三隅研次

四昨日の1本♪
三隅研次 『処女が見た』 O(≧∇≦)O

06月23日(杢)にょことで、あった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 83分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

実は、このDVD、腸(わた)の、誕生祝いに、
 けん象氏から、プレゼントされた、1枚なのす (〃∇〃)

「若尾文子特集」として、つい最近、発売された、
 貴重な、初DVD化作品〜 (≧∇≦)

若尾文子は、大昔、川島雄三 『雁の寺』を、観たくらいで、
 個人的には、ほとんど、未知の女優だったのす (・∀・)

本作は、1966年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督は、『座頭市物語』→ココ)や、『斬る』→ココ)の、
 三隅研次なのす (〃ノ∇ノ)

ちなみに、1962年公開の、『斬る』は、カラァだったけも、
 本作が、モノクロである理由は、不明だし ( ゚∀。)

本作の実質の主役は、タイトルの「処女」でもある、
 不良少女・和恵を演じた、大楠道代(安田道代)なのす (〃∇〃)

大楠道代は、1980年公開の、鈴木清順 『ツィゴイネルワイゼン』で、
 何度も、観てるけも、全く、「別人」なのす ( ^∀^)

役柄も、演出も、違えば、当然だけも、
 本作でも、終始、実に、存在感ある演技を、決めておる (〃∇〃)

つまり、和恵の行動は、
 衝動的な訳ではナく、何時も、「理由」が、見えてるのす Σ(@∀@)

本作、最後の、サイレン(???)が、謎かけっぽいけも、
 起承転結は、ハッキリしておる ( ^∀^)

で、「エロティック・ミステリー」などと、云われてるけも、
 情事の現場は、導入しか、観せず、かにゃりストイックだし (≧∇≦)

ちょっと、フランス映画に、ありそぉな、現代劇だけも、

モノクロ描写の、お寺が、まるで、時代劇を、思わせ、
 その、ミスマッチが、ステキ Σ(@∀@)

現代の喧騒に、破壊されて(犯されて)行く、
 禁欲的で、静謐な世界への、「哀悼」が、テイマかすら Σ( ̄□ ̄;)

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二十二昨日と三昨日の1本♪
三隅研次 『斬る』 O(≧∇≦)O

03月16日(氷)のことで、あった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 71分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

で、本ブログに、S・S・レヴュを、描きたかったのだけも、
 何気に、長い時が、過ぎてすまったので、

04月04日(有)の夜(よるる)、またまた、観たぁ (≧∇≦)

地元の「シタヤ書店」(仮名)で、DVDを借りたのすぅ ( ^∀^)

1962年に、公開された、カラァ映画なのす (・∀・)

監督は、同年に、『座頭市物語』→ココ)も、公開してる、
 三隅研次なのす (〃ノ∇ノ)

本作の、ストイックな主役、高倉信吾を、
 市川雷蔵が、素晴らしい演技で、魅せてるのだけも、

その、さらに上を行く、圧倒的な存在感を持って、
 (若き日の)天知茂が、信吾「実の父親」役を、助演し、

天知ファンには、必見の仕上がりなのす (〃ノ∇ノ)

天知とともに、『座頭市物語』にも、助演すた、
 万里昌代の演技も、鬼気迫る出来ばえだけも、

敢えて、注目すたいのが、信吾の妹、芳尾(よしお)を、
 比類ナく、天真爛漫に、快演すた、渚まゆみなのす Σ(@∀@)

一見、「稚拙」な演技も、
 実は、「計算」されたものかも、痴れんのす Σ( ̄□ ̄;)

で、この娘、あんまし、賢くはナい(と思う)のだけも、
 兄を、慕うが故、結婚のことなど、眼中にナいのす ( ^∀^)

袖(そで)にされる、お隣の、池辺義十郎浜田雄史)が、
 憐れしゅぎて、死むのだけも、

この、純情な、若い漢(をとこ)、
 出世欲に駆られた、オヤジ稲葉義男)の、犠牲者だし (ノд`)

ともかく、下級武士の「生活」を、生き生きと描いた、前半もまた、
 見どころだと、思う訳なのす (〃ノ∇ノ)

上映時間は、短めな本作だけも、

30分枠の、例えば、「ウルトラシリーズ」の傑作のよぉな、
 凝縮された「重さ」が、あり、

鮮烈なカラァ映像が、まぶしく、
 LEDな液晶テレヴィだと、頭が、痛くなったりしるけも、

好みに合えば、「至高の時」を得られる、
 稀有な1本だと、思うのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

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二昨日の1本♪
三隅研次 『座頭市物語』 O(≧∇≦)O

06月21日のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 96分の、本作を、一気に観たぁ (≧∇≦)

地元の「シタヤ書店」(仮名)にて、
 少し前に、レンタルDVDを、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

でも、近日中に、新品DVDを、飼っちうぞ〜 (〃∇〃)

ちなみに、1962年の04月に、公開された、
 モノクロ映画なのす (≧∇≦)

大昔に、1度だけ、観てるハヅだけも、
 博打の場面くらいすか、記憶がナいのす (ノд`)

先日、全25作を、観終えた、
 いわゆる、「江戸川乱歩の美女シリーズ」で、

明智小五郎を渋く演じた、天知茂が、お目当てで、
 本作を、観ちった訳なのす (〃∇〃)

期待を裏切らナかった、30歳の、天知茂の、
 結核を病む浪人・平手造酒(ひらてみき) ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ

うす暗い部屋で、酒を交わし、

まるで、恋人同士のよぉな、
 座頭の市勝新太郎)と、平手さん (///ω///)

で、追っ手のヤクザを、二人、斬るシィンがあるけも、

「闇夜」だったので、
 が、提灯を消したのは、ちょと、「卑怯」かも ( ゚∀。|||)

でで、ネタバレになるけも、

が、群がるヤクザを、バタバタと切り倒すシィンなどは、
 ナかったのす Σ(@∀@) ←期待すてた

アクションよりも、「人間ドラマ」に、重きを置いてるのが、
 本作を、「シリーズ最高傑作」などと、呼ばせる所以かも ( ^∀^)

さらに、ネタバレになるけも、

本作は、シリィヅ化を、否定し、
 極論すれば、「完結」すてるのす Σ(@∀@)

今の処、本作の続編を観たいとは、思わナいけも、
 ソレだけ、本作が、比類ナイのす o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

黒澤明の、傑作時代劇と、比べても、 ←『用心棒』とか
 何ら、遜色ナいぞ (〃ノ∇ノ)

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