戦争映画

四昨日の1本♪
岡本喜八 『独立愚連隊西へ』 O(≧∇≦)O

11月12日のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 107分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

1960年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

監督は、岡本喜八だし (〃∇〃)

ストウリィ上の、連続性は、ナいけも、
 『独立愚連隊』シリィヅの、第2作なのす ( ^∀^)

本作の「悪役」は、関曹長山本廉)なのだけも、

前作の、美男俳優・中丸忠雄に、比べると、
 あんまし、悪(わる)っぽくナくて、

存在感が、今(イマシトツ)だったのす ( ゚∀。)

山本廉は、ウルトラ・シリィヅに、しばしば、ゲスト出演してて、

『まぼろしの雪山』(ウルトラマン)の、猟師や、
 『怪しい隣人』(ウルトラセブン)の、イカルス星人が、

本作よりも、ずっと、印象的だったし (〃∇〃)

特に、後者の、不条理な「凄み」は、必見だし (≧∇≦)

で、戸川軍曹を演じた、佐藤允の、不敵な笑みは、健在だけも、

主役を、左文字少尉加山雄三)と、分け合ってるのが、
 個人的には、残念〜 ( ゚∀。)

逆に、早川を演じた、中谷一郎は、 ←風車の弥七
 前作よりも、出番が多く、見応えが、あるし (〃∇〃)

トリックスタァと、云うのか、ソロバンで、占いをしる、
 神谷一等兵堺左千夫)も、面白しゅぎ o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

実を云うと、
 誰が、主役なのか、分からナい展開なのす ( ^∀^)

「中国の少女」を演じた、美少女・田村まゆみの正体は、
 当時18歳だった、田村奈巳だし (〃ノ∇ノ)

あと、新田参謀は、 ←憲兵らすい

『ウルトラQ』で、関デスクとして、活躍すた、
 田島義文だったりしる ( ^∀^)

早川と、新田参謀が、対決しる、「西部劇タッチ」の場面も、
 あるのだけも、前作ほど、際立っては、いナいし、

前作に比べると、全体に、明るく、健康的な演出が、
 個人的には、今(イマシトツ)だったし ( ゚∀。)

とは云え、悲劇的に、死ぬ、登場人物も、いて、
 単なる、ドタバタ・アクションでは、ナいのす Σ( ̄□ ̄;)

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DVD-BOX 『~SOLDIERS~』
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(廉価版ではナい、)DVD
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一昨日の1本♪
岡本喜八 『独立愚連隊』 O(≧∇≦)O

11月01日のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 108分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナく、

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

1959年に、公開された、モノクロ映画なのす (・∀・)

脚本・監督は、岡本喜八だし (〃∇〃)

先日、観たばかりの、
 石井輝男 『黒線地帯』『黄線地帯(イエローライン)』は、

天知茂の、暗くて、辛口の演技で、
 「リアルな緊張感」を、描いていたけも、

本作の、不敵な笑みを浮かべた、従軍記者佐藤允)は、
 まさに、「痛快なアウトロウ」であり、

同時期の、アクション作品ながら、
 全く、異なるヂャンルとも、云えるのす Σ(@∀@)

戦争映画である、本作は、ほとんど、「西部劇」のテイストで、
 例えば、黒澤明 『用心棒』とかに、近い感ぢ ( ^∀^)

しかも、推理ドラマ風の描写もあり、
 かにゃり、異色の作品に、仕上がってるのす Σ(@∀@)

で、独立愚連隊のリィダァ、石井軍曹中谷一郎)も、 ←風車の弥七
 若すぎて、誰だか、分からナかったけも、ひと癖あるし (〃∇〃)

また、ウルトラ・シリィズや、『恐怖劇場アンバランス』に、出演した、
 渋い、脇役俳優が、活躍すてて、

特に、副官・橋本中尉中丸忠雄)に、反抗してみせる、
 実直な、山岡少尉を演じた、瀬良明が、ステキ (〃ノ∇ノ)

この、ひなびた、穏やかな人物こそが、
 本作に、「奥行き」を与えてるのは、間違いナいのす (≧∇≦)

DVDを飼って、何度も観たい、傑作〜 (〃∇〃)

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一昨日の1本♪
村山三男 『樺太1945年夏 氷雪の門』 O(≧∇≦)O

08月19日のことであった (・∀・)

早々に、寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 119分の、本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

そもそも、地元の「シタヤ書店」(仮名)に、
 レンタルDVDが、ナくて、

「SHITAYA DISCAS」(仮名)で、借りたのすぅ d(⌒o⌒)b

1974年の03月に、全国で、公開予定だったけも、
 ソ連からのクレイム(???)で、公開中止となっちった、

まさに、いわく付きの、幻の映画〜 Σ( ̄▽ ̄|||)

腸(わた)は、観てナいけも、
 2010年に、晴れて、全国で、劇場公開されたらすい (・∀・)

ソ連の戦車隊が、出てくるけも、T−34とかではナく、
 正式名称は、痴らんけも、自衛隊の戦車〜 Σ( ̄▽ ̄|||)

昨今の、戦争映画ほどの予算は、つぎ込んでナいのだけも、

岸田森千秋実丹波哲郎黒沢年男田村高廣ら、
 往年の名優が、脇をかため、見応えがあるのす (≧∇≦)

一応、ヒロインの、関根律子二木てるみ)は、

とびきりの美人では、ナいけも、
 少し、細い眼に、素朴な、かわいらしさがあるのす (〃∇〃)

本作は、今井正 『ひめゆりの塔』(1953年)に、
 その、「真面目さ」「救いのなさ」とかで、よく似てて、
 
個々の人物の背景など、ほぼ、フィクションだと思うけも、
 終戦「直後」に、樺太で起こった悲劇を、

戦争への「怒り」を抱きながら、
 ほとんど、妥協ナく、描いてみせるのす Σ( ̄□ ̄;)

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 ☆DVDは、「ヤクオフ!」とかで、探してね (・∀・)

一昨日の1本♪
今井正 『あゝ声なき友』 O(≧∇≦)O

10月28日のことであった (・∀・)

早めに寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 103分の本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

実を云うと、
 渥美清「寅さん」は、全く、観たことがナいのす ( ゚∀。)

この映画が制作された頃は、
 すでに、『男はつらいよ』のシリィヅが、始まってたのだけも、

渥美清自身は、本作のようなシリアスな役も含め、
 固定化されナい、様々な役柄に、挑戦すたかったらすいのす ( ^∀^)

有馬頼義の「原作」を読んで、その映画化を強く希望したのは、
 主演の、渥美清なのす Σ( ̄□ ̄;)

戦争が終わって復員し、
 戦友の遺書を届けるため、全国を巡る、西山民次 (・∀・)

ちなみに、「原作」は、『遺書配達人』と、云うのす ( ̄□ ̄;)

旅の先々で、様々な人々と出会い、そして、別れるのす (・∀・)

あんまし、ヒットしナかった、本作だけも、

熱く、骨太の「反戦映画」であり、
 個人的には、とても好きだし o(≧∇≦o)(o≧∇≦)o

ただ、西山民次とは、交流がナかった人々の物語(=裏話)も、
 随所に、織り込まれてて、

半ば、オムニバス・ドラマであり、
 構成が散漫な印象も、受けナくはナいのす ( ゚∀。)

それでも、軍靴の音が、聞こえ始めた、昨今、
 絶対に、観ていただきたい1本なのすぅ (〃ノ∇ノ)

いずれ、ディィプなレヴュも、描くぞ d(⌒o⌒)b

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二昨日の1本♪
降旗康男 『少年H』 O(≧∇≦)O

10月22日のことであった (・∀・)

早めに寝ちった、老母のブラインドを突いて、
 122分の本作を、初めて、一気に観たぁ (≧∇≦)

降旗康男の映画は、キチンと観たことがあるのは、
 『駅 STATION』だけだったりしる ( ゚∀。)

で、本作は、仔供が観ることを配慮すたのか、
 ドギツイ場面は、ほとんどナいのが、意外だったし (@∀@)

ちょと、『はだしのゲン』みたいな展開を
 予想すてたので、その点では、外れたのす ( ゚∀。)

せいぜい、40代であろう、Hの両親を演じた、
 水谷豊伊藤蘭は、実際は、ずっと上の世代なのだけも、

今、50歳くらいの観客を意識して、
 配役されたたんぢゃ、ナいかすら???

ちなみに、この2人は、本当の夫婦らすいのす Σ( ̄□ ̄;)

特に、水谷豊の、
 大げさにならナい、巧みな演技が、光っておった (〃ノ∇ノ)

以下、蛇足だけも、

若い漢(をとこ)の役が、みんな、「同じ顔」(いけめん)で、
 訳が分からんかったし Σ( ̄▽ ̄|||)

昨今、真の「個性派」が駆逐されて、画一化してるのかすら ( ゚∀。)

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再び、『風立ちぬ』を観たのす (≧∇≦)
まさに、「宝の山」だけも、やっぱし、エンディングが疑問だし ( ゚∀。)

09月25日(氷)、海を渡り、
 N型(いぬがた)市の映画館で、『風立ちぬ』を観たのす d(⌒o⌒)b

2回目なのす ( ^∀^)

前回は、「宮崎駿には、呑まれまい」と、警戒しつつ観たのだけも、
 今回は、ずっとリラックスしておった (*´∀`)

不思議なことに、メロドラマ・パァトの「分量」が足りナい、とは、
 今回は、思わナかったのす (・∀・)

よく観ると、
 実に、きめ細かく、恋愛の「記号」が散りばめられ、

これで、十分だったんぢゃナいかすら ( ^∀^)

ただ、仔供の恋愛っぽいのは、否めナいけも、
 恋の駆け引きなどは、一切ナくて、

(強いて云えば、二郎と菜穂子と絹の夢想的な三角関係♪)

そこが良い、と云うファンも、少なくはナいだろぉ (・∀・)

本作は、細部を観ると、まさに、「宝の山」だけも、

問題は、やはり、エンディングが、消化不良と云うか、
 アッサリしすぎだと云う点なのす (ノд`)

「意図的」にやったのかも痴れナいけも、

前半の関東大震災の描写と比べても、
 先の戦争の恐ろしさは、ほとんど伝わってこナいのす ( ゚∀。)

つまり、二郎が、ゼロ戦のプロトタイプを作りあげたところで、
 物語が終わっているのに、

後日談っぽく、しかも、「夢」の中で、エンディングを取り付けてるのが、
 いかにも、中途半端で、カッコ悪く、

「前編」「後編の予告編」だけで、
 前・後編の物語が終わってしまったよぉな感ぢなのす (ノд`)

二郎が、「終わりはズタズタでしたが」と云った、
 その後半戦が、バッサリと「省略」されてるのす ( ̄▽ ̄|||)

昔、『哀愁のトロイメライ』と云う、
 ロベルト・シューマンの伝記映画があって、

その凄惨な晩年を描くことナく、

第1交響曲『春』を作曲したところで、物語が終わり、
 全然、「哀愁」ぢゃナかったのだけも、

(オリジナル・タイトルは、『春の交響曲』だったハヅ♪)

それに、似てる ( ̄▽ ̄|||)

この『風立ちぬ』も、『風去りぬ』ではナく、その名の通り、
 「風が吹き始めた頃」を切り取った、云わば「散文詩」であり、

個人的には、かなり納得がいかナいけも、
 宮崎駿「不思議な哲学」で作られてる作品なのす ( ̄□ ̄;)

ちなみに、絵コンテを飼ってみたけも、
 エンディング周辺に、大幅なカットなどは、ナかったのす ( ゚∀。)

もちろん、コンテの前段階で、カットした可能性は、
 残るのだけも…… ( ̄▽ ̄|||)

あと一言 (・∀・)

おじさんの「いいワインがあるんだ」と云う最後の台詞は、
 うわすべりで、まったく、いただけナい (ノд`)

~~~~ 10月18日の追加

ラストのワインの件、
 「うわすべり」と云うか、「唐突」すぎると思うのす ( ゚∀。)

 ☆☆ 絵コンテを飼って研究するのも一興 ☆☆

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風立ちぬ スタジオジブリ絵コンテ全集

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