怪奇大作戦

昨日の1本♪
『死神の子守唄』(怪奇大作戦) O(≧∇≦)O

05月31日のことであった (・∀・)

今回で、2回目かすら???
あらためて観ると、しゅごしゅぎる1本 ( ̄□ ̄;)

『怪奇大作戦』に、4本の傑作を残した、
 実相寺昭雄だけも、2本目にあたる本作は、

シリィヅの後半で、影が薄くなる、助さん(勝呂誉)にも、
 メロドラマ的で、かつ重要な役割を与え、

作品を、ポリフォニックに、立体的に、仕上げてるのが、
 素晴らすいのす (〃ノ∇ノ)

また、吉野(草野大悟)に話しかける、
 牧さん(岸田森)の多義的な演技も、不思議な感ぢ~ (≧∇≦)

で、吉野(容疑者と扱われてる)の逮捕の場面が、

『シルバー仮面』 第1話の冒頭のよぉに、
 混沌として、荒々しく、あまりに強烈だし ( ̄□ ̄;)

本作も、『昭和の特撮』の「あ、こいつぁ傑作だ」にノミネイトし、
 いずれ、ディィプ・レヴュゥを制作しるのすぅ d(⌒o⌒)b

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DVD−BOX 上巻
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昨日の1本♪
『光る通り魔』(怪奇大作戦) O(≧∇≦)O

05月27日のことであった (・∀・)

本作は、過去に、何度も観てる傑作で、
 今回も、やっぱし、圧倒されちったのす (〃ノ∇ノ)

燐光人間となった男、山本の孤独と執念を「推理」し、
 同情を寄せてゆく、牧さん(岸田森)がサイコォなのだけも、

山本に、一方的に慕われたヒロイン、林洋子(田村奈巳)の
 困惑を含んだ、冷たい演技も、ほとんど完璧なのす (≧∇≦)

恋愛の(本質的な)非情さをも、暴ききった本作は、
 おこちゃま(大人を含む)には、全く理解不能なのだけも、

そのよぉな「劇薬」を作ってすまった、
 円谷一上原正三市川森一には、もはや、あきれる他ナい ( ゚∀。)

『昭和の特撮』の「あ、こいつぁ傑作だ」にノミネイトし、
 いずれ、ディィプ・レヴュゥを制作しるのすぅ d(⌒o⌒)b

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『怪奇大作戦』 第15話 『24年目の復讐』 (≧∇≦)
もう一つの『京都買います』 (〃ノ∇ノ)

今日の昼頃、『24年目の復讐』を観たのす (≧∇≦)

ちょうど「DVD−BOX 下巻」も発売されてるので、
 「販促」として、このショォト・レヴュを描いてるのす d(⌒o⌒)b

『あけてくれ!』(ウルトラQ)で、
 一気に、怪優・天本英世のファンになり、

つい先日、久々に、本作を観たのだけも、

ひそかに期待すた、
 岸田 vs.天本「怪演対決」は、ここにはナく、

黙々と火薬を準備する木村二等水兵(天本)と、
 それを見つめる牧(岸田森)の「独白」と云う形で、

非常に手堅く、虚飾を廃し、
 まるで、「心理劇」のような「対決」に仕上がってるのす (〃ノ∇ノ)

むしろ、観どころは、
 物憂い顔で、横須賀の街や猿島を歩く、牧の方である ( ̄□ ̄;)

しかも、ヒロインの吉村千恵子(夏珠美)に、淡い気持ちを寄せ、
(この点は、解釈が分かれるであろうが…)

もう一つ『京都買います』とでも云うべき、
 「叙情」にあふれている (〃ノ∇ノ)

夏珠美は、本作の少し後に制作された、
 『夜が明けたら』(恐怖劇場アンバランス)でも、
アバズレ(死語)っぽい女を演じていたが、

本当に冷たい女ではナいことが、巧みに表現され、
 岸田の熱演を支えているのす (〃∇〃)

そして、二人の心をつなぐ小道具、柿の枝が、
 「季語」のようで、見事なのす (*´∀`)

強いて云えば、「水棲人間」と云う設定が、ほとんど生きてナいし、
 助さんとノムの実験も、取ってつけたよぉな感ぢだ ( ゚∀。)

木村二等水兵の最期は、牧の言葉の通りなのか、
 あるいは「事故」なのか、別の解釈が可能な気もする (σω-)。

神奈川県警の刑事(山本廉)は、
 姓が鬼田で、実は、イカルス星人だったりするハヅはナいけも、

そう云えば、
 『怪しい隣人』(ウルトラセブン)も、鈴木俊継監督であった ( ̄□ ̄;)

が、本作では、トリッキィな表現を廃し、
 結果的に、地味な印象が強くなったとは云え、

なかなか味わい深い秀作に仕上がっておる o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

DVDをゲッ吐して、みんなで観よう♪ ←岸田森のマネ

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『怪奇大作戦』 第6話 比類ナい『吸血地獄』 (≧∇≦)
凄まじき、このやるせナさ (σω-)。

今日、久々に、比類ナい『吸血地獄』を観たのす (≧∇≦)

明日、『怪奇大作戦』「DVD−BOX 上巻」が発売されるので、
 「販促」として、このショォト・レヴュを描いてるのす d(⌒o⌒)b

でも、この、比類ナく奇想天外なストォリィを下手に要約してしまうと、
 作品の「衝撃」が半減しかねナいので、

「とにかくすごい」と云うことだけ、浅薄に、語ってみるのす ( ゚∀。)

まず、25分のドラマで、ここまで「重量級」な作品が作れると云う事実が、
 ただただ驚きなのす ( ̄□ ̄;)

前後編50分のドラマで作ることも、十分可能だっただろう (≧∇≦)

前作、『ウルトラセブン』では、前後編の作品が3本もあったので、
 『怪奇大作戦』でも、それがあって良かったのだが… ( ゚∀。)

ともかく、九州へのロケは、作品のスケィルを大きくしてるし、

『浮雲』(成瀬巳喜男)をも連想させるエンディングは、
 その虚無感不条理さに、もはや言葉もナい ( ̄□ ̄;)

で、怪物化するヒロイン(金髪の白人女子)のメイクが、

 『仮面ラ〇ダー』でも、ここまではやらんだろぉ ( ̄▽ ̄|||)

と云う、「強烈無比」なもの ( ゚∀。)

ノム(松山省二)の「吸血鬼の末裔」説を

 吸…(ニヤり)、ふハハハハッ、ハッハッハッ、ハハハ♪

などと、かん高い声で、一笑に付してしまう、
 牧(岸田森)の演技が、おそろしくワザとくさいが、

(岸田ファンは、この笑いに突入する瞬間、必見~♪)

吸血鬼と云えば、岸田森(牧ではナく)の「本業」であり、
 ある種の「嫉妬」があったのかも痴れ~ヌ (・∀・) ←ホントかよ

つまり、怪優・岸田森の血は、
 逆に、異常な殺人鬼とかを演じたいのである (〃∇〃)

それが、半ば実現した、第24話 『狂鬼人間』は、
 設定などに問題がありしゅぎ、「永久欠番」である ( ̄□ ̄;)

今回のDVD-BOXにも、収録されナいよぉだ ( ゚∀。)

で、話を戻すが、

事件を追う側として、岸田森の気迫は、終始、凄まじく、
 的矢所長(原保美)とともに、抜群の「重さ」だ (〃∇〃)

また、前作『ウルトラセブン』で、マナベ参謀を演じた、
 宮川洋一が、大分県警の刑事役で好演してるのも嬉しい (≧∇≦)

そして、切なげな音楽の使い方も最高だ ( ̄□ ̄;)

赤く燃える空と(別府の?)夜景に重なって始まるギタァのソロに乗せた、
 逃走する山本周作(中山克己)の独白など、 ←『ウルトラマンA』の梶主任

円谷一の演出は、実相寺昭雄のようなトリッキィなものではナいが、
 その鋭さにおいて、意外な類似性を感じるのだ (〃∇〃)

そんな本作は、子供の視聴者を完全に切り捨て
 和ませ役のサー坊(小橋玲子)さえも、出てこナい ( ̄▽ ̄|||)

とにかく、全ての点において、破格である ( ̄□ ̄;)( ̄□ ̄;)

DVDをゲッ吐して、みんなで観よう♪ ←岸田森のマネ

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『怪奇大作戦』 第20話 『殺人回路』 (ノд`)
『プロヂェクトB』の殿堂入り (≧∇≦)

『プロヂェクトB』の新たな候補として、

『怪奇大作戦』から、
 大好きな作品である、『殺人回路』をあげたのす (・∀・)

が、ずいぶん前に、1回観ただけなので、
 昨日(13日)、観直したのすぅ O(≧∇≦)O

で、ツッコミ処も確かに多いのだが、
 シリィヅを代表しる大傑作であったぁ ( ̄□ ̄;)

実は、サー坊(小橋玲子)がしゃべってたと云う、
 ちょっと『第四惑星の悪夢』な、コムピュゥタの台詞に戦慄すたし ( ̄□ ̄;)

神田隆の演じる豪快な上司が良い (〃∇〃)
だが、ストレスもあるらしく、胃薬を呑んでるのが、また味わい深い (〃∇〃)

旧友である的矢所長(原保美)との呼吸もバッチシだ (≧∇≦)

若いプログラマァ、岡(杉裕之)の
 罪を背負った暗い表情も何気に印象的 (〃∇〃)

ドラマとしては、大成功してるのす (≧∇≦)

で、最大の問題点は、
 現代から見た「CRTディスプレイ」の考証などではナく、

(それを言ったら、他の回も、SF(エスエフ=少し不可解)な道具だらけだし♪)

プログラマァでもナい牧が、
 最先端の機械を、にわかに操作してしまったことではナいかすら ( ゚∀。)

例えば、岡がかろうじて生きてて、牧と協力して、
 軽く復讐しると言うシナリオの方が、何かと良くまとまったのでは???

でも、人間ドラマとしても、SF作品としても、
 60年代の終わりに、現代を予言してるのが、ビックリ ( ̄□ ̄;)

脚本は、市川森一福田純の連名だが、
 やっぱし、市川森一は、偉大だった (ノд`) ←巨星だったし

『殺人回路』は、
 『プロヂェクトB』の殿堂入りが決定すた (≧∇≦)

これ、このように (〃∇〃) ←画面のかなり下の方

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『怪奇大作戦』 第9話 『散歩する首』 (ノд`)
残念ながら… ( ゚∀。)

昨日(12日)、

B級『プロジェクト・ブルー』をかけて、
 『プロヂェクトB』と言う、作品研究シリィヅを立ち上げますた (*´∀`)

これ、このように (〃∇〃)

ゲームで言うところのバカゲーに相当する作品を再評価しる d(⌒o⌒)b

で、『怪奇大作戦』から、
 妙に印象に残った作品として、『散歩する首』をあげたのす (・∀・)

が、ずいぶん前に、1回観ただけなので、
 昨日(12日)、観直したのすぅ O(≧∇≦)O

むむぅ、牧さん(岸田森)と的矢所長(原保美)は、
 深いシナリオを理解した熱演だが、

肝心の、怪しい研究のために手段を選ばナい男
 峰村(鶴賀二郎)がイカン (ノд`)

一見、狂気に満ちた人物のよぉだが、
 やわな不良がハッタリかましてるが如きなのだ ( ゚∀。)

『ウルトラマンA』『3億年超獣出現!』に客演した、
 清水紘治リアルな狂気と比べれば、一目瞭然 ( ̄□ ̄;)

俳優のせいなのか、演出のせいなのか、不明だけも、
 脚本(若槻文三)が気に入ってるので、かにゃり残念なのす (ノд`)

よって、『プロヂェクトB』の新たな候補として、
 『殺人回路』をあげるのすぅ (≧∇≦)

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