HOME > 昭和の特撮 > 『シルバー仮面』 第2話 『地球人は宇宙の敵』 ショート・レヴュー
1971年12月05日放送 宣弘社、日本現代企画制作 監督:実相寺昭雄 脚本:佐々木守 出演:柴俊夫、亀石征一郎、夏純子、篠田三郎、松尾ジーナ、 玉川伊佐男、岡村春彦、佐藤輝昭、中原成男、森山周一郎ほか
第1話に続き、本作も、監督:実相寺昭雄、脚本:佐々木守なのす Σ( ̄□ ̄;) 『ウルトラセブン』などと同様に、二本同時進行で、制作したのかも (・∀・) で、第1話が、春日兄弟の「目的」と「宿命」が提示される、大エピソード的な作品であったのに対し、この第2話は、旅の途中の「事件」が描かれ、小エピソード的な作品なのす d(⌒o⌒)b で、いっそう、主役が誰なのか、分からナいのす ( ゚∀。) 例えば、『セブン』なら、ダン(=セブン)が、謎解きをし、闘い、時に、悩んだりした訳だが、シルバーに変身する能力を与えられた、次男の春日光二(柴俊夫)は、台詞が、かなり少ないので、むしろ、単独行動に走る、三男の光三(篠田三郎)の方が、ずっと強烈な存在感が、あるのす Σ( ̄□ ̄;) また、本作では、優しげな笑顔を浮かべて、地球人の言い分の可笑しさを指摘する、キルギス星人(岡村春彦)の存在感も、際立ってて、かなり異色な感じ Σ( ̄□ ̄;) ちなみに、岡村は、実相寺の『無常』(ATG、1970年公開)で、重要な役である、若い僧侶・荻野を演じていたのす (・∀・) 実はシリアスな内容を、ギャグっぽく進めるのは、実相寺の一側面であり、例えば、『セブン』の『円盤が来た』にも、似ているのす (・∀・) ちなみに、光三は、文献で、キルギス星人を見つけた時、裏返った声を発してみせるけど、篠田の正統的な美青年っぷりは、実相寺の奇天烈なカメラ術とは、やはり相容れず、逆に、面白かったりする (〃∇〃) 始めは、イタズラ・ガスで、村人を驚かしていた、キルギス星人だけど、嬉々として、毒ガスをまき散らしたため、結局、倒されてしまった (・ω・。)。。 で、「疑問」が残ってしまう、春日兄弟だし ( ゚∀。) ひとみ:とうとう、あのキルギス星人が言ってた通り、私たち、あの人をやっつけてしまったわね。 光三:当たり前じゃないか、ヤツが悪いんだ! 光一:しかし、これで良かったのかな? 光三:当然だよ、ヤツは光子ロケットを盗みに来たんだ! などと、タカ派の光三は、やや浮いてしまっている感じが、するのす ( ゚∀。) この辺り、掘り下げが、実に深く、とても、子供番組とは、思えナいし、視聴率が低迷したのも、分る気がする Σ( ̄□ ̄;) 試しに、「地球人」を「日本人」、「宇宙」を「世界」と、置き換えて、読み直すと、昨今の情勢が、見えてくるのす Σ( ̄□ ̄;) 前半は、ミニスカートの(見えナいけど‥‥)、末っ子のはるか(松尾ジーナ)の、愛くるしいマスコットっぷりも、ステキで、自転車の青年(佐藤輝昭)始め、村人も、妙にギャグっぽく、第1話に比べれば、ずいぶん明るい雰囲気に、仕上がっておる (≧∇≦) キルギス星人のデザインも、ちょと怖いけど、非常に面白いと思うのす (≧∇≦)
Ver. 0.11 2018年01月19日26時09分、完了。 ←今ココ
Ver. 0.10 2013年08月30日15時32分、完了。
ご意見、ご感想は watahme@momonahn.egoism.jp まで(メールアドレスは半角で)。
「有限会社ハミング」のDVD、『シルバー仮面 VOL.1』を、買いまそぉ (*´∀`) 『VOL.2』との「同時購入攻撃」が、オススメ~ (≧∇≦) そのクオリティは、不明だけも、最近、Blu‐rayも、出たのす Σ( ̄□ ̄;) 第11話から、路線変更によって、タイトルも、『シルバー仮面ジャイアント』に変わるので、『VOL.1』と『VOL.2』で、等身大ヒーローである前半が、揃うのす (〃∇〃) その、第1~8話に、駄作はナいのす ( ̄□ ̄;) これは凄いことなのす (≧∇≦) でも、視聴率に負けて、「失楽園」すてすまったのすぅ (・ω・。)。。 何かと話題の第9話は、「外伝」と思えナくもナいので、まだ救いがあるけも、行きすぎた演出の第10話は、完全に、「行きがけの駄賃」であり、存在自体が、許せナかったりしるのす (ノд`)
『シルバー仮面』
第2話
『地球人は宇宙の敵』
1971年12月05日放送 宣弘社、日本現代企画制作
監督:実相寺昭雄 脚本:佐々木守
出演:柴俊夫、亀石征一郎、夏純子、篠田三郎、松尾ジーナ、
玉川伊佐男、岡村春彦、佐藤輝昭、中原成男、森山周一郎ほか
ジャブ気味にショート・レヴュー(多少、ネタバレ)
第1話に続き、本作も、監督:実相寺昭雄、脚本:佐々木守なのす Σ( ̄□ ̄;) 『ウルトラセブン』などと同様に、二本同時進行で、制作したのかも (・∀・) で、第1話が、春日兄弟の「目的」と「宿命」が提示される、大エピソード的な作品であったのに対し、この第2話は、旅の途中の「事件」が描かれ、小エピソード的な作品なのす d(⌒o⌒)b
で、いっそう、主役が誰なのか、分からナいのす ( ゚∀。) 例えば、『セブン』なら、ダン(=セブン)が、謎解きをし、闘い、時に、悩んだりした訳だが、シルバーに変身する能力を与えられた、次男の春日光二(柴俊夫)は、台詞が、かなり少ないので、むしろ、単独行動に走る、三男の光三(篠田三郎)の方が、ずっと強烈な存在感が、あるのす Σ( ̄□ ̄;) また、本作では、優しげな笑顔を浮かべて、地球人の言い分の可笑しさを指摘する、キルギス星人(岡村春彦)の存在感も、際立ってて、かなり異色な感じ Σ( ̄□ ̄;) ちなみに、岡村は、実相寺の『無常』(ATG、1970年公開)で、重要な役である、若い僧侶・荻野を演じていたのす (・∀・) 実はシリアスな内容を、ギャグっぽく進めるのは、実相寺の一側面であり、例えば、『セブン』の『円盤が来た』にも、似ているのす (・∀・)
ちなみに、光三は、文献で、キルギス星人を見つけた時、裏返った声を発してみせるけど、篠田の正統的な美青年っぷりは、実相寺の奇天烈なカメラ術とは、やはり相容れず、逆に、面白かったりする (〃∇〃)
始めは、イタズラ・ガスで、村人を驚かしていた、キルギス星人だけど、嬉々として、毒ガスをまき散らしたため、結局、倒されてしまった (・ω・。)。。 で、「疑問」が残ってしまう、春日兄弟だし ( ゚∀。)
ひとみ:とうとう、あのキルギス星人が言ってた通り、私たち、あの人をやっつけてしまったわね。
光三:当たり前じゃないか、ヤツが悪いんだ!
光一:しかし、これで良かったのかな?
光三:当然だよ、ヤツは光子ロケットを盗みに来たんだ!
などと、タカ派の光三は、やや浮いてしまっている感じが、するのす ( ゚∀。) この辺り、掘り下げが、実に深く、とても、子供番組とは、思えナいし、視聴率が低迷したのも、分る気がする Σ( ̄□ ̄;) 試しに、「地球人」を「日本人」、「宇宙」を「世界」と、置き換えて、読み直すと、昨今の情勢が、見えてくるのす Σ( ̄□ ̄;)
前半は、ミニスカートの(見えナいけど‥‥)、末っ子のはるか(松尾ジーナ)の、愛くるしいマスコットっぷりも、ステキで、自転車の青年(佐藤輝昭)始め、村人も、妙にギャグっぽく、第1話に比べれば、ずいぶん明るい雰囲気に、仕上がっておる (≧∇≦) キルギス星人のデザインも、ちょと怖いけど、非常に面白いと思うのす (≧∇≦)
Ver. 0.11 2018年01月19日26時09分、完了。 ←今ココ
Ver. 0.10 2013年08月30日15時32分、完了。
ご意見、ご感想は watahme@momonahn.egoism.jp まで(メールアドレスは半角で)。