宮崎駿

『耳をすませば』、レヴュ制作中 O(≧∇≦)O そにょ4

バロンの物語の中で、強い光を放つ石を見つける。

外して、手のひらに乗せると、
 その光は消え、鳥のヒナの死骸に変わる。

絶叫し、
 姉のいない広い部屋の机の上で目覚める雫。

淡い光の中、畳に崩れ落ちる。

本を開くと、前に見た、牢屋でヴァイオリンを作る青年の画。

生気のない少年のような顔の雫。かなり疲れてるのだろう。

ヴァイオリンを作る聖司の姿を思い出す雫。
そして、悔しそうに顔を伏せてしまう。

~~~~

強く印象に残る場面なのす (≧∇≦)

物語制作中には、ここ以外、聖司を思い出す場面がナい ( ̄□ ̄;)

が、その表情から、ずっと聖司を思って、
 がんばってたような重みを感じることも不可能ではナい (〃∇〃)

しかし、かなり観念的で、恋愛映画らしくはナい ( ゚∀。)

この辺りは、おじいさんとの対話への伏線のようだ (≧∇≦)
敗北した雫 (ノд`)

HMVジャパン →HMVでチェック♪ (DVD)
icon
→HMVでチェック♪ (Blu−ray)
icon

『耳をすませば』、レヴュ制作中 O(≧∇≦)O そにょ3

昨日は、緊急で、「SEO対策」の作業をしてたため、
 『耳をすませば』のレヴュが書けナかったのす ( ゚∀。)

今日、ちょっと進みますた ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

で、エンディングの聖司の問題のセリフ ( ̄□ ̄;)

 おれ、今すぐって訳には行かないけど、おれと結婚してくれないか!

本作の最大の疑問点の一つ。

本作において、ここで初めて、「結婚」と言う言葉が出て来るので、
 観る人は「通念」で処理せざるを得ない。
本作は、結婚について、何も説明していない。
だから、結婚に疑問を持ってる人には、ぶち壊し。

だが、問題はそれだけではなく、
 聖司は分かって言ってるのだろうか???と言う疑問もわく。

「見ててくれ。」とか「待っててくれ。」なら分かるのだが、
 「結婚」と言う言葉は特別なのだ。

だから、恋愛映画としては、失敗している。
もしかすると、意図的に失敗している。

子供らしいなと感じる人もいるだろう。
その方が、大人としては、正しい解釈だと思う。

それでも、
 「今すぐって訳には行かないけど」と言ってるのは、多少、救いがある。

などと、考察中 O(≧∇≦)O

HMVジャパン →HMVでチェック♪ (DVD)
icon
→HMVでチェック♪ (Blu−ray)
icon

『耳をすませば』、レヴュ制作中 O(≧∇≦)O そにょ2

成績が落ちたことで、両親と台所で話し合う場面 (〃∇〃)

あまりに地味で、トラウマ的な不快も感じさせるので、
 ほとんど語られることが無いようである ( ゚∀。)

お父さんの英断 (≧∇≦)

 よし、雫。自分の信じる通りやってごらん。
 でもな、人と違う生き方は、それなりにしんどいぞ。
 何が起きても、誰のせいにもできないからね。

この台詞は素晴らしい (〃ノ∇ノ)

老いてなお(本作の制作時点では、50代半ばだが…)挑戦を続ける、
 宮崎駿の声として、

中途半端な気持ちで夢を追う若者を戒める力がある (≧∇≦)

聞いてナいヤツが、あまりに多いが… ( ゚∀。)

わたにゃんも、いろいろなことをヤッて来たので、
 ゲーム業界を目指すヤツらや、声優を目指すヤツらを知ってるけも、

プロになれる(かも知れない)ヤツは、もはや気合いが違う ( ̄□ ̄;)

才能、才能と言うが、基本は気合いだ (〃ノ∇ノ)
だから、アーティストを天才呼ばわりする風潮も嫌い (ノд`)
 ↑商業的な香りがする

で、コンサートのアンコールみたいな、雫と聖司のラスト・シーンよりも
 この場面やおじいさんとの対話にひかれる (〃ノ∇ノ)

やはり、わたにゃん(変態)は、
 本作を恋愛映画とは見られナいのでありゅ ( ゚∀。)

雫の心中に渦巻く、燃えるような独白があれば、 ←秘めたもの
 あるいは、雫の〇〇ニー・シーンがあれば、 ←同じく、秘めたもの

ただちに恋愛の匂いが漂い始め、
 ラスト・シーンにも深みが出たのだが… (ノд`)

あと、どうでもいいことだけど、

映画のキャッチコピーが、「好きなひとが、できました」ってのは、
 プロの仕事とは思えナい (つд⊂)

考えたヤツも、ダメ出ししナかったヤツも ( ゚∀。)

HMVジャパン →HMVでチェック♪ (DVD)
icon
→HMVでチェック♪ (Blu−ray)
icon

『耳をすませば』、レヴュ制作中 O(≧∇≦)O

雫が超訳したと言う設定の『カントリー・ロード』が、
 どうも腑に落ちナいのす ( ゚∀。)

聖司は、「お前のあの歌を歌って、がんばるからな。」と言うが、
 何やら、物語と矛盾してるのである ( ゚∀。)

「ひとりぼっち恐れずに、生きようと、夢みていた。」
 一人ぼっちを恐れずに生きるのが「夢」なのか???
 何だか、ヘンな表現だ。
 「夢を追いかけるためなら、一人ぼっちも恐くない。」と言う意味なのか???
 だが、夢を追いかける聖司は、一人ぼっちに甘んじていない ( ̄□ ̄;)

「淋しさ押し込めて、強い自分を守って行こう。」
 ここは、悪くないと言う人もいるだろう。
 劇中で、ヘアバンドの友だちが、「ここいいな。」と言ってる。
 聖司もこの部分が好きなのかも。
 わたにゃんは、こう云う歌詞、苦手だが… (ノд`) ←「敗北」を歌う森田童子が好き

「心なしか歩調が早くなって行く。思い出、消すため。」
 この訳詞をいいと言うなら、
  将来を誓えナかった場合、雫のことは忘れるつもりと読まざるを得ない。

「明日は、いつものぼくさ。帰りたい、帰れない、さよなら、カントリーロード。」
 修行が終るまで「帰れない」のか、死ぬまで「帰れない」のか、
  聖司は雫のもとに帰らねばならないのだ。
 なのに、「さよなら」と言うのか ( ̄□ ̄;)
 「今だけ、さよなら」なのかしら ( ゚∀。)

この歌詞は、物語の最後では否定されるベキである (*´∀`)
だが、エンディングも、高らかに この歌 ( ̄□ ̄;)

解釈がムヅいな (ノд`)

などと考えたのが、今日の成果 o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

~~~~ 2011年8月2日 21:19 の追加

しかし、オリヂナルと全く違う歌詞をもって、
 「訳詞」と称するのは、どんなものか???

「替え歌」と言うベキだと思うのだが ( ゚∀。)

HMVジャパン →HMVでチェック♪ (DVD)
icon
→HMVでチェック♪ (Blu−ray)
icon

『耳をすませば』、台詞拾い完了 ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

こんばんは♪ ←ラッシャー木村のマネ

今、約1時間かけて、
 さらに、約9分進んだぁ d(⌒o⌒)b

お楽しに続いた『耳をすませば』も、
 ついに、終わっちったのす ( ̄□ ̄;)

やっぱし、エンディングは、今(いまひとつ)、
 いや、今今(いまふたつ)と言っても良い (つд⊂)

ワザと稚拙な台詞を作り、
 ワザと稚拙に演じさせたんぢゃナいかとすら思ってしまう ( ゚∀。)

やはり、その直前、おじいさんと雫の場面が
 物語の頂点なのだ (〃ノ∇ノ)

だから、素晴らしいシンフォニーの演奏後、 ←コンチェルトでも可
 仔供たちが出て来て、合奏を始めたような感ぢなのだ ( ゚∀。)

これは、ねらってるのだと思う d(⌒o⌒)b
そう信じたい (ノд`)

そして、雫の父の英断や修士論文に打ち込む母の姿からも、

 大人の役割は、
  仔供の夢を見守り、時に助けること
であり、

 自分の夢を押し付けることではナい (ノд`)

 そのような夢があるなら、
  自ら、努力して実現せよ (≧∇≦)

と言う、
 宮崎駿(もしくは、近藤喜文?)の警句が聞こえてくる (〃ノ∇ノ)

仔供に夢を託すのは楽である ( ゚∀。)

金を出して束縛し、時々、怒ったりしてるだけで、
 夢がかなわナかったら、仔供のせいにすればいい (ノд`)

ついに、自分の進路を決められなかった大人が、
 陥るワナだと思う (ノд`)

だから、この映画をある程度の歳の大人が観るとき、
 余計なお世話だが、

聖司の台詞にトキメいてる場合ではナいのだ ( ゚∀。)

あと、蛇足だが、
 夢を追ってる人間が結婚もしようと思うのは、

ゼイタクと言うか、二足のワラジのような気がする ( ゚∀。)

聖司には、

 見ててくれ d(⌒o⌒)b

とだけ言ってほしかった (〃ノ∇ノ)

「結婚」と言う言葉を持ち出すことこそ、「ずるい」のだ (つд⊂)

こんな感ぢで、レヴュ描きマスので、 ←帰れコール???
 お楽しみに (*´∀`)

HMVジャパン →HMVでチェック♪ (DVD)
icon
→HMVでチェック♪ (Blu−ray)
icon

ご飯炊いてるのす (*´∀`)

今、約1時間30分かけて、
 さらに、約12分進んだぁ d(⌒o⌒)b

お楽しに続いた『耳をすませば』も、
 あと9分で、エンディングだ ( ̄□ ̄;)

最後のシィンを目前に、休憩に入り、
 野坂昭如の歌など聴きつつ、 ←何故、野坂???

ご飯を炊いてる、 ←炊飯器に炊かせてるのだが
 もすかしると無頼派のわたにゃん d(⌒o⌒)b ←多分、違う

おじいさん(西司朗)の役割が、
 『忍ぶ川』の志乃の父にそっくりだ (≧∇≦)

パクったとか言うのではナく、
 例えそうだとしても、普遍性をつかんでて素晴らしいのす (〃ノ∇ノ)

ひとつの物語に、
 いくつもの小さな物語をはめ込むのが好きな宮崎駿だが、

つまり、
 おじいさんの青春物語、
 汐おねえちゃんの同棲大作戦、
 夕子と杉村、両思いへの道、
 お母さんの修士論文の戦い、
なのだが、

イマイチ、雫と聖司の物語が弱いと思うのは、
 わたにゃんだけであろうか???

HMVジャパン →HMVでチェック♪ (DVD)
icon
→HMVでチェック♪ (Blu−ray)
icon