『ウルトラQ』
第13話
『ガラダマ』


1966年3月27日放送 円谷プロダクション制作
監督:円谷一 脚本:金城哲夫
出演:佐原健二、西條康彦、桜井浩子、江川宇礼雄、福田豊土、
中尾隆聖、平井三般子、若原啓子、富田浩太郎、新田勝江、石坂浩二ほか


ジャブ気味にショート・レヴュー(多少、ネタバレ)

 問題は、『ウルトラQ』最強の美ゲスト、女子大生・由美こと、平井三般子なのすぅ (〃ノ∇ノ) わたにゃんが今までに観た、日本の映像作品において、最も美しい女仔(めっちぇん)であることは、ほぼ確実なのす (///ω///) が、その名前の読み方すら不明な「幻」の女優 ( ゚∀。) みぱこ???

☆ちなみに、『ウルトラQ・三美神』とは、
久原羊子隊員田村奈巳) ←第5話 『ペギラが来た!』
女子大生・由美平井三般子) ←第13話 『ガラダマ』
ルパーツ星人ゼミ水木恵子) ←第21話 『宇宙指令M774』
なのである (〃ノ∇ノ)

 もっとも、女子大生・由美は、準主役でもナく、ダムに沈んだ村の出身の、「声優声」の女子大生・綾子(若原啓子)とのカップルゆえ、他のニ美神より、活躍は限定的なのだけも、まさに、風薫る「抒情詩」のよぉな存在感でありながら、遊覧船のガラスをハタき割ったりしるので、侮れナいのす ( ̄□ ̄;) 女子大生・綾子より、クゥルで、都会的な雰囲気なのも、好コントラストになってるのす (≧∇≦)
 なお、ダムを作るため水没する村と云うのは、この当時、よくあったらしく、藤子・F・不二雄『ノスタル爺』などの作品も、かなり興味深いけも、本作のティマは、あくまでも、謎のモンスターの「唐突」な出現だと思うのす ( ̄□ ̄;)
 25分と云う、長くはナい時間を、不気味なノイヅをかぶせたオゥプニングに始まり、異様な緊張感を持って、全速力で駆け抜け、パタッと終わる ( ̄▽ ̄|||) まるで、『こうもり男』(怪奇大作戦)のよぉなのす ( ̄□ ̄;)
 最初に、隕石(=ガラダマ)を見つけたのは、リヤカーを駆る、山奥のガキんちょ(中尾隆聖)であり、ガッコの担任(新田勝江)も、途方もナくひなびてて、素晴らしいリアリティがあるのす (≧∇≦) テムポも良く、秒殺で、作品に引き込まれるのす (≧∇≦) で、現地調査に赴いたは良いけも、当時(近未来の物語のハヅだけも)、ケェタイ電話などはナく、無線機の準備もナい、一ノ谷博士 ( ゚∀。) まさか、巨大モンスターが出るなどとは、夢にも思わナかったらすい ( ̄▽ ̄|||) 万城目を近所の家へ、(電話を借りに、)走らせると云う、しょ~もナさだったりしるのす (ノд`) でも、一ノ谷博士、実は、ガキんちょが大好きらしく、「むしふっ」などと云う、謎のかけ声とともに石を投げ、ガキんちょらに、隕石の解説をするのが、夢イッパイだし (≧∇≦) また、一ノ谷博士やガキんちょらが通り過ぎると、ダムの上の、女子大生2人にフォォカスする技など、実に、かっくいいのす (〃ノ∇ノ)
 で、いかにも、円谷一監督らしく、「山奥」の怪事件「物理学研究室」でのやり取りコントラストが鮮やかだし (*´∀`) いつもよりシリアスで、美しい、由利子のヒラメキを、科学的ではナいと、小ばかにする研究員・植田(富田浩太郎)のニヤけた演技も秀逸 (〃ノ∇ノ) この人は、どっかで観たと思ったら、『吸血鬼の絶叫』(恐怖劇場アンバランス)の吸血鬼だったのす ( ̄□ ̄;) 話がそれるけも、あの、情けナい作品も、円谷一監督だったら、傑作になったのかも痴れ~ヌ (・∀・)
 そんな訳で、緻密な構成で、見所も多い、傑作SF短編ドラマに仕上がっておる (〃ノ∇ノ)
 ちなみに、本作が、『総天然色ウルトラQ』カラー化制作第1話なのす (≧∇≦) DVD版を観たけも、全体的に、発色が淡く、ほとんど「着色写真」のよぉだし、人物の肌の質感が今今(イマフタツ)だったのす ( ゚∀。) それでも、遠景の緑を美しいと思った場面もあったのす ( ^∀^)

  Ver. 0.11 2014年03月13日14時08分、完了。 ←今ココ

  Ver. 0.10 2013年03月16日17時48分、完了。


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国内版DVD
ウルトラ1800 ウルトラQ Vol.4
モノクロ、102分、片面・2層
モノラル&2chステレオ音声、スタンダードサイズ
発売日:2008年12月19日
発売元:株式会社 円谷プロダクション
販売元:バンダイビジュアル株式会社
価格:1890円(税込)
型番:BCBS-3402
(収録内容)
 第13話 『ガラダマ』
 第14話 『東京氷河期』
 第15話 『カネゴンの繭』
 第16話 『ガラモンの逆襲』
 封入特典
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