若尾文子

一昨日の1本♪
佐伯幸三 『続十代の性典』 O(≧∇≦)O

10月02日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 94分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

少し前に、けん象氏より、若尾文子特集な、「大映」の復刻DVDを、
 何枚か、もらったら、

その中に、本作があり、
 若尾文子にも、興味があったし、面白そぉなので、

その「前作」に当たる、『十代の性典』の、新品DVDを、
 ゲッ吐すて、鑑賞し、S・S・レヴュ(→ココ)を描き、

マンを侍して、本作を、観た訳なのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

本作は、1953年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

ちなみに、監督の、佐伯幸三も、また、未知の人なのす (@∀@)

結論から云うと、前作とは、全く異なって、
 実に、引き締まった展開で、完成度が、高いのす (〃ノ∇ノ)

ただ、「実質的な主役」は、滋野夏子若尾文子)ではナく、
 悲劇的な、安富秋子南田洋子)なのす Σ( ̄□ ̄;)

それでも、(乗馬で、)ハイキングのシィンなど、鮮やかで、
 「前作」よりは、若尾文子役に立ってる感じ (・∀・)

で、何より、忘れられナいのが、
 医学生・三木真人を、熱演する、根上淳なのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

後年、『帰ってきたウルトラマン』(1971〜72年)でも、
 真剣勝負の演技で、魅せてた、名優なのす (〃ノ∇ノ)

あと、「前作」で、ヒロインの恋人役だった、長谷部健の、
 悪役っぷりも、見もの Σ( ̄□ ̄;)

ちなみに、脚本は、「前作」と同じ、須崎勝弥だし (・∀・)

この人、『連合艦隊司令長官 山本五十六』(1968年)の脚本を、
 書いた人だぁ (≧∇≦)

昔、テレヴィで、観たぞ (・∀・)

っつう訳で、
 つい最近(2016年)、よぉやく、初DVDされた、本作だけも、

まだ、ヴァァジニティが、尊かった、「50年代」を伝える、傑作とすて、
 みんなに、観てもらいたい、1本なのす O(≧∇≦)O

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二昨日の1本♪
島耕二 『十代の性典』 O(≧∇≦)O

08月21日(旦)の、ことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 82分の、本作を、初めて、一気に観たぁ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

少し前に、けん象氏より、若尾文子特集な、「大映」の復刻DVDを、
 何枚か、もらったら、

その中に、『続十代の性典』と、云うのがあり、
 若尾文子にも、興味があったし、面白そぉなので、

その「前作」に当たる、『十代の性典』の、新品DVDを、
 ゲッ吐しちった訳なのす d(⌒o⌒)b

本作は、1953年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

ちなみに、島耕二と云う監督、記憶には、ナく、
 その作品を、何も、観たことが、ナかったのす ( ゚∀。|||)

で、本作だけも、
 4人ものヒロインが、出てくるのす Σ(@∀@)

性的な、暗い過去を持ち、画学生・新田長谷部健)と、恋をしてる、
 18歳の、三谷かおる沢村晶子) Σ( ̄□ ̄;) ←実質的主役

かおるを、「おねえさま」と、慕う、エスな、
 17歳の、高梨英子若尾文子) Σ( ̄□ ̄;)

家が、貧乏で、同級生の、英子の財布を、盗んでしまう、
 17歳の、西川房江南田洋子) Σ( ̄□ ̄;)

かおるの恋人、新田に、ホレてしまう、
 19歳の、中津川麻子津村悠子) Σ( ̄□ ̄;)

本作には、
 少なくとも、2〜3本の、明と暗の、サブ・ストウリィがあり、

とりわけ、房江の、貧しい父親を演じた、東野英治郎が、
 妙に、ハマってて、最高だけも、

メイン・ストウリィの方は、救い難く、悲しいのす (σω-)。

ただ、演出が、あまり、えぐるよぉには、打ってこナいので、
 普通に観てると、ただの、傍観者になって、すまうかも ( ゚∀。)

後に、『南海の怒り』ウルトラQ、1966年、→ココ)で、
 主役の、若い漁師を演ずる、久保明も、

やや、不良っぽい、高校生男子役で、好演すておる (≧∇≦)

ちなみに、前年の、1952年には、
 黒澤明 『生きる』が、公開されてるのす Σ(@∀@)

でも、こぉ云う、今や、忘れられてる、冒険的な映画を、
 掘り出すのって、楽しいな (〃∇〃)

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四昨日の1本♪
三隅研次 『処女が見た』 O(≧∇≦)O

06月23日(杢)にょことで、あった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 83分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

実は、このDVD、腸(わた)の、誕生祝いに、
 けん象氏から、プレゼントされた、1枚なのす (〃∇〃)

「若尾文子特集」として、つい最近、発売された、
 貴重な、初DVD化作品〜 (≧∇≦)

若尾文子は、大昔、川島雄三 『雁の寺』を、観たくらいで、
 個人的には、ほとんど、未知の女優だったのす (・∀・)

本作は、1966年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督は、『座頭市物語』→ココ)や、『斬る』→ココ)の、
 三隅研次なのす (〃ノ∇ノ)

ちなみに、1962年公開の、『斬る』は、カラァだったけも、
 本作が、モノクロである理由は、不明だし ( ゚∀。)

本作の実質の主役は、タイトルの「処女」でもある、
 不良少女・和恵を演じた、大楠道代(安田道代)なのす (〃∇〃)

大楠道代は、1980年公開の、鈴木清順 『ツィゴイネルワイゼン』で、
 何度も、観てるけも、全く、「別人」なのす ( ^∀^)

役柄も、演出も、違えば、当然だけも、
 本作でも、終始、実に、存在感ある演技を、決めておる (〃∇〃)

つまり、和恵の行動は、
 衝動的な訳ではナく、何時も、「理由」が、見えてるのす Σ(@∀@)

本作、最後の、サイレン(???)が、謎かけっぽいけも、
 起承転結は、ハッキリしておる ( ^∀^)

で、「エロティック・ミステリー」などと、云われてるけも、
 情事の現場は、導入しか、観せず、かにゃりストイックだし (≧∇≦)

ちょっと、フランス映画に、ありそぉな、現代劇だけも、

モノクロ描写の、お寺が、まるで、時代劇を、思わせ、
 その、ミスマッチが、ステキ Σ(@∀@)

現代の喧騒に、破壊されて(犯されて)行く、
 禁欲的で、静謐な世界への、「哀悼」が、テイマかすら Σ( ̄□ ̄;)

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