石堂淑朗

異色のドラマ 『シルバー仮面』 (≧∇≦) そにょ08
 第8話 『冷血星人の呼び声』

昨日の午前中、
 病院へ出かけた、老母のブラインドを突いて、

『シルバー仮面』(1971~72年)の
 第8話 『冷血星人の呼び声』を観たのす (〃∇〃)

初めて観たのは、去年の07月24日だったりしるけも、
 今日で、3回目なのす (*´∀`)

監督は、第7話に続き、大木淳なのす (*´∀`)

脚本は、『シルバー仮面』『シルバー仮面ジャイアント』の全26話中、
 本作のみを執筆した、石堂淑朗だし (≧∇≦)

で、その脚本が、上原正三とは、全く異なる味わいなのだけも、
 幻想的で、また、詩のようでもあり、実に完成度が高いのす (〃ノ∇ノ)

また、27歳の清水紘治(正しい紘は「糸宏」)が、
 異様な存在感で、若き科学者、川上博士を演じてるけも、

『ウルトラマンA』変態的問題作『3億年超獣出現!』→ ココ)の
 まさに数ヶ月前に制作されたのが、本作なのす ( ̄□ ̄;)

ヒロインのマリを演じた、沢久美子の ←ミニ・スカァト
 ヒツジさんのような、ぼんやりした感じも、また独特なのす ( ̄□ ̄;)

で、淋しげな海辺の景色白い霧など、
 「あの世」っぽい雰囲気が漂い、 ←行ったことナいけも

実相寺昭雄が演出してたら、凄いことになってたと思うけも、
 大木の演出も、実相寺を意識した構図が散見されるのす ( ̄▽ ̄|||)

で、マリを際立たせるためなのか、

ひとみ姉さんはるかちゃんには、ほとんど台詞もナく、
 戦闘にも参加しナいのす ( ̄□ ̄;)

特に、松尾ジーナは、今回をもって降板なので、
 その辺りが残念だけも、25分ドラマでは、仕方ナいのかも (ノд`)

それから、光二が、いつもより饒舌だけも、 ←一応、主役

最後の重要な語りなどは、
 光一兄貴の方が良かったんぢゃナいかしら、と思うのす (・∀・)

また、今回も、一番、出番が多いのは、光三で、
 その辺りは、違和感がナいのす d(⌒o⌒)b

あと、春日兄妹満杯の乗用車に、どうやって、マリが乗ったのかが、
 ツッコミどころなのす (≧∇≦)

ちなみに、「Wikipedi屋」(仮名)には、「川上マリ」と書かれてるけも、
 まだ、フィアンセだと云うから、姓は、川上ではナいハヅだし ( ̄▽ ̄|||)

DVDやBlu‐rayをゲッ吐して、みんなで観よう♪ ←岸田森のマネ

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『帰ってきたウルトラマン』 第36話 『夜を蹴ちらせ』 ( ̄□ ̄;)
B級特撮界の至宝 (〃∇〃)

今年の11月1日、
 脚本家の石堂淑朗さんが亡くなられたので、

石堂さんの作品を何か観ようと考え、
 持ってるDVDの中から、 ←第二期ウルトラは、ほとんどナい

本作をチョイスすたぁ ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

今日(11日)、観たのすぅ O(≧∇≦)O

いわゆる「11月の傑作群」や、
 その前後の中期の傑作群の中では、特筆されナい作品 (ノд`)

だが、侮れナいのす (///ω///)

空飛ぶ吸血女子戸部夕子)の不思議な美貌 ( ̄□ ̄;)

大胆にも、マットビハイクルで尾行して、まかれる岸田の迷コンビ ( ̄□ ̄;)

吸血鬼が若い女子の死体にのり移ってることを
 瞬時に見破ってしまう丘くん伊吹隊長 ( ̄□ ̄;)

常時、ろうそくが点灯してる墓所と
 なかなか愉快なデザインの石棺 ( ̄□ ̄;)

自ら志願すたくせに、いざ吸血女子と対峙すると、
 きゃ~きゃ~言ってビビる、MAT隊員の丘くん ( ̄□ ̄;)

異様に凝ってる空中戦 ( ̄□ ̄;) ←凄まじいテク

ひとりで、金持ちの若い女性を殺し回って、
 人類を絶滅させると言う算数が苦手そうな吸血宇宙人 ( ̄□ ̄;)

宇宙人からのテレパシィを受けると、
 つい、狂気っぽいアクションを起こし、注目を浴びる郷秀樹 ( ̄□ ̄;)

ダンディだが、よぼよぼのオヤジ高田稔)が泣かせる ( ̄□ ̄;)

にんにくが苦手そうな坂田さん (*´∀`) ←岸田森だし

などなど、見どころ、ツッコミどころに事欠かない、
 『ウルトラセブン』『プロジェクト・ブルー』にも匹敵する至宝 (〃ノ∇ノ)

が、どこか切なく、
 生と死のはざまがボヤけ、不思議な魔力のある作品 (///ω///)

みんなで観よう♪ ←岸田森のマネ

あふれ出たアイディアを25分のドラマに圧縮デキず、
 超芸術トマソンのようになった作品も散見される昭和の特撮だが、

本作における、あの巨大女子の意味は??? ←石堂さんの趣味か

いずれ、深いレヴュを制作して、本作を研究してみたいのす (〃∇〃)

~~~~ 12月12日の追加

B級『プロジェクト・ブルー』をかけて、
 『プロヂェクトB』(仮名)と言う、作品研究シリィヅを立ち上げ予定 (*´∀`)

ゲームで言うところのバカゲーに相当する作品を再評価しる d(⌒o⌒)b

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石堂淑朗さん、死去してた ( ̄□ ̄;)

今年の11月1日、脚本家の石堂淑朗さんが亡くなられますた (ノд`)
遺族の希望で、公表を1カ月控えていたらすい ( ゚∀。)

で、気づくのが10日遅れた わたにゃん ( ゚∀。)

とくに、記憶に残ってる作品は、
 『怪奇大作戦』『呪いの壺』
 『帰ってきたウルトラマン』『夜を蹴ちらせ』
 実相寺昭雄のATG映画『曼陀羅』
あたりです (〃∇〃)

『呪いの壺』は、
 『怪奇大作戦』の最高傑作の一つだと思うのす (〃∇〃)

『夜を蹴ちらせ』は、「11月の傑作群」などと呼ばれる中期の傑作の影で、
 評価は高くナいのだが、

死んだ美女が蘇ったり(巨大化したり)、
 ドラキュラスの侵略がマニアックだったり、妙に気になる作品 (〃ノ∇ノ)

『帰ってきたウルトラマン』は、
 まだ後半を観直してナいので、女がらみの妖しい作品群に期待 (≧∇≦)

『曼陀羅』は、
 苦笑してしまうほど、岸田森の真顔が怪しすぎる快心の逸品 (///ω///)

あと、『ウルトラマンA』にも、マニアックそうな作品多数 (*´∀`)

どぉも、胡散くさい印象の方が強い石堂淑朗さんだが、
 冥界で、実相寺昭雄に会えたかすら???