天知茂

四昨日の1本♪
並木鏡太郎 『憲兵とバラバラ死美人』 O(≧∇≦)O

10月03日(氷)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 73分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

最近、飼ったばかりの、廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1957年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、並木鏡太郎は、未知の人 ( ゚∀。)

「Wikipedia」によれば、戦前から、活躍してたけも、
 1960年に、監督した、『花嫁吸血魔』が、最後の作品なので、

本作は、ほぼ、キャリア末期の作品なのす (・∀・)

脚本の、杉本彰も、未知の人 ( ゚∀。)

本作を観たのは、10年後に、
 『ウルトラセブン』で、キリヤマ隊長を演じた、中山昭二が、

主役の、憲兵曹長・小坂徳助を、演じてたからなのす (〃∇〃)

29歳中山昭二
 ダンサーだった割には、少し、お腹が出てるし (*´∀`)

で、中山昭二が、地味すぎて、今(イマシトツ)、映えナい
 と云う意見も、あるみたいだけも、ソレは、確かに云えるかも ( ゚∀。)

ソレから、小坂徳助助手の、憲兵伍長・高山忠吉鮎川浩)も、
 飄々としてて、面白いけも、いかんせん、地味~ ( ゚∀。)

ちなみに、鮎川浩は、青年みたいに見えるけも、33歳で、
 中山昭二より、年上だったりしるのす Σ( ̄□ ̄;)

一方、「悪役」の、萩山憲兵曹長細川俊夫)は、
 妙に、ハマってて、抜群の存在感で、イイ感ぢ (〃∇〃)

ちょと、大島渚に、似てて、妙に、貫禄があるを Σ(@∀@)

逆さに吊るされたり、激しく、拷問される、
 恒吉軍曹を演じた、天知茂26歳若いな (^∇^)

天知茂が、アタシのお気に入りの、ショボクレ刑事を演じるのは、
 田中徳三 『宿無し犬』→ココ)で、7年後のことなのす O(≧∇≦)O

ネタばれナいよぉ、曖昧に描くけも、犯人の描写も、秀逸~ (・∀・)

「猟奇的な実話」に基く小説(絶版)を、脚色すたストウリィは、
 タイトルこそ、凄いけも、

「恋」も、あったり、軍隊の描写が、マンガみたいだったり、
 決して、暗くならず、バイタリティを、感ぢるのす (〃ノ∇ノ)

~~~~

昨日の1本♪
田中徳三 『宿無し犬』 O(≧∇≦)O

01月03日(氷)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 91分の本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

つい最近、購入すた、廉価DVDなのす (・∀・)

去年の暮れ、或る人から、「犬シリーズ」第2~5作のDVDを、
 格安で、ゲッ吐すたので、

第1作を購入し、始めから観ることに、決めたのすぅ d(⌒o⌒)b

本作は、1964年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、田中徳三は、古谷一行金田一シリィヅの、
 『獄門岩の首』→ココ)と、『女怪』→ココ)を、撮ってるけも、

どちらも、今(イマシトツ)の作品だったのす (ノд`)

(本作の、)脚本は、藤本義一なのす (・∀・)

で、あんまし、期待すてナかったのだけも、
 少年時代を回想しる、冒頭から、もはや面白いし (≧∇≦)

主役の鴨井大介を演じる、田宮二郎も、イイのだけも、

後の作品では、ショボクレと呼ばれる、木村準太刑事を演じた、
 天知茂の、軽い演技が、サイコォしゅぎるぞ (///ω///)

天知茂は、シリアスな面しか、観たことがナかったので、
 素晴らしい「収穫」だったのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

ソレから、ヒロイン・麻子を演じた、21歳江波杏子が、
 ちょと、キツくて、大人っぽいけも、美しいのす (〃ノ∇ノ)

で、始めは、コメディなのかな、と思ってたら、
 死者も出て、だんだん、危険な雰囲気に、なってきたぁ Σ( ̄□ ̄;)

藤本義一脚本が、よくデキてる感ぢ (〃ノ∇ノ)

終盤の展開が、マカロニ・ウェスタンを、思わせる、本作は、
 ラスト・シィンが、しゅごくイイのす (≧∇≦)

続編を観るのも、楽しみだぁ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

~~~~

一昨日の1本♪
中川信夫 『女吸血鬼』 O(≧∇≦)O

01月14日(吐)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 78分の、本作を、一気に、観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

本作は、1959年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、中川信夫は、未知の人だったけも、
 コレから、お世話になる予定なのす (〃ノ∇ノ)

そもそも、岸田森が、本格的な吸血鬼を、怪演した、
 山本迪夫 『呪いの館 血を吸う眼』→ココ)より、12年も昔に、

このよぉな、怪奇映画が、作られてたことに、ビックリ Σ(@∀@)

吸血鬼役は、我らの、天知茂だったりしる (〃∇〃)

本作の、ネタバレだけも、核心に迫った、レヴュが、
 鹿島茂 『昭和怪優伝 帰ってきた昭和脇役名画館』に、収録され、

天知茂ふぁんの、アタシも、コレを、読んで、
 にわかに、本作が、観たくなった、訳なのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

ちなみに、「女の吸血鬼」の話では、ナく、
 「女しか襲わナい吸血鬼」の話なので、ややこしいのす ( ゚∀。)

鹿島茂が、描いてるよぉに、

一応、主役っぽい、新聞記者の、大木民夫和田桂之助)は、
 ニヤニヤしてて、如何にも、ボンクラっぽいのす (・ω・。)。。

なのに、終盤、吸血鬼の剣を、かわすかわす Σ( ̄▽ ̄|||)

全く、カスリも、しナいのは、
 確かに、納得が、行かナいぞ ( ゚∀。|||)( ゚∀。|||)

で、サァカスのよぉな、吸血鬼の子分たちも、使えナい (ノд`)

さらに云うと、ちょと、掘っただけで、
 簡単に、崩落しる地下城の天井も、解せナい (・ω・。)。。

確かに、終盤は、ハチャメチャだし Σ( ̄▽ ̄|||)

「新東宝」の後期の映画って、こんな感ぢらすいけも、
 すさまぢい、B級感だし Σ(@∀@)

~~~~

一昨日の1本♪
『氷柱の美女』江戸川乱歩の美女シリーズ:第1作) O(≧∇≦)O

[ついに2016]
あっけまつて、おめでとぉございマス♪

~~~~

年が、明けたばかりの、
 01月01日の早朝(っつうか、深夜)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 72分の、本作を、一気に観たぁ (≧∇≦) ←2回目

2015年の、「最後の1本」とすて、何か、観るツモリだったけも、

時間が、押しちって、
 2016年の、「最初の1本」に、なっちった Σ(@∀@)

1977年に、「土曜ワイド劇場」で、放映された、

いわゆる、「江戸川乱歩の美女シリーズ」の、
 記念すべき、第1作 (≧∇≦)

監督は、井上梅次だし (〃∇〃)

以前(S・S・レヴュは、→ココ)は、第2作以降を、観てナかったけも、
 今回は、全てを、観た後なのす ( ^∀^)

本作には、波越警部荒井注)が、出て来ナいのだけも、

代わりに、恒川警部補稲垣昭三)が、出てて、
 やっぱし、ドタバタと、ギャグをヤッてるのす (〃∇〃)

冷静な、明智天知茂)に対し、
 あくまで、ポリを、「オバカ」に描きたい、制作サイド (≧∇≦)

それから、文代五十嵐めぐみ)の、ヂェラスィ・ストウムは、
 まだ、「確立」されてナいのす (@∀@)

明智変装も、「確立」されてナくて、
 ゴムのマスクをつけた、天知茂の顔が、幅広すぎて、

「吸血鬼」松橋登)と、全然、似てナいのが、ステキ〜 ( ^∀^)

あと、ネタバレるけも、 ←3

あと、ネタバレるけも、 ←2

あと、ネタバレるけも、 ←1

ぶにゃ〜 (@∀@) ←0

男の犯人が、「自害」しての、エンディングは、
 シリィヅとしては、かにゃり、「異色」なのす Σ( ̄□ ̄;)

で、「氷柱」に入ってるのが、ショボい人形になったり、
 三ツ矢歌子・本人になったり、が、かにゃり苦しい ( ゚∀。|||)

もぉちょっと、何とか、ならんかったかな???

~~~~

五昨日の1本♪
石井輝男 『黄線地帯(イエローライン)』 O(≧∇≦)O

10月23日のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 79分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

1960年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督は、石井輝男だし (〃∇〃)

ちなみに、本作の3ヶ月前に、公開された、
 『黒線地帯』(スゥパァ・ショォト・レヴュは、→ココ)は、

モノクロ映画だったのす Σ(@∀@)

この「前作」との関係は、ストウリィ上、全く、ナいのだけも、

主演は、やはり、(若き日の、)天知茂で、
 今度は、義憤に燃える「殺し屋」衆木の役なのす Σ(@∀@)

で、その衆木に、拉致された、ヒロインが、
 またすても、三原葉子だったりしるのす (≧∇≦)

今回は、彼女の、ちょと、キワどいダンスも、
 観られるのすぅ (〃ノ∇ノ)

でで、

 殺し屋よりも、冷酷な、
  「善人」の顔をした、悪いヤツがいる

と云うのが、テイマらしく、
 やや、社会派の味が、しるのす Σ( ̄□ ̄;)

神戸の、「カスバ」と呼ばれる、乱雑な繁華街を舞台に、
 ハラハラドキドキの、シチュエイションが、展開し、

謎の「詩人」が、出てきたり、

また、黒い肌の売春婦が、出てくるのだけも、
 白人女性が、黒塗りしてるらしく、異様なのす ( ゚∀。)

衆木の台詞が、なかなかに、暑い、秀逸な脚本は、
 なんと、石井輝男が、自分で、描いてるのす Σ( ̄□ ̄;)

しゅごい、エナヂィを放つ、
 トラウマになるくらい、忘れ難い、1本なのす ( ^∀^)

~~~~

一昨日の1本♪
石井輝男 『黒線地帯』 O(≧∇≦)O

10月15日のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 80分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

1960年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、石井輝男は、

1965年から始まる、『網走番外地』シリィヅが、
 とりわけ、有名なのだけも、

わたにゃんは、観たことナいし、
 そもそも、石井輝男作品は、初めてだったのす ( ゚∀。)

実は、若き日(28歳)の、天知茂が、お目当てで、
 本作を、観たのすぅ ( ^∀^)

脚本は、石井輝男宮川一郎だけも、

宮川一郎は、「江戸川乱歩の美女シリーズ」でも、
 活躍すた人 (≧∇≦)

1960年当時の、「現代」を描いてるがゆえ、
 逆に、「古くささ」が、前面に出てるし、

若い女仔(ぢょし)も、みんな、同じよぉな顔で、
 区別が、つかナいのだけも、

ソレが、本作の「味」だし (・∀・)

何者かに、罠にハメられた、トップ屋町田天知茂)が、
 わずかな手がかりと、明晰な推理によって、

事件の真相に、迫って行くのが、
 ストイックで、サイコォなのすぅ (〃∇〃)

町田と、ヒロインの麻耶三原葉子)との、逃避行も、
 実に、ヒヤヒヤドキドキで、面白いのす (≧∇≦)

後に、『氷柱の美女』(美女シリィヅ:第1作)で、
 天知茂と共演しる、三ツ矢歌子が、

女子高生の役で、出てるのも、注目〜 (〃∇〃)

ところで、麻耶の台詞に出てくる、「網走ホテル」って、
 何だろぉ???

~~~~