HOME > 昭和の特撮 > 『ウルトラQ』 第2話 『五郎とゴロー』 ショート・レヴュー
1966年1月9日放送 円谷プロダクション制作 監督:円谷一 脚本:金城哲夫 出演:鈴木和夫、佐原健二、西條康彦、桜井浩子、田島義文、石坂浩二、ほか
猿と一緒に育った、オシ(?)の青年、「エテキチ」こと、五郎(怪優・鈴木和夫)が最高だ (〃ノ∇ノ) 『ウルトラセブン』の第2話 『緑の恐怖』で、怪しい郵便物を届ける、陰気な郵便配達人を演じていたが、 小包です…。 とだけ言う、滑舌の悪い、暗い声が超絶に怪しく、侵略者の送り出した刺客と考えるより手立てがナかった ( ̄□ ̄;) 実相寺昭雄の『青い沼の女』(1986年、火曜サスペンス劇場)の冒頭、降りしきる雨の中、因縁の手紙を持ってくる郵便配達人(寺田農)級に、激しく意味深なようで、実は、全く意味がナい(←単なる演出)のである (ノд`) この郵便配達人の「味」を中学生にして見抜いてしまった、自称ペシミストのわたにゃんは、やがて、怪優のコレクションを始めてしまう(←ダメぢゃん)のであった ( ゚∀。) で、本作の五郎は、台詞はナく、口笛を吹き、おどおどし、唸るだけなのだが、その表情は、喜びや悲しみを表現しきっていて、完璧だ ( ̄□ ̄;) ラスト近く、巨大猿ゴローからの視点で、ひとり、絶叫する五郎の姿に、否応ナく胸をえぐられるのだ (ノд`)(ノд`) そんな怪優・鈴木和夫には、『怒りの孤島』(1958年)と言う幻の主演映画もあるが、製品化されてナいので、それを観ることは極めて困難なようだ (ノд`) わたにゃんも観たことがナい (ノд`) つまり、誰でも観られる、おそらく唯一のタイトルロール作品が、本作なのだ (〃ノ∇ノ) 「第2話の漢(をとこ)・鈴木和夫」(わたにゃんの命名)は、Wikipediaによると、既に故人らしい (ノд`) 清水紘治や寺田農のような彫りの深い容貌を持つが、憂いを含んだ優しさも同居してるステキな俳優だ (///ω///) 他にも、ワイルド星人に撃たれる巡査など、端役の出演はあるが、もっともっと活躍して欲しかった (ノд`) 金城哲夫のシナリオは、例によって、ツッコミどころ満載であるが、円谷一の鋭い演出で、25分を闘い抜いた濃密な仕上がり (≧∇≦) 今回は、レギュラーもゲストも充実していて、印象こそ地味だが、シリーズを代表する一本であることは、疑いナい ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ
Ver. 0.101 2012年05月10日21時52分、完了。 ←今ココ
Ver. 0.10 2012年05月05日17時44分、完了。
ご意見、ご感想は watahme@momonahn.egoism.jp まで(メールアドレスは半角で)。
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『ウルトラQ』
第2話
『五郎とゴロー』
1966年1月9日放送 円谷プロダクション制作
監督:円谷一 脚本:金城哲夫
出演:鈴木和夫、佐原健二、西條康彦、桜井浩子、田島義文、石坂浩二、ほか
ジャブ気味にショート・レヴュー(多少、ネタバレ)
猿と一緒に育った、オシ(?)の青年、「エテキチ」こと、五郎(怪優・鈴木和夫)が最高だ (〃ノ∇ノ) 『ウルトラセブン』の第2話 『緑の恐怖』で、怪しい郵便物を届ける、陰気な郵便配達人を演じていたが、 小包です…。 とだけ言う、滑舌の悪い、暗い声が超絶に怪しく、侵略者の送り出した刺客と考えるより手立てがナかった ( ̄□ ̄;) 実相寺昭雄の『青い沼の女』(1986年、火曜サスペンス劇場)の冒頭、降りしきる雨の中、因縁の手紙を持ってくる郵便配達人(寺田農)級に、激しく意味深なようで、実は、全く意味がナい(←単なる演出)のである (ノд`) この郵便配達人の「味」を中学生にして見抜いてしまった、自称ペシミストのわたにゃんは、やがて、怪優のコレクションを始めてしまう(←ダメぢゃん)のであった ( ゚∀。)
で、本作の五郎は、台詞はナく、口笛を吹き、おどおどし、唸るだけなのだが、その表情は、喜びや悲しみを表現しきっていて、完璧だ ( ̄□ ̄;) ラスト近く、巨大猿ゴローからの視点で、ひとり、絶叫する五郎の姿に、否応ナく胸をえぐられるのだ (ノд`)(ノд`)
そんな怪優・鈴木和夫には、『怒りの孤島』(1958年)と言う幻の主演映画もあるが、製品化されてナいので、それを観ることは極めて困難なようだ (ノд`) わたにゃんも観たことがナい (ノд`) つまり、誰でも観られる、おそらく唯一のタイトルロール作品が、本作なのだ (〃ノ∇ノ) 「第2話の漢(をとこ)・鈴木和夫」(わたにゃんの命名)は、Wikipediaによると、既に故人らしい (ノд`) 清水紘治や寺田農のような彫りの深い容貌を持つが、憂いを含んだ優しさも同居してるステキな俳優だ (///ω///) 他にも、ワイルド星人に撃たれる巡査など、端役の出演はあるが、もっともっと活躍して欲しかった (ノд`)
金城哲夫のシナリオは、例によって、ツッコミどころ満載であるが、円谷一の鋭い演出で、25分を闘い抜いた濃密な仕上がり (≧∇≦) 今回は、レギュラーもゲストも充実していて、印象こそ地味だが、シリーズを代表する一本であることは、疑いナい ヽ(∇⌒ヽ)(ノ⌒∇)ノ
Ver. 0.101 2012年05月10日21時52分、完了。 ←今ココ
Ver. 0.10 2012年05月05日17時44分、完了。
ご意見、ご感想は watahme@momonahn.egoism.jp まで(メールアドレスは半角で)。