市川崑

六昨日の1本♪
市川崑 『獄門島』 O(≧∇≦)O

10月08日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 141分の、本作を、20数年ぶりに、一気に、観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、 ←あまりに、ダメダメぢゃん

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

本作は、1977年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督は、市川崑なのす (〃ノ∇ノ)

脚本は、久里子亭
 すなわち、日高真也市川崑の、共同なのす (・∀・)

以前、観た時には、
 その魅力が、今(イマシトツ)、分からんかった本作だけも、

いわゆる、古谷一行の金田一シリーズ」の2本、
 1977年版→ココ)と、1997年版→ココ)で、ストウリィの面白さが、分かり、

その上で、本作(市川崑版)の、真の素晴らしさを、理解すたのす (〃∇〃)

で、了然を演じた、68歳の、佐分利信が、
 圧倒的な存在感で、グイグイ~と、魅せるのす (・∀・)

それから、鬼頭早苗を演じた、30歳の、大原麗子が、
 凛とした美しさで、素晴らすいのす (〃ノ∇ノ)

そして、床屋の娘・お七を演じた、21歳の、坂口良子の、
 反則(販促でも可)とも云える、可愛いさよ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

一方、鬼頭嘉右衛門を演じた、69歳の、東野英治郎の、
 比類ナい、醜悪さも、必見~ Σ( ̄▽ ̄|||)

ちなみに、この4人、全部、亡くなられてるのす ( ゚∀。)

他にも、名優が、多数、出演~ (〃ノ∇ノ) ←描ききれナい

個人的には、
 石坂浩二の、金田一耕助は、可もナし不可もナし、と云う感ぢ (・∀・)

若干、ネタバレるけも、終盤の「謎解き」の時間、
 片手が、使えナい犯人には、絞殺は、ムリだった、と云うので、

ぢゃあ、死体を吊るすのも、ムリなんぢゃナいか、と思ったりすたけも、
 この辺りは、ツッコミ処とでも、云うベキかすら Σ( ̄□ ̄;)

で、まるで、(ゲイムの)サウンド・ノヴェルみたいに、
 画面に、巨大な白文字が、表示されたり、

映画にしては、トリッキィな表現が、眼を引くのだけも、
 人間模様の描き方も、極めて緻密で、全く、侮れナいのす Σ(@∀@)

で、本作、公開直前に、テレヴィ放送された、古谷一行版とは、
 犯人が違うことを、映画館にて、貼り紙で、告知すたり、

劇場予告編に、横溝正史を出演させて、
 自分も、この映画の犯人を知らない、とか云わせたりすて、

よぉするに、原作どぉりぢゃナいのが、売りなのだけも、

個人的な「評価」は、本作や、古谷一行の2本を、
 もっと何度も、観直して、ゆっくり考えてみたい、と思うのす ( ^∀^)

原作を読むのも、イイのだけも、やや、活字が苦手~ ( ゚∀。)

ともかく、
 市川崑「金田一」の、最高傑作かも痴れナい、1本なのす (〃∇〃)

~~~~

四昨日の1本♪
市川崑 『悪魔の手毬唄』 O(≧∇≦)O

04月05日(氷)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 144分の、本作を、20数年ぶりに、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

本作は、1977年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督は、市川崑なのす (〃ノ∇ノ)

大昔のことだけも、
 本作を、「日本映画の最高峰」と、思ってた時期も、あったのす (・∀・)

その後、熊井啓作品とか、様々な傑作との「出会い」が、あり、
 今は、だいぶ、埋もれてすまったけも、

少し、長めの作品ながら、
 最後まで、dokidokiしながら、観ることがデキたので、

やっぱし、傑作中の傑作なのだろぉ ( ^∀^)

ただ、残念なのは、
 古谷一行の、ナチュラルな金田一耕助に、慣れちったので、

ワザと、「変人」を装ったよぉな、石坂浩二は、違和感ありしゅぎ (ノд`)

そもそも、市川崑の演出は、マンガっぽいのが、痛いのだけも、

ヒロインの、青池リカを演じた、岸惠子の、「母性」の美しさと悲しさが、
 晩秋らすい、暗いスクリィンに、完璧に、表現され、

いつの間にか、
 本作の、岸惠子の年齢(44歳)を、超えてしまった、アタシだけも、

昔も、憧れたよぉに、
 今も、「美しい母」として、魅せられるみたいだし Σ(@∀@)

本作には、何人も、「母」が、出て来て、
 特に、咲枝を演じた、白石加代子の、怪演っぽさが、良かったし (≧∇≦)

ちなみに、映画館の大スクリィンを、想定しているらすく、
 人物が、少し、遠回しに、映されたりする、

テレヴィとは異なる、カメラ・ワァクが、気になったし ( ̄□ ̄;)

DVD化にあたって、映画館では、カットされてた、画面の上下の部分を、
 復活させたので、ヘンな具合に、なっちったのかも ( ゚∀。)

で、市川崑の、金田一シリィヅでは、
 1978年の、『女王蜂』→ココ)と、とっぷを争う、傑作だと思うけも、

『悪魔の手毬唄』の映像化では、個人的に、
 同じ、1977年の、「横溝正史シリーズ」:第6作(→ココ)の方が、

真面目しゅぎて、好きかも痴れ〜ヌ (〃ノ∇ノ) ←監督:森一生

~~~~

三昨日の1本♪
市川崑 『女王蜂』 O(≧∇≦)O

11月02日(氷)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 139分の、本作を、20数年ぶりに、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

本作は、1978年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督は、市川崑だけも、スケヂュゥルが、キツかったらすく、

ロケのパァトは、松林宗恵が、「協力監督」とすて、
 演出すてるのす (・∀・)

先日、観た、古谷一行の金田一耕助シリーズ版→ココ)との、
 簡単な比較を、してみると、

古谷版で、一番、問題なのは、
 速水(=大道寺)欣造の、「過去」の描写が、ナいことなのす ( ゚∀。)

原作にも、ナいのかも、痴れ〜ヌけも、 
 ソコから、神尾秀子との関係も、見えて来ナいのが、致命的〜 (ノд`)

市川版の、神尾秀子岸惠子)と、大道寺銀造仲代達矢)の会話、

 あなたが、遠い眼をする時、何を見ているの?

 海だ。暗い海だ。

もはや、サイコォしゅぎる o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

大げさな演技をしるので、仲代達矢の、個人的な評価は、微妙だけも、
 本作は、ハマりまくってて、実に、イイのす (〃∇〃)

ソレから、ど真面目で、ありながら、「喜劇的」な、
 山本巡査伴淳三郎)も、実に、味わい深いのす (〃ノ∇ノ)

ただ、金田一耕助は、石坂浩二より、古谷一行の方が、好きだし、

新人の、中井貴恵が、演じる、大道寺智子は、
 演技も、稚拙だし、あまりに、華がナいのが、痛いし (ノд`)

それでも、本作は、かにゃり、好きな映画なのす (〃ノ∇ノ)

隠し持った拳銃の、発射の際、小さく、「紙吹雪」が、舞ったり、
 小技が、素晴らしく、効いてるのす ( ^∀^)

繰り返し、映し出される、「紅葉」の美しさも、比類ナく、
 実に、「美しい映画」に、仕上がっておる (〃∇〃)

ちなみに、本作は、『仮面ライダー』一文字隼人役の、
 佐々木剛も、出演すてるよ (≧∇≦)

~~~~

五昨日の1本♪
市川崑 『炎上』 O(≧∇≦)O

N型(いぬがた)市の病院へ、老母の付き添いに、行ったりすてて、
 すっかり、遅れちった ( ゚∀。|||)

12月24日(杢)のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 99分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、DVDを借りたのすぅ ( ^∀^)

1958年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督は、市川崑だし (〃∇〃)

本作は、26歳の、市川雷蔵の、完璧な演技で、
 激しく、話題に、なったのだけも、

今回は、足が悪い、大学の同級生、戸刈仲代達矢)について、
 描いてみるのす ( ^∀^)

ちょと、ネタバレるけも、

この戸刈は、溝口雷蔵)に、尺八をプレゼントし、
 「心からの友情」を、示したかと思ったら、

オモチャにしてる、女たちと同様に、
 実は、蔑んでいた、と云う、残忍で、恐ろしい漢(をとこ)なのす (σω-)。

ソレが、分かった瞬間、大写しになる、戸刈の不敵な顔が、
 溝口「驚き」「絶望」を、写し出し、熾烈〜 Σ( ̄□ ̄;)Σ( ̄□ ̄;)

で、25歳の、仲代の演技は、やや大げさだけも、
 奇怪なカメラ・アングルも、手伝って、実に、気味が悪いし ( ゚∀。|||)

太宰治 『人間失格』で、

世間知らずの、葉蔵に、いけナいことを教え、
 「人間失格」への遠因を作った、悪友・堀木以上に、

世の中の「仕様」を、知り尽くし、しかも、大胆なのす Σ( ̄▽ ̄|||)

そぉ云えば、仲代が、全編、朗読した、
 『人間失格』のCDを、何度も、聴いたけも、

やっぱり、大げさなのだけも、面白かったのす (〃∇〃)

で、本作は、信欣三浜村純と云った、ひと癖ある脇役俳優の、
 「持ち味」をも、生かしきってて、スキがナいのす ( ̄□ ̄;)

今まで、金田一シリィヅしか、市川崑を、知らんかったけも、
 文学作品の、暗いエナヂィに、圧倒されたし o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

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一昨日の1本♪
市川崑 『八つ墓村』 O(≧∇≦)O

11月05日のことであった (・∀・)

遠方の歯医者に出かけた、老母のブラインドを突いて、
 127分の本作を、一気に観たぁ (≧∇≦) ←初めて

改めて、野村芳太郎版の「面白さ」が分かったのす (・∀・)

ごく普通の人物である、寺田辰弥萩原健一)を主役に設定し、

その、「異常な世界」に、
 グイグイと、観客を引き込んでたと、思うのす (≧∇≦)

先月描いた、スゥパァ・ショォト・レヴュは、
 →ココなのす d(⌒o⌒)b

ところが、この、市川崑版の主役は、金田一耕助のよぉだけも、
 豊川悦司の演技は、まるで、板についてナいのす (ノд`)

ヘンなテンションで、しゃべりまくり、走り回るだけ ( ̄▽ ̄|||)

かつての、石坂浩二の演技も、やや人工的だったけも、

市川崑が、70年代に作った、金田一シリィヅ、
 特に、『悪魔の手毬唄』『女王蜂』は、傑作だったのす (≧∇≦)

本作は、野村芳太郎にも、70年代の市川崑にも、
 まるで、敵わナいのす (ノд`)

寺田辰弥高橋和也)は、特別、見せ場がナいし、

森美也子浅野ゆう子)も、
 小ぎれい過ぎて、薄っぺらで、暗い情念に乏しいので、

終盤も、全然、盛り上がらナいのす (ノд`)

小竹&小梅岸田今日子)の特撮(???)だけは、
 凄かったかも痴れナい (・∀・)

~~~~

☆今回は、あえて、野村芳太郎版へのリンクを貼るのす d(⌒o⌒)b

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