∀・)

武末勝は、山本迪夫 『呪いの館 血を吸う眼』→ココ)も、
 書いてるみたいら Σ( ̄□ ̄;)

喜多川歌麿を演じた、怪優・岸田森は、1971年『曼陀羅』では、
 怪演こそ、際立ってたけも、濡れ場は、ナかったのす (・∀・)

ところが、本作では、非常にレアだと思われる、岸田森濡れ場が、
 見られるのすぅ Σ( ̄□ ̄;)

ただ、相手役が、緑魔子と、
 濃すぎて、アタシ的に、タイプではナいのが、残念~ (・ω・。)。。

栗原小巻とかだったら、良かったのだけも (〃ノ∇ノ)

緑魔子と云えば、増村保造 『盲獣』→ココ)での怪演が、
 激しく、トラウマになってるけも‥‥ (ノд`)

その他にも、岡田英次成田三樹夫内田良平中丸忠雄菅貫太郎など、
 個性的な役者をそろえ、

知的な悪役として、桧前屋玉川伊佐男や、
 バカを装ってる切れ者、赤石丹後守東野英心を起用し、

実に、豪華なのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

ただ、既に、40年以上前の作品でもあり、
 特に、男優のほとんどは、故人だったりしるのす (・ω・。)。。

そんなことを想いながら、観ると、
 とりわけ、終盤など、実に、感慨深いモニョが、あるのす Σ( ̄□ ̄;)

で、予告篇より、本作を見事に語るナレイションを、ここに引用~ (・∀・)

 だが、いつの世にも、
  夢の嫌いな男がいて、洒落の分からぬ男がいて、
(以下、略)

昨今、「金のなる木」にしか、興味のナいのが、いるなぁ (ノд`)

AK●だの、EX●LEだの、ホントに、しゅごいのかね???

ともかく、薄暗いの中で、しとり、歌麿が、小野小町の和歌、

 思ひつつ寝ればや人の見えつらむ 夢と知りせば覚めざらましを

を、引用しるシィンが、圧巻~ (〃∇〃)

ちなみに、「寝ればや」は、「ぬればや」と、読むらしく、
 一瞬、「濡れ場」の事かと、思ったを ( ゚∀。)

実相寺昭雄らしい、
 エッチな映画だけも、云ってることは、深いなあ (〃ノ∇ノ)

こぉ云う作品が、「退廃芸術」とすて、規制され始めたら、
 もはや、そんな国で、生きてゆく価値は、ナいと思うを ( ゚∀。|||)

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