怪優・船越英二

三昨日の1本♪
島耕二 『怪談おとし穴』 O(≧∇≦)O

03月06日(焔)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 78分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、飼ったばかりの、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1968年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、島耕二は、
 『十代の性典』→ココ)も、撮ってる人 (・∀・)

脚本の、舟橋和郎は、
 三隅研次 『処女が見た』→ココ)も、書いてる人 (・∀・)

で、まだ寒い、春の夜に、本作を選んだのは、

成田三樹夫が、主演で、
 しかも、ヤクザの役ぢゃナいことに、惹かれたのす (・∀・)

以前、アマツォンのレヴュで、
 「どう見てもヤクザ」と、書かれてて、吹いてすまったけも、

実際、観てみると、
 成田が演じる、エリートサラリーマン・倉本治夫は、

フランケンテクノカットを、ミックスすたよぉな、特異な髪型も、斬新で、
 いつもの、ヤクザには、見えンかったし Σ( ̄□ ̄;)

実相寺昭雄 『歌麿 夢と知りせば』→ココ)でも、
 春画の版元・蔦屋重三郎を、好演すてたし、

深作欣二 『柳生一族の陰謀』→ココ)の、
 強すぎる公家・烏丸少将文麿も、比類ナク、面白かった (*´∀`)

これ等の2本は、本作の、約10年後の作品だけも、
 本作で、若くても、上手い、成田実力を、見た気がしるし (〃∇〃)

あと、失踪したOL・西野悦子渚まゆみ)の、の役で、
 怪優・船越英二が、出てるのも、気になってたけも、

特別な「怪演」をしてる訳では、ナかったのす (・∀・)

コレはつまり、増村保造 『盲獣』→ココ)なんかが、
 破格しゅぎるのだろぉ Σ( ̄□ ̄;)

で、本作だけも、渚まゆみは、三隅研次 『斬る』→ココ)の、
 主人公の役からは、想像できナいくらい、変貌すておる Σ( ̄□ ̄;)

ところが、モノクロのせぇか、
 頻発しる、女の幽霊の出現は、あんまし、怖くナいのす ( ゚∀。|||)

怖いと云えば、殺人の場面と、運ばれる死体の方が、怖い (・ω・。)。。

ソレから、倉本に、棄てられまいとすた、西野悦子も、
 別の意味で、怖かったかも痴れナい ( ̄□ ̄;)

死んだ人間より、生きてる人間の怖さを、描いてみせた、
 森一生 『怪談 蚊喰鳥』→ココ)も、殺人の場面が、怖かったし (ノд`)

『怪談 蚊喰鳥』は、船越英二が、怪演しるので、
 ヘンな映画を、観たい人には、強力に、オススメ~ (〃∇〃)

で、最後に、本作だけも、
 モノクロ・フィルムで、撮った、意図は、何だったのかすら???

倉本成田)の、
 暗く、あまり抑揚がナい独白とは、マッチすてたけも (*´∀`)

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三昨日の1本♪
田中重雄 『永すぎた春』 O(≧∇≦)O

02月14日(氷)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 94分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

先日、或る人物から、格安で、ゲッ吐すた、廉価DVDなのす (*´∀`)

本作は、1957年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督の、田中重雄は、未知の人だけも、
 「女賭博師シリーズ」で、将来、お馴染みになるかも (^∇^)

脚本の、白坂依志夫は、
 増村保造 『盲獣』→ココ)も、書いた人 Σ( ̄□ ̄;)

で、先日観た、市川崑 『処刑の部屋』→ココ)が、とても酷く
 特に、主演の川口浩は、ミスキャストだと思ったので、

『処刑の部屋』の主演の二人、
 若尾文子川口が、主演の、本作を、観たくなったのす (・∀・)

で、結論から云うと、実に、イイのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

婚約期間が、永く(=長く)なってすまった、
 若い男女に、起こる、「危機」などを、描いてるのす Σ( ̄□ ̄;)

ちょと意志の弱い宝部郁雄を、川口浩が、好演~ (〃∇〃)

しかし、それ以上に、
 ヒロイン・木田百子若尾文子)の兄・東一郎を演じた、船越英二が、

やや、怪演がかってて、サイコォしゅぎるぞ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

妹のために、自分の幸福放棄すた、東一郎のオフザケと、
 真相を見抜いた、郁雄が、百子に教える場面が、白眉~ (〃ノ∇ノ)

あと、郁雄に助言する、年配の大学生、宮内一平北原義郎)も、
 まさに、真剣勝負な感ぢで、素晴らしい (〃ノ∇ノ)

クソ真面目で、実に、深いことを云ってる、脚本(原作通り?)が、
 秀逸しゅぎるぞ Σ(@∀@)

ちなみに、原作は、三島由紀夫で、明るい、コメディ・タッチは、
 三隅研次 『剣』→ココ)とは、全く、異質だったのす Σ( ̄□ ̄;)

で、シャンソン歌手の役で、丸山明宏が、出演し、歌も歌うけも、
 モニョしゅごいカリスマが、あるぞ Σ( ̄□ ̄;)

ドイチュ歌曲を、20年も、勉強してるアタシだけも、
 ふと、シャンソンに、浮気すたくなったくらいだし ( ゚∀。)

なお、Wikipediaでは、99分ある、と云う本作だけも、
 DVDは、94分しかナく、

場面が、不自然に、切り替わるケイスが、散見されたので、
 非常に、残念だけも、フィルムに、欠落があるみたいら (ノд`)

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二昨日の1本♪
森一生 『怪談 蚊喰鳥』 O(≧∇≦)O

01月26日(盆)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 78分の本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

去年の暮れ、
 或る人物から、格安で、ゲッ吐すた、廉価DVDなのす (*´∀`)

本作は、1961年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督は、
 『ある殺し屋』→ココ)や、
 『悪魔の手毬唄』→ココ)や、『不死蝶』→ココ)の、
名匠・森一生なのす (≧∇≦)

「脚色」の、国弘威雄は、
 『樺太1945年夏 氷雪の門』→ココ)も、書いた人 (・∀・)

ちなみに、橋本忍が、「監修」「構成」を、務めてるのす Σ(@∀@)

以前、トラウマになった映画、『盲獣』→ココ)で、
 怪演を魅せた、怪優・船越英二が、妙に気になって、

極めてマイナァな本作に、敢えて挑んでみたのす (≧∇≦)

38歳の、船越英二は、髪を刈り込んで、
 盲目の按摩・徳の市辰の市を、演じてたのす (〃∇〃)

で、森一生も、船越英二も、
 期待以上に、応えてくれたのすぅ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

倉嶋暢の、怖い音楽も、実に、素晴らしい (〃ノ∇ノ)

この人は、(古谷一行の)「横溝正史シリーズ」で、
 「音響効果」を、担当してたよぉだ (^∇^)

で、構造的に、ネタバレるけも、
 本作には、一応、幽霊も、出てくるとは云え、

死んだ人間よりも、「生きている人間の怖さ」が、物語の核心であり、
 『怪談』と云うタイトルは、フェイクなのす Σ( ̄□ ̄;)

本作を、「ミステリーの傑作」と云う人も、いるのす (・∀・)

とにかく、面白かったし (*´∀`)

忘れられた、マイナァな作品も含め、次々と、廉価DVDを発売しる、
 「KADOKAWA」に、大感謝なのすぅ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

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二昨日の1本♪
市川崑 『野火』 O(≧∇≦)O

12月05日(焔)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 105分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、DVDを借りたのすぅ ( ^∀^)

本作は、1959年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、市川崑は、
 『炎上』→ココ)や、
 『悪魔の手毬唄』→ココ)や『獄門島』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本の、和田夏十は、市川崑なのす (・∀・)

体重を12kgも減量して、役作りをしたと云う、船越英二の演じる、
 主役の、田村一等兵だけも、

終始、魂が抜け落ちてるよぉな、不思議な、
 それこそ、今までに、見たことのナい表情を、見せるのす Σ( ̄□ ̄;)

船越英二は、
 増村保造 『盲獣』→ココ)でも、強烈な「怪演」で、魅せてたけも、

本作のは、「怪演」と云うより、
 もっと、何か、得体が痴れナい感ぢなのす Σ( ̄□ ̄;)

そぉ云えば、怪優・浜村純が、発狂した兵士の役で、出て来て、
 黒い、異様な物体を、もしゃもしゃ、喰うのだけも、 ←うんこ???

田村のは、もっと、静かな狂気なのす ( ゚∀。|||)

一見、優しげでありながら、原住民を、撃ったりもする、
 そして、フラフラで、今にも、倒れそぉで、

関川秀雄 『日本戦歿学生の手記 きけ、わだつみの声』→ココ)で見た、
 ビルマ日本兵と、そっくりなのす Σ( ̄□ ̄;)

生きながらに、死んでる感ぢなのかな???

で、コレにて、「戦場」映画を、続けて2本、観た訳だけも、
 すこぶる汚くて、「悪夢」のよぉだったな (ノд`)

今井正 『ひめゆりの塔』→ココ)なんかも、同じだけも、
 「戦場」映画は、繰り返して観たくは、ナいモニョだし ( ゚∀。|||)

時に、新月である、今月の18日の未明、
 米軍が、北朝鮮を、空爆する可能性が、あるらすいけも、

「報復攻撃」を受けると云う、日本韓国は、
 戦場のよぉになって、飢える人も、出るだろぉな (ノд`)

そんな事態になったら、日本人は、
 先の戦争から、何も、学ばナかった、という訳だ ( ゚∀。|||)

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一昨日の1本♪
増村保造 『盲獣』 O(≧∇≦)O

10月16日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 84分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

少し前に、新品で、飼ったけも、ずっと、眠ってた、DVDを、
 ついに、観た訳デス ( ^∀^)

本作は、1969年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

っつう訳で、増村保造監督、初体験〜 (≧∇≦)

‥‥内容が、しゅごしゅぎて、終盤、とても、付いて逝けナい (ノд`)

ナイフで、肉を切る音とか、イヤしゅぎる (ノд`)

時代的に、スプラッタァな描写は、ほとんどナいけも、
 「文学的」に、怖いし (ノд`)

ちなみに、原作は、江戸川乱歩だし Σ(@∀@)

ちょと、似たよぉな映画として、
 リリアーノ・カヴァーニ 『愛の嵐』(1973年)を、思い出したけも、

カヴァーニは、本作を、観たのだろうか???

で、盲人・蘇父道夫を演じた、船越英二の、表情や仕草が、
 しゅごく、怪しいのす Σ( ̄□ ̄;)

ただ、本作は、時代が時代だけに、
 船越英二が、終始、パンチュを、履いてたりしるけも、

モデル・島アキ役の、緑魔子は、ノって来たのか、
 途中から、おっぱいを、見せ始めるのす Σ(@∀@)

でで、ベテランの、千石規子が、道夫の母・しのを、熱演すてるけも、
 乱歩の原作に、登場しる人物なのかすら???

しのと、道夫の、「格闘」は、見応えが、あるのだけも、

サイド・ストウリィ的に、なってるので、
 母の存在自体、ばっさり、削除すても、良いよぉな気も‥‥ ( ゚∀。)

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