円谷一

昨日の1本♪
『光る通り魔』(怪奇大作戦) O(≧∇≦)O

05月27日のことであった (・∀・)

本作は、過去に、何度も観てる傑作で、
 今回も、やっぱし、圧倒されちったのす (〃ノ∇ノ)

燐光人間となった男、山本の孤独と執念を「推理」し、
 同情を寄せてゆく、牧さん(岸田森)がサイコォなのだけも、

山本に、一方的に慕われたヒロイン、林洋子(田村奈巳)の
 困惑を含んだ、冷たい演技も、ほとんど完璧なのす (≧∇≦)

恋愛の(本質的な)非情さをも、暴ききった本作は、
 おこちゃま(大人を含む)には、全く理解不能なのだけも、

そのよぉな「劇薬」を作ってすまった、
 円谷一上原正三市川森一には、もはや、あきれる他ナい ( ゚∀。)

『昭和の特撮』の「あ、こいつぁ傑作だ」にノミネイトし、
 いずれ、ディィプ・レヴュゥを制作しるのすぅ d(⌒o⌒)b

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昨日の1本♪
『空間X脱出』(ウルトラセブン) O(≧∇≦)O

05月25日のことであった (・∀・)

ふと、

 優雅に、1日1本、30分(実質25分)の特撮ドラマを
  観ることにしよぉかすら (≧∇≦)

と思い立ち、やってみることにすたのす d(⌒o⌒)b

で、ほんのヒトコトのコメント、
 スゥパァ・ショォト・レヴュも、制作しるのす ( ^∀^)

後で、ショォト・レヴュやディィプ・レヴュの足がかりとなれば、
 バッチシなのす ( ^∀^)

っつう訳で、

自然林に、赤い塗料で着色して、撮影すたと云う、
 問題の(ベル星人の)「擬似空間」だけも、

手前に赤い植物を写し込む、
 トリッキィなカメラ・ワァクの効果が絶妙で、

実に、異様な空間となってて、しゅごいのす ( ̄□ ̄;) ←ココ、必見

アマギ&ソガの声にエコォをかけてるのも、
 効果抜群~ (≧∇≦)

やっぱし、円谷一の演出は、切れ味抜群だし (〃ノ∇ノ)

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『ウルトラセブン研究読本』
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『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ14
 『ガラダマ』 美しい、「詩」のような女仔 (///ω///)

作品の放映順にレヴュしるツモリだったけも、
 何故か、それを許さナい、何でもありの『ウルトラQ』なのす (≧∇≦)

今日(01月21日)の夕方、
 第13話 オリジナル・モノクロ版 『ガラダマ』を観たのす (〃∇〃)

ちなみに、本作を初めて観たのは、
 昨年07月24日(焔)であった (*´∀`)

『総天然色ウルトラQ』は、「DVD-BOX II」しか持ってナいので、
 カラァ版は、まだ、観てナいのす (ノд`)

で、問題は、『ウルトラQ』最強の美ゲスト、
 女子大生・由美こと、平井三般子なのすぅ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

わたにゃんが過去に観た、日本の映像作品において、
 最も美しい女仔(めっちぇん)であることは、確実デス (///ω///)

が、その名前の読み方すら不明の謎の女優 ( ゚∀。)
みぱこ???

でで、いわゆる、『ウルトラQ・三美神』とは、
 久原羊子隊員(田村奈巳) ←第5話 『ペギラが来た!』
 女子大生・由美(平井三般子) ←第13話 『ガラダマ』
 ルパーツ星人ゼミ(水木恵子) ←第21話 『宇宙指令M774』
なのである (〃ノ∇ノ)

もっとも、女子大生・由美は、
 ダムに沈んだ村の出身の女子大生・綾子とペアでもあり、

他のニ美神より、活躍は「限定的」なのだが、
 まさに、「抒情詩」のよぉな、薫り高い存在感だ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

なお、ダムを作るため水没する村と云うのは、この当時、よくあったらしく、
 藤子F先生の『ノスタル爺』などの作品もあるが、

本作のティマは、
 あくまでも、謎のモンスターの「唐突」な出現である ( ̄□ ̄;)

25分と云う時間を
 不気味なノイヅとともに、異様な緊張感を持って、一瞬にかけ抜け、

パタッと終わる ( ̄▽ ̄|||)
 ↑まるで、『こうもり男』(怪奇大作戦)のよぉに

で、現地に赴いたは良いが、当時、ケェタイ電話などはナく、
 無線機も持ってナい、一ノ谷博士 ( ゚∀。)

まさか、宇宙怪獣が出るとは、夢にも思わナかったのかしら???

万城目を近所の家に走らせる「体たらく」だったりしる (ノд`)

で、一ノ谷博士、実は、ガキんちょが大好きらしく、

「むしふっ」などと云う、謎のかけ声とともに石を投げ、
 ガキんちょに、隕石の解説をするのが、夢イッパイだ (≧∇≦)

最初の隕石を見つけたのは、山奥のガキんちょだが、

いかにも、円谷一監督らしく、
 後半の物理学研究室でのやり取りにも比重を置いていて、

いつもよりシリアスで、美しい由利子の天才的なヒラメキに、
 眼を輝かせる研究員・植田(富田浩太郎)の演技が秀逸 (〃ノ∇ノ)

この人は、どっかで観たと思ったら、
 『吸血鬼の絶叫』(恐怖劇場アンバランス)の吸血鬼だった ( ̄□ ̄;)

話がそれるが、あの(しょ~もナい)作品も、
 円谷一監督だったら、傑作になったのかも痴れ~ヌ (・∀・)

そんな訳で、
 実に見所の多い、傑作SF短編ドラマに仕上がっておる (≧∇≦)

DVDをゲッ吐して、みんなで観よう♪ ←岸田森のマネ

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『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ10
 『あけてくれ!』 ←【あ、こいつぁ傑作だ (≧∇≦) ←堀木正雄談】の殿堂入り♪

作品の放映順にレヴュしるツモリだったけも、
 何故か、それを許さナい、何でもありの『ウルトラQ』なのす (≧∇≦)

一昨日(12月09日)の夕方、
 第28話 「総天然色」版『あけてくれ!』を観たのす (〃∇〃)

ちなみに、オリジナル・モノクロ版を初めて観たのが、
 今年の11月15日(杢)なのだけも、

これまで観た、他の特撮作品のすべての座標が、微妙に揺らぐよぉな、
 乾いた衝撃を受けた (〃ノ∇ノ)

初回の放映時、「怪獣も出て来ナいし、難解すぎる」と、
 お蔵入りしただけに、 およそ、子供向けの内容ではナい (≧∇≦)

少しも難解ではナいが、普通の子供には、まづ、分からナい ( ̄□ ̄;)

で、SF作家・友野健二を演じる、
 怪優・天本英世が、カッコ良すぎ (〃ノ∇ノ)

頭頂部が薄かったり、前歯がボロボロだったりしるのが、
 何故か、カッコ良いのが、怪優の証 ( ̄□ ̄;)

よくある、小細工の怪演などは、すぐにバレるのだが、

岸田森とか、清水糸宏治とか、天本の場合は、
 恐ろしく「板についてる」のす (〃∇〃)

黒い封筒(「総天然色」版では、濃い緑)に浮かび上がる、
 天本の恐ろしげな顔は、ちょっとやりすぎだが、

終盤の、現実のくだらなさに疲れた表情と独白が、
 どうにも比類ナい (≧∇≦)

やはり、現実に疲れきった中年男・沢村を演じる、
 柳谷寛コミカルな「絶望」の表現も、

実は、ぞくっとするような秀演であり、
 すべてが「逆」のような、天本とのコントラストが鮮烈だ ( ̄□ ̄;)

本作のタイトルは、
 柳谷の最後の台詞の方が「本質的」だと思うが、

その結末(つれて行ってもらえたのか???)を描かナかったのは、

まるで、アッバス・キアロスタミの『桜桃の味』のよぉに、
 つき放してる ( ̄□ ̄;)

物語としての「完結性」を放棄しつつ、
 観る者の心を試すと云う、理不尽な大技である ( ̄▽ ̄|||)

円谷一監督は、やっぱりすごいのであった (〃ノ∇ノ)

で、「脱出」のほのかな甘さは、分からナい人には分からナいから、
 このエンディングに、何も感ぢナい人もいるだろぉ ( ゚∀。)

わたにゃんは、残念ながら、「選ばれてる」らしい ( ̄□ ̄;)

昨今、柳谷のようなサラリィマンは、
 本作の制作時よりも、殖えている可能性が高いのだが、

そのような人を「誘惑」してしまうと云う意味で、
 極めて「危険」な作品である ( ̄□ ̄;)

では、電車に乗ると、どぉなるのか???

『銀河鉄道の夜』のような不思議な旅をするのか、
 一切が消え去るのか、

それは、「あの世(死後の世界)」のように謎である ( ゚∀。)

『ウルトラQ』では本作だけの、小山内美江子による脚本は、

エ)
 万城目と由利ちゃんが、いつもより「仲良し」だったり、

ロ)
 一ノ谷博士が、キ〇ガイ病院もやってたり、

ハ)
 警視庁での、少しブッ飛んだやり取りが、
  「意味深」なよぉで、まったく「無意味」だったり、

ニ)
 最後に、よ~く見ると、一平君が出てて、
  (飛行機のドアを)「あけてくれ!」と云わんとしてたり、

「こだわり感」の漂う、独特の味がある (≧∇≦)

ちなみに、わたにゃんは、
 本作の総天然色&ステレオ版も、気に入ってるのす (〃ノ∇ノ)

より現代的&日常的に見えるから、かも痴れナい (*´∀`)

文句ナしに、
 【あ、こいつぁ傑作だ (≧∇≦) ←堀木正雄談】と云う、
作品研究シリィヅへ、ノミネィトなのす (≧∇≦)

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『怪奇大作戦』 第6話 比類ナい『吸血地獄』 (≧∇≦)
凄まじき、このやるせナさ (σω-)。

今日、久々に、比類ナい『吸血地獄』を観たのす (≧∇≦)

明日、『怪奇大作戦』「DVD−BOX 上巻」が発売されるので、
 「販促」として、このショォト・レヴュを描いてるのす d(⌒o⌒)b

でも、この、比類ナく奇想天外なストォリィを下手に要約してしまうと、
 作品の「衝撃」が半減しかねナいので、

「とにかくすごい」と云うことだけ、浅薄に、語ってみるのす ( ゚∀。)

まず、25分のドラマで、ここまで「重量級」な作品が作れると云う事実が、
 ただただ驚きなのす ( ̄□ ̄;)

前後編50分のドラマで作ることも、十分可能だっただろう (≧∇≦)

前作、『ウルトラセブン』では、前後編の作品が3本もあったので、
 『怪奇大作戦』でも、それがあって良かったのだが… ( ゚∀。)

ともかく、九州へのロケは、作品のスケィルを大きくしてるし、

『浮雲』(成瀬巳喜男)をも連想させるエンディングは、
 その虚無感不条理さに、もはや言葉もナい ( ̄□ ̄;)

で、怪物化するヒロイン(金髪の白人女子)のメイクが、

 『仮面ラ〇ダー』でも、ここまではやらんだろぉ ( ̄▽ ̄|||)

と云う、「強烈無比」なもの ( ゚∀。)

ノム(松山省二)の「吸血鬼の末裔」説を

 吸…(ニヤり)、ふハハハハッ、ハッハッハッ、ハハハ♪

などと、かん高い声で、一笑に付してしまう、
 牧(岸田森)の演技が、おそろしくワザとくさいが、

(岸田ファンは、この笑いに突入する瞬間、必見~♪)

吸血鬼と云えば、岸田森(牧ではナく)の「本業」であり、
 ある種の「嫉妬」があったのかも痴れ~ヌ (・∀・) ←ホントかよ

つまり、怪優・岸田森の血は、
 逆に、異常な殺人鬼とかを演じたいのである (〃∇〃)

それが、半ば実現した、第24話 『狂鬼人間』は、
 設定などに問題がありしゅぎ、「永久欠番」である ( ̄□ ̄;)

今回のDVD-BOXにも、収録されナいよぉだ ( ゚∀。)

で、話を戻すが、

事件を追う側として、岸田森の気迫は、終始、凄まじく、
 的矢所長(原保美)とともに、抜群の「重さ」だ (〃∇〃)

また、前作『ウルトラセブン』で、マナベ参謀を演じた、
 宮川洋一が、大分県警の刑事役で好演してるのも嬉しい (≧∇≦)

そして、切なげな音楽の使い方も最高だ ( ̄□ ̄;)

赤く燃える空と(別府の?)夜景に重なって始まるギタァのソロに乗せた、
 逃走する山本周作(中山克己)の独白など、 ←『ウルトラマンA』の梶主任

円谷一の演出は、実相寺昭雄のようなトリッキィなものではナいが、
 その鋭さにおいて、意外な類似性を感じるのだ (〃∇〃)

そんな本作は、子供の視聴者を完全に切り捨て
 和ませ役のサー坊(小橋玲子)さえも、出てこナい ( ̄▽ ̄|||)

とにかく、全ての点において、破格である ( ̄□ ̄;)( ̄□ ̄;)

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『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ-02
 『五郎とゴロー』 ←『ウルトラQ』を代表する一本

04月14日(吐)の午後、『ウルトラQ』の
 第2話 『五郎とゴロー』を観たのす (〃∇〃)

猿と一緒に育った、オシ(?)の青年、
 「エテキチ」こと、五郎(怪優・鈴木和夫)が最高だ (〃ノ∇ノ)

『ウルトラセブン』の第2話 『緑の恐怖』で、
 怪しい郵便物を届ける、陰気な郵便配達人を演じていたが、

 小包です…。

とだけ言う、滑舌の悪い、暗い声が超絶に怪しく、
 侵略者の送り出した刺客と考えるより手立てがナかった ( ̄□ ̄;)

実相寺昭雄の『青い沼の女』の冒頭、 ←火曜サスペンス劇場
 降りしきる雨の中、因縁の手紙を持ってくる郵便配達人(寺田農)級に、

激しく意味深なようで、
 実は、全く意味がナいのである (ノд`) ←単なる演出

この郵便配達人の「味」を中学生にして見抜いてしまった、 ←鈴木和夫の方
 自称ペシミストのわたにゃんは、
やがて、怪優のコレクションを始めてしまうのである ( ゚∀。) ←ダメぢゃん

で、本作の五郎は、台詞はナく、口笛を吹き、おどおどし、唸るだけなのだが、
 その表情は、喜びや悲しみを表現しきっていて、完璧だ ( ̄□ ̄;)

ラスト近く、巨大猿ゴローからの視点で、
 ひとり、絶叫する五郎に、否応ナく胸をえぐられる (ノд`)(ノд`)

そんな怪優・鈴木和夫おそらく唯一のタイトルロール作品が、
 本作なのだ (〃ノ∇ノ)

「第2話の漢(をとこ)・鈴木和夫」は、 ←わたにゃんの命名
 「Wikipedi屋」(仮名)によると、既に故人らしい (ノд`)

清水紘治や寺田農のような彫りの深い容貌を持つが、
 優しさも同居してるステキな俳優だ (///ω///)

他にも、ワイルド星人に撃たれる巡査など、端役の出演はあるが、
 もっと活躍して欲しかった (ノд`)

金城哲夫のシナリオは、例によって、ツッコミどころ満載であるが、
 円谷一の鋭い演出で、25分を闘い抜いた濃密な仕上がり (≧∇≦)

今回は、レギュラーも、ゲストも、充実していて、
 印象こそ地味だが、
シリーズを代表する一本であることは、疑いナい ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

DVDをゲッ吐して、みんなで観よう♪ ←岸田森のマネ

~~~~ 05月13日の追加

心優しき怪優・鈴木和夫には、
 『怒りの孤島』(1958年)と言う幻の主演映画もあるが、

製品化されてナいので、
 観ることは極めて困難なようだ ( ゚∀。) ←特に、田舎では

わたにゃんも観たことがナいのす (ノд`)

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