二昨日の1本♪
黒澤明 『天国と地獄』 O(≧∇≦)O

12月24日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 143分の本作を、10数年ぶりに、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

ずっと昔に、飼って、持ってた、非廉価DVDなのす (・∀・)

本作は、1963年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督の、黒澤明は、
 『用心棒』→ココ)も、撮った人 (・∀・)

脚本は、
 黒澤明菊島隆三久板栄二郎小国英雄の、共同なのす (・∀・)

今回のレヴュは、有名作品ゆえ、微妙に、ネタバレ気味なので
 まだの人は、先に、作品を観るのも、アリなのす Σ( ̄□ ̄;)( ̄□ ̄;)

で、個人的には、脅迫される、権藤金吾を演じた、三船敏郎が、
 何処か、技巧的に今(イマシトツ)な、「前半」より、

戸倉警部仲代達矢)らが、犯人を追いつめて行く、
 「後半」が、好きなのす (〃∇〃)

実は、翌1964年に、熊井啓 『帝銀事件 死刑囚』→ココ)が、
 公開されてるのだけも、

社会派犯罪ドラマの傑作と云われる、両作品を比べてみると、
 全てが、「逆」のようで、非常に面白いのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

『天国と地獄』の後半は、警察が、「ウソの新聞報道」なども駆使すて、
 泳がせた犯人に、犯行を再現させ、死刑判決を導くのだけも、

『帝銀事件 死刑囚』では、記者たちが、死刑になるだろう容疑者の、
 供述や物的証拠の矛盾点を突いて、冤罪だと主張しるのす ( ̄□ ̄;)

ところで、黒澤は、「死刑存置論者」だったのだろぉか???

犯人の竹内山崎努)が慟哭しる、凄惨なラスト・シィンに、
 何を託したのだろぉか???

「憐れみ」なのか、それとも、「蔑(さげす)み」なのか ( ゚∀。)

『用心棒』では、カケダシのやくざ者に、
 三十郎三船敏郎)が、情けをかける描写も、あったけも (@∀@)

だから、黒澤が、誘拐事件の厳罰化には、賛成ながら、
 死刑には、「疑問」を持っていたと、信じたいのす (・∀・)

ちょと、脱線しるかも痴れンけも、最近、気づいたのは、

(或る人が云った、)「正義の殺人を求める群衆心理」と云う一点において、
 「死刑」「戦争」は、同じ穴のムヂナだと云うこと Σ( ̄□ ̄;)

もすかしると、死刑を肯定する国民は、
 戦争をしたい為政者に、容易に、騙されると思うのす (σω-)。

黒澤や、他の、尊敬しる、表現者たちが、
 そんな事には、とっくに、気づいていたと、信じたいのす (・∀・)

で、本作だけも、シリアスな本編に、しばし、挿入される
 常連の脇役たちによる、短くも鮮烈な「至芸」が、好き (^∇^)

靴工場の工員東野英治郎)、病院の火夫藤原釜足)、
 江ノ電を解説する、横浜駅の乗務員沢村いき雄)などなど (〃∇〃)

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