野長瀬三摩地

『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ15
 『ガラモンの逆襲』 東京から榛名をめざす、凸凹コンビに味がある (・∀・)

作品の放映順にレヴュしるツモリだったけも、
 何故か、それを許さナい、何でもありの『ウルトラQ』なのす (≧∇≦)

昨日(02月15日)の夕方、
 第16話 オリジナル・モノクロ版 『ガラモンの逆襲』を観たのす (〃∇〃)

オリジナル・モノクロ版を初めて観たのが、去年の07月30日(朋)で、
 同日中に、総天然色&擬似ステレヲ版も観たのす (*´∀`)

文句ナく、面白い o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o
野長瀬三摩地監督は、さすがだ (*´∀`)

ガラモンの大群が飛来しるのも、かなりショッキングだが、
 タッチの差で人類が逃げ切るあたり、手に汗握る、と云う感ぢ (〃ノ∇ノ)

で、トラックの運転手・牛山(沼田曜一)のガサツな味が、
 面白すぎる (〃∇〃)

女だったらすげぇ美人の謎の男(義那道夫)と「対」になってて、
 凸凹コンビの珍道中と云う感ぢだ (*´∀`)

ただ、ラストでは、暗い気持ちになってすまった (ノд`)
いつの間にか、謎の男を応援してたよぉだ ( ̄□ ̄;)

で、失敗した仲間を処刑するのは、
 人類だってヤッてきたことぢゃナいかすら ( ゚∀。)

ツッコミどころもあるのす (*´∀`)

遊星人たちは、その武装した宇宙船で、万城目たちを攻撃し、
 一気に、電子頭脳を奪い返すことは、ムヅかしくはナかったであろぉが、

何故、あきらめて撤収したのかすら???

気づかナかったとも思えんのだが‥‥ ( ゚∀。)

また、遊星人たちは、同等の電子頭脳を作り直すことは、
 もぉ、デキひんのかすら??? ←バックアップを忘れたとか

さらに、前編である『ガラダマ』で、電子頭脳を拾われてしまったのは、
 何かの「手ちがい」だったのかすら???

ともかく、その電子頭脳を破壊デキひんかぎり、
 また、ガラモンがやって来るかも知れナいと云う ( ̄▽ ̄|||)

後のウルトラシリィヅのような万能ヒィロォがいナい『ウルトラQ』
 「100%解決しナい感ぢ」が、逆に、SFテイストで良いのす (〃ノ∇ノ)

『総天然色ウルトラQ』の「DVD-BOX II」も持ってるので、

カラァ&擬似ステレヲ版も観たけも、
 やはり、本物のカラァ・フィルムの発色とは違う気がする ( ゚∀。)

とは云え、ガラモン軍団の赤色に戦慄すること必至なので、
 本作は、カラァで観るのも、良いのす (≧∇≦)

DVDをゲッ吐して、みんなで観よう♪ ←岸田森のマネ

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(総天然色 BOX II)

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『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ13
 『南海の怒り』 異色作にして・・・ (*´∀`)

作品の放映順にレヴュしるツモリだったけも、
 何故か、それを許さナい、何でもありの『ウルトラQ』なのす (≧∇≦)

昨日(01月04日)の深夜、
 第23話 「総天然色」版『南海の怒り』を観たのす (〃∇〃)

ちなみに、オリジナル・モノクロ版を初めて観たのが、
 去年の10月23日(焔)なのだけも、

25分なのに、映画級の巨大スケィルであり、

また、その「面白さ」においても、
 同じ野長瀬三摩地監督の『ゴーガの像』と双璧をなす傑作 ( ̄□ ̄;)

始めに、ちょこっとだけ出てくる、お父さん船長(和沢昌治)の
 少し枯れた、味わい深い演技が、見事 (≧∇≦)

息子に浮き輪を投げて、自分は沈んでしまうのが切ないが、
 この「熱い描写」が、後で生きてくるのは云うまでもナい (〃ノ∇ノ)

また、原住民の酋長になりきってる石田茂樹の熱演もしゅごいが、

この人は、『五郎とゴロー』『あけてくれ!』では、
 普通の日本人を演じている (・∀・)

それから、通訳・南を演じた上田忠好の存在も面白い (≧∇≦)
この人こそは、真の怪優であろぉ (〃ノ∇ノ)

『ゴーガの像』の登場人物は、実に無機的で乾いていたが、
 本作の登場人物は、皆、熱すぎる血が通っている気がする (*´∀`)

架空の未開の島が舞台でありながら、不思議なリアリティで迫ってくる、
 異色作にして、傑作中の傑作 ( ̄□ ̄;)

また、「総天然色」版は、なかなかの仕上がりで、

南の島の自然や人間の「原色」に近い色彩を表現するのに、
 ある程度、成功している (*´∀`)

本作は、カラァの方が合ってるだろぉ (≧∇≦)

とは云え、アニタ(高橋紀子)の唇は、
 口紅をつけたよぉにピンクで、カワイイけも、違和感炸裂~ ( ゚∀。)

このあたりは、やはり、「ファンタジー」なのだ (*´∀`)

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『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ11
 『ゴーガの像』 その面白さ、比類ナシ (〃∇〃)

作品の放映順にレヴュしるツモリだったけも、
 何故か、それを許さナい、何でもありの『ウルトラQ』なのす (≧∇≦)

昨日(12月13日)の深夜、
 第24話 「総天然色」版『ゴーガの像』を観たのす (〃∇〃)

ちなみに、オリジナル・モノクロ版を初めて観たのが、
 今年の10月24日(氷)なのだけも、

「探偵もの」と「怪獣もの」が、
 映画的スケィルで、絶妙に融合した傑作
なので、
ビビってすまった ( ̄□ ̄;)

つまり、美術品密輸組織をハァドに描きつつ、
 呪いの怪獣の不気味さも、見事な構成感で、表現してるのす (〃ノ∇ノ)

サングラスの男がバックで車を疾走させると、
 前方の倉庫が爆発するオォプニングから、もぉ比類がナい (≧∇≦)

人間ドラマではナいが、
 これほど、「面白い作品」もナいだろぉ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

とくに、ゼロと呼ばれる殺し屋を演じる、日恵野晃が、
 抜群の存在感で、好演している (〃∇〃)

例えば、心中に蘇った「ボスの声」に従い、
 ガレキの中から立ち上がる場面が怖ひ (ノд`)

しかし、本作には、致命的とも云える欠陥がある ( ̄▽ ̄|||)

つまり、ジープに乗った、万城目、一平君、由利ちゃん、リャン・ミンらが、
 ゴーガに「接近戦」を挑むのが、どぉ考えてもあり得ナい ( ゚∀。)

既に、自衛隊(?)が動いているのに、
 何故、「民間人」が、最前線で戦うのか???

また、そのリャン・ミンを狙うゼロの出現も、
 あまりに、ご都合主義だ ( ゚∀。)

だが、それらに眼をつぶれば、
 やっぱし、スリル満点、極上の作品に違いナい (≧∇≦)

吊るしてるワイヤが時々見えるが、
 生き物のように動く、ゴーガの「操演」も見事 (〃ノ∇ノ)

『ペギラが来た!』『バルンガ』『南海の怒り』と肩を並べる、
 野長瀬三摩地監督の傑作だ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

ただ、本作の「総天然色」版は、
 人物の肌の質感が今今(いまふたつ)だし、

全体的に暗めの画面は、
 オリヂナル・モノクロ版の方が、逆にリアルかも知れナい ( ゚∀。)

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『ウルトラセブン』と云う故郷 (≧∇≦) そにょ02
 第3話 『湖のひみつ』

10月17日(氷)の夜、「〇かりTV」の2ヶ月間の無料体験で、
 『ウルトラセブン 太陽エネルギー作戦』(1994年)を観たのす (・∀・)

が、スカスカな内容で、凹んですまった (ノд`)(ノд`)

多少、「平成ウルトラセブン」にも期待してたのだが、
 これはナいだろぉ ( ゚∀。)

ウルトラシリーズ歴代の役者を実名で並べた、
 「地球温暖化の講義」もツマランし、

なにより、ウルトラ警備隊が、
 全然、魅力的ぢゃナいのが、最大の問題~ ( ̄▽ ̄|||)

防衛軍基地も、まったく出て来ナいし、
 フルハシ隊長(毒蝮三太夫)を含め、隊員も4人だけ ( ゚∀。)

ピット星人も、おすまし美人で、面白くナい (ノд`)
ある意味、最近のドラマ(よく知らナいけも)の色なのだ ( ゚∀。)

そんな訳で、「故郷」に帰りたくなり、ピット星人つながりで、
 第3話 『湖のひみつ』(1968年)を観たのす (〃∇〃)

少なくとも、256倍は、面白い (≧∇≦)

本作は、『ウルトラセブン』の「制作第1話」なのである ( ̄□ ̄;)

だから、アマギ隊員(古谷敏)の演技が、
 気合い入りすぎで、ガチガチだったり、独特の「味」がある (*´∀`)

が、特筆すべきは、
 ピット星人の人間態を演じた高橋礼子だ (≧∇≦)

劇中で、本人が云ったよぉに、本当に「かわいい女の子」なのかは、
 さまざまな議論があるけも、個人的には、悪くナい (〃∇〃)

彼女の楽しそうな表情から、
 ピット星人が、「レジャー」で、地球を侵略に来たのが分かる (*´∀`)

それ(=動機)が分かることが、極めて重要なのだが、

『太陽エネルギー作戦』のピット星人は、
 おそらく、何の記号も発していナい (ノд`)

この辺りの演出は、野長瀬三摩地監督の上手さだと思う (≧∇≦)

セブンの存在を知って、罠を仕掛け、
 ウルトラアイを盗むなど、実に手強いのだが、

 エレキング1匹で、地球防衛軍を制圧デキるのか???

はなはだ、疑問だし ( ゚∀。)

やっぱし、レジャー感覚なのは、否めナい (*´∀`)

だから、ピット星人の円盤が撃墜されたのは、
 可哀想だった (σω-)。

もっと強く、面白い怪獣を連れて来て欲しかった (ノд`)
26年ぶりに、仲間が来たけど、またエレキング ( ̄□ ̄;)

あと、妙に気になるのだが、

ホーク1号を撃墜された、ウルトラ警備隊員たちが、
 ゴムボートを操るのに使う「竹竿(たけざお)」だ ( ̄▽ ̄|||)

「現地調達」なのかも痴れ~ヌが、
 ホーク1号の標準装備だったら、ちょと凹むかも ( ゚∀。)

が、急流での決死の撮影に挑んだことは、
 評価して、しすぎることはナいのす (≧∇≦)

味のある釣り人(金井大)や、

ピット星人の怪光線で固まる、
 防衛隊員(勝部義夫)もステキだ (*´∀`) ←実質レギュラァの人

本作こそ、ストォリィと演出の面白さで、
 「シリィヅを代表する1本」であることは、ほぼ間違いナい (〃ノ∇ノ)

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『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ01’
 『ペギラが来た!』 ←女と男のストイックな物語

05月21日(朋)の夕方、『ウルトラQ』の
 第5話 『ペギラが来た!』を観たのす (〃∇〃)

これで2回目だが、『ウルトラQ』は、
 噛めば噛むほど味が出るのが不思議だ (*´∀`)

1回目のショォト・レヴュは、ここなのす (≧∇≦)

モノクロ映像&モノラル音声は、多分に想像力で補完するらしく、

吹雪の吹き荒れる雪原の無限の拡がりと、
 その対極である、基地内の密室的な閉塞感に、
異様な臨場感がある ( ̄□ ̄;)

終始聴こえる風の音に秘密があるのかも知れない (〃∇〃)

で、25分の作品でありながら、その構成は完璧で、
 事件の発生、謎解き、ペギラとの闘い、エンディングが、
実に、緻密に描かれている ( ̄□ ̄;)

何かと「科学的に」反論していた、
 美声でヒゲの副隊長(黒木順)が、 ←内海賢二による吹き替え
ペギラとの闘いの土壇場で、あまりに度胸がナいのと対照的に、

初老の隊長(松本克平)は、「豪傑」である (≧∇≦)

美男ではナいが、
 キリヤマ(ウルトラ警備隊)や伊吹(MAT)を彷彿させる存在感だ (〃∇〃)

そして、主演の久原隊員(田村奈巳)の青い焔のように、
 静かに熱く燃えるまなざしが、圧巻だ ( ̄□ ̄;)

あえて、お調子者の由利子&一平を出さず、
 万城目と久原隊員の死と隣り合わせの男女の愛を匂わせつつも、
何も起こさナいところが、本物の大人のドラマなのだ (〃∇〃)

一方、久原隊員に迫る、錯乱した伊東隊員(伊吹徹)の変態的笑いは、
 まさに、あっちの表現であり、
子供番組でナかったら、もっと先まで観られたに違いナい (ノд`)

やはり、『プロジェクト・ブルー』野長瀬三摩地監督は、さすがだな (〃ノ∇ノ)

面白いのに、ストイックなところは、初期の黒澤明みたいじゃナいか (≧∇≦)

ちなみに、前半と後半で髪型を変える久原隊員だが、
 「女らしさ」を見せる後半が、カワイイぞ (〃∇〃)

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『ウルトラQ』と言う古典 (≧∇≦) そにょ01
 『ペギラが来た!』

萌えて 2012

わたにゃん時間で、今日(17日)は、『ウルトラQ』の
 第5話 『ペギラが来た!』を観たのす (〃∇〃)

むむぅ、南極の吹雪とか、雪原とか、基地とか、
 異様な気合いで作り込まれ、画面に奥行きを感ぢるし ( ̄□ ̄;)

でも、砕氷船が絵だったりするのが、「味」だし (*´∀`)

怪獣が出ると言うだけの単純なストォリィなのだけも、
 緊迫感を出すのに成功してて、実に見応えがある (≧∇≦)

初老の隊長も味があるし、

何かと「科学的に」反論する、
 美声なヒゲの隊員が、 ←内海賢二による吹き替え
ほとんど大人のドラマの香り (*´∀`)

さすが、『プロジェクト・ブルー』野長瀬三摩地監督だ (〃ノ∇ノ)

モノクロなのが、逆にイイんだよ (〃ノ∇ノ)

田村奈巳は、知的な美人で、タイプぢゃナいけも、
 錯乱した隊員に襲われそうになる場面が怖かったし (ノд`)

やはり、モノクロのマジックらしい (〃ノ∇ノ)

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