ウルトラQ

『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ16
 『海底原人ラゴン』 一番怖い、ウルトラQ ( ̄▽ ̄|||)

作品の放映順にレヴュしるツモリだったけも、
 何故か、それを許さナい、何でもありの『ウルトラQ』なのす (≧∇≦)

06月15日(吐)のお昼頃、
 第20話 「総天然色」版『海底原人ラゴン』を観たのす (〃∇〃)

ちなみに、オリジナル・モノクロ版を初めて観たのが、
 去年の09月06日(杢)で、

その時も、思ったけも、
 個人的には、シリィヅ中、一番怖い作品だし ( ̄□ ̄;)

突如、ラゴンが、アップで出たりするし、
 そんな時の音楽の使い方も、怖しゅぎる ( ̄▽ ̄|||)

脚本は、
 山浦弘靖大伴昌司野長瀬三摩地(南川竜ではなく)の
3人の合作~ ( ̄□ ̄;)

山浦のシナリオは、個人的に、血なまぐさい印象が強く、
 ↑それ故、好きではナいのだが…

ラゴンが、夜道で、酔っ払いを「惨殺」する辺りは、
 山浦によるんぢゃナいかすら、と、勝手に推測~ ( ̄□ ̄;)

とにかく、夜が明けるまでは、かにゃり怖い (ノд`)

ずっと夜だったり、ラゴンが集団で出てきたら、
 とんでもナく怖かったに違いナいのす ( ̄▽ ̄|||)

で、ラゴンを見てたら、イタリアンなB級ホラァ、
 『ドクター・モリスの島 フィッシュマン』(1979年)を思い出したけも、

子供の頃に観たせいもあるけも、
 コイツは、半魚人が集団で出てきて、ムチャクチャ怖かったし (ノд`)

一方、ラゴンは、音楽が流れると、夢中になったりするので、
 何処か、「愛嬌」があるのす (・∀・)

で、オトリになった万城目が、ラジオを使う場面で、
 音楽が終わるたびに、ラゴンが凶暴化して吠える演出は、

藤子不二雄Fの作品にも、よく出てくる、
 技巧的な「ギャグ」として、深い味わいがあるのす (≧∇≦)

ただ、石井博士の妹の文子さん珠めぐみ)が、
 ラゴンに、その子供を返すシィンは、

むしろ、本作の方が、オリジナルな訳だけも、

みんなの注目を浴びながら、ヒロインが奇蹟を起こす、と云う、
 まさに、宮崎駿の映画の山場に、よく出るパタァンで、

現在から、ふり返ってみると、
 あまりに、「ソン」な立ち位置にあるのす (ノд`)

とは云え、

島が沈む場面の特撮も、
 なかなか「気合い」の入った仕上がりだし、

ラゴンの着ぐるみの造形も、「迫力」があるのす ( ̄□ ̄;)( ̄□ ̄;)

よく考えると、よくデキた作品なのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

さすがは、野長瀬三摩地監督なのすぅ (〃ノ∇ノ)

ただ、

 どうせオレは、味噌っかすですよ!

と云って、
 冒頭で「退場」しる、一平くんが、ちょとかわいそぉ (ノд`)

『あけてくれ!』→ ココ)にも匹敵する、可哀想さである ( ゚∀。)

DVDをゲッ吐して、みんなで観よう♪ ←岸田森のマネ

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総天然色 DVD-BOX II

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『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ15
 『ガラモンの逆襲』 東京から榛名をめざす、凸凹コンビに味がある (・∀・)

作品の放映順にレヴュしるツモリだったけも、
 何故か、それを許さナい、何でもありの『ウルトラQ』なのす (≧∇≦)

昨日(02月15日)の夕方、
 第16話 オリジナル・モノクロ版 『ガラモンの逆襲』を観たのす (〃∇〃)

オリジナル・モノクロ版を初めて観たのが、去年の07月30日(朋)で、
 同日中に、総天然色&擬似ステレヲ版も観たのす (*´∀`)

文句ナく、面白い o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o
野長瀬三摩地監督は、さすがだ (*´∀`)

ガラモンの大群が飛来しるのも、かなりショッキングだが、
 タッチの差で人類が逃げ切るあたり、手に汗握る、と云う感ぢ (〃ノ∇ノ)

で、トラックの運転手・牛山(沼田曜一)のガサツな味が、
 面白すぎる (〃∇〃)

女だったらすげぇ美人の謎の男(義那道夫)と「対」になってて、
 凸凹コンビの珍道中と云う感ぢだ (*´∀`)

ただ、ラストでは、暗い気持ちになってすまった (ノд`)
いつの間にか、謎の男を応援してたよぉだ ( ̄□ ̄;)

で、失敗した仲間を処刑するのは、
 人類だってヤッてきたことぢゃナいかすら ( ゚∀。)

ツッコミどころもあるのす (*´∀`)

遊星人たちは、その武装した宇宙船で、万城目たちを攻撃し、
 一気に、電子頭脳を奪い返すことは、ムヅかしくはナかったであろぉが、

何故、あきらめて撤収したのかすら???

気づかナかったとも思えんのだが‥‥ ( ゚∀。)

また、遊星人たちは、同等の電子頭脳を作り直すことは、
 もぉ、デキひんのかすら??? ←バックアップを忘れたとか

さらに、前編である『ガラダマ』で、電子頭脳を拾われてしまったのは、
 何かの「手ちがい」だったのかすら???

ともかく、その電子頭脳を破壊デキひんかぎり、
 また、ガラモンがやって来るかも知れナいと云う ( ̄▽ ̄|||)

後のウルトラシリィヅのような万能ヒィロォがいナい『ウルトラQ』
 「100%解決しナい感ぢ」が、逆に、SFテイストで良いのす (〃ノ∇ノ)

『総天然色ウルトラQ』の「DVD-BOX II」も持ってるので、

カラァ&擬似ステレヲ版も観たけも、
 やはり、本物のカラァ・フィルムの発色とは違う気がする ( ゚∀。)

とは云え、ガラモン軍団の赤色に戦慄すること必至なので、
 本作は、カラァで観るのも、良いのす (≧∇≦)

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『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ14
 『ガラダマ』 美しい、「詩」のような女仔 (///ω///)

作品の放映順にレヴュしるツモリだったけも、
 何故か、それを許さナい、何でもありの『ウルトラQ』なのす (≧∇≦)

今日(01月21日)の夕方、
 第13話 オリジナル・モノクロ版 『ガラダマ』を観たのす (〃∇〃)

ちなみに、本作を初めて観たのは、
 昨年07月24日(焔)であった (*´∀`)

『総天然色ウルトラQ』は、「DVD-BOX II」しか持ってナいので、
 カラァ版は、まだ、観てナいのす (ノд`)

で、問題は、『ウルトラQ』最強の美ゲスト、
 女子大生・由美こと、平井三般子なのすぅ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

わたにゃんが過去に観た、日本の映像作品において、
 最も美しい女仔(めっちぇん)であることは、確実デス (///ω///)

が、その名前の読み方すら不明の謎の女優 ( ゚∀。)
みぱこ???

でで、いわゆる、『ウルトラQ・三美神』とは、
 久原羊子隊員(田村奈巳) ←第5話 『ペギラが来た!』
 女子大生・由美(平井三般子) ←第13話 『ガラダマ』
 ルパーツ星人ゼミ(水木恵子) ←第21話 『宇宙指令M774』
なのである (〃ノ∇ノ)

もっとも、女子大生・由美は、
 ダムに沈んだ村の出身の女子大生・綾子とペアでもあり、

他のニ美神より、活躍は「限定的」なのだが、
 まさに、「抒情詩」のよぉな、薫り高い存在感だ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

なお、ダムを作るため水没する村と云うのは、この当時、よくあったらしく、
 藤子F先生の『ノスタル爺』などの作品もあるが、

本作のティマは、
 あくまでも、謎のモンスターの「唐突」な出現である ( ̄□ ̄;)

25分と云う時間を
 不気味なノイヅとともに、異様な緊張感を持って、一瞬にかけ抜け、

パタッと終わる ( ̄▽ ̄|||)
 ↑まるで、『こうもり男』(怪奇大作戦)のよぉに

で、現地に赴いたは良いが、当時、ケェタイ電話などはナく、
 無線機も持ってナい、一ノ谷博士 ( ゚∀。)

まさか、宇宙怪獣が出るとは、夢にも思わナかったのかしら???

万城目を近所の家に走らせる「体たらく」だったりしる (ノд`)

で、一ノ谷博士、実は、ガキんちょが大好きらしく、

「むしふっ」などと云う、謎のかけ声とともに石を投げ、
 ガキんちょに、隕石の解説をするのが、夢イッパイだ (≧∇≦)

最初の隕石を見つけたのは、山奥のガキんちょだが、

いかにも、円谷一監督らしく、
 後半の物理学研究室でのやり取りにも比重を置いていて、

いつもよりシリアスで、美しい由利子の天才的なヒラメキに、
 眼を輝かせる研究員・植田(富田浩太郎)の演技が秀逸 (〃ノ∇ノ)

この人は、どっかで観たと思ったら、
 『吸血鬼の絶叫』(恐怖劇場アンバランス)の吸血鬼だった ( ̄□ ̄;)

話がそれるが、あの(しょ~もナい)作品も、
 円谷一監督だったら、傑作になったのかも痴れ~ヌ (・∀・)

そんな訳で、
 実に見所の多い、傑作SF短編ドラマに仕上がっておる (≧∇≦)

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『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ13
 『南海の怒り』 異色作にして・・・ (*´∀`)

作品の放映順にレヴュしるツモリだったけも、
 何故か、それを許さナい、何でもありの『ウルトラQ』なのす (≧∇≦)

昨日(01月04日)の深夜、
 第23話 「総天然色」版『南海の怒り』を観たのす (〃∇〃)

ちなみに、オリジナル・モノクロ版を初めて観たのが、
 去年の10月23日(焔)なのだけも、

25分なのに、映画級の巨大スケィルであり、

また、その「面白さ」においても、
 同じ野長瀬三摩地監督の『ゴーガの像』と双璧をなす傑作 ( ̄□ ̄;)

始めに、ちょこっとだけ出てくる、お父さん船長(和沢昌治)の
 少し枯れた、味わい深い演技が、見事 (≧∇≦)

息子に浮き輪を投げて、自分は沈んでしまうのが切ないが、
 この「熱い描写」が、後で生きてくるのは云うまでもナい (〃ノ∇ノ)

また、原住民の酋長になりきってる石田茂樹の熱演もしゅごいが、

この人は、『五郎とゴロー』『あけてくれ!』では、
 普通の日本人を演じている (・∀・)

それから、通訳・南を演じた上田忠好の存在も面白い (≧∇≦)
この人こそは、真の怪優であろぉ (〃ノ∇ノ)

『ゴーガの像』の登場人物は、実に無機的で乾いていたが、
 本作の登場人物は、皆、熱すぎる血が通っている気がする (*´∀`)

架空の未開の島が舞台でありながら、不思議なリアリティで迫ってくる、
 異色作にして、傑作中の傑作 ( ̄□ ̄;)

また、「総天然色」版は、なかなかの仕上がりで、

南の島の自然や人間の「原色」に近い色彩を表現するのに、
 ある程度、成功している (*´∀`)

本作は、カラァの方が合ってるだろぉ (≧∇≦)

とは云え、アニタ(高橋紀子)の唇は、
 口紅をつけたよぉにピンクで、カワイイけも、違和感炸裂~ ( ゚∀。)

このあたりは、やはり、「ファンタジー」なのだ (*´∀`)

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『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ12
 『宇宙指令M774』 まさに、魔法の作品 (〃∇〃)

作品の放映順にレヴュしるツモリだったけも、
 何故か、それを許さナい、何でもありの『ウルトラQ』なのす (≧∇≦)

今日(12月31日)の夜、
 第21話 「総天然色」版『宇宙指令M774』を観たのす (〃∇〃)

ちなみに、オリジナル・モノクロ版を初めて観たのが、
 今年の10月03日(氷)なのだけも、

強烈なイムパクトがある、『2020年の挑戦』(第19話)や
 『南海の怒り』(第23話)、『ゴーガの像』(第24話)に包囲され、

「普通の作品」かな、と云う印象であったが、

その後、「総天然色」版を観て、

一条貴世美こと、ルパーツ星人ゼミ(水木恵子)の、

「微かにハスキィな大人の声」に、「少女っぽい美貌」と云う、
 極めて不思議な魅力に、すっかり参ってしまったのす (〃ノ∇ノ)

さらに、よくよく観ると、満田かずほ監督の
 粋で、「魔法」のような演出もまた、魅力イッパイなのだ (≧∇≦)

人形がしゃべるのは、まあ普通だけも、

山中の無人喫茶店のジュークボックスの
 リアルタイムで会話がデキるレコードとか、

何故か、宇宙の女子が、図書館のスタッフになってるとか、

ちょうど、横の本棚に、怪獣ボスタングの本があるとか、

もちろん、「ご都合主義の嵐」なのだが、
 ここまでやると、「お見事」としか云いよぉがナい (*´∀`)

そして、ある意味、ぶっ飛んだエンディングも、
 真顔の一条貴世美に、呑まれてしまうのす (〃ノ∇ノ)

で、『盗まれたウルトラ・アイ』(ウルトラセブン)と比べると、
 多くの設定が「逆さ」になっている ( ̄▽ ̄|||)

あるいは、ダン(=セブン)自身を先取りしてるとも云える ( ̄□ ̄;)

その一条貴世美は、云う (・∀・)

 地球は平和な美しい星だと、憧れて参りました。

ホントに、そぉだったら良いのだが… (〃∇〃)

『盗まれたウルトラ・アイ』は、詩のような作品だったが、
 この『宇宙指令M774』も、実に、「詩的」だ (≧∇≦)

ふと気づいたが、

一条貴世美(いちじょう・きよみ)の最後の2文字は、
 「ゼミ」とも読めるよぉだ (*´∀`)

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『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ11
 『ゴーガの像』 その面白さ、比類ナシ (〃∇〃)

作品の放映順にレヴュしるツモリだったけも、
 何故か、それを許さナい、何でもありの『ウルトラQ』なのす (≧∇≦)

昨日(12月13日)の深夜、
 第24話 「総天然色」版『ゴーガの像』を観たのす (〃∇〃)

ちなみに、オリジナル・モノクロ版を初めて観たのが、
 今年の10月24日(氷)なのだけも、

「探偵もの」と「怪獣もの」が、
 映画的スケィルで、絶妙に融合した傑作
なので、
ビビってすまった ( ̄□ ̄;)

つまり、美術品密輸組織をハァドに描きつつ、
 呪いの怪獣の不気味さも、見事な構成感で、表現してるのす (〃ノ∇ノ)

サングラスの男がバックで車を疾走させると、
 前方の倉庫が爆発するオォプニングから、もぉ比類がナい (≧∇≦)

人間ドラマではナいが、
 これほど、「面白い作品」もナいだろぉ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

とくに、ゼロと呼ばれる殺し屋を演じる、日恵野晃が、
 抜群の存在感で、好演している (〃∇〃)

例えば、心中に蘇った「ボスの声」に従い、
 ガレキの中から立ち上がる場面が怖ひ (ノд`)

しかし、本作には、致命的とも云える欠陥がある ( ̄▽ ̄|||)

つまり、ジープに乗った、万城目、一平君、由利ちゃん、リャン・ミンらが、
 ゴーガに「接近戦」を挑むのが、どぉ考えてもあり得ナい ( ゚∀。)

既に、自衛隊(?)が動いているのに、
 何故、「民間人」が、最前線で戦うのか???

また、そのリャン・ミンを狙うゼロの出現も、
 あまりに、ご都合主義だ ( ゚∀。)

だが、それらに眼をつぶれば、
 やっぱし、スリル満点、極上の作品に違いナい (≧∇≦)

吊るしてるワイヤが時々見えるが、
 生き物のように動く、ゴーガの「操演」も見事 (〃ノ∇ノ)

『ペギラが来た!』『バルンガ』『南海の怒り』と肩を並べる、
 野長瀬三摩地監督の傑作だ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

ただ、本作の「総天然色」版は、
 人物の肌の質感が今今(いまふたつ)だし、

全体的に暗めの画面は、
 オリヂナル・モノクロ版の方が、逆にリアルかも知れナい ( ゚∀。)

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