岡田茉莉子

三昨日の1本♪
『霧の山荘』名探偵・金田一耕助シリーズ:第4作) O(≧∇≦)O

01月02日(有)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 97分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

1985年5月に、放映された、
 「名探偵・金田一耕助シリーズ」:第4作〜 (≧∇≦)

で、レンタルが、ナいので、

「横溝正史&金田一耕助シリーズDVDコレクション」を、
 ゲッ吐しちったのす ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

監督の、山口和彦は、未知の人なのす (@∀@)

原作は、短篇小説だけも、 ←読んだことナい
 脚本の、江連卓が、またしても、豪快アレンヂすてるのす Σ( ̄□ ̄;)

決して侮れナい、江連卓は、
 『ミイラの花嫁』(名探偵・金田一耕助シリーズ:第2作、→ココ)も、
かにゃり、良かったし (〃∇〃)

で、この、『霧の山荘』は、ヒロイン・紅葉照子の比重が、しゅごく大きく、
 52歳の、岡田茉莉子が、「熱演」で、魅せてるし Σ(@∀@)

終盤、劇中映画である、『死の接吻』から、
 G・マーラー 「シンフォニィ 第5番」「アダージェット」が、溢れだし、

悲しみとも、違うけも、やり切れナいよぉな、
 何とも云えナい、空気が、漂ってくるのす Σ( ̄□ ̄;)

この、モノクロの劇中映画が、何時、完成された設定なのか、
 今のところ、不明だけも、

同曲の使用で、話題になった、
 L・ヴィスコンティ 『ベニスに死す』の公開は、1971年なのす (・∀・)

で、41歳の、古谷一行の髪は、
 もはや、「限界」を超えて、短いのす ( ゚∀。|||) ←残念

とは云え、引退した助監督の、三谷昇
 紅葉の甥の、西田健紅葉の運転手の、山本昌平など、

(コアな)特撮ファンにも、お馴染みの、ひと癖ある役者たちが、
 活躍してるのが、嬉しいのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

あと、本作から、
 ハナ肇の、役名が、等々力警部に、なるのす (・∀・)

前作までの、日和警部は、本当は、等々力警部だと、
 今後、脳内変換して逝きたいのす (≧∇≦)

ともかく、お腹いっぱ~いな、傑作であった ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

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三昨日+二昨日の1本♪
『女王蜂』横溝正史シリーズII:第6作) O(≧∇≦)O

10月26日(氷)、27日(杢)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 全3回、各回46分の、本作を、初めて、観たぁ (≧∇≦)

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

1978年08月に、TBS系で、土曜日の夜に、放映された、
 「横溝正史シリーズII」:第6作〜 (≧∇≦)

監督の、富本壮吉は、未知の人なのす (@∀@)

さて、個人的には、市川崑 『女王蜂』(1978年)が、大好きだったので、
 「比較」を、してみたいところだけも、

市川版を、最後に、観たのは、おそらく、20年以上、昔であり、
 細部が、思い出せナいのす (ノд`)

そこで、市川版を、近日中に、観なおしてから、
 再レヴュに、挑みたいと、思うのす (・∀・)

取りやえず、本作だけも、タイトルロウルの、大道寺智子を演じた、
 18歳の、片平なぎさが、あまりに、カワイイのす (〃ノ∇ノ)

でも、義理の父・速水欣造神山繁)が、ベタベタくっつくので、
 イライラしるのす ( ゚∀。)

それから、名女優・岡田茉莉子の演じる、神尾秀子の存在感は、
 市川版の、岸恵子には、及ばナい印象〜 ( ゚∀。|||)

で、原作を、まだ、読んでナい、アタシだけも、

死んではいけナい、ある人が、あっけナく、殺されちうのが、
 世間では、「不評」らすいのす Σ( ̄▽ ̄|||)

一方で、日和警部長門勇)と、山下巡査三谷昇)の、「漫才」は、
 実に、秀逸で、面白いのす (〃ノ∇ノ)

怪優・三谷昇と云う、比類ナい相棒を、得て、
 長門勇の、面白さが、炸裂してる感じ O(≧∇≦)O

原作を、よく、知らなければ、
 十分、面白く、観られる、仕上がりだと、思うのだけも‥‥ (・∀・)

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二昨日の1本♪
吉田喜重 『水で書かれた物語』 O(≧∇≦)O

03月11日(盆)のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 120分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

1965年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

吉田喜重 『秋津温泉』(1962年)は、カラァだったけも、
 本作は、何故か、モノクロ Σ( ̄□ ̄;)

そぉ云えば、
 吉田喜重 『エロス+虐殺』(1969年)も、モノクロ Σ( ̄□ ̄;)

ワザとヤッてるのは、明白〜 ( ^∀^)

で、本作だけも、若き日の、怪優・岸田森が、
 幼年時代の主人公の、「父親」の役で、出ていて、

下手くそと云う訳でも、ナいけも、未完成で、
 妙に浮いた(声も、上ずって)、不思議な演技を魅せてて、

岸田森のファンには、必見なのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

脚本ではナく、「脚色」は、
 石堂淑朗高良留美子吉田喜重により、

ほぼ、心理劇の様相だけも、いたずらに、凝ってはいナいので、
 取り残されることナく、最後まで、行けるのす (・∀・)

岡田茉莉子)の、日傘が、

山中貞雄 『人情紙風船』の、悲しい紙風船のように、
 強く、印象に残るのす Σ(@∀@)

ちなみに、ヘッドフォンだと、
 常時、コポコポコポコポと、お湯が沸いてるよぉな音が、聴こえ、

効果音なのか、ノイヅなのか、不明だけも、
 案外、「前者」だったり、しるのかも (〃ノ∇ノ)

オフロとか、湖とか、重要な場面で、
 「水」が、出てくるのも、何やら、意味深〜 Σ(@∀@)

『エロス+虐殺』に、通ずる、前衛的な映像表現も、散見され、
 長くは感ぢるけも、飽きナいのす ( ^∀^)

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二昨日の1本♪
再考♪ 吉田喜重 『秋津温泉』 O(≧∇≦)O

02月03日のことであった (・∀・)

オフロに入り、決して早くナい時間から、

遅くなるのを承知で、
 113分の本作の、2回目を、一気に観たぁ (≧∇≦)

前回、観た時(→ココ)、かにゃりのショックを受け、

昼間、ぼにゃり(BONYARI)してる日が、
 続いたのす ( ゚∀。)

すっかり、参ってすまった、訳なのす Σ( ̄□ ̄;)

この辺りから、「ネタバレ警報」が、出るので、
 まだ、観てナい人は、後で、読みまそぉ d(⌒o⌒)b

ネタバレ警報ネタバレ警報ネタバレ警報ネタバレ警報
 発令されマスた、発令されマスた Σ(@∀@) Σ(@∀@)

さて、

本作は、「純愛ドラマ」ではナく、むしろ、かにゃり濁ってて、
 成瀬巳喜男 『浮雲』に、似てるのだけも、

新子岡田茉莉子)の方は、一途で、悲壮で、
 『若きウェルテルの悩み』みたいに、憐れを誘うのす (〃∇〃)

また、かろぉぢて、周作長門裕之)の方にも、
 棄てられナい、「想い」があり、

それ故、だらしナい、周作が、新子「破滅」させるドラマと、
 斬り捨てることも、デキひんのす Σ( ̄□ ̄;)

周作は、5回、秋津温泉を訪ねてるのす (・∀・)

「ゐきぺでぃあ」(仮名)では、「四たび」と書いてあるけも、

戦争が終わり、体調も回復した頃、
 一旦、岡山に、戻ってるみたいなのす Σ(@∀@)

編集の都合で、「回想シィン」みたいに、見えるけも、

その時、後に妻となる、文学の先輩(宇野重吉)の妹と、
 デキちったのす ( ゚∀。)

ソレなのに、やっぱし、秋津に戻り、
 新子と、心中しよぉと、思ってたりしるのす ( ゚∀。)( ゚∀。)

で、しだいに、死を遠ざけ、汚れてユく、周作と、
 しだいに、生きてユく力を、失ってユく、新子とが、

「家庭を持った者」(=社会に、適応すた者)と、
 「孤独な者」(=社会から、離脱しる者)として、

結局は、結ばれナかった訳なのす (ノд`)

愛の勝利を、信じることがデキず、無残に死んだ、
 『浮雲』の、ゆき子高嶺秀子)よりも、

新子は、もっと、病んでいて、
 やっぱし、ウェルテルに、似てるのす Σ( ̄□ ̄;)

つかの間、肉体は、結ばれても、

その後に、やって来た、
 「魂の孤独」に、耐えられナかったのかも、痴れ〜ヌ (ノд`)

そして、しとりで、生きてユく力も、ナかったのす ( ゚∀。)

互いに、一度ずつ、「心中」を提案して、失敗し、
 破滅すた、二人だったけも、

後日談として、周作は、
 「死への憧憬」を、取り戻すのだろぉか???

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一昨日の1本♪
吉田喜重 『秋津温泉』 O(≧∇≦)O

01月21日のことであった (・∀・)

決して早くナい時間に、老母は、寝たけも、

遅くなるのを承知で、
 113分の本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

今年、2本目の、「映画」なのす ( ^∀^)

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナくて、

取り寄せてもらって、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b ←ちょと、高い

ともかく、しさびさに、
 ウルトラ級の「破壊力」を持つ、1本だったらすい ( ゚∀。|||)

昨日も、今日も、超低空飛行で、
 延々と、ぼにゃり(BONYARI)しちったし (ノд`)

コレは、2013年10月09日に観た、
 熊井啓 『帝銀事件 死刑囚』以来の「衝撃」かも (≧∇≦)

あと、強いてあげれば、今井正 『あゝ声なき友』→ココ)も、
 良かったけも ( ^∀^)

ともかく、林光の音楽のマジックも、手伝って、
 冒頭から、恐ろしく、惹きつけられ、熱中すたぁ Σ( ̄□ ̄;)

ほとんど、乗り出して、観てたのす (≧∇≦)

それから、時期的に、モノクロだと、想像すてたら、
 カラァだったので、ビックリすたぁ Σ(@∀@)

で、女仔(ぢょし)が、主役のドラマは、
 感情移入し難いので、どぉしても、「外」から、観ちうけも、

鬼気迫る、新子岡田茉莉子)が、サイコォしゅぎるのす (〃ノ∇ノ)

キレイだったものが、いつしか、汚れてしまう、
 その、やる瀬ナい、恋物語は、

何処か、成瀬巳喜男 『浮雲』を思わせるけも、
(ちなみに、岡田茉莉子は、『浮雲』にも、出演♪)

周作長門裕之)が、 ←臭作では、ナい
 秋津に来る度に、(恋愛者としては、)ダメになってるのが、

この恋物語の、出口のナさ、なのす Σ( ̄□ ̄;)

そして、周作が、
 何度も、秋津を訪ねる理由が、本作の「核心」だと思うのす (@∀@)

極めて危険な冒険と、なるかも痴れ〜ヌけも、
 答えを掴むまで、何度でも、観たいと、思うのす (・∀・)

で、蛇足だけも、
 若き、長門裕之が、桑田佳祐に見えて、困ったし ( ゚∀。)

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